2017/04/12 - 2017/04/12
64位(同エリア128件中)
まりも母さん
お天気まぁまぁの平日、休みが取れたので 以前 一度行った事のある場所ながら、
お花見に出かけました。
まずは、結城市の“桜見本園”です。
見本園ならではの たくさんの種類の桜を見る、お花見が楽しめます。
その後、大好きな 菜の花の景色を見て、一旦帰宅。
夕方、樹齢120年程だと言われる ソメイヨシノの古木を見に、
かすみがうら市へも行ってみました。
今日は、桜いっぱいのお花見ポイントではなく、
私の好きな種類の桜、花の景色を確認しに行くような一日でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
-
結城市の“桜見本園”(日本花の会 結城農場)
公益財団法人 日本花の会が運営する、桜に特化した見本園で、見学が出来ます。
特に、花の咲く春は、一般公開期間として、10日ほど、毎日見学ができます。(通常は 土日祝日は非公開)
10時から、との事で、その頃到着しましたが、前日の雨で、車が停められる場所は、ドロドロ・・・。 -
ここには、2014年にも来ていて、旅行記も書いていますが、
その時も平日でしたが、一般公開日より早かったからかな?
同じ平日でも今日は、車が次々入ってきて、ドロドロの駐車場は 停める場所もキビシイ位。
2014桜探し2 茨城県西からちょこっと栃木県へ 結城 桜見本園編
http://4travel.jp/travelogue/10875165 -
お天気が まずまずなのは良かったです。
暑い位の陽気です。
車を停めたすぐ前には、「仙台屋」という桜が沢山花をつけていました。 -
ちょっと紅色の濃い、素敵な桜です。
仙台で生まれた園芸種かと思ったら、
宮城県の仙台市は関係なくて、
>高知市内の仙台屋という店の庭にあったサクラを 植物学者の牧野富太郎博士が命名したもの
なのだそうです。
山桜の栽培品種で、牧野博士もたいそう気に入りの桜であったようです。 -
今年は、前回よりもっと沢山の桜が咲いているかな?と期待して来ましたが・・・。
ざっと園内を見渡すと、まだまだこれから・・・という感じの桜も多そう・・・。 -
普通の公園とはちがうので、桜の下にシートを広げて花見弁当・・・は出来ません。
あくまで、植物園としての桜見学、と言う感じの鑑賞です。
が、入園料も駐車場代も無料で、一般公開期間の土日は、近所の会社の敷地も駐車場に使わせて頂けるそう。
平日でもこれだけ沢山の人が来るのですから、土日はさぞ、混雑するでしょうね。 -
車はどんどん来ますが、人はそんなに多い訳でもありません。
平日なので、圧倒的におばちゃん・おじちゃんが多いです。
じっくり写真を撮っているカメラマンも多数。 -
「彩りの広場」エリアから桜を見ます。
モデルガーデンになっていて、開花時期の異なる桜や、10色10品種の八重桜が植えられている場所です。
なので、花は一斉には咲かないのです。
真っ白な「永源寺」はまだ咲き始めで、たかーい場所にだけ開いた花が少し。 -
「アメリカ」は、大きな木で、沢山の花を散らしている所でした。
今日は、ちょっと風があるので、すばらしい桜吹雪。
木の下はピンクに染まっています。 -
前回来た時も、この「アメリカ」は 花付きが良くて、印象的でした。
花は下を向いて咲いています。
アメリカに送られたソメイヨシノの実から生まれた品種だそうです。
桜は、自家受粉しないので、種から育てると、新種になる可能性が高いと言われます。
親が日本から送られたソメイヨシノでも、こんな風に別の色や特徴の桜が咲いたりするのですね。 -
隣には枝垂れ桜。
「雨情枝垂」この枝垂れ桜は、好きな品種で、前回もじっくり眺めて写真を撮りました。
枝垂れた感じが雨のようだから、“雨情”なんて、趣ある名前なのかと思ったら、
野口雨情の住んでいた宇都宮の家にあって、野口雨情を記念して名付けられたのだって。 -
2度目の訪問なので、咲いている桜ひとつひとつを写真に撮る事はせず、
今日は、私の好みの桜を探す お花見にしています。
「白雪」という桜は、遠めに見ると真っ白で、花だけ見ると、りんごの花のよう。
今日は、テレビの取材なのか、この桜がカメラで写されていました。 -
八重桜も咲いているものがあります。
「紅笠」豪華なフリフリ花びらの桜です。
中の方が白くて、外の花びらが少し濃いピンクになる、グラデーションがきれい!
八重桜は、色が薄い方が好みなので、これは、好きだなぁ~。 -
ざっくり桜を見ながら歩いて、「憩いの広場」の方へ。
ここも、モデルガーデンとして、八重桜と枝垂れ桜が組み合わされた一角です。
池の先の方は、散った花びらが「花いかだ」の景色を作りつつありました。 -
枝垂れ桜は今が盛りで、美しい景色。
池の水がきれいだったら、文句無いのですが・・・なぜかこの水は、透明度無しの泥水っぽい色なのです・・・。
枝垂れ桜の咲き具合が、3年前も同じ感じだったという事は・・・3年前より来た日は遅いのだけど、今年の桜が、その時より遅くて、同じ状況、と言う事なのかな?? -
向こう岸の桜の後ろには、筑波山がみえます。
結城方面からみると、双耳峰の姿に見えないのが残念だけどね。 -
系統別に植えられた見本園内を歩きます。
まだまだ咲いていない木も多くて、残念だなぁ。
そんな中で、私の好きなタイプの桜を発見!
「薬王寺八重」 -
小さな八重の桜ですが、花色が白~ピンクのグラデーションです!
高い所に咲いた花は、日の光を透かせて、こんなにも色が違っているのが良く判ります。 -
見本園の桜図鑑によると、
>花色は白色ですが開花終期になると赤味が強まるため、満開時には咲き始めの白色の花と赤味を帯びた花が混在します。
私は、桃の花も花桃の、色が混ざったものが好きだし、1本の木にグラデーションの花が咲くようなのが、かなり好みなのです。 -
と、いう事で、これも、ツボな桜!
「白妙」つぼみが薄っすらピンクなのに咲くと真っ白!
丸い形、ほんのりピンクが残っている所も、かわいいなぁ。 -
半八重の「長州緋桜」
名前に 長州ってついてるけど、荒川堤で栽培されていた品種だって。
この花に関しては、名前の由来が謎でした。 -
最後に車の場所へ戻り、目の前に咲く「仙台屋」を再び眺めます。
この桜は、かなり好きな感じです。
赤い葉っぱがちょっぴり出ている山桜っぽい所もかわいいです。 -
これも「仙台屋」
見本園だけあって、桜の名前がきちんと判る。
帰宅後、調べてみれば、その桜にまつわるエピソードや名前の由来も知る事が出来、
ただ沢山咲いた桜の景色を眺めるだけではない、
それぞれの桜と、じっくり向き合う また ちがったお花見が楽しめる場所でした。
そして、自分の好みの桜は、どんな桜?と 今日は、それも追及できちゃって、ちょっとお面白いお花見ができました。 -
“桜見本園”を出て、今日は、午後2時半に ちょっと用があって 一旦家に戻らないとなりません。
このままずっと桜を探して あちこち廻れればよかったのだけど・・・。
家に戻りつつ、昨年、そのすばらしい景色に感激した「小貝川の菜の花景色」を見て行く事にします。
今日は、県道54号の“黒子橋”の所から、小貝川沿いの土手上の道を南下して、小貝川ふれあい公園方面へ。
すぐに見えてくる、筑波山と菜の花景色。
本当は、真っ青な 雲の無い空の下でこの景色を見たかったんだけど~。
菜の花は真っ盛りに黄色く染まっていました。 -
枯れたヨシが倒れたままの場所もありますが、
それでも、手前も 対岸もたくさんの菜の花ですばらしい景色。
今年もこの景色が見られて幸せです。 -
車の通れる土手の脇はこんな様子。この景色がこの先、ふれあい公園のあたりまで、5km位続くのです。
-
で、一番見ごたえのある風景は、“小貝大橋”手前400mのあたりからの景色。
川がカーブし、両側が菜の花でいっぱい。
筑波山も見える、絶景ポイントです。 -
「昨年とは菜の花の感じがちょっと違うね」と ダンナと話します。
去年の方が、対岸がもっと真っ黄色に花で埋め尽くされていたような・・・。
まぁ種を毎年撒いている訳ではなく 自然のままなので、その年によっても多少の違いはあるでしょう。 -
そして、去年と違う事。
今日は、都内のナンバーの車が止って、ご夫婦が写真を撮っていたのと、
年配の女性が2人、停めた車の脇でスケッチをしていました。
昨年はだ~れも居なかった。
この景色を楽しみに来る方が徐々に増えて来たのかも。 -
イチオシ
誰が作ったのでもない、里山の景色でありますが、こんな素敵な景色は、なかなか無いのではないかと思うのです。
今日は、あまり 時間が無い事もあり、途中で買ってきたおにぎりで、この景色を見ながらのランチとなりました。
真っ青な空の下で、見たかった景色だけど、この湧いてきた雲の感じも嫌いではない。
いつか 青空の下での景色を、また楽しみに来ればいい。 -
一旦帰宅し、用事を済ませて、午後3時半頃。
かすみがうら市へ、まだ 見たことのない桜に会いに出かけてみました。
旧下大津小学校跡地にある、ソメイヨシノの古木です。
目的地にしたのは、昨年3月に廃校になった、下大津小学校。
その校庭にあるのかと思ったら、廃校の門は閉ざされ、中も良く見えません。
と、正門前の道路反対側に古そうな桜が。 -
小学校入り口近くに駐在所 奥に公民館のあるあたりに 何本もの古そうな桜が立って花を咲かせています。
駐在所の脇から、奥の公民館前に入ってみます。
この桜は、駐在所の裏にある桜。 -
丁度、満開の様子で、花がびっしり。
幹は太く、樹齢は結構経っていそうです。 -
その近く、フェンスの中
空き地の真ん中に大きな桜がありました。
これが、「下大津の桜」でした。 -
フェンスの所にある 門が少し開いているので、中に入って近くで桜を見ます。
下大津小学校は、旧戸崎小学校と旧加茂小学校が統合され、明治36年(1903)に開校しました。
その翌年に「加茂小から5年生が担いで運び、5~6本の桜を移植した」と伝えられている桜です。 -
昭和43年(1968)出島村広報に「樹齢70年の木を地元の老人クラブが手入れした」との記述があり、これから逆算すると樹齢120年ほど。
校庭のど真ん中にソメイヨシノの古木が5本ある 土浦市真鍋小学校の桜が、明治40年(1907)に植えられたと言われる事に比べても、
この桜も引けを取らないどころか、更に古い桜であるかもしれないそうです。(詳細は、常陽リビングより) -
小学校建物は手狭になった為か、とっくに道路反対側の広い敷地に移っていますが、
この跡地にそのまま桜が残されているのは、奇跡的な事かも。
枝は、痛んでしまったのか、切られたものも多く、のびのびと枝を広げた姿ではありませんが、
近年手入れされたであろう、添え木もあり 今月1日には、この桜の周りで、コンサートやダンス発表会などの「下大津桜まつり」も開催されました。 -
真鍋小の桜のように、注目され、見物の人が遠くからも訪れるような桜ではありませんが、
100回以上の春を 入学する子供たちの姿を、見守り続けた桜なのですね。 -
小学校は廃校になり、子供たちのにぎやかな声が聞こえなくなってしまった桜ですが、
この春も変わらず、美しい花を咲かせた訳です。
丁度、サイクリングついでに立ち寄ったご夫婦が来ました、
サイクリングに疲れた奥様が、見に上がってこないので、ご主人が「ほら、ここに見事な桜があるよ。見においでよ」と誘っていたので、
この桜がかなり古いものである事をお話しました。
奥様、やっと 桜を見に道路から門の方へ上がってきました。 -
隣の市にあって、知らなかったこの桜の存在ですが、知る事ができ こうして見に来ることが出来てよかったです。
-
小学校跡地の裏には、お寺が。
そちらにもお花が見えたので入ってみると、
“南圓寺” 東国花の寺百ヶ寺茨城第3番
沢山の枝垂れ桜などが色とりどりに咲いていました。 -
大きな枝垂れ桜も花いっぱい。
-
朱塗りの鐘楼の前にも枝垂れ桜。
-
南円寺釈迦如来
-
境内には、色鮮やかな石楠花も咲いていました。
おまけで、寄った、お寺でも きれいな花景色を見る事ができました。 -
空を見上げると、猛禽がくるくると飛んでいました。
ダンナに写真を撮ってもらうと・・・。
今年初めて見た、夏鳥の猛禽 サシバでした。
もう、渡ってくる時期なのですね。
今日は、花の景色を求めて、何箇所も廻り、自分ならではのお花見が出来たかな、と。
まだまだ、知らない茨城の花景色これからも発掘して行きたいです。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
PR
0
46