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先日東予→大阪南港のオレンジフェリーに乗船しました。<br /><br />オレンジフェリーは東予港を22時30分出航しますが、20時から乗船可能。JR予讃線で東予港に近い壬生川駅に着いたのは19時頃。<br /><br />このオレンジフェリーは今治や新居浜から無料バスが出ており、特に今治からは20時からの早乗りに対応した無料バスがあります。壬生川駅から東に1キロ離れた国道にそのバスが通ります。<br /><br />しかし、その早乗り対応のバスに乗っても、今治から一旦小松まで南下する関係もあり、東予港着は20時30分頃。もっと早くフェリーに乗りたい一心から壬生川駅からタクシーを使います。駅から10分、1700円弱です。<br />

東予→大阪南港フェリー「おれんじ7」乗船記

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2017/03/23 - 2017/03/23

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船尾唯智

船尾唯智さん

先日東予→大阪南港のオレンジフェリーに乗船しました。

オレンジフェリーは東予港を22時30分出航しますが、20時から乗船可能。JR予讃線で東予港に近い壬生川駅に着いたのは19時頃。

このオレンジフェリーは今治や新居浜から無料バスが出ており、特に今治からは20時からの早乗りに対応した無料バスがあります。壬生川駅から東に1キロ離れた国道にそのバスが通ります。

しかし、その早乗り対応のバスに乗っても、今治から一旦小松まで南下する関係もあり、東予港着は20時30分頃。もっと早くフェリーに乗りたい一心から壬生川駅からタクシーを使います。駅から10分、1700円弱です。

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  • 東予港のフェリーターミナルに到着。すっかり夜となり、大きな船体が無数の窓から光を落として港に横たわっています。<br /><br />ネットで事前予約した寝台の乗船券を購入しました。フェリーターミナルの待合室のスペースは非常にこじんまりとしています。出航時刻よりも数時間も早くから乗船可能なので、待合室で待機する客が少ないからなのでしょう。

    東予港のフェリーターミナルに到着。すっかり夜となり、大きな船体が無数の窓から光を落として港に横たわっています。

    ネットで事前予約した寝台の乗船券を購入しました。フェリーターミナルの待合室のスペースは非常にこじんまりとしています。出航時刻よりも数時間も早くから乗船可能なので、待合室で待機する客が少ないからなのでしょう。

  • このフェリーは夜行便なのですが、決して長距離の部類ではありません。大阪~壬生川や大阪~松山では高速バスが5時間程度で走っており、夜行便もあります。<br />しかし船体も決して新しいとは言えないながらも、内装は豪華。高級ホテルのような感じです。

    このフェリーは夜行便なのですが、決して長距離の部類ではありません。大阪~壬生川や大阪~松山では高速バスが5時間程度で走っており、夜行便もあります。
    しかし船体も決して新しいとは言えないながらも、内装は豪華。高級ホテルのような感じです。

  • この日は三連休の最終日でしたが、そこまで混雑してません。その混雑を予想して、タクシー代を出してまで早く乗り込んだのですが、後の無料バスでも特に問題はありませんでした。<br /><br />しかし本四連絡橋が出来てから約30年。京阪神~四国の移動が高速道路がメインになってからも、このフェリーは多くのトラックを運び続けてます。この日は連休だったのでトラックは少ないでしたが。<br /><br />そしてこちらも新造船投入の計画もあります。国内のフェリーは次々と新造船を投入中。労働人口不足でトラック運転手不足を迎え、運送がフェリー依存にシフトしているためです。そのため各フェリー会社は生き残りをかけ、搭載量増大と燃費向上を両立した新造船を続々投入しています。

    この日は三連休の最終日でしたが、そこまで混雑してません。その混雑を予想して、タクシー代を出してまで早く乗り込んだのですが、後の無料バスでも特に問題はありませんでした。

    しかし本四連絡橋が出来てから約30年。京阪神~四国の移動が高速道路がメインになってからも、このフェリーは多くのトラックを運び続けてます。この日は連休だったのでトラックは少ないでしたが。

    そしてこちらも新造船投入の計画もあります。国内のフェリーは次々と新造船を投入中。労働人口不足でトラック運転手不足を迎え、運送がフェリー依存にシフトしているためです。そのため各フェリー会社は生き残りをかけ、搭載量増大と燃費向上を両立した新造船を続々投入しています。

  • 最初ひとっ風呂浴びようとして、風呂場に行きましたが、排水が詰まり気味。船員さんが対応してました。<br /><br />船員さんの対応は丁寧でいいですね

    最初ひとっ風呂浴びようとして、風呂場に行きましたが、排水が詰まり気味。船員さんが対応してました。

    船員さんの対応は丁寧でいいですね

  • 風呂を出て最上階の展望ルームに上がりますと、おお~と歓声を上げたくなります。これまたゴージャス。自動演奏のピアノまで置いてありました。

    風呂を出て最上階の展望ルームに上がりますと、おお~と歓声を上げたくなります。これまたゴージャス。自動演奏のピアノまで置いてありました。

  • で、レストランに行って遅い食事を取ることに。こちらもフェリーターミナルの待合室同様にこじんまりとしてます。乗船開始時間が20時なので、既に食事を済ませた客が乗船するケースも多いのでしょう。

    で、レストランに行って遅い食事を取ることに。こちらもフェリーターミナルの待合室同様にこじんまりとしてます。乗船開始時間が20時なので、既に食事を済ませた客が乗船するケースも多いのでしょう。

  • ただ、このこじんまりとしたレストランも人気がない訳ではありません。冷凍食品は使わず、全て手作りという力の入れようです。<br /><br />生姜焼き定食900円弱を注文しましたが、番号札を渡され、呼ばれるまで待ちます。その注文待ちの客が多く、レストランの船員さんはまるで戦場のように忙しくしていました。<br /><br />他の長距離航路のレストランのようにバイキングではないので、安上がりです。特に胃腸の弱い私は、これぐらいで十分(笑)

    ただ、このこじんまりとしたレストランも人気がない訳ではありません。冷凍食品は使わず、全て手作りという力の入れようです。

    生姜焼き定食900円弱を注文しましたが、番号札を渡され、呼ばれるまで待ちます。その注文待ちの客が多く、レストランの船員さんはまるで戦場のように忙しくしていました。

    他の長距離航路のレストランのようにバイキングではないので、安上がりです。特に胃腸の弱い私は、これぐらいで十分(笑)

  • またここのレストランは、喫煙室ながらも、靴を脱いでフローリングの上でくつろいで食べられるスペースもあります。<br /><br />靴を脱いで食事を食べられるスペースがあるレストランは、他の航路のフェリーでは見た事がありません。

    またここのレストランは、喫煙室ながらも、靴を脱いでフローリングの上でくつろいで食べられるスペースもあります。

    靴を脱いで食事を食べられるスペースがあるレストランは、他の航路のフェリーでは見た事がありません。

  • さて22時30分に東予港を出航。ビールを飲んでアルコールが入ったので、早速寝床につきます。<br /><br />この寝台の区画だけを見ると、やはり年季が入ったフェリーだと実感。新造船が投入されるならば、より快適になる旅を期待したいですね。<br /><br />なお、オレンジフェリーのこの航路には、格安なコースの旅がいくつか準備されてるので、乗船するならこれを活用したいですね。

    さて22時30分に東予港を出航。ビールを飲んでアルコールが入ったので、早速寝床につきます。

    この寝台の区画だけを見ると、やはり年季が入ったフェリーだと実感。新造船が投入されるならば、より快適になる旅を期待したいですね。

    なお、オレンジフェリーのこの航路には、格安なコースの旅がいくつか準備されてるので、乗船するならこれを活用したいですね。

  • 翌朝6時に大阪南港に入港。やはり寝てしまうと短い航路。フェリー旅を本格的に楽しむにはやや不向きかもしれませんが、出航や入港時間を考えると、時間を有効に使いたい人にとってはいいと思います。<br /><br />朝食はバイキングでした。夕食の時はレストランのレジで精算でしたが、朝食はフロントで食券を買って、これをレストランに持っていく方式。朝食と夕食で精算方法が異なるのも、このフェリー航路ならではなのかもしれません。

    翌朝6時に大阪南港に入港。やはり寝てしまうと短い航路。フェリー旅を本格的に楽しむにはやや不向きかもしれませんが、出航や入港時間を考えると、時間を有効に使いたい人にとってはいいと思います。

    朝食はバイキングでした。夕食の時はレストランのレジで精算でしたが、朝食はフロントで食券を買って、これをレストランに持っていく方式。朝食と夕食で精算方法が異なるのも、このフェリー航路ならではなのかもしれません。

  • 船内には朝8時までまったりと滞在できます。隣には名門大洋フェリーの船体が見えました。<br /><br />早朝に南港に到着する利点を活かして、ここからは関西空港への直行バスも出てます。愛媛からLCCを介して仙台や札幌方面に行くには便利ですね。<br /><br />本四連絡橋ができてからは高速道路が便利な京阪神~愛媛間ながらも、バスとの接続が充実し、かつ内装も豪華で今も健闘するオレンジフェリー。これからも頑張って欲しいです。

    船内には朝8時までまったりと滞在できます。隣には名門大洋フェリーの船体が見えました。

    早朝に南港に到着する利点を活かして、ここからは関西空港への直行バスも出てます。愛媛からLCCを介して仙台や札幌方面に行くには便利ですね。

    本四連絡橋ができてからは高速道路が便利な京阪神~愛媛間ながらも、バスとの接続が充実し、かつ内装も豪華で今も健闘するオレンジフェリー。これからも頑張って欲しいです。

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