ちょっとマニアックなスペインと王道のポルトガル観光ツアー（１）関空→マドリッド→サラマンカ　＜到着から旧市街と「スペイン一美しいマヨール広場」へ＞

2017/03/23 - 2017/03/25

格安ツアーを利用して、ちょっとマニアックなスペインと王道のポルトガル観光に行ってきました。

★（１）３／２３、２４　関空→マドリッド→サラマンカ ＜到着から旧市街と「スペイン一美しいマヨール広場」へ＞
　（２）３／２５　　　　サラマンカ→ポルト　＜ドウロ川の街並みとアズレージョを楽しむ＞
　（３）３／２６　　　　＜巡礼者の道に触れる「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」
　（４）３／２７　　　　ポルト→リスボン　＜学生の街コインブラ＞
　（５）３／２７　　　　　　　　　　　　　＜谷間の真珠オビドス＞
　（６）３／２７　　　　＜リスボンの夜　ファドに酔いしれて＞
　（７）３／２８　午前　＜ロカ岬とシントラ王宮＞
　（８）３／２８　午後　＜リスボン市内観光＞
　（９）３／２９　　　　＜朝のタクシー散歩からの出発＞

友人２人と参加したツアー旅でしたが、色々な意味で心に残る旅となりました。

新芽の息吹の感じられる季節でしたが、春のこの時期はお天気が不順で、私たちが行った時期はちょうど雨の多い周期になってしまいました。

それでも「持ってる」私たちはお天気もですが、それ以上に奇跡的にラッキーな旅行になりました。
なぜなのかは、後ほど・・・。

エリア サラマンカ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

3/23（木）23:35　エミレーツ航空関空発

3/24（金） 5:45　ドバイ着
7:25　ドバイ発

この路線のみエアバス利用です。

初のエアバス、2階建てで上の階はファーストやビジネスクラス利用のみです。1階がエコノミークラスとなり、私たちの席はコックピットが見える席になりました♪

コックピットを見せてもらっている人がいらっしゃったので、私たちもダメ元で男性CAさんに聞いてみるとOKとのこと、多分最初で最後のコックピット見学（写真撮影はダメ）をさせてもらいました。

かっこいいパイロットさんが手を振ってくれました(*^_^*)
打ち合わせ中ごめんなさい(_ _)

ファースト、ビジネスクラスへの階段は、出発後ロープが渡され閉鎖されました（笑）

12:40　マドリッド着

バスでサラマンカのホテルへ向かいます。

初スペインの私は、スペインは温暖な気候のイメージでしたが、実は夏は暑く冬は寒いところなのだそうで、マドリッド空港から近いこの地域には昨日（３／２３）も雪が降ったそうです。

山々には雪が積もり、道路際にも雪が積もっているところがありました。

冬のマドリッドを過ぎると、早春の平原に出ました。

雲は多いですが、芽吹いたばかりの若草色の草原が目にまぶしいです。

週末に加えて事故渋滞も重なり、「ホテル　ドーニャ・ブリヒダ（４つ★）」に着いたのは、18時前でした。

ツインの部屋は、スーツケース2つを広げても余裕の広さです。

バスルームも広くて上品

サラマンカに宿泊とのことで調べてみると、学生の街で比較的治安もよく「スペイン一美しいマヨール広場」のある旧市街もあるとか・・・。

ツアー会社に電話で問い合わせてみると、サラマンカは宿泊のみで観光はないとのこと。

それではもったいないので、タクシーを呼んで旧市街へ行くことにしました。

ホテルを出てすぐ凱旋門のような建物がありました。

タクシーはマヨール広場近くのタクシースポットに到着しました。（１５分で11ユーロほど）

先ずは、ライトアップ前のマヨール広場に入ります。

３つの鐘と時計のある中央の建物は存在感がありますね。

インフォメーションは閉まっていたので（19時前）、置いてあったマップをもらって明るいうちにトルメス川にかかるローマ橋を目指します。

独特の薄茶色の壁に囲まれた旧市街は、想像以上に良い雰囲気でテンションが上がります。

雨が上がり、青空が見えてきました♪

薄茶色の壁に赤い扉と黒い鋲。

中世の雰囲気が漂います。

初のスペインなのでよく分かりませんが、スペインには中世の雰囲気の残る旧市街は少ないのだとか・・。そういう意味では貴重な街なのかもしれません。街自体が世界遺産になっています。

想像以上の街並みに既に、ま・ん・ぞ・く☆彡

どこもがフォトジェニック♪

赤い葉っぱの中にピンクの花が・・。

桜の一種でしょうか？

地図を見ながらも不安になり、犬の散歩をするマダムに聞いたりジョギングをする女性に聞いたりしながら歩いていると（皆さんとても親切！）、階段に描かれたジョーズの絵があり楽しげに撮影する学生っぽい数人の姿が見えました。

もちろん私たちも彼にお願いして、「>*０*<　ｷｬｱｱｯのポーズ。」で記念撮影。

明るいうちに、トルメス川にかかるローマ橋に到着することができました。

新緑が美しいです。

急いで、また旧市街に戻ります。

新旧カテドラルは、旧市街でも群を抜く美しさでした。

建て終わるまで１３-１８世紀までかかったため、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックなどの様式が混在する建物になってしまったとのことです。

行く前に調べていった「おすすめ観光」の一つ「貝（サンティアゴ・コンポステーラの巡礼のシンボル）の家」を探して、途中聞きながら（これまた親切に教えてくれたカップルに感謝！）「このあたりなんだけど・・ないわね。案外このシートの中だったりして・・。」とキョロキョロしていたのですが、見つからず・・・。
再度聞いてみると、なんとやっぱりこのシートの中の建物でした。

現在は修復中のようで、残念！

しっかり閉じられたシートの中を目をこらして見ると、たくさんの貝の立体模様が見えました。

サンティアゴ・コンポステーラの巡礼者を見守る騎士団の一員、ロドリアーゴ・アリアスの邸宅だったところです。

現在は本屋になっていて中にも入ることができるようでしたが、時間がないので中には入りませんでした。

サラマンカはイベリコハムが有名とのことで、大胆にもも肉を吊すお店がいくつかありました。

そのうちの一つに入ります。

生肉のコーナーには、子豚ちゃんが横たわっていました。

原型を露わにするもも肉の生ハムを、直接削り取ってくれます。

１００グラムでお皿に一面に盛り付けても６ユーロ弱（８００円弱）、日本では考えられない安さです！

暗くなって、ライトアップしたマヨール広場に再び訪れます。

スペイン一と言われるマヨール広場は、特に夜のライトアップが美しいとの情報に、明るいときよりたくさんの人が集います。

マヨール広場は、王位継承戦争においてサラマンカの貢献に感謝したフェリペ５世が命じ建設したもので、アルベルト・チュリゲラが設計しましたが、完成を待たずして亡くなっています。（１７２４-１７５５）

市庁舎は微量の酸化鉄を含んでいる石材を使用しており、夕日を浴びると金色に輝くとのことです。

少し近づいて写真を撮ると、更に黄金に輝いて見えます。

「来て良かった♪」そう思いながら、裏のタクシースポットに停まっているタクシーでホテルに戻ります。

「近くのバルで簡単な夕食をしても良いな」・・と思っていたのですが、ほぼ２４時間をかけて到着した疲れもあるので、ホテルの食事２０時半に間に合うように戻ることにしました。

タクシーの窓からは、まるで日本の商店街の飾りのような桜の木が・・。

この後の旅で３，４，５月に咲く花々を一斉に見ることになり、お花好きの私は嬉しい悲鳴を上げました(^o^)

ホテルの食事は始まったばかりでした。

前菜はお米のサラダ、

メインは牛肉のソテーと生野菜。

お味は・・・バルで食べてくればよかったかな。

お部屋に戻って、買ってきたイベリコ豚の生ハムと白ワインで乾杯！

こちらは美味でした♪

3/25（土）

朝のお散歩

サラマンカの外れに位置するホテルのそばには、ゴルフ場があります。

まぁるい松の木が並び、朝焼けの空の前では切り絵のように浮かび上がります。

近くの空き地の木には咲き残ったアーモンドの花（？）が・・。

ホテルの入り口には・・・

向かい合うように豚さんがいます。

かわいい♪

近くの建物の屋根には、風見鶏ならぬ風見おじさんがクラブを振りかざしていました。

ゴルフ客のための宿舎でしょうか？

この後、９時にホテルを出発してポルトに向かいます。

この旅行記へのコメント （2）

• sanaboさん 2017/04/03 22:44:28

  お帰りなさい♪

  yokoさん、こんばんは
  
  無事帰国なさり、もう旅行記がＵＰされてて驚きました。　早いっ！！
  
  「持ってる」っていいですね〜（笑）
  
  コックピットを見せていただけたのも、「持ってる」方たちのなせる業！
  今のご時世、コックピット見学できるエアラインは多くはないと思うので
  本当にラッキーで良い記念になりましたね(^_-)-☆
  
  yokoさんがおっしゃってらした奇跡的にラッキーというのは
  このこととは別のことだったのでしょうか？
  
  中世の雰囲気の残る旧市街と「スペイン一美しいマヨール広場」があるという
  世界遺産の街サラマンカは、私も是非とも訪れてみたくなりました。
  様々な建築様式の混在するカテドラルも風格があって立派ですね。
  
  100グラム６ユーロほどで食べられる生ハムも、ホント、日本では
  考えられませんよね！　ん〜、食べたい〜〜
  
  ライトアップされたマヨール広場は本当にゴージャスで美しいですね！
  
  それからアーモンドの花、可愛い〜♪
  ヨーロッパでは３月頃桜にそっくりなアーモンドの花が咲くと
  聞いてはいましたが、こんなに近くで撮った激写は初めて見たので感激しました。
  
  続きも楽しみに拝見させていただきますね(*^_^*)
  
  sanabo

  yokoさん からの返信 2017/04/07 22:33:41

  RE: お帰りなさい♪

  sanaboさん、こんばんは!
  
  お返事が遅くなり申し訳ありません。
  
  緻密にゆっくりと旅行記アップするのは無理なので、いつもサクッと紙のアルバム代わりに作っています。「詳しくはsanaboさんの旅行記をご覧ください。」的なコメントをつけようかと思ったくらいです。そんな旅行記を見ていただきありがとうございました。
  
  今回は特にきっちきちのツアーでフリータイムも少なかったので、旅行から帰ってから毎日アリさんのようにコツコツと旅行記を作っていました。気がついたら今日になっていた次第です。
  
  
  サラマンカはツアーには観光がついてなかったので、無理矢理入れ込んだのですが、正解でしたね。ホントに素敵な街でした。もっとゆっくり歩きたかったです。
  
  奇跡的にラッキーだったことは・・最終編でお知らせします。
  思わせぶりでごめんなさい。楽しい旅行記にするためにそうしています。
  
  ３月末のこの時期、たくさんの花に出会えたことも幸せでした♪
  
  オビドスでは、sanaboさんのおすすめ通りジンジーニャをいただきましたよ(*^_^*)
  濃くてチョコレートのカップも美味しかったです。
  
  yoko