2017/04/28 - 2017/04/30
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a___aさん
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国内で訪れることが最も困難な地域のひとつ鹿児島県十島村。
フェリーとしまに乗船して鹿児島→奄美大島を乗り通してきました。
島には上陸していないので訪問したと厳密には言えませんが、船上から島々の様子を伺ってきました。
いつか滞在してみたいものです。
【追記 】
フェリーとしまは2018年3月に引退しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
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仕事を午後半休して羽田16:40のNH627鹿児島行きに乗り込みました。
満席だったようです。
富士山~ -
鹿児島空港着陸直前には高千穂の峰がきれいに見えますよね。
-
鹿児島は空港から市街まで遠いのが難点ですね。
リムジンバスから見えた桜島。
ちょうどこの日に9か月ぶりの爆発的噴火があったそうです。
こんな噴煙がかかってしまう大隅半島の方々はホントに大変ですよね。 -
金生町バス停で下車して山形屋で食料など仕込む。
バスの車内アナウンスで「桜島フェリー・その他離島航路ご利用の方はこちらでお降りください」と放送されていて、妙にハッとしてしまいました。その他の離島か.....確かにそうだよなぁ。 -
フェリーのりばへ向かう途中に十島村役場をみる。
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ケイタイの地図に従ってドルフィンポートなる商業施設へ至る。
この付近からドゥルドゥルドゥルドゥル......という低いエンジン音が聞こえてきます。 -
闇に輝く物体それは
フェリーとしま
キタ━(゚∀゚)━! -
フェリーとしま 1389トン
平成12年就航
鹿児島⇔十島⇔奄美大島 週2回往復
7つの有人島からなる十島村のまさに生命線です。 -
乗船券を購入。
鹿児島→名瀬 一等 片道23900円
一等個室貸し切りでこの料金は決して高くはないと。
ホームページにしたがって前月15日午前9時0分0秒に電話して無事この券を予約できました。
電話予約者は21時までに購入しないと予約がキャンセルになってしまうとのことで、早めに羽田を発つ必要があったのです。 -
船尾のランプウェイからは島への物資が次々と運び入れられていました。
-
実に頼もしく見えますが 1389トン...
揺れるだろうなぁ(遠い目)
自分が今までに乗船したことのある外洋航路は
へすていあ 13539トン
フェリーあざれあ 20554トン
らいらっく 18229トン
きそ 15795トン
といったところで、これらでも揺れにうんざりしたことがありました。 -
さて21時になり乗船。
乗組員の方に乗船券を見せたら、わざわざ部屋まで先導して案内してくれました。 -
一等室は2部屋あり、A室が2人部屋、B室が4人部屋となります。
自分にはA室が割り当てられました。
乗船券購入窓口で「一等室Aのお部屋になります」と言われていました。乗船券にもシートNo.「A」と書かれています。
ちなみにA室・B室とも広さは同じで、A室はシングルベッド2台、B室は2段ベッド2台となるようです。 -
客室内は土足禁止!
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一等室の景色1
入口から部屋を眺める -
一等室の景色2
飾り毛布は上級船室のもてなしです。
TOKARAの専用模様の入った毛布。 販売すれば売れるかも。 -
一等室の景色3
「このカーテンは夜間は開けてはいけません。」
日中に開けても船首に積まれているコンテナが見えるだけでしたけどね。 -
一等室の景色4
まあ6畳一間というところですね。
ちなみに備品は
テレビ
電気ポット(ちゃんとお湯がわいていた)
湯呑
洗面台
クロゼット
以上です。
個室にトイレがないことは乗船前からわかっていましたが、タオル・歯ブラシなども全くなく、このお役所クオリティに若干ショックを受けてしまいました...... わかっています。贅沢を期待した自分がいけないのです。なんといっても村営航路ですから。 -
このテレビは航海中ずっと衛星放送が完璧に映ります。
-
そのテレビの右下のシール
なるほど村の備品だ。
なんかかつて自分がエセ公務員だった頃を思い出す。 -
こんな昔のホテルのような鍵があります。
これは案内所で渡されるのではなく、あらかじめ部屋に置いてあります。 -
コンセント情報
テレビ裏に1余りあり。 -
入口ドア脇に1あり。
しかしなんでこんな所にコンセント設置したのかな?
コンセント情報でした。
ちなみにドコモの電波は航海中かなり入ります。
航路途中に竹島・屋久島や口永良部島などあり、けっこう電波を拾えるようです。 -
船内探検
二等室をチラ見。 -
これは別の二等室
-
第二遊歩甲板(3階)の自動販売機3台
手前から
カップラーメン
アイス
ゼリー (なぜゼリー?)
飲み物の自動販売機は上甲板(2階)と第一遊歩甲板(4階レストラン内)にあります。
アルコール類の自動販売機はレストラン内のみにあり、深夜は閉鎖されて買えなくなるようです。 -
4階 レストラン
いまはガラガラですが、出航時は完璧に満席で宴会状態でした。 -
レストラン内の売店
お菓子のラインナップが充実。
島に停泊中に子供たちが買いに来るとか。 -
十島村物産コーナー
何か自宅で使えるものがあれば買おうと思ったが、今の自分に買えるものはなかった。 -
レストラン内の自動販売機
左側はビールとしょうちゅう?なのかな -
「レストランは午後11時30分から午前5時まで閉鎖します」
売店の営業時間は
下り便
乗船時~23:15
7:00~12:30
上り便
6:30~14:00
17:00~入港1時間前
レストラン・売店ともに1人の職員の方がすべてを担当しているので、大変ですね。 -
案内所
-
運航時間表
2017年4月から名瀬到着が以前より1時間20分遅い15時40分に変更された。
慢性的な遅延運航を反映させた時刻表なのでしょう。 -
気象予報が掲示されている。
波の高さは1.5mでしょう、と。 たのむゾ..... -
島民割引の運賃表が掲示されていた。
当然鹿児島~奄美大島の乗り通し運賃は割引欄には無い。 -
診療所なるドアを発見。
最も離島航路らしい設備かも。 -
さて、タラップも外されて出航だ。
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さよ~なら~
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出航の際に同じ岸壁の反対側に接岸しているフェリーみしま(三島村)が見えた。
-
幸いなことに揺れは大したことはなく夜明けを迎えた。
乗り物内ではあまり眠ることができない自分ですが、数時間はまどろんだようでした。 -
さていよいよトカラ列島に近づいてまいりました。
-
口之島 79世帯 人口133人。
最高地点 前岳628m -
汽笛を鳴らしながら口之島西之浜港へ入港。
この汽笛を鳴らすシーンが感動的。
「おーい、来たぞー」と島民に知らせているのです。
来てヨカッタ -
数十台の車がすでに集まっています。
世帯数から考えると驚異的な集合率です。
このフェリーとしまの寄港が島一番のイベントであることに間違いありません。 -
港の防波堤の向こうは無垢の自然だ
-
口之島で下船する人も結構います。
みなさんお迎えの方と合流しているようです。
朝5時30分。 -
コンテナやら様々な物資が次々と船から降ろされてゆく。
-
コンテナのうちのいくつかはその場で開けられ、中の段ボール箱が外に出されます。
すると島民の皆さんは自分のものを見つけてそれぞれの車に積み込んでいました。 -
荷物の引き取りが終わるとみなさんお帰りになり、車もあっという間に少なくなりました。
みなさん別にこの船を見に来たわけでは無いのですね。単に(注文していた)荷物を引き取りに来ていたわけですね。 -
この赤色の郵便コンテナはどの島でも別格扱いでしたね。
お金やら入っているのかしらん。 -
口之島西之浜港 出航!
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口之島の島影から次の寄港地中之島が見えてきた。
このフェリーとしまの鹿児島~奄美大島航路は全長435キロにわたる長距離便ですが、トカラ列島各島間はそれぞれ13~37キロしか距離はないので、出航直後に次の島が見えることが多いです。 -
途中右舷はるか遠くに臥蛇島が見えた。
1970年に集団離島して以来無人島。 -
中之島 御岳979m
かなり迫力ある山だが、この角度からは甘食にそっくりだ。 -
中之島港へ入港
中之島は人口164人で村の中心。
港にも何らかの船が係留されている。 -
村の中心という割には車、人とも少な目ですね.....
ただし他の島との決定的な違いがありました。
それは お巡りさん がいるのです。 -
白いヘルメットをかぶって上陸者の哨戒活動に当たるお巡りさん。
あやしいヤツがいたら職務質問をして逮捕してやろうと考えているのでしょう。 -
でも目にとまるようなホシはいなかったようで、乗下船が終わるとタラップを仕舞う手伝いをしていました。
なんだか背中がさみしそう。 -
今日も島の安全は守られた、とバイクにまたがり帰ってゆくお巡りさん。
お疲れ様でした。
日々の業務のうちこの上陸者のチェックは重要なものなのでしょうね。
日報に「不審者ナシ」と記入されたはずです。 -
中之島 さよ~なら~
-
さて次は諏訪之瀬島。
35世帯 80人。
最高標高は御岳796m。
現役活火山ということもあり、荒涼たる景色だ。 -
火山から離れた場所は笹か竹に覆われているようです。
-
諏訪之瀬島 切石港へ入港。
集落は島の反対側にありそちら側にも元浦港という港があるのだが、この島の東側にある切石港が通常使われていると。 -
コンテナ待合室。
いっぱいで入りきれなようだ。
みなさんフェリーで届く物資をお待ちなのでしょうね。 -
ふねの綱取り・綱放しや荷役作業は各島住人による荷役組合が請け負っているとのこと。
-
乗下船・荷役作業終了。
みなさん伝票をみつめて話し合っています。
納品書か何かを確認しているのでしょうか。 -
さて出航。
コンテナから出された箱が並べられ、皆様自分のものを拾い上げてゆく。 -
島民の皆様の車は陸地側に停められている。
この岸壁は面積が狭いのか、荷役作業が終わるまでは島民の車は入れない様です。 -
2か月前に座礁したというタンカーを諏訪之瀬島出航直後に見る。
というかこの不自然な姿勢のオンボロ船を見かけて初めてそんなニュースがあったっけなぁと思いだしました。
エンジンが壊れて5日間漂流したのだとか。
パナマ船籍とのことだがちゃんと撤去してくれるのでしょうねぇ。 -
日本に残された最後の秘境ともいわれているトカラ列島を巡っているのに、部屋に帰ってテレビをつけるとメジャーリーグの生中継が流れるのだから、そのギャップは相当なものだ。
-
さて船内の人もだいぶ少なくなってきたこともあり、レストランでごはんを食べることにしました。
-
ジャーン
この大赤字の離島航路で温かい食事を提供してくれるその姿勢に感謝していただきます。
そう考えれば十分おいしいです。 -
つぎは平島。 人口64人
今までの島と比べると確かにたいらですね。 最高地点は243m。 -
平島 南之浜港に入港。
港にいる人だけですでに20人くらいだ。 -
コンテナ待合室で待つ人は1人のみ。
-
たしかに地勢という点では穏やかといえるかもしれませんね。
平和な感じです。
出航~ -
さて次の島 悪石島 が近づいてきた。
かつて初めてこの悪石島という名称を目にしたとき、この名称は何かの間違いだろう、まさかこんな地名を付けるはずがない、と強烈に感じたのを思い出します。 -
悪石島 人口74人 最高地点 584m
確かに石がごろごろしているように見える..........かなぁ。 -
悪石島 やすら浜港へ入港。
-
悪石島の象徴 神様ボゼが描かれている。
かつて朝日新聞の連載「底辺に生きる」で記者がしばらく滞在してルポを書いたそうで、それをまとめた文庫本を今回入手してあらかじめ予習しておりました。
現在そんなテーマ名で記事を書いたら大変なことになりますね。
まあ50年以上前のことです。 -
下船客たちが港に降り立つ瞬間は、島が最もにぎやかになるときです。
さて、今までは停泊するたびにひとが下船する一方だったのですが、この島からは乗船するひとも目立ちます。
悪石島から南方の島民は鹿児島に上るよりも奄美大島に下るほうが乗船時間が短くて済むようです。
それにフェリーの運航日の関係で、鹿児島に出る場合は2泊か3泊が必要なのに対して奄美大島へ往復するのは必ず1泊で戻れます。
鹿児島市に往かずとも済む用件であれば奄美大島往復は理にかなっています。 -
出航時にウミガメが見えた。
写真の中央やや右なのですが.... -
つぎの寄港地 小宝島。 人口63人 十島村のなかでも最少。
妊婦が横たわったように見えるので子宝島ということにして売り出し中とのことですが。
最高地点は103m
島の面積も1平方キロしかないとのことで、十分な真水を得ることができない
この島の水道水は海水を淡水化して得ているとのことです。 -
小宝島港へ入港
岸壁の向こう側はサンゴ礁。
この島より南方の島にはハブがいるので、道を歩くときは端ではなく中央を歩いてください、というのは面白い注意でした。 -
みなさまお集まりでにぎやかでよろしいのですが、接岸中も船が揺れること揺れること。
小宝島と平島はランプウェイ条件が付くことが多いようですが、その理由がわかったような気がします。
ちなみにこの小宝島は日本の定期航路の中で最後まではしけによる通船作業が行われていたようです。その頃に来たかったなぁ... -
最終寄港地 宝島が近づいてきました
人口138人 最高地点292m
十島村第2の都会?です。
他の島と違う宝島の特徴は、島で唯一の集落が港の目の前にあることなのですが.... -
うーん 屋根が少々見えるが、 どうも集落ははっきりしないなぁ。
おそらくガジュマルの木などが豊かに茂っているのでしょう。 -
下船する人・乗船する人・荷物を取りに来た人
寄港した港の中で一番の賑わいですね。
観光客っぽい人もここで下船した人が一番多かった気がしました。
なんといっても名前がいいですからね、宝島。
その点からすると悪石島はソンしているように思うなぁ。 -
荷物も多いや。
-
お、新品の自転車が降ろされたようですよ。
電動アシスト付きですね。
この島の中で自転車に乗ってどこに行くのだろう?
観光客向けのレンタサイクルになるのかな? -
さっ、宝島を出航~
あとは奄美大島に向かうだけです。
ちなみにこの時点で1時間20分遅れです。
実は最初の寄港地口之島ですでに30分遅れており、その後徐々に遅れが拡大していきました。
この航路は慢性的に遅れるとの事前情報を得ているので想定内ですが、この4月から改正した運航時間表よりもすでに遅れていますね。 -
船内もすっかり空になってしまいました。
-
トカラ列島寄港を終えほっとしてヒルネをしていたら船内放送で起こされました。「まもなく名瀬佐大熊岸壁に到着します」
急いで外に出るとすでに港は目の前でした。 -
名瀬佐大熊岸壁に到着~ 定刻より50分遅れでした。
下船客は数人かと思いきや、全体で30人くらいはいたのではないでしょうか。
しかしこの岸壁は名瀬港の中ではかなり外れの場所にあり、奄美大島でのフェリーとしまの立場が反映されているような気がします。
つまり、鹿児島港では村営(=公的)交通機関として市街地や公的機関などに最も近い岸壁を勝ち取っているのに対し、ここ奄美大島ではあくまでアウェー環境なのでしょう。 -
17時間30分の航海 お世話になりました。
新造船への切り替えまであと1年です。
新船になったらまた乗りに来よう。
さてこの佐大熊岸壁から奄美市街地への移動ですが、船の接岸にあわせてたくさんのタクシーが群がってきているのでそれを利用するのも良いですが、バスを利用しました。
徒歩数分で佐大熊団地(国道)・あるいは佐大熊団地(ヒライストア前)のバス停がありますので、あらかじめ時刻を調べてゆけばそれなりに利用できますよ。 -
奄美サンプラザホテルに宿泊。
-
ホテルの部屋からフェリーとしまが見えた。
-
名瀬市街を小散策。
まぁ 特にこれというものもなく....... -
遠出のときは現地スーパーへ必ず寄る。
いくつかお惣菜など購入してみましたが、みな砂糖がきつく入っていて、これじゃあみなさん肥満になってしまいますよ........
まぁそれが黒砂糖の文化なのですよね。
この日は寝不足だったこともあり早く就寝。 -
さて最終日。
奄美空港への朝1番のバス。
空港まで1時間かかる。
どうしてそんな遠い場所に空港を作ったのか! -
こちらに来てわかったのですが、奄美大島ってかなり山ばかりですね。
平地はホントに少ない。 -
朝イチの鹿児島経由で帰ります。
1日1便の羽田直行便だと帰宅が夜になってしまう
ふだんは青組なのですが奄美大島には就航していませんから、帰りは赤組です。 -
沖止めはもちろんですが、この歩いて搭乗するのって離島っぽくて良いですね。
ジャパン・エア・コミューター3722便。
JACって昔の南西航空かと思っていたけどそうではなくて、東亜国内航空の子会社として設立された会社だったんですね。初めて知りました。 -
ちょうど機内でこんなパンフレット(本来は子供向け)を配っていたので大人げなくgetしてみた。
奄美大島→鹿児島はトカラ列島に沿って飛ぶようだ。 -
目を凝らして外を見てました。
霞んでいてたいへん分かりづらいですが、中之島と口之島が並んで見えた! -
開聞岳も見えた。
ちょうど1年前に登っていました。 -
鹿児島空港でも当然沖止めでございます。
-
JL644 羽田行き。
クラスJというのは自分にはどうも中途半端で好きではないけれども、他の設定がなければこれに乗るしかない。 -
この日も高千穂の峰と御鉢がきれいに見えた。
-
宮崎市~
-
チバシ上空通過
-
羽田空港B滑走路に着陸~
連休遠征第1弾終了しました。
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