モラエスの故地を訪ねて（１１３）深圳市内へ戻る。

2016/09/29 - 2016/10/06

深圳郊外の新たに造成開発された巨大な住宅地、中国語でいう処の「別埜」を暫く歩き、又元のバス折り返し点の停留所まで戻って来て、街へ戻ることにした。何万平米あるのか想像も出来ないが、一山を切り崩し、大きな湖のような池を作り、高層マンションから戸建てまで、全体で何千戸あるのか分からないが、自然の景観を生かした、優れた住環境の「星河丹堤」を後にした。流石に中国人のやることは大きい。

今日はここまでバスで往復しているが、中国のことだから数年以内にアクセス鉄道がここまで延びて来るだろう。日本と違ってやることが早い。バス停で待つほどもなく、次のバスがやってきて、全員を下ろし、又我々数人を乗せて先刻やってきた自動車道を走り市内に向かう。

先刻通り過ぎた巨大なスポーツアリーナ、中心部からほんの少しだけ離れた場所にあり、これでは市内から歩いてこれないことはない。中国はお金にあかせて外国からの有名サッカー選手をスカウトし、今では広州恒大などはアジアで最強のプロサッカーチームになっているが、ここ深圳も、名前は知らないが、多分広州同様に潤沢な予算の中で、外国選手を集めて、アジアでも屈指のチームになっているに違いない。今度ＡＦＣ，アジアカップが始まったら、この深圳チームも注意して見てみよう。

バスから見ても近代的に見えるサッカー競技場を後にすると、もう市内だ。休むことを知らない、疲れを知らない中国経済。それを牽引する主要都市深圳。街中では今日も槌音高く高層ビルが建設されている。・・マグロか・・。いつも泳ぎ続けなければならないマグロ。一旦泳ぎを止めたらそれで終わりだ。中国も、中国経済もそんな風に休むことなく拡大し続けなければならないのか・・

エリア 深セン(中国)

• 旅行の満足度: 4.5

この郊外高級住宅地には専用のスクールバスなども配置されている。

何の花か綺麗に咲いている。

樹相は異なるが、花の色と形は百日紅にも似ている。

さて市内に向かって出発だ。

人口が既に１０００万人を超える深圳。新しいマンションがどんどん作られている。

深圳は工場だらけの粉塵の街かと思っていたが、実はそうではなかった。煙突などどこにも見えない。

ああ、街に近づいてきた。・・中心部にしては早すぎるが‥

ああ、これは深圳とは別のサテライトの街だ。大きなホテルもある。

こんな街造りをしようとしているのだ。

又ここにはすごい新都市が生まれそうだ。

中心部に近づくと、先刻見たアリーナが見えてきた。

東京で言えば神宮外苑のような複合施設だ。

ああ、これはサッカー場だろう。・・深圳、、何ていうチーム名だったか・・。

これだけお金をかければ、中国スポーツ界もメダルラッシュにな筈だ。

この森全体が体育複合施設。あの高層ビルは日本で言えば、陸連か・・