2017/03/29 - 2017/03/31
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felidaeさん
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3月の最後の3日間、勤め人は年度末で大忙しですがリタイアしたシニアの気楽さで、のんびりとお花見ドライブに出かけてきました。ところが開花宣言直後に寒さが戻ってしまい、残念ながら桜は空振り。こうなったら花より団子です。1日目は箱根、2日目は伊東、どちらも東急ハーヴェストクラブに宿泊です。
- 旅行の満足度
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
箱根は東京から近いし、特に観光の予定があるわけでもなし、のんびりしていたら出発がお昼近くになってしまいました。箱根に近づいてからランチを…と考えていたのですが、これではお腹が持ちません。とりあえず東名高速に入る前にデニーズでランチタイムです。テーブルにとても美味しそうなイチゴのデザートのチラシが!
誘惑に負けて1つ追加オーダーです。
それではいよいよ箱根に向かって出発です。 -
観光というわけではないのですが、ちょっと寄り道します。大井松田インターで東名高速を降りて、山間のゴルフ場へ。(ゴルフはしませんが)
ガタガタの山道を登ること20分。道中で何度も大型ダンプとすれ違います。山頂の採石場から降りてくるようです。道路は一応舗装されているのですが、おそらくダンプのせいで舗装が傷んで凸凹です。ロデオボーイに乗ってるみたい!いい運動になりました。
着いたのはリバーサカワゴルフクラブです。オリムピックナショナルゴルフクラブ サカワコース ゴルフ場
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着いてしまえばとても良いところ。でもゴルフ場っていうのはもっと平坦なものだと思ってましたがここは山あり谷あり。。。夫曰く「山間コースだからね」
ふーん、ゴルフコースにもいろいろあるのね。(ゴルフの知識皆無です)
ところで、でこぼこ道に揺られたせいでちょっと小腹がすきました。クラブハウスにお邪魔して、ティータイムです。素敵なカップに入ったコーヒーや紅茶、フルーツと生クリームと熱々のメープルシロップの添えられたホットケーキも500円程度。安い!びっくりして写真を撮り忘れました。残念!食い気に負けました… -
さて、いよいよ箱根を目指します。今日の宿は仙石原の東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園。ハーヴェストクラブは色々利用していますが箱根甲子園は今日がはじめて。
シンプルなエントランスですが、落ち着いた佇まいが良い感じです。
会員制の施設ですが、ホテルとしての一般利用もできます。仙石原温泉 ホテルハーヴェスト箱根甲子園 宿・ホテル
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扉を開けて一歩入った時の景色の広がりが感動的です。うっかりしていましたが今は春休みの真っただ中でした。ウィークデーながらちびっ子がたくさんです。満室でしょうか。駐車場もほとんど埋まっていました。でも会員制主体の施設のためかアジア系の外国人はほとんど見かけません。私は別に外国人が多くても構わないし、マナーとか気にならない方ですが、やっぱり日本人同士の気楽さ、というのはあると思います。館内に日本語表記以外見当たらないのも昨今では珍しいかも。(私が気づかなかっただけかもしれませんが)
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エントランスから見た中庭です。大きな池があります。
夫曰く、この場所は確か昔、釣り堀だったはず…というのですが、真偽のほどは定かではありません。 -
用意されたお部屋は洋室で、おそらく45㎡のタイプ。混雑シーズンに2人で使っては申し訳ないぐらい広いです。
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内装も全体的にシックで、とても落ち着きます。窓からの眺めは隣の学校のグラウンド(と、3階なので窓辺に立つとすぐ下のパーキングスペースが目に入ります。)
箱根翡翠側の中庭に面した部屋の方が眺めはいいかもしれません。今日はお天気も良く気温が上がりましたが、こちらは西側のお部屋で日差しが入り込み、暑いくらいです。 -
洗面スペースもシンプルですが高級感がありました。
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今夜の夕食は外に出て、ホテルから徒歩5分ほどの蕎麦居酒屋「座りや」さんでいただきました。いろいろな方のブログで評判が良かったので初めての訪問です。
6時の予約だったので伺った時にはまだガラガラだったのですが、帰るころには満席になっていました。予約必須ですね。座りや グルメ・レストラン
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上り座敷風に仕切られた小部屋で炭火で串焼きを自分で焼いていただきます。風コース(2500円)をお願いしたのですが、まずはとってもボリュームのある前菜が供されました。
山菜や車麩やポテトサラダもあります。 -
次に、大皿に盛られた串から好きなものを5本選びます。これを炭火で自分で焼いて塩コショウ、タレでいただきます。
この炭がすごく上等のもので、最初から最後まで全然白くなりません。お店の方のお話ではしっかり焼いた炭なので、何日も燃え続けるとか。
写真に撮るとガスの炎みたいに青く映ってしまいますが実際は暖かな赤い炎です。 -
肉好きの夫婦なのでとりあえず豚バラの串3本(銘柄豚でしたがすみません、忘れました)と鳥モモ串2本、タコ、エリンギとキャベツ、手作り大根もち(串じゃないけれど)、小豆のおやき(串じゃないけれど)を選びました。
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キャベツは焼いてもいいけれど、生でパリパリと食べるのもOKとのことで、辛味噌を添えていただいて半分以上生で食べてしまいました。ネギ味噌もありましたが、夫はネギがダメなので辛味噌にしました。
とにかく、楽しくて美味しい!タレも味噌も甘み抑えめのお味です。 -
夫は熱燗を注文したのですが、周りに熱湯を入れて冷めないように二重になっている徳利で供され、これはいい!と喜んでいました。ワインクーラーの熱燗バージョンですね。この酒器セットはお店でも売っていました。
お猪口は大きなざるにたくさん入っている中から好きなものを選べます。 -
最後にお蕎麦と、デザートの枝豆アイスが出ておしまいです。看板の十割蕎麦なのですが、予想以上に良く晒してあって色が薄めでコシが強いものでした。ちゃんと蕎麦湯も出ましたよ。
枝豆アイスは手作りだそうです。豆の香りが口いっぱいに広がりました。そうそう、小豆のおやきもよく焼いてデザート感覚でいただきました。甘さ控えめの小豆あんが熱々で美味しかったです。 -
どちらにお泊りですかと聞かれたのでハーヴェストと答えると、お送りしましょうかと言ってくださいました。私たちは辞退して酔い覚ましに歩いて帰りましたが、注文の時もお料理を出す時も最後のお勘定の時まで、すべてのスタッフに気遣いの感じられる、ハッピーな気分になれるお店でした。
今度はもっと多人数で来てわいわいと賑やかに焼きたいと思います。 -
翌朝はホテルで朝食をとりました。ビュッフェスタイルは危険すぎます!初めに和食、次にパン食、最後のカレーは我慢して、果物とコーヒーで満腹です。
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今日も朝から快晴です。たまたま岡田美術館の入場券をいただいていたので、まずはそちらへ。
比較的新しい美術館なのですね、こういう美術館があることを知らなかったです。とても立派な建物です。エントランスには巨大な風神雷神図が。それを眺められる位置に大きな足湯もあります。お茶も飲めるようで、“足湯カフェ”となっていました。
入口では携帯電話とカメラをロッカーにしまいます。さらにセキュリティーゲートで赤外線チェックを受けます(空港みたいです)絶対に無断撮影はさせないぞ!という雰囲気です。ずいぶん厳しいチェックですね。
今回、いただきもののチケットだったので全然知らなかったのですが、入場料が2800円でした。近隣の他の美術館、博物館より1000円ぐらい高くないですか?岡田美術館 美術館・博物館
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五階建ての館内には陶磁器や日本画が数多く展示されています。この日は安藤広重の東海道五十三次がすべて展示されていて、ちょっと寄るだけのつもりがたっぷり2時間以上かかってしまいました。しかも館内は寒いのです。車にコートを取りに戻ったのですが、それでも風邪をひいてしまいました。(セキュリティーチェックを2回受けることになりました)
館外に出ると庭園があり、そこに開化亭という食事処があります。和風の住居をそのまま利用したようなお店です。中はU字型のカウンターを囲んで座る造りになっていて、うどんとお弁当が注文できます。寒かったのできのこうどんを注文しました。美術館から直接入店してしまったのでカメラが無い!残念ながら中の様子やお料理を撮ることはできませんでした。使われていた器がとても良かったのですが、残念です。 -
それでは伊東に向かって出発です。
道端には数日前に降った雪が残っています。遠くの山なみも山頂は雪。箱根はまだまだ桜は先ですね。 -
箱根は雪が残っていましたが伊東まで下りてきたら少しは桜も咲いているかな…と期待を抱きつつ、大室山の“さくらの里”に向かいます。
うーん。。。残念ながらこちらも蕾は固そうです。ソメイヨシノではない桜が何本か花をつけていました。
ここは別荘族のワンちゃんの社交場でしょうか。大小様々な名犬たちが集って、散歩していました。さくらの里 花見
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向こうに見えるハゲ山(失礼!)が大室山です。
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しばらく桜(と犬)を眺めてから、せっかくここまで来たのだから…ということで、大室山のリフトに乗って山頂を目指すことにしました。
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リフトの運転終了まであと30分!急いで見物に出かけます。
大室山 自然・景勝地
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そんなに高い山ではないので期待してはいなかったのですが、お鉢の迫力はかなりなものです。小さい子など、転んだらのこまま下まで転げ落ちそうです。
走っちゃだめよ~!! だって止まれないんだよ~!! と叫んでいる親子がいました。 -
夕日に照らされていたので暖かそうで油断しました!山頂は寒いし、下りは日が沈みかけて、風も強く、ブルブルです。
リフトは5時15分が最終なのですが、5時10分ぐらいに上ってくるアジアの観光客の団体がありました。強行軍ですね。でも確かに、一見の価値はあるでしょう。 -
この日の宿は東急ハーヴェストクラブ伊東。常宿です。
会員制ですが、箱根同様、ホテルとして一般利用もできます。ホテルハーヴェスト伊東 宿・ホテル
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こちらの施設はやや古いのですが、9階の半露天風呂付のお部屋は気持ちいいです。通常の料金の他にルームチャージが必要ですが、その価値はあると思います。会員外の方でも空いていれば使えるのではないかと思うのですが、未確認です。
お部屋はベッドルームとリビングがつながっているジュニアスイート的な間取りです。
リビングスペースにはソファだけでなく4人で使えるダイニングテーブルもあって、これがなかなか便利です。たいてい朝食はこのダイニングテーブルで前日に買ったパンをいただきます。ハーヴェストクラブは食事の持ち込みがOKで各フロアに電子レンジがあるので、食材が温められて便利です。夕食だって、グループやファミリーならおつまみやお弁当などを買ってきて部屋で盛り上がるのも楽しいです。 -
ベッドルームは広々です。リビングとは引き戸で仕切ることができます。
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ベッドルームから続いて温泉の半露天風呂があります。大浴場もいいけれど、こちらで初島を見ながらゆっくりのんびり…というのもいいですよ。
ガラス張りですが、中からも外からも目隠しを下すことができます。 -
洗面台はダブルシンクではありませんが、置かれている化粧品など、ちょっと高級仕様かも。
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たまにはビュッフェもいいよね、ということで、今日のディナーはホテルのビュッフェ。春休みなのでちびっ子のファミリーで大賑わいでした。
ここのお勧めはカラッと揚げた海老天です。天丼のたれが用意されていてセルフ天丼が作れます。…と書きたかったのですが、残念!今日は無し!何故?今日は小海老のフリッターがあるだけでした。(もちろん食べたけど…海老好きなので)デザートもいつもよりちょっとグレードダウンな感じでした。ちびっ子たちにはチョコレートファウンテンが大人気でした。
写真に写っている他にメインディッシュの和牛炭火焼がありました。 -
最終日は昨日までと打って変わってどんより曇り。昼前には雨になりそうです。
この時期に伊東に泊まるのは、ハーヴェストの隣を流れる松川沿いの桜並木を楽しむためです。早めにチェックアウトを済ませ、桜見物に出かけます。なぎさ公園 公園・植物園
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川向うに見えるのはテルマエ・ロマエの温泉旅館のモデルになった東海館です。
いつみても絵になる建物です。 -
今週は松川の桜並木のライトアップがあって、雪洞もきれいに並んでいるのに、やっぱり桜は蕾のまま。すれ違った地元のご婦人が、いつもならこの時期は満開なのよ~と、教えてくださいました。残念!
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ハーヴェストの隣にある野間自由幼稚園の敷地から素晴らしい鶯の声が聞こえます。しばし立ち止まって耳を傾けました。
水辺に延びた苔むした桜の古木も見事です。 -
川沿いに海に向かって歩いていくと、交番ならぬ観光番を見つけました。
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あちらに黒くそびえる建物は…
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もうすぐ開業する星野リゾート界アンジンです。ホテルの常識を覆すように、なんと表通りには入口がありません。
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裏の道に回ると…これが門なの?小~さい字で「アンジン」と書かれています。
それでは宿に戻ってチェックアウトすることにしましょう。 -
このあと、雨の中を天城高原まで足を延ばしました。標高が高くなってくると雨が雪に変わりました。しかも止む気配がありません。このままでは帰路が不安なのでホテルのロビーでカレーライスのランチをかき込んで退散します。あとは一路東京へ。
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熱海を過ぎたあたりで夫が疲れた~休みたい~トイレ~ということで、ロードサイドの海鮮料理のお店に飛び込みます。浜ゆうさんです。3時過ぎなのにランチをしているお客さんが何組もあります。駐車場も満車状態でした。
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さっきカレー食べたけど…でもメニューを見ると欲しくなるよね、ということで私たちはすごーく早めの夕食です。鯵たたき定食と天ぷら定食をオーダーしました。
オーシャンフロントの立地で、焼き魚とカニ汁まで付いて2000円でした。大正解です。ご馳走様でした。
そして今度こそ本当に一路東京へ向かいます。 -
3日間、桜にはまだ少し早かったですが、花より団子のお花見ドライブとなりました。
ご馳走様でした!
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