2017/03/19 - 2017/03/19
21位(同エリア122件中)
ちゃっぷさん
3月の北海道は冬と春の境目です。
いつの間にか雪解けも進み、陽射しも真冬よりは強くはなってきましたが、まだまだ寒い日が続きます。
この時期の馬産地日高は種付けシーズンでもあり、見学できる牧場は限られています。
もちろん桜の季節でもありません。
観光には不向きな時期ではありますが、北海道内でも比較的早く春を感じることが出来るエリアです。
嫁さんと二人でドライブしてきたので、旅行記にしてみました。
競馬ファン以外の観光客には、あまり馴染みがないエリアです。
皆様のご旅行の参考になるようなものは、無いかもしれませんが、今回も自分向けの旅日記として作成してみます。
誤字脱字についてはご容赦ください。
よろしくお願いいたします。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
-
北海道もずいぶん雪解けが進みました。
道幅が広くなり、滑る心配がないアスファルトの上を走れる開放感を噛みしめます(笑)
雪が降らない地域の方々には当たり前のことだと思いますが、雪国の人間は春の訪れを心待ちにしています。 -
まず最初の到着したのは、安平町の社台スタリオンステーション。
まだ日高地方ではありませんが、このエリアが馬産地の入り口です。
競走馬時代に大活躍した名馬が、種牡馬として繋養されています。 -
こちらで見学可能な種牡馬の皆さんです。
以前は国民的スターのディープインパクトも見学可能でしたが、種牡馬としても一番人気なので、馬房の近くの放牧地(見学不可)にいるのだと思います。 -
牡馬は広々とした放牧地に1頭ずつ放されます。
やっぱり気が荒いのでしょうね。 -
大勢のファンに愛されたトウカイテイオーのお墓もあります。
未だに多くのファンがお供えしていきます。 -
奥の坂道の上から、種牡馬の皆さんは厩務員さんに連れられて放牧地におりてきます。
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続いてやってきたのは、こちらの牧場。
先日亡くなったばかりのミホノブルボンが晩年を過ごした、日高町のスマイルファームです。
ちなみに先ほどの社台スタリオンからは車で1時間くらいかかります(笑)
種牡馬を引退後はこちらで繋養されていました。
元気だったときは、何度も見学にきました。
性格が良い馬で、放牧地の脇に行くと、必ずと言っていいほど、近くにあいさつに来てくれました。
※但しどんなに近づいてきても、絶対に触ったりするのはNGです。馬は非常に高価です。牧場の財産です。見学者の怪我防止と言うよりも、馬の事故防止です。何かが起きた際には、庶民に弁済できるような額ではありません。 -
ミホノブルボンが暮らした馬房です。
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ブルボンが過ごした放牧地です。
この辺りは通る車も少なくて静かな環境です。
ブルボンが歩いていた光景が思い出されます。 -
ブルボンがいた牧場を後にして、移動します。
日高は道路の右も左もこんな光景が広がります。
こちらは生まれたばかりの仔馬(とねっこ)とお母さん。
立派な競走馬になれるかな? -
こちらは出産間近なお母さんのグループ。
お腹がパンパンです(笑) -
この数年で日高の風景も変わりました。
山の斜面に大量の太陽光パネルが設置されています。
雪が少ない日高は、発電の効率も良いのでしょう。 -
日西牧場さんに到着です。
遠くにいるのは、人気者だったビワハヤヒデ! -
すっかり歳をとったおじいちゃんになってしまいました。
静かな環境で、のんびりと過ごしています。
近寄ってくることはありませんでしたが、気持ち良さそうに佇んでいました。
いつまでもお元気で!! -
昨年の台風の被害で、JR日高線は運休したままです。
こんなに小さくても駅なんです(笑) -
のどかな風景です。
でも電車は来ません。 -
豊郷駅から少し移動すると、台風で受けた被害を目の当たりにします。
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いつの日か、日高を汽車が再び走る日は来るのでしょか…。
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ニュースでは見ていましたが、実際に訪れると、気持ちが沈んでしまいました。
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さて、気分を変えて車を進めます。
新冠町に入ると巨大な壁画がお出迎え。
崖をキャンバスにしています!
先ほどの太陽光パネルもそうですが、日高は斜面を有効活用するのが得意なのでしょうか? -
木製のウマの鉢入れ。
日高の飲食店の前などで、よく見かけます。
かわいらしいので欲しいなぁと思い、日高地区のホームセンターで探したこともあるのですが、売っているのを見たことがありません今度、お店に人に聞いてみます。 -
新冠町のとなりの新ひだか町(旧静内町)でお昼ごはんにします!
フリージアという喫茶店です。
実は5~6年ぶりくらいの訪問。 -
以前と比べて、お店の中はずいぶん明るくなりました。
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ただし、このゲームテーブル?は健在です!!
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こちらの名物は焼きカレー!
グラタン皿?土鍋?にカレーライスを入れ、卵とチーズを乗せてオーブンで焼いたような感じのものです。
説明が下手ですみません…。 -
サラダとスープに続いて、
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いよいよ焼きカレー登場!!
僕はつぶの焼きカレー!!
北海道ではつぶ貝は、本州で言えばサザエのような存在でしょうか?
ホタテにならんで身近な貝です。
カレーはあまり辛くはないですが、つぶの風味が相まってウマい!!
なによりもアツアツなので、寒い季節にはぴったりです!! -
こちらは嫁さんの、なすとベーコンの焼きカレー。
こちらもウマそうです! -
公務員マラソンランナーの川内さんも来たことがあるようですね。
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この日の日高地方は本当によい天気です!
海の色が青いです。真冬はもっと暗い色でした。
春間近です。 -
もう少し足を延ばして旧三石町にやってきました。
こちらで羊羹を買います。 -
綺麗な店内です。
お土産の羊羹を購入しました。 -
本当に良い天気です。
海沿いのドライブは気持ちが良いですね。 -
旧三石町の海岸。
夏になると浜辺で昆布を干している姿が名物ですが、
今の時期は人をほとんど見かけません。 -
旧静内町に戻ってきました。
遠くに日高山脈が見えます。 -
海沿いの道を離れて内陸に向かいます。
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今は種付けのシーズン。
繁殖牝馬を乗せた馬運車と、よくすれ違います。 -
桜並木で有名な二十間道路に向かいます。
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今の時期は当然、桜は咲いていません。
5月の上旬には、満開の桜が見事らしいです。
但し渋滞が酷いので、僕は桜の時期には来たことがありません(笑)
そう言えば東京は桜が開花したそうですね。 -
まだまだつぼみにもなっていません。
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ホンダのビートのオフ会でしょうか?
同じ車が何台も連なって走り去って行きました。 -
のどかな風景の中、車を進めます。
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次の牧場はビッグレッドファーム。
学校だった建物を、事務所として活用しています。 -
ゴールドシップ、グラスワンダー、アグネスデジタル、ジョーカプチーノといった種牡馬と一緒に、あのコスモバルクも功労馬として繋養されています。
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あのゴールドシップが目の前にいます!
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あなたは本当に強い馬だった。
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ちょっと「ぐいっぽ」をするクセがあるみたいです。
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かわえぇなぁ…(笑)
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こちらの牧場では、本当に近くで見学することが出来ますが、
決して触ったりしてはいけません。
ウマが怪我をするようなことがあっては取り返しがつきません。
もちろん見学者が怪我をすることがあってもいけませんが…。
こちらで一緒だった競馬ファンと思われるカメラを持った方々も、よく心得ています。
でもたまに心ない人の行動で問題が起きると、規制が厳しくなったりします。
牧場の方々のせっかくの御好意です。
ルールと常識を持って、見学させて頂きましょう。 -
アグネスデジタル。
こちらの牧場の放牧地は本当に広いです。 -
集牧の時間となりました。
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皆さん、おとなしく馬房に帰ります。
戻ったら、おいしいご飯があることを理解しています。 -
ゴールドシップもお家に帰ります。
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寛ぎの時間。
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コスモバルクは集牧された後で、会うことはできませんでした。
また次の機会に…。 -
お次は優駿スタリオン。
綺麗に整備されて、無くなった名馬のお墓参りができるようになっていました。
優駿記念館(旧ナリタブライアン記念館)は、オフシーズンのためか、お休みでした。
オグリキャップがお出迎え。 -
本当に偉大な競走馬でした。
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三冠馬、ナリタブライアン。
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ディープインパクトと同世代。
現役時代は何度も大怪我から復活して、大好きな馬でした。 -
優駿スタリオンを後にします。
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お馬の親子。
仔馬は馬服を着せてもらっています。
かわいらしいですね。 -
君も似合ってますよ。
立派な競走馬になれるといいね! -
サラブレッド銀座の入口の駐車公園でトイレを借ります。
ドアに蹄鉄のマーク。 -
ベンチも蹄鉄の形です。
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こちらは展望台のようになっています。
牧場を見渡すことが出来ます。 -
しつこくて申し訳ありませんが、マナーを守って見学させていただきましょう。
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海沿いの国道を帰ります。
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日高に来たらここは外せません!
いずみ食堂!
昼時は毎日行列が出来ていますが、時間を外せばすんなりと入れます。 -
厨房の様子。
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サービスの自家製の漬物をいただきながら、おそばを待ちます。
ここの漬物もおいしいので、買って帰ることもあります。 -
待ってました!
豚肉天そば!!
麺は田舎そば。
具だくさんのがっつり系のそばです。
とにかくおいしいんです。 -
いつもつゆまで間食してしまいます!
ごちそうさまでした!
何度でも食べに行きたいいずみ食堂です。 -
道民のコンビニ、セイコーマートで飲み物を買います。
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セコマに貼ってあった、馬産地ならではの求人広告。
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もう夕方です。
そろそろ帰りましょう。 -
最後に新千歳空港を見渡せる場所に立ち寄りました。
日中は航空写真を趣味にする人がたくさんいます。 -
ANAの着陸。
僕はバカチョンカメラ(笑) -
JALが飛んで行きました。
離陸する飛行機を眺めながら、
「早く次の旅に行きてぇなぁ…」
と思います。
今回の3連休、2日目に日高への日帰りドライブを旅行記にしてみました。
日高は馬産地のイメージが強く、一般の観光客の方々が楽しめる観光地ははっきり言って乏しいです。
競馬ファンにはたまらない地域ではありますが…。
この旅行記が皆様のご旅行の参考になるかどうかはわかりませんが、日高も広い北海道の一部です。おいしい食べ物もたくさんあるので、もし興味を持たれた方いらっしゃったら、是非訪れてみてください。
では、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。
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