2017/02/16 - 2017/02/16
131位(同エリア815件中)
かっちんさん
銚子の浄国寺(じょうこくじ)では、通常一般公開されていない所蔵の宝物を年に1度特別公開され、お宝めぐりができます。
千葉県の中東部にある東金(とうがね)は、九十九里平野の房総台地との境界に位置し、古くから農業・商業等を中心に発展してきました。
桜の有名な八鶴(はっかく)湖畔に建つ八鶴亭は、もともと明治創業の旅館でしたが、現在は料亭を営んでいます。
建物は大正から昭和の初期にかけて大改修が行われ、建物のあちこちに名工と呼ばれた職人たちの遊び心あふれる細工を見ることができます。
旅行記の説明は、浄国寺、八鶴亭、文化財、東金高校等の資料を参考にしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ややっ巨大な船が・・・(成田線車窓)
成田線の滑河(なめがわ)付近です。
ここは利根川と隣接した田園地帯にある下総利根宝船公園です。
宝船が展望台になっています。 -
行商のおばちゃん(成田線車内)
牡丹の苗木を売りに行くところです。 -
銚子に到着
横須賀線、総武本線、成田線の電車に乗ってきました。 -
銚子周辺の地図
お宝めぐりの浄国寺は銚子駅裏にあり、歩いて5分ほどです。 -
見事な枝垂れ梅
途中のお屋敷の庭に咲いています。 -
日向ぼっこしているカエルくん
結構大きなカエルの置物です。 -
イチオシ
美しい石垣
浄国寺の石垣で、波のような模様に見えます。 -
浄国寺に到着
通常一般公開されていない浄国寺所蔵の宝物を年に1度特別公開されます。
お宝は、小林一茶、渡辺崋山の直筆の書や、「地獄図御掛軸」、「釈迦涅槃御掛軸」などです。 -
地獄図御掛軸(お宝めぐり)
現世で犯した悪の度合いにより、地獄には7段階の行先があるとのこと。 -
釈迦涅槃御掛軸(お宝めぐり)
ここに描かれている人たちにはいろいろな意味があることを、学びました。 -
絵巻「海上郡浄國寺事実」(お宝めぐり)
人間や動物の欲や執着に満ちた現生の岸から、水と火がせめぎ合う河を渡って、三尊が迎える浄土世界へ向かう僧を表しています。 -
墨画帳(お宝めぐり)
小林一茶、渡辺崋山の直筆の書です。
浄国寺では貴重なお宝を拝観することができました。 -
銚子の梅開花標準木(浄国寺)
境内に標準木があり、すでに咲いています。
では、銚子駅に戻ります。 -
銚子電鉄
銚子駅には銚子電鉄のホームもあります。
停車している電車は元京王電鉄の車両です。 -
銚子名物「ぬれ煎餅」
駅前のお店です。 -
煎餅を焼いています
いい匂いに誘われて、ぬれ煎餅をお土産に買いました。 -
クヤE490-1
珍しい電気・軌道総合試験車”East i-E”が銚子駅にいました。
次の目的地の東金(とうがね)へは、総武本線に乗り、途中の成東(なるとう)で東金線に乗り換えて向かいます。 -
東金駅に到着
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東金周辺の地図
東金は400年ほど前、徳川家康の命により御成街道が造られると、交流が盛んになり、東金=黄金の地へ人々が集まり、高度な発展を遂げたところです。
八鶴湖(はっかくこ)は街道造成の際に造られた東金のシンボルです。
八鶴湖畔に国登録有形文化財の八鶴亭があるので、10分ほど歩いて行きます。 -
石積の蔵(東金の町並み)
車庫に使用しているようです。 -
八鶴湖に到着
湖畔に建つ八鶴亭が見えます。 -
八鶴亭
八鶴亭は明治18年に創業し、地元経済人の交流の場になりました。
正面玄関のある本館は昭和前期(昭和30年頃、平成17年改修)の木造3階入母屋造りです。
本館、新館、宿泊館、浴室棟、ビリヤード棟の5棟が国の登録有形文化財に登録されています。 -
新館
昭和12年建築の木造3階入母屋造りです。 -
宿泊館
大正7年(昭和54年頃改修)建築の木造2階寄棟造りです。 -
イチオシ
本館の大広間
ここは食事処になっていて、八鶴湖が一望できます。
天井は樹齢1000年以上の屋久杉の格天井です。 -
ランチ
平日のお得な松花堂膳(\2,000)をいただきました。 -
お雛様(宿泊館に展示)
食事をすると雛見学ができます。 -
お雛様
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カエルくん(売店)
カエルって、へそがないのでは・・・ -
丸太を曲げた階段側面
館内の見学を特別にお願いし、本館2階に上がりました。 -
優雅な飾り(本館2階)
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萩の間
落ち着いた雰囲気の部屋です。 -
窓からの眺め(萩の間)
角部屋なので、八鶴湖や周囲が一望できる人気の部屋です。 -
イチオシ
竹の間
座った時に八鶴湖が一望できる部屋です。 -
天井(竹の間)
天井の造りに遊び心があります。 -
楓の間
茶室風の造りです。 -
風流な丸窓(楓の間)
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部屋の飾り(楓の間)
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網目模様の天井(楓の間)
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床の間(楓の間)
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廊下
各部屋の入口に差掛け屋根を付けています。 -
桜の間
床柱が桜の木です。 -
桜の間
天井や柱に独創性があります。 -
美しい彩の障子(富士の間)
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床の間(富士の間)
床柱は、黒檀の絞り丸太と桜です。
20畳の広さがある部屋です。 -
2階の階段室天井
矩形に網代を張り、周囲に垂木を配る天井です。 -
イチオシ
唐傘天井
3階の階段天井を見上げています。 -
ビリヤード棟
石造風外壁と赤瓦が印象的な昭和初期の建築です。
では、八鶴亭を後にし、八鶴湖と東金の町並みを歩きます。 -
煉瓦造りの正門と記念館
東金御殿跡に設立した東金高校です。
記念館(門の左)は明治45年(1912)の木造平屋建て、スレート葺です。 -
イチオシ
カモの家族
八鶴湖を気持ちよく泳いでいます。 -
出桁造りの建物(町並み)
「ゆず羊羹」で知られる湖月堂本店です。 -
洋風建築の多田屋本社社屋(国の登録有形文化財)
もともと東金税務署として明治末期に建てられた建物で、木造2階建、瓦葺です。
税務署移転にともない、昭和48年から多田屋本社社屋として使われてきました。 -
石造を模した多田屋店舗(国の登録有形文化財)
昭和初期の建築と推測され、木造モルタル塗、総2階建。
腰部は切石積ですが、溝が入った柱型や軒の持ち送りなどは石造を模したもので、全体に古典主義様式建築を意識しています。 -
イチオシ
青空に映える黒トタンの蔵
東金の町歩きを終え、今晩の宿がある九十九里へ九十九里鐵道(路線バス)で向かいます。
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