台北から美食の台南への小吃旅。(4日目＠茂林地区紫蝶幽谷編)

2016/11/10 - 2016/11/15

5泊6日で台湾を旅してきました。

1日目：台北ご飯(晴光夜市付近)
2日目：台北市内の観光と台北ご飯食べ歩き(三重夜市付近)
3日目：嘉義の故宮南院と鶏飯食べ比べ
4日目：高雄の茂林地区の紫蝶幽谷へルリマダラを見に
5日目：台南市内の観光と台南ご飯食べ歩き
6日目：台南から台北へ移動して帰国

日別に旅行記を記載していきます♪

4日目は、台南から高雄は茂林地区という
山奥に路線バスで行ってきました。

その目的はこのイベントに行きたくて。

雙年賞蝶季＠台湾茂林
http://theme.maolin-nsa.gov.tw/butterfly2016/jp/index.html#main

----- 上記サイトより -----

台湾の「紫蝶幽谷」とアメリカの「帝王斑蝶谷」は
共に名高く、どちらも世界レベルの
自然遺産に属しています。
茂林は世界にわずか2か所しかない越冬型の
蝶の谷の一つで、毎年11 月頃から
翌年 3 月まで、ルリマダラは寒さを避けて
集中的に大武山山麓へ飛来し、
春になると続々と北へ帰って行きます。

----- 上記サイトより -----

このルリマダラをどうしてもこの眼で
見たくて行ってきたのでした。
今回の旅は、小吃の旅でもあるけど、
実はこのルリマダラを見る！っていうのも
大きな目的の一つ。

他の人で行った人のブログや記録が
探せなくて、手探りで何とか行ってきたけど
同じく興味がある人の参考になるとよいなぁ、と思います。

なお、このイベントは大なり小なり、毎年やっていて
ビエンナーレとして2年に1度、大きくやっているようです。
私が行ったときはその狭間だったので、
派手にはやっていなかったのだけど、今年の秋から
来年にかけてのシーズンはもっと大きなイベントに
なると思います。ぜひ、茂林地区へ！

エリア 高雄(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 2.5
• 交通: 5.0

いざ、高雄は茂林地区へ。

行き方は、高雄客運の8050路線。
台南⇒旗南(旗山轉運站のこと)で130元。

時刻表はこちら。
http://www.kbus.com.tw/bus_info.asp?id=164

台南のバスステーションは、台南駅の
ロータリーにある鐵道平價大飯店 (Tie Dao Hotel)の
真ん前にあります。
このホテルは赤い看板で分かりやすい。

バスの中には、おじいちゃん、おばあちゃんの
遠足なのか、20名くらいが自由にバスの中を
移動しまくっておしゃべりして大騒ぎ。
ローカル路線って感じで、見ていて面白かったｗ

バスの運転手はとにかく山道だというのに、
飛ばすのなんのって。。
それでも定刻よりちょっと遅れて、
1時間半で乗り換えの起点となる旗山バスターミナルへ。
新しくて綺麗でした。

そうそう時刻表には、旗南と通称で書かれていて、
そんな停車場ないよ！と思ったのだけど、
通称名らしい。。って、紛らわしい(# ﾟДﾟ)!!

というのも、旗山には古くからある「旗山北站」と
新しい「旗山轉運站」があるので、
前者と旗北、後者を旗南としているのかなぁ、と思います。

旗山南バスターミナル 駅

旗南で茂林行きのバスまで30分くらいあるので、
ここで朝食を。

バスターミナルを出て右側に歩いて2分くらい。
地図では「無名早餐店」となっています。

みんなが食べていたものを指さして
注文したら出てきたのがコレ。

肉圓(バーワン)という台湾の小吃です。
初めて食べた！！
ぷるんぷるんとしたお団子のような
ものの中にお肉とか具材がつまっています。
タレはあまじょっぱい。
そして山盛りパクチーｗ
結構、お腹にたまる感じ。

店名：無名早餐店
住所：高雄市大同街2-2

こちらは、いわゆるビーフンです。
そぼろ肉が乗っていて、シンプルなお味。

お店には「肉圓(バーワン)」と書いた
看板というか提灯？がぶらさがっているので
すぐ分かると思います。

お店の売りも肉圓なのかな。。

バスターミナルへ戻って、イベント期間中の
土日祝のみ運行しているバスへ乗り換えて、
いざ茂林地区へ！！

と思ったら、台南から一緒だった
おじいちゃん、おばあちゃんたちも
またまた同じバスへ。

バスの中で日本語が分かるおじいちゃんが
色々と話しかけてくれた。

茂林地区は山深いところにあって、
ここに道路を作るのは簡単ではなかったんだよー、と。
そしてこの建設には日本人が深くかかわっていてね、と。

色々と教えてくれて、おしゃべりしていたら
目的地を通り越して、一番奥の多納まで
行ってしまった・・。

さて、旗南から走る事1時間ちょい。
茂林地区は多納というところまで来ました。

実はこのミニバス。
一番奥の多納で折り返しとなります。
だいたい20分くらいして、戻りバスが出発するのだけど、
おじいちゃんチームも同じく、ここでちょっと
観光して戻る途中で降りて遠足するんだって。

この多納地区は、高雄市茂林地区の中でも
一番の山奥で原住民族の集落があるところ。

バスを降りて100mくらいの道には、
台湾国内からも観光で来る人向けに
原住民料理のお店が多く立ち並んでいました。

といっても石焼だったり、鉄板焼、
所謂、BBQスタイルが多いみたい。

こちらの郷土料理なんだろうけど、
よくわからない。。
でも見た目的には、ちまきっぽいかな。

購入したのがコレ。
もち米の中に鰊のようなものが入っている。
味は結構、淡泊かな。
ソーセージ、玉ねぎ炒めが添えられていて
こちらの方が美味しい。(味がはっきりしているからね。)

さてさて、本当は多納地区には行く予定が
なかったので、時間にして1時間近くロス。

でもめったに行ける場所ではないので、
結果としては、よかったかなー。
多納地区でイベントがあるときは、
結構色々とやっているようなので、
機会があれば、ぜひに。

バスで再び、茂林地区に戻ってきて
今度は目的の停留所で降りました。

イベント用の案内看板は結構、ちゃんとしています。
分かりやすい！

いよいよ旅の目的、ルリマダラ鑑賞へ！
入口にはスタッフが子供向けに説明しています。

ここでは蝶のサナギを展示していました。
まるでランプの中に鎮座しているかのような
サナギ、綺麗だったなぁ。

紫斑蝶の解説もご丁寧に看板であります。
内側が紫色になっているので、ぱっと見は
ただの蝶に見えるのだけど、ヒラヒラと
飛んでいるとルリ色が綺麗に見える蝶なんだなぁ。

見に行ったのが11月中旬ということもあり、
まだそんなに蝶の数は多くなかったけれども、
群れて空をヒラヒラ飛んでいる姿は
やっぱり感動モンです！

高雄は南の方っていうことあって、
日本では見られない植物、昆虫も数多く
見ることができますよー。

遊歩道を山にずんずん進んで行くと
上には展望台が。

地元の家族連れも多く、みんなで
お弁当ひろげて食べいたなぁ。

こんな感じで茂林地区が見渡せます。
やっぱり山深いんだなぁ。

台南の街中からもバスで乗り継いでこなくちゃ
いけないアクセスがよいとは言えない地区ですが、
路線バスが充実しているので、結構楽に来れます。

帰路もバスで旗南まで。

旗南のバスターミナルに戻ってきて、
ここでは、高雄行きの特急バスに乗り換え。

そうそう、ここのバスターミナルの待合室に
ある青い椅子には番号がふってあって、
この番号順に乗車できる、というシステム。

当然、知るわけもなく乗り場に通じるガラスドアの
前で並んで待っていたら、車掌が「しっしっ！」って
やるので、へ？なんで？？と思っていたら
上記の事情でした。

でも一番最初に並んでいたのは私だし、
(；ﾟДﾟ)ｴｴ---
って顔していたら、青年がおそらく
言ってくれたんだと思う。

「外国人で最初っから並んでいたよー。」って。

無事、すぐ乗り込めました！
台湾の人、親切ーーー♪♪

さて、この日は茂林から高雄へ行き、
高雄でも歩きたおしましたー。
ちょっと長くなるので、高雄編へ続きますー。

旗山南バスターミナル 駅