2017/03/09 - 2017/03/17
332位(同エリア571件中)
フランジパニさん
- フランジパニさんTOP
- 旅行記100冊
- クチコミ10件
- Q&A回答7件
- 211,374アクセス
- フォロワー13人
人生初の添乗員付団体ツアーで向かったのは北アフリカ モロッコ。
外履き用バブーシュが流行っているし、可愛い雑貨もたくさんあるみたい♪エキゾチックなイスラム建築にサハラ砂漠、迷路の街に青い街、世界遺産のオンパレード。
個人旅行が好きな私にとって添乗員付き団体旅行というのはやはりちょっと窮屈でした。それでもツアーメイトさん達にも恵まれ、特にトラブルもなく無事に帰国できたのですが、添乗員さんはちょっとイマイチ。観光ガイドに関しては、資料も見ずにスラスラ説明されてて感心したのですが、時間配分とかホテルでのちょっとした説明が不親切で気が利かない。格安旅行とは言え、これは旅行会社のアンケートに書かねば!なーんてのんきに思ってた帰国後7日目の金曜日。友達からのラインで衝撃が!利用した旅行会社「てるみくらぶ」でトラブルが発生しニュースになっていたのです。
週明けに公表された負債額を見て更にびっくり!何年も粉飾決算を繰り返していたようです。 確かに旅行代金の支払い期限が異常に短くて自転車操業感はプンプンしてたけど、まさかここまでとは(>_<)。
昨年12月末にJATAによる還付も行われたそうですが、還付率は4.0%程度とか。被害にあわれた方々の心の傷が癒え、また旅行へ行きたいと思える日が一日も早く来ることを心からお祈りしています。
ラクダに乗ってサハラ砂漠を満喫した後は、雪が残るアトラス山脈を越え古都フェズへ。ツアーに付いているホテルの夕食をパスし、カルフールでショッピング。翌日は、フェズの迷路を団体行動。写真を撮りながら見失わない様に付いていくのが精いっぱい。なんだかとても疲れました、、、
※1dh=11.7円(旅行時)
≪ 旅 程 ≫
1日目: JR名古屋駅 → 関西空港(エミレーツ無料バス) → ドバイ
2日目: ドバイ乗継(添乗員合流) → モロッコ・カサブランカ → バスでマラケシュ
3日目: マラケシュ観光(サアード朝の墳墓群・クトゥビア・スーク) → アイト・ベン・ハッドゥ → ワルザザート
4日目: トドラ渓谷 → エルフードで4WDに乗換え → メルズーガ
5日目: サハラ砂漠で朝日観賞 → エルフード → 古都フェズ
6日目: フェズ観光(王宮・ブージュルード門・メディナ) → シャウエン観光(グランモスク・カスパ)
7日目: ティトゥアン観光 → ラバト観光(ムハンマド五世霊廟・ハッサンの塔) → カサブランカ
8日目: カサブランカ観光(ハッサン2世モスク・メディナ) → 空路ドバイへ
9日目: ドバイ → 関西空港 → JR名古屋駅
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
ズィズ渓谷をあとにして、時々現れるカスパを眺めながらアトラス山脈へ向かいます。
-
走ること数時間。前方が白い霧で覆われ、岩の上には白いもの、窓からは冷気が(>_<)。
これってまさか雪?つい数時間前まで半袖で平気だったのに、、、。
あまりの変化にびっくりです。 -
マラケシュからはオート・アトラス越えでしたが、こちらはミドル・アトラス越え。
1月には雪で通行止めになったルートだそうです。
舗装はされている道ですが結構狭く、運転が大変そうです。快晴だったお天気もポツポツと雨が降ってきました。
今朝サハラ砂漠でらくだに乗ったのがもう何日も前みたい。 -
14時ごろ、ミデルトという街でようやく昼食。
バスから外に出ると想像以上に寒い!震えながら、ホテル『Kasbah Asmar』の中へ。 -
外見だけではなく、中も可愛い♪
-
シャンデリアにはカラフルな硝子が使われていて、手前と奥のシャンデリアでは形も少し違います。
-
真ん中の真鍮製の豪華なタジン。みんなの期待の眼差しを浴びながらオープン!!
なんと中身はいつものパンでした(笑)。 -
綺麗に盛られたモロカンサラダもおなじみ。少しづつ取り分けて頂きます。
どれも美味しーい☆ -
そしてメインは久々のお魚、ますの蒸し焼き♪
レモンを絞って食べても美味しいですが、ツアーメイトさんが持参されたマヨネーズを付けて食べると絶品!モロッコに来てから一番美味しいランチです。
海外旅行ベテランのツアーメイトさん。お気に入りのお醤油・小さな容器に詰め替えたドレッシング・マヨネーズなどを必ず持参されるそうです。マネしなきゃ! -
添乗員さんオススメのクレープ。蜂蜜をかけていただきます。
美味しいのですが、ちょっと冷めていて残念。 -
ランチ前にアトラス山脈を越えたと思っていたのですが、まだ中継地点だったようです。
さらにくねくね道を進み、ようやく牧歌的な風景が広がり青空が顔を出してくれました~。 -
16:45、到着したのはイフレンという街。トイレ休憩です。
フランスの植民地だったころ避暑地だったそうで、モロッコらしからぬヨーロピアンな街並み。ただ、3月はとーっても寒い。
トイレはお土産屋ではなく、美味しそうなケーキが並ぶこじゃれたカフェ。
ここのトイレのおばちゃんが至れり尽くせり。誰かがトイレを使用した後は床をモップで拭いてくれます。手を洗おうとすると蛇口をひねってくれ、洗い終わるとペーパータオルをくれました。トイレチップをトレーに置くと満面の笑顔!とっても可愛い方でした。 -
このライオン像が街のシンボル。周りに誰もいないように見えますが、実は記念撮影する人がいっぱいいます。
-
モロッコ国旗がはためく、イフレン大学。インターナショナルな大学らしいです。
-
18:30ごろ、ようやくフェズのホテルへ到着。
以前はシェラトンだったという『ピックアルバロス ロイヤル ミラージュ』。
お土産屋さんが3件入る大型ホテルです。
お部屋はこーんな感じ。
Wi-Fiにはパスワードが必要で、チェックイン時にメモが配られました。
ただ、疲れていて使用しなかったので速度などは分かりません。 -
トイレ、洗面所、お風呂も清潔。
-
あまり時間が無かったので、ツアーに付いていた夕食をパスして『ボルジュ・フェズ』と言うショッピングモールへやって来ました。
夜だしタクシーで行こうと思ったのですが、コンシェルジュに「ボルジュ・フェズに行きたい」と言うと「歩いても10分くらいだよ。右手にマクドナルドが見えたら、その奥がそうだよ。」と教えてくれました。
女性二人で夜道を歩きましたが、大通りをまっすぐ行くだけだったので大丈夫でした。 -
海外ではお馴染みのフランス系スーパー、カルフールは地下にあります。
-
まずはフードコートで夕食。
『Samurai』という和食屋さん(ラーメン・ロール寿司など)もありましたが、イマイチだったので久々にパスタ。 -
私はシーフードトマトパスタ 60dh。友達はカルボラーナで40dhだったかな。
レモンジュースをシェアしました。
量が多めでしたが、ぺろりと完食☆普通に美味しいパスタでした。 -
お腹が満たされたので、カルフールでショッピングスタート!まずはコスメの価格調査♪ 左上から時計回りに、
ARGAPUR サボテン&アルガンのミックスオイル(60ml) 88.95dh
tiyya サボテンオイル(50ml) 139.95dh
tiyya アルガンオイル(50ml) 59.35dh
tiyya ローズウォーター(200ml) 50.40dh
ARGAPUR サボン・ノワール(200g) 28.80dh → 20.95dh
tiyya サボン・ノワール(250ml) 26.50dh
「ARGAPUR」と「tiyya」はメーカー名で日本でもインターネットで買えるみたいです。
サボテンオイルはアルガンオイルより更に希少で保湿力が高く、そのためお値段も倍以上。サボン・ノワールとは黒オリーブから作られる石鹸です。 -
自分用に、アルガンオイル(60ml)・ローズウォーター・ガスールのセットを購入。"ファティマの手"が描かれたビニールポーチに入って115.95dh。
値段の並びと商品の並びがぐちゃぐちゃになっていたのでお店のお兄さんに確認したら「129.95dh」って言われたのですがレシートを見ると115.95dhでした。ちょっと得した気分♪
スーパーでも値段が下に付いていないものも結構あって、その辺やっぱりモロッコです。 -
モロッコと言えばミントティー。簡単に飲めるティーパック(11.95dh)もあります。
鹿のマークの板チョコ(15.55~19.55dh)。
他にパプリカの絵がかかれたポテチや、何人かのブログで紹介されてたモロッコ産クッキーを購入しました。
ミントティーグラスなんかも売っているかと期待していたのですが普通のコップしかありませんでした。ショッピングモールの方も日本のイオンなどと比べるとかなりショボイ感じで、見たいお店はほぼありませんでした、、、 -
3/14(火) 今日もいい天気ですが、今までに比べると少し肌寒い。
ホテル出発が08:30なのに、スーツケースのピックアップが07:00って早すぎませんかー?
今晩泊るホテルはシャウエンの旧市街の中にあるのでバスで運べないって言うので頑張って間に合わせましたけど、、、 -
ホテル内のお土産屋さんで友達が購入したバブーシュ。
尖がっているバブーシュはベルベルスタイルで外履き用です。
最初は「本当は120dhだけど100dhに負けてあげるよ~」と言われたものを頑張って70dhまで値切ってご購入。店のおじさんはかなりシブシブって感じだったので底値かな。ラクダの皮だそうです。
私も買うか迷ったのですが「フェズは革製品の本場で、バブーシュが買えるお店にもガイドさんが連れて行ってくれます」との添乗員さんのお言葉を信じて止めときました。 -
08:30ホテルを出発し、フェズ観光へと向かいます。
昨晩、歩いてきたボルジュ・フェズ。バスだとあっという間。 -
まずは王宮の正門。
写真撮影だけかと思ってイヤフォン・ガイドをバスに置いてきたら解説もありました。
仕方なく、添乗員さんのすぐ横で生声に聞き耳をたてます。 -
マリーン朝(13~15世紀)のスルタンの居城で、現在はモロッコ国王がフェズに滞在する時に利用されているそうです。
残念ながら一般公開はされておらず、見られるのはこの正門のみ。
細かなモザイクと黄金色の扉がうっとりするほど綺麗です。
扉の表面に施さらた模様がアラビアン!なんでもオレンジで磨くとこのようにピカピカになるとか。確かに、オレンジ成分配合のクレンザーとかありますもんね。 -
扉部分のアップ!光の加減で何故かシルバーに写っちゃいました。
-
民族衣装がお似合いのフェズのガイドさん。
モロッコでは旅程を一緒に周る現地ガイドさん以外に、都市ごとに地区ガイドさんを付けなければいけないのか、何処にいっても新たなガイドさんが登場しました。 -
再びバスに乗り込み、高台へ移動。ここからフェズの街並みが一望です。
-
ちょっとアップに。
ひしめく建物の間を小道が通る、フェズのスークはマラケシュ以上の迷路だそうです。 -
その迷路も解説を聞きながら団体行動です。
「フェズのスークは迷路です。はぐれても迎えに行くことは不可能なのでブー・ジュルード門まで自力で行って待っててね」とこわーいお言葉。 -
『サファリーン(鍛冶屋の)広場』。
大きな鍋が売られ、主要な観光ポイントを目指す目印となる広場だそうです。 -
スークを歩いている途中に、友達が購入したミニバブーシュのキーホルダー。
最初は「20個で100dh」だったのですが「25個で100dh」で購入。1個 4dh(≒50円)!友達は買い物上手です(*^^)v。ちなみに、ガイドブックには同じと思われるものが1個10dhと書いてありました。
このミニバブーシュ売りのおじちゃん、横を並んで歩き売り込んでくるのですが、いなくなったなぁーと思っていると、先回りして別なところで待っていました。スークを熟知している達人!ですね~。最後の方はお互いを見つけて「また居た!」と笑いあってました。 -
フェズ川に来ました。ミントティー用ポットを川ですすいでいます。
何かを入れて川の水に浸すとあら、不思議!あっという間に中が金色に。化学反応??なめし皮も洗っていました。 -
ツアーではお約束のタンネリ(なめし皮染色職人のスーク)。
入口でミントが配られ「臭いのでこれを鼻に当てながら見学して」ってことでしたが、無くても平気でした。気温の低い冬はそんなに臭わないのかも。 -
ビルの屋上から皮染めの様子を見学。
ひとつひとつの穴に絵の具のパレットみたいに違う色が入っています。職人さんはその中に入って染めているようです。
身体に匂いが染み込みそうだし、水分を含んだ革も重そう。かなり大変な仕事みたいです。 -
反対側の景色。
パラボラアンテナこんなに必要?(笑)。 -
同じビルの下の階は革製品のお店。これもお約束!
遅れて行ってみると、先に見ていたツアーメイトさんが「ここは縫製が悪いし、汚れている」と教えてくれました。少し見てみましたが、結構シンプルなデザイン。
んーー、マラケシュのスークや今朝のホテルの方が可愛いデザインが揃ってたかも(>_<)。くっっーー!添乗員さんの言葉を信じたことを後悔、、、 -
バックやクッション(天井に吊られているもの)なども売っています。
-
多分聞いたんだろうけど、どこか不明、、、
サファリーン・マドラサ(神学校)かカラウィーン・マドラサかな?? -
壁のモザイクやステンドガラスがとっても綺麗でした。
-
スーク内の小さな学校。かわいい子供たちが手を振ってくれました。
-
お野菜も売ってます。
-
フェズブルーのお皿、見たいなぁ。でも、もちろん素通り。
店番のお兄さんはスマホに夢中! -
『ネジャーリン広場』。綺麗なモザイクの泉があります。
-
色んな「フェティマの手」。
ファティマはモハメット(ムハンマド)の4女で、その生涯を社会奉仕に尽力されたそうです。慈悲深い彼女の手は幸福を呼ぶお守り・魔よけとして使われています。
トルコのナザール・ボンジュみたいな感じかな。 -
パステルカラーの可愛いスイーツ屋さん。
-
『カラウィン・モスク』。
9世紀にチュニジアから移住した人が建ててから1000年の間、改装と拡大を重ねてきました。全体的にはコルドバ風、アンダルシア様式の装飾がされています。
ムスリム以外は入れないので外から眺めるのみ。 -
ナッツやドライフルーツのお店。
-
『ザウィア・ムーレイ・イドリス廟』。
フェズのメディナを建設したムーレイ・イドリス2世の霊廟。フェズの守護聖人として今でも信仰の対象。下の鍵みたいなところにお賽銭(?)を入れるみたいです。 -
廟の横ではお供え物が売られています。
-
こちらも、ムスリムしか入れません。
周りに人が多すぎて上の方しか撮れませんでしたが全体はもっと綺麗です。イスラム建築は本当にステキ。 -
最後に連れて行かれたのは、モロッコの民族衣装のジュバラや布製品のお店。
大きなはた織りがありました。
ツアーメイトさんがベットカバーサイズの手織り布を300dhまで値切ってお買いあげ。値切る場合は、最初に「いくらなら買う」って決めてから交渉しないとなかなか難しいです。 -
こちらは女性用の民族衣装。キレーなんですけどねぇ、、、
はぁぁ、ツアーで連れてかれる店ってどうして要らないものしか売ってないのーー。どうせ連れて行かれるなら、陶器屋さんとか真鍮細工のお店に行きたかった~ -
メディナの入口『ブー・ジュルード門』。街のシンボルです。
迷子になったらここで待ち合わせ。
メディナの外側はブルー。 -
メディナの内側はグリーンです。
-
通りかかったレストランに欲しかったMARATERRE(マラテール)のお皿が!!!
全体をブルーで統一したかわいいお店でした。 -
バブーシュが50dh!25dh!
安すぎで怪しいかも。バブーシュにもメイド・イン・チャイナがあるとか。 -
辿り着いたランチ会場。
-
装飾がとってもステキです。
-
手洗い場もこの豪華さ。
-
フェズの迷路を写真を撮りながら、はぐれないように歩くだけでなんだかすっごく疲れました。あまりに疲れすぎて食欲もわかず、ほとんど食べられませんでした。
-
出発まで少-しだけ時間があったので近くを散策。迷子になるので遠くまでは行けません、、、
こちらでミニタジンを買ったツアーメイトさんが「キャンディーくれたから、安くしてあげる」と言われ10dhだったそうです。私も欲しかった~もっとちゃんと見れば良かったな(>_<)。
それにしてもキャンディーは子供用と思ってたけど、大人も嬉しいのね。 -
フェズを後に、水色の街シャウエンへ向かいます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
フランジパニさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
66