02山口の絶景ドライブ～元乃隅稲成神社から俵山しゃくなげ園

2017/04/14 - 2017/04/14

角島を後にして、北上して長門市の元乃隅稲成神社へ。
地元民としては、ここの名所は龍宮の潮吹きだったはずなんですが、横の元乃隅稲成神社の数々のアイデアと、数年前にＣＮＮが日本の絶景としていきなり紹介するということがありまして、今やすっかり神社の方がメインの観光地になりました。
急激な人気で、道路等インフラが全然追いついていないという問題もありつつ、とりあえず最近の様子を見に行って、そのあと大回りに俵山のシャクナゲ園の様子も見に行ったのでした。
ちなみに２０１２年の元乃隅稲成神社（というかこのときは龍宮の潮吹きを見に行く）の様子はこんな感じ。
http://4travel.jp/travelogue/10717747
日本一入れにくい賽銭箱付き鳥居の場所が移設されるなど、だいぶ様子が変わってたのでした。

※コメント入れが途中ですが、ゴールデンウィークに突入しちゃったのでひとまず公開。
なお、２０１７年５月３日１４時過ぎ、小郡方面を車で走っていたら、道路の電光交通案内掲示に「長門市元乃隅稲成神社周辺渋滞中」と表示されてました。
かなり離れている小郡で表示されるあたり、相当渋滞しているようです。旅行中・計画中の人はゆとりのある時間配分にした方が安全です。

エリア 長門市・長門湯本温泉(山口)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

いきなり失敗しました。
今回のドライブの目的は、前回（２０１２年）から道路標識がどうなってるか確認することもあったのですが、下関方面から北上したもので、うっかり手前の妙見山公園方面コースの方から曲がっちゃいまして、必要以上に時間を使っちゃいました。

ようやく到着して、看板の地図を見るの図。
通りたかったのは、長門古市駅近くから県道６６を北上するルートだったんです。
帰りは帰りで、千畳敷に立ち寄ったら思ってたのと違うルートに降りたみたいで、結局思った道は通らなかったのでした。

予定以上に狭い田舎道を走り、多分通常の観光客の走るルートを逆方向からきた形で、ようやく到着。
この写真で１４時４０分頃。角島の最後の写真が１４時だったので、道が混んでなくてほぼ所要４０分ってとこでしょうか。
平日なのに人が多いし、駐車場もなんとか端っこに空きスペースを見つけて停められました。軽自動車でよかった・・・

元乃隅神社 (もとのすみじんじゃ) 寺・神社・教会

いちおう参拝経路どおり歩きましょうかねえ。

しばらく歩いて振り返るの図。
予定では、こっちから走ってきて駐車場に行くはずだったのです。
観光バスが何台も来てるのは、昔ではちょっと考えられないです。

なんか、立派な看板が新設されてますし、

案内付きビューポイントも前にはなかったような。
こちらは龍宮の潮吹きの撮影スポット。

風は強いけど波は穏やかなので、潮は本日も吹きそうにありませんでした。

それでは鳥居を行きますか。

鳥居も前回来たときより明らかに新しくなってます。
昔は数も少なかったような。
ここは寄贈（昔は３万だったような、今は不明）でマイ鳥居が建てられるので、ネットの知り合いが建ててたことがあったんですけど、既に見当たりませんでした。
場所柄海風に曝されるから、こまめに建て替えてるのかもしれません。
結構寄贈される人も多いんだろうなあ、と一族郎党っぽい方々の名前が続く鳥居を眺めて想像。

上り坂ですが、津和野ほどではないかな。

わんちゃんたちも頑張ってます。

あがると眺めもいいですしね。

上から龍宮の潮吹き方面

カメラの機能で、無理やりパノラマ写真。

神社は可愛いサイズです。なぜか撮ってませんでした。
横のこれも寄贈されったっぽい狐のオブジェに気を取られたせいかな。

御朱印も色々あるようです。

お宮の努力も偲ばれます。

ちょるる部長が記念撮影しているこちらは

元乃隅稲成神社のビュースポット。

帰宅してから調べたら、アメリカのＣＮＮが「日本の最も美しい場所３１選」で紹介したのが平成２７年。
海外の人って鳥居が並んでる姿が好きなようです。
このニュースを見つけたときには、他県の観光地はだいたいわかったのに、ここだけ写真の鳥居がきれいすぎてすぐにここに結びつかず、「どこ？」と思ったものでした。

ところで、ＣＮＮより前にこちらは今はなき「なるほど珍百景」で日本一お賽銭のいれにくい神社として紹介されました。
鳥居の上部にお賽銭箱があったんですが、以前の道路横の鳥居は新しくなって賽銭箱が付いていません。

賽銭箱付き鳥居は、ちょっと上のスペースに移動されてました。
そりゃあ、これだけ交通量増えて道路の横だと、事故の元ですものね。

投げたふりだけ。
前回来たとき、７回投げても入らなかったのです。
海外のお客さんたちが熱心に投げても入らない中、ご年配のおじさんが一発で入れて拍手喝采でした。

あきらめた方は、こちらにどうぞ。

賽銭箱設置場所から眺めて

駐車場は多少空いてきたので、すぐに逃げなくてもいいかと、素通りした場所に行きます。

このあたりでは唯一の食事処の汐風さん。
まあ、国道沿いには、ホテル楊貴館（昼食とるとホテルの入浴料が半額になるので結構人気あり）ほか何か所か食べるところはあります。

１４時までなので既に閉店。
写真で見る限り、なかなか充実したランチですね。

横で営業していてお客がいなかったもので、おやつにタコ焼き。８個入り３５０円。
本場大阪の味って書いてあったので聞いてみたら、奥さんが大阪で仕事でたこ焼き焼いてたとのこと。
たしかに本場ですね。
横の休憩所でいただきます。お水とかは見当たらなかったので、自販機で飲み物購入。
おいしかったけど、風が強すぎて鰹節が舞っていきました。

１５時半過ぎに元乃隅稲成神社を後にします。
帰りは本来とおってくる予定だった道を帰ります。
途中の漁港近くに臨時駐車場の表示がありました。
ここから結構距離があるけど歩くのかな？

近いもので、ついつい千畳敷に立ち寄ります。

千畳敷(山口県長門市) 自然・景勝地

ここの眺望が好きなんですが、この日はかなり霞んでいました。
黄砂かな？

人気のCafe、カントリーキッチンもだいぶ年季が入ってきましたねえ。
かなりお客さんが来てました。

カントリーキッチン グルメ・レストラン

なにがびっくりって、キャンプ場のトイレがついに水洗化されてました。
最近のお子さんには使えそうにないなあと思ってたので、よかったです。
そして、帰る途中にうっかり予定とは違う道をまた走ってしまったのでした。
つくづく自分の方向音痴っぷりが恨めしい・・・

帰りに軽い気持ちで俵山のしゃくなげ園の様子を見に行くことにしたものの、思いのほか距離がありまして、１６時をだいぶ過ぎて夕方にようやく到着。
帰宅後に確認したら、１１年ぶりの立ち寄りでした。

これまで立ち寄りにためらってたのは、県道からこの駐車場に上がるまでの橋と道が難所なんですよね。
離合できない道は運転下手の自分には恐怖です。
まだ咲いてないから人も来ていないだろうという前提でやってきたのでした。
読みどおりでラッキーでした。

まだ咲いてないと思ったけど、遠目で見てもちらほら咲いてます。
開花シーズンのみ地域の人がコーヒーとか特産品の販売もやってまして、ちょうど帰り際に行った恰好になって聞いてみたら、ここ数日のお天気のよさで咲き始めたそうです。

ちなみにこの１週間後に親もドライブで見に来たんですが、日当たりのいいところはピークを過ぎて、悪いところはまだまだつぼみだったそうです。

三万本かあ。
これをほとんど個人で自分の土地に数十年にわたって植えられて、見に来るお客さんも受け入れていった結果観光地になったというところがすごいです。

功労者は数年前にお亡くなりになりました（合掌）

無料ですが、今後の管理のためにも寄付はしましょう。

てくてくと上がります。
売店にいた人が車で横を上がっていきました。
どうやらご自宅が上の方にあったようです。

このときはまだまだつぼみが大半でしたが、

日当たりよければ咲いてました。

山の斜面に一面のシャクナゲ。
一番咲いてるのはやっぱり日当たりがいいところですね。
花好きのうちの親に言わせると、陰ってるところに植えてる方が花がもつそうですが。

白やら

ピンクやら種類も豊富です。

まだまだ咲いてないところも多いので、ゴールデンウィークまでは楽しめそうかな？

咲いてない前提で来てたので、堪能できてよかったです。

わりと上の方から。
最盛期には道路から見ても一面シャクナゲで埋め尽くされて壮観です。

ゴールデンウィーク中は、俵山温泉からバスがでているそうです。

あとはひどく渋滞しないことを祈るばかりですが、さて。