〔広島～愛媛〕ちょっと変わった渡り方　今治で豪華ウニ釜飯を喰らう！

2017/03/11 - 2017/03/12

広島県呉市から安芸灘諸島を島づたいに橋を渡っていくと、愛媛県今治市の岡村島まで行くことができます。
呉からは橋で渡れるものの、愛媛県側からみると離島です。
ここからフェリーで今治へ
この航路は、あまり世間に知れてておらず、まさに地元航路
景色も最高です。
今治では、伊豫水軍で昼食
ここの料理は評判が良いです。
この後、松山に移動し道後で温泉三昧
一泊して、しまなみ海道で帰ってきました。

エリア 愛媛

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 船 私鉄 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は、4月から社会人になる息子のお祝い旅行です。
通勤で使うことになる3年落ちの中古車の習熟運転も兼ねているので、左側の軽自動車で行きます。

1本目は、安芸灘大橋
安芸灘（とびしま海道）では、唯一の有料橋です。
普通車720円（軽560円）

安芸灘大橋 名所・史跡

安芸灘大橋を渡って下蒲刈島へ

下蒲刈島⇒上蒲刈島⇒豊島⇒大崎下島⇒岡村島と、島づたいに橋を渡って1時間弱で岡村港に到着しました。

自動販売機でキップを購入
9時35分発の今治行きに乗ります。

軽自動車は運転手込みで2,780円（普通車なら3,910円）
同乗者　大人1名860円

出港まで50分ほどあるので、港の周辺を散策してみましょう。

近くに漁港があります。

埠頭の先には四国が見えてます。

埠頭から陸側を撮影

海に面した神社があります。

行ってみましょう。

立派な神社です。

神社から海側を望む

路地裏探検
古い洗濯機発見！

酒屋さん発見

山丹正宗は、今治の㈱八木酒造部の酒のようです。
やっぱり愛媛県ですね。
広島では聞かない日本酒です。

細い路地を右に曲がると「たばこ屋」があるようです。

風格のある「たばこ屋」さん

こんな店が残っているんですね。

店の前を抜けると別の路地が

岡村港に戻ってきました。

9時15分発の大三島（宗方港）行きのフェリーが入ってきました。

私たちのフェリーは、この20分後に出港です。

今治行きは、このフェリーです。
　※　別の日に撮影

浮桟橋で方向変換して、バックで駐車しないといけません。

岡村港出港

小大下島、大下島と寄港して今治に行きます。
1時間20分かかります。

「第二せきぜん」の2便往路に乗ってます。

小大下島と岡村島の水道を抜けて小大下港へ

約10分で小大下島港です。

すぐに出港

先に出た「フェリーみしま」が宗方港から岡村港に戻っていきます。

さらに約10分で大下港へ

ここも乗降が済んだらすくに出港

島影から白い大型船が現れてきました。

青雲丸
航海練習船のようです。

しまなみ海道が見えています。

海からニョキッと岩が出ています。

来島海峡大橋が近づいてきました。

漁船

こちらは遊漁船か

来島海峡大橋の下をくぐりました。

もうすぐ今治港です。

岡村港から1時間20分で今治港到着（10時55分）

今治港から15分ほどで伊豫水軍に到着
ここで昼食を取ります。

伊豫水軍 グルメ・レストラン

店の前は海
来島海峡大橋も見えます。

伊豫水軍 グルメ・レストラン

テーブルからも海が見えます。

伊豫水軍 グルメ・レストラン

お勧めは来島定食　1,500円（税別）

伊豫水軍 グルメ・レストラン

手前は、私の分
700円追加で、ウニ釜飯にアップグレード
奥は、息子の
400円追加で、鯛釜飯に
天ぷらもサクサクで、言うことなし！

伊豫水軍 グルメ・レストラン

「これでもか」というほどウニが入っています。

伊豫水軍 グルメ・レストラン

メニュー

伊豫水軍 グルメ・レストラン

釜飯はアップグレードをお勧めします。
鯛釜飯は万人にうけると思います。
まずはこちらから――
ウニ釜飯は、大人の味です。
好きな人はハマること間違いなし！

伊豫水軍 グルメ・レストラン

今治から松山へは、海ルート（北条・堀江経由）と、山ルート（鈍川温泉・石手川経由）があります。
どっちを通っても所要時間はさほど変わりません。

私は、景色が楽しめる海ルートが好きです。

（道の駅）風早の郷で休憩

道の駅 風早の郷 風和里 道の駅

風早の郷（海側）

道の駅 風早の郷 風和里 道の駅

アイスクリームには、「炭」とか「しょうが」もあるようです。

道の駅 風早の郷 風和里 道の駅

ゆずシャーベット＆クリームチーズ　430円

道の駅 風早の郷 風和里 道の駅

堀江港へ寄り道

堀江港です
平成21年6月までは、呉市（阿賀港）との航路がありました。
よく利用していたので、この辺りを通ると意味もなく立ち寄ってしまいます。

着岸施設跡

当時の堀江港

当時の堀江港（フェリーから）

当時の呉・松山フェリー（阿賀港）

今の景色もあの頃と変わっていません。

いや、海はもっときれいになったかな。

アンパンマン特急（電車）が見えました。

今も「みなと食堂」は営業しているみたいです。

本日の宿　ビジネスホテル美町に到着
松山駅のすぐ近く（徒歩1分）にあります。
直前の火曜日に予約して、土曜日に宿泊です。

ビジネスホテル美町 宿・ホテル

3階和室シングル3,200円（税・サ込み）
駐車場代　別途300円
６畳ほどの部屋でした。
風呂とトイレは共同です。

ビジネスホテル美町 宿・ホテル

4階の洋室シングル3,980円
バス・トイレ付

ビジネスホテル美町 宿・ホテル

3階和室からの景色
伊予鉄路面電車の松山駅電停が見えます。

ビジネスホテル美町 宿・ホテル

一休みして松山駅へ

松山駅 (愛媛県) 駅

観光案内書で伊予鉄市内電車の「２ＤＡＹチケット」を購入

松山駅

松山駅 (愛媛県) 駅

松山駅の改札横にある、うどんコーナーでは、じゃこ天の実演販売をやってます。
堀江航路があったころは、ＪＲで松山まで出て、ここで、じゃこ天を買って食べたものです。
今日は、がまん。

松山駅前電停

松山駅前止めの電車が、折り返しで道後温泉行きになります。

道後温泉行きに乗り込みます。

伊予鉄車内

道後温泉に到着
新旧塗装車が揃いました。
私は左側の旧塗装の方が好きです。

道後温泉の商店街

道後温泉本館の「神の湯（410円）」に入ります。
いわゆる大衆浴場です。

道後温泉本館 温泉

櫓の太鼓は朝６時、正午、夕方６時に打たれます。
入浴中に夕方６時の太鼓の音が聞こえました。

道後温泉本館 温泉

この建物は、「せんと千尋の神隠し」に登場する「油屋」のモデルになったとか―

道後温泉本館 温泉

神の湯は、西浴室と東浴室があって、同じ脱衣場から入れます。

道後温泉本館 温泉

片方入って、脱衣場の椅子で休憩して、もう一方の浴場に入ると得した気分になります。

道後温泉本館 温泉

温泉の後は、大街道のいつもの居酒屋で、春色３色軍艦（ほたるイカ・しらす・桜エビ）

でかいコロッケ！

焼き鳥も

親子丼
これが意外に美味かった！

ピンときた方もいらっしゃるかもしれません。
「いつもの居酒屋」といっても、全国チェーンの「わたみん家」です。
もちろん、地元の店も知らないわけではありませんが、私ら親子は、松山に限っては、ここの利用率が異様に高いのです。
予約してまで行きますから――

二日目
まずは、車を宿からすぐ近くのフジグラン（スーパー）の駐車場に移します。
ここは、買い物客は無料で駐車できます。
この後、徒歩で古町駅（電停）へ
この光景、東京ぽくないですか？
元、京王井の頭線を走っていた3000系電車です。

古町付近は、路面電車と伊予鉄郊外線の両方の電車が見られます。
これは（低床）路面電車

伊予鉄オリジナル610系
いつの間にか、銀色からオレンジに塗り替えられていましたね。

いろんな車両が留置されています。

ぼっちゃん列車発見

この場所に留置されているのは初めてみました。

路面電車もたくさん停まっています。

路面電車運行中（環状線）

これも元京王5000系

京王3000系
都会っぽくて好きです。

古町駅に停車中

さて、そろそろ道後温泉に向かいましょう。
環状線右回りで城北を通って上一万へ

この区間は、路面ではなく、専用軌道を走ります。

路面電車の路線図です。
上一万で乗り換えて、道後温泉に向かいます。

道後温泉の「からくり時計」
毎正時に開きます。
ちょうど11時でした。

今日は、同じ道後温泉本館でも、霊の湯（たまのゆ）２階席（1,250円）に入ってみようと思います。

道後温泉本館 温泉

大衆浴場の「神の湯」とは別の浴場（霊の湯）に入ります。
さらに２階の休憩室が利用できます。
（１時間以内　お茶とお菓子付き）

道後温泉本館 温泉

みんな浴衣に着かえて休憩します。
おそろいの服の女性がお世話してくれますが、市の経営だからでしょうか、「もてなす」というよりは、「管理されてる」ような感じがします。
なぜだろう？？？

道後温泉本館 温泉

でも、この風情がよいでしょう！
息子は霊の湯の大ファンです。

道後温泉本館 温泉

２階休憩室から「霊の湯」へは、階段を下りていきます。

道後温泉本館 温泉

皇室専用の浴室「又新殿（ゆうしんでん）」
霊の湯利用者は、無料で見学できます。

道後温泉本館 温泉

玉座の間
天皇陛下だけがお使いになられた部屋だそうです。

道後温泉本館 温泉

３階の「坊っちゃんの間」
ここは初めて見ました。

道後温泉本館 温泉

木造建築物で３階は珍しい

道後温泉本館 温泉

３階通路
左右には有料休憩室が
あと300円払って、1,550円にすれば、霊の湯利用でこちらの部屋（個室）が使えます。時間制限も20分延びて1時間20分になります。

道後温泉本館 温泉

　観光客は道後温泉本館を利用しますが、地元の方はすぐ近くにある「椿の湯」を利用されます。
　でも、風情がぜんぜん違うので、わたしは本館の方が好きです。

道後温泉椿の湯 温泉

道後温泉の商店街入り口で看板ネコ発見

くつろいでいます。

路面電車で大街道まで戻って、松山東急ＲＥＩホテルでランチバイキング

通常1,400円ですが、ポイントカードをもっているので1,250円に割引してもらえます。（そのくらいよく来ている）

腹ごなしに、大街道⇒銀天街とアーケードを抜けて、いよてつ高島屋へ
屋上の観覧車（ぐるりん）に乗ります

観覧車から山側を望む

松山城も見えます

海側

松山城

現金で乗る場合は、1人700円です。
シースルーの観覧車が1台だけ付いていて8分に1回まわってきます。
これを利用する場合は900円

でも、私たちはタダで乗りました。
市内電車乗り放題券（1日券は500円・2日券は800円）で、観覧車に1回乗れるんです。つまり、乗り放題券買って、観覧車に乗った方が得っていうこと。

この観覧車はデパートの屋上にあります。
昔、呉にあった遊園地「呉ポートピア」のを移設したとか――

市内電車で宮田町へ

フジクランの最寄り電停です。

これは、もと京都市電の2000系譲渡車だそうです。

フジグランでは、1階のＫＡＬＤＹコーヒーで無料のコーヒーの試飲を
松山にも進出してきましたね。

帰りも今治までは海ルート
北条付近走行中

海ルートは景色が好きです。

しまなみ海道に入って、来島海峡ＰＡで休憩

ここでは、じゃこ天（170円）をゲット

帰りは、しまなみ海道で尾道⇒福山西ＩＣ⇒西条ＩＣ⇒呉のルートとします。

愛媛色全開のオレンジジュース（160円）

だいぶ暗くなってきました。

東広島市（西条）まで帰ってきて夕食
これまたチェーン店で失礼します。
くら寿司です。
でも、地元では大人気なんです。70分待ち

以上で、今回の旅行はおしまい。
最後までご覧いただきありがとうございました。