松川遊歩道の散策（いでゆ橋～通学橋）

2017/03/11 - 2017/03/11

松川遊歩道のいでゆ橋から通学橋間には木下杢太郎の絵画等が掲示されてあります。
木下杢太郎は明治１８年に伊東で誕生し、医者、詩人、戯曲家等多彩な功績を残した方で伊東では最重要人物と評価されています。

エリア 伊東温泉(静岡)

いでゆ橋
ここからは東海館の絶好撮影ポイントとなっていますが、私は松川の上流側の通学橋までの約４００ｍの松川遊歩道を散策します。

森太郎に会える道
松川遊歩道のうち、ここより上流の通学橋までの約４００ｍの間に、木下杢太郎の故郷伊東に寄せた思いを感じさせる詩、戯曲、絵画、俳句などを紹介します。

松川遊歩道 名所・史跡

「」の紹介
選んである花は身近に咲いている花ばかりです。

百花譜

伊東文学散歩
史跡がほとんどです。

なんてん　「百花譜」より

「百花譜」より　　画・木下杢太郎
セイヨウタンポポ、さるすべり、あせび

フンは後始末を！
伊東市役所自ら掲示しています。

これは遊歩道の手すりに縛っていますが木下杢太郎の絵画等は手すりの工事と同時に設置されてあるのです。

どくだみ　「百花譜」より

松川河畔（１９０３年）

松川遊歩道
手すりに埋め込まれていて、見やすいように傾斜を付けています。

なんてん「百花譜」より
この

伊東の生んだ偉大な文学者　木下杢太郎

伊東の生んだ偉大な文学者の解説板の対岸には

滝となってせせらぎが聞こえてきます。

海の入日
　浜の真砂に文かけば
　また波が来て消しゆきぬ
　あはれはるばるわが思
　遠き岬に入日する

湯川海岸の夕景

松川の対岸の木々だけを撮りました。

友好都市　伊東　リエティ

森太郎自画像

森太郎自画像と桜の木

松川遊歩道
普通は伐採されてしまう木ですが残されています。

松川には大きな鯉が泳いでいます。

ふるき仲間
ふるき仲間も遠く去れば、また日頃顏合せねば、知らぬ昔とかはりなきはかなさよ。春になれば草の雨。三月、櫻。四月、すかんぽの花のくれなゐ。また五月にはかきつばた。花とりどり、人ちりぢりの眺め。まどの外の入日雲

行く水におくれて淀む花の屑

湯壺より鮎つる見えて日てり雨

伊東市立木下杢太郎記念館の紹介

戯曲「和泉屋染物店」

松川遊歩道
訪れた時期が悪いので木々の緑が見られません。

木下杢太郎自画像

伊東尋常高等小学校校歌　
　作詞　木下杢太郎

通学橋
この橋は木下杢太郎が小学校に通学していたため名付けられました。
この先に伊東市立西小学校があり、木下杢太郎の作詞した歌碑があります。

通学橋の横には「まつかわ遊歩道」