絶景を見に行こう！　レンタカーでめぐるスイス・フランス・イタリア　⑩エルブロンネ～モンタンヴェール

2016/08/15 - 2016/08/15

モンブランパノラミック　エルブロンネ
Mont-Blanc Panoramic Helbronner

4人乗り×3連のゴンドラで氷河を渡ってイタリア領エルブロンネまで行きます。
乗客が乗り降りするたびにすべてのゴンドラが停止するため、30分の乗車中に5回、氷河の真上で数分間の静寂が味わえます。

なにしろこの高度、天候によっては急な運休もあるそうですが、
幸運にもこの晴天！

迷わず、レッツゴー！！

エリア シャモニー(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 航空会社: キャセイパシフィック航空

朝早く出発して正解！
エルブロンネ行きテレキャビンは、並ぶことなくすぐに乗車できました。

来た、来た！

4人乗りのコンパクトなゴンドラ。
キュートなフェイス！

この高さ（3842m）を隣国イタリアまで水平移動。
いやあ～、すごい！
やること違うね。

広大なジュアン氷河　Glacier du Geantの上をテレキャビンが進みます。
ところどころにパックリ口を開けた大きなクレバスも見られます。

そんな中をトラバースする人、ひと、ヒト…
眼下にはテントも見えます。

ひょえ～っ！！

フランスへ向かうゴンドラと行き交い、
お～い！
と、手を振ってみる。

振り返るとエギーユ展望台

約30分でイタリア・エルブロンネ展望台到着。

正面に見えるのがモンテビアンコ
（4810ｍ＝ヨーロッパアルプス最高峰）
モンテビアンコ？
え～っ、これがモンブラン？
エギーユ展望台で見るのとは印象が全く違います。

到着と同時に渡される番号札。
帰り便の予約ですね。

10ｈ30と記入されています。
到着が9：50くらいだったので、
展望台での滞在可能時間は約40分というわけです。

写真のカードは、左から
モンブラン・マルチパス、
エギーユ・ドゥ・ミディ～エルブロンネ　往復チケット
エルブロンネ発ゴンドラ予約券

展望台へ出ると、360度、感動の風景が広がります。

広がる空、峰々にかかる雲海…

はるかかなたまで見渡せる大パノラマに感激！

ここ展望台「プンタ・エルブロンネル」へは、イタリア・クールマイユールからバスでラ・パリュド（La Palud）まで行きそこから、パビヨン(Pavillon)2173m、トリノ小屋(Rif. Torino)3321mとロープウェーを３回乗り継いでくることもできるそうです。プンタ・エルブロンネルのある稜線がフランスとイタリアの国境になっていて、展望台のある建物の中に税関もあります。

ダン・デュ・ジェアン
「巨人の歯」という名前の通り、フランスとイタリアの国境稜線の上に牙のように突き出た巨大な岩塔は、インパクトがあってとてもカッコイイ！
北東ピーク（4,013m）にはマリア像が設置されているそうです。

グラン・パラディーゾ

もうちょっと余裕があれば氷河の上に立ってみたかったけれど、
あっという間に集合時間。

テレキャビンに乗り込み、来た道を戻ります。

それにしても、なんて稀有な体験。

終点が見えてきました。

エギーユ・ドゥ・ミディ到着。

いまさらですが、
この展望台、こんな作りになっていたのですね。
断崖絶壁の建造物だものね。

ロープウエイで下ります。
眼下に見えるのはシャモニの町。

途中駅プラン・ドゥ・レギーユ下車。
ここから歩いてモンタンヴェールを目指します。

大きな石がゴロゴロ転がる山道。
可憐な花も咲き誇る楽しいコースです。

シャモニ針峰群の山腹をトラバースするように伸びるルート

モンブランを背に、グランドジョラスの懐へ歩みを進めます。

自然に積み重なった石？

「モンタンヴェール　メール・ドゥ・グラス氷河」へお越しの方はこちらへ。

ゴールは近い！

尾根を越える展望ポイントへ到着。
そこから眺めるメール・ドゥ・グラス氷河。

残念なことに年々氷河は後退し、「雄大な流れ」というには残念な姿。
私たちが行ったこの時はロープウエイで氷河の上に降り立つことができませんでした。

それでも奥にはグランドジョラス北壁がそびえ、

正面にドリュ針峰が天を突きさすようにそそり立つ、
勇壮な景観が広がるビューポイントです。

まるでおとぎ話の世界を歩いているよう…

モンタンヴェールまで一気に下り、
そこから登山鉄道でシャモニへ戻ります。

駅はたいへんな混雑ぶり！
乗車するのに40分も並びました。

シャモニ到着。

結構疲れたけれど、今日はラックブランの山小屋泊。
もうひとふんばり、がんばるよ！

つづく…