初めての佐渡島2泊3日～後半～

2017/04/16 - 2017/04/18

初めて佐渡島に行ってきました。
旅行計画当初は、新潟の瀬波温泉にゆったりつかって日頃の疲れをとろうと
思っていたのですが、新潟を色々と調べていたら佐渡島が気になるようになり、
瀬波温泉は何度か行ったことがあることから、行ったことのない佐渡島に行こうと、
行き先を変更しました。
佐渡島の旅の目的は、たらい舟体験、佐渡金山、宿根木散策、砂金採り体験、
トキの森公園、尖閣湾に行くこと。
そして、食事が評判の旅館『浦島』に泊まることも楽しみにしてました。

一日目　たらい舟体験 → 宿根木散策 → 砂金採り体験 → 尖閣湾
二日目　佐渡金山　→　トキの森公園　→　野生のトキ探し

エリア 佐渡島(新潟)

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円

二日目の朝ごはん。
浦島にちなんで、玉手箱になっています。

中は豪華な和朝食です。
普段は朝食食べないけれど、旅行に来るとぺろりと食べれちゃいます。
どれも美味しかったです。

最初に向かったのは、佐渡金山。
江戸コースと明治コースの２コースがあります。
せっかくなので、両方回ることにしました。

係の人に明治コースから勧められました。
江戸に比べ技術が発達していたものの、暗い中ひたすら金をもとめることは、
大変だっただろうな～。
トンネルの中は気温が１０℃しかないので、夏でも上着は必須です。

トンネルを抜けると、ちょうど満開の桜並木がありました。
明治コースは人が全然いなくて、トンネルの中や桜並木で人とすれ違うことが
ありませんでした。

満開の桜を静かに見れて、なんとも贅沢です。

トロッコ電車がありました。
こういうのに乗れるのが明治コースのいいところです。

道遊の割戸。
ここも人がいなくて貸切状態です。
明治コースでは、実際に使われていた機械の展示や、資料や映像による当時の説明と、
見晴らしのいい景色を見ることができました。
江戸コースとは全くタイプが異なりますが、人がいない分自分達のペースで回る
ことができたのでよかったです。

次は江戸コースに。
明治コースは人が少なかったけど、江戸コースは人がたくさんいました。
江戸の方が人気があるようです。
江戸コースは、作業している様子を人形がいくつも再現しています。
一人一人役割があって、手前のボードに説明書きがあります。
心配した通り、３歳の息子が人形を怖がって、早く帰りたい～っと喚いてました。

これは、休憩しているところ。
金山を掘ってた人たちは、大変だっただろうな。
早く地上にあがって酒でも飲みてぇな～って音声が流れてました。

今回、チケット売り場の人に促されて、明治コース→江戸コースの順番で回りましたが、
出来れば、江戸コース→明治コースで古い方から回ったほうが金の採取方法が進化
していく様子が、時系列で頭に整理されるのでそっちの方がよかったです。

金粉入りソフトクリーム。
佐渡汽船からもらったクーポンを使ったので、
３５０円→２５０円で食べれました。

佐渡金山の近くにある北沢浮遊選鉱場。
現在は廃止されている選鉱場施設です。
ガイドブックで見たときから、絶対に来たかった場所です。

ガイドブックで見た写真は、もっと緑に覆われていたけれど、
季節によって表情が変わるようですね。

さび付いたところが歴史を感じます。

私たちが行ったときは人が誰もいなくて、その分見やすかったけれども、
もったいないな～と感じました。
佐渡島は、こういうところをもっと観光アピールしたらいいのになぁ。

ランチは回転寿司の『まるいし』でいただきました。

ホワイトボードに気になるネタが！
佐渡の地魚。
ぶりも、まだいも、くろだいも、焼きフグも１皿１３０円です。
低価格に感動です。

地魚は白身魚が多かったのですが、回転寿司とは思えないくらい美味しかったです。
しゃりが少なめなので、その分たくさん食べれます。
新潟に来たからにはと、のどぐろをいただきました。
本当にどれを食べても美味しかったです。

旅行のときは奮発しちゃいます。
ウニやいくらも最高です。

お腹を満たした後は、トキの森公園にきました。

サドッキーと一緒にパチリ。
最初に入った資料館では、日本最古のトキ『きん』のはく製に会えました。
ここでは、パネルや資料を見ながらトキのことを学びます。

実際にトキを観察できるふれあいプラザです。

２階から見たトキ。本物のトキに会えて感動です！
二羽が巣の中にいました。
メスのトキは、卵を温めていて、オスのトキは、木の枝を探しては巣まで運んで、
巣づくりをしていました。

１階から見たトキ。
ここでは間近にトキを見ることができました。
神経質なトキさん。
マジックミラーになっているので、こちらの様子は見れないようになっています。

餌のドジョウを食べているところも見れました。
くちばしが長いから食べにくいだろうに、器用に捕まえては５匹、６匹と食べていきました。

ふれあいプラザの案内の方からいただいた折り紙のトキ。
案内の方からは、トキの話をたくさん聞けたし、息子も優しくしていただいて
ありがたかったです。

放鳥されているトキの分布図を、トキの森公園の資料館で確認しておいたので、
野生のトキを求めて、田んぼをドライブしました。
田んぼの中に鳥を発見すると、トキかと思って興奮するのですが、
よく見るとシロサギばかりで、中々会うことができません。

写真の鳥はカモなのかな?
この子にもよく惑わされました。

でも！１時間くらい田んぼのまわりをドライブしていたら、羽ばたいている１羽のトキを
発見できました！！
ギザギザの翼に、上体をやや上に傾けて不器用に飛ぶ鳥さんのほっぺは赤くて、
確かにトキでした！！
いきなりのことだったので写真には残っていないのは残念ですが、見れて良かったです！

二日目の浦島での夕食はフレンチです。

こちらは息子のディナー。これにコーンスープとデザートがつきました。

前菜その①
器の中に桜と菜の花が入っていて素敵。
味も美味しい！

前菜その②
野菜メインの前菜です。

海老のビスク。

お魚料理。

お口直しのグラニテ。

島豚のローストステーキ。
評判通り浦島のディナーはフレンチも和食も美味しいです。
味も美味しいのですが、お皿も凝っているものが多くて、
見た目にも嬉しいディナーでした。

デザート。
今日のディナーもボリュームがあって、美味しくて大満足です。

こちらは翌日の朝ごはん。
前日は和食でしたが、この日は洋食。
コーンスープとサラダ。

チーズやサーモンやパンなど。

卵料理がきました。
洋食も美味しかったです。

２日間お世話になった浦島をチェックアウトして、お土産を探しに佐渡歴史伝説館にきました。
ここでは、ジェイキンズさんが働いてるのですが、この日はお休みで会えませんでした。

帰りは、両津港から新潟港に向かいます。
両津港のお土産売り場は広いです。
早めにきて、お土産を探すのが楽しくていいです。
ここに来れば一通りのお土産が買えます。

往路はあかね丸でしたが、帰りはおけさ丸です。
あかね丸は、船内が椅子の指定席でキッズルームもあり、とても綺麗でしたが、
船の構造上すごく揺れます。
おけさ丸は、船内の２等は基本ザコ寝スペースになります。
でも大型船なのでほとんど揺れを感じることはありませんでした。
一長一短です。

船が出航しても、かもめが頑張ってついてきます。
船内にはかっぱえびせんが売っていたし、おやつをもらうことが多いのでしょうか。
人馴れしたかもめ達でした。

船内のザコ寝スペース。
２時間３０分の船旅でしたが、空いていたおかげで快適でした。
貸し毛布を１００円で借りて、１時間くらいは寝れたかな。

お昼寝の他に、ご飯を食べたり甲板に出たりしていたら、
あっという間に新潟港に着きました。
初めての佐渡島は、旅館の仲居さんや観光地の先々で出会った人たち。
島の人々の優しさに触れることができて大好きな島になりました。
観光も、楽しかったです。
尖閣湾と宿根木は必ず再訪したいです。夫は砂金採りが外せないそうです。

次は、季節を変えて違う顔の佐渡島を見たいです。
その時は、また野生のトキを探すぞ。
またひとつ、日本な中で好きな場所が増えて嬉しいです！