兵庫・小野市の「ビッグひなまつり」と小野藩陣屋町の「ひなめぐり」～極楽山 浄土寺参拝へ！

2017/03/05 - 2017/03/05

第６回を迎えるという小野市の「ビッグひなまつり」と今日３月５日までの小野藩陣屋町の「ひなめぐり」に参ります。
「ビッグひなまつり」は４月９日（日）まで開催されています。
そして国宝、極楽山浄土寺へ参拝します。

　表紙は、小野市立好古館に展示されているビッグなひな飾り、背後に護っておられるのは、浄土寺の国宝阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩（写真）です。

エリア 多可・西脇・加東(兵庫)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

小野市の「ビッグひなまつり」は４月９日（日）まで開催されています。是非見てあげてください、見事なひな飾りです。

小野市観光マップ

好古館・柳風亭の前です。

一柳家陣屋遺跡（小野藩陣屋跡）現在の小野小学校の処

寛永１３年（１６３６）、一柳直家は石高一万石で、小野市の主要部と加東郡家原の３０ヵ村を領し小野藩を創立した・・・承応２年（１６５３）ここに政務を司る陣屋が構築された・・・。

小野藩陣屋跡の近く、小野市立考古館（歴史博物館）「ビッグひなまつり」展示開催中。

国宝阿弥陀如来はじめ三尊に護られているおひなさま、江戸時代後期から現代までの内裏雛や段飾り、御殿飾り、諸道具など約６６組５００点と紹介されています。

小野市立好古館 美術館・博物館

最上段のおひなさま

明治２９年（１８９６）の内裏雛

江戸時代後期、小野藩家老家のひな人形

江戸時代後期、小野藩家老家のおひなさま

見事な段飾りです。

極楽山浄土寺の阿弥陀如来、観音菩薩そして勢至菩薩（写真）、のちほど浄土寺で拝ませて頂きます。

押絵雛図　昭和時代はじめ

掛軸といっしょに、お膳や花嫁道具を飾っていました・・と説明されています。

段飾り十五人揃い　　大正時代（１９１２～１９２５）　京都・大木平蔵作
皇室御用達　丸平のひな人形

“ ・・・大木人形店は、江戸時代の明和年間（１７６４～１７７１）創業で、当主は代々大木平蔵を襲名・・・、大正時代に皇太子妃（後の昭和天皇の后・香淳皇后）に納められたことが知られています”と紹介されています。

好古館　茶室「柳風亭」でお茶を頂きます。

裏千家お点前

私たち客人の心得を教わります。

柳風亭のお雛さま

好古館和室のお雛さま

正絹束帯京雛　平安光寛氏作

正絹束帯京雛　平安光寛氏作

ヴォーリズ満喜子と夫のメレル・ヴォーリズ

小野藩最後の藩主一柳末徳の三女満喜子は８年渡米して帰国、大正６年（１９１７）大同生命本社ビルや支社等の建築を手掛けていたメレル・ヴォーリズと多くの困難を乗り越え結ばれたとのこと、当時子爵令嬢と外国人との結婚は社会的にも理解されるものではなかった。

満喜子さんは、単身留学中アメリカで洗礼を受け、ヴォーリズとの結婚、教育事業等元お姫様とは思えない行動的で決断力に富んだ女性と紹介されています。

神戸電鉄「小野駅」の踏切を渡り、小野藩陣屋町（小野商店街）に出向きます。

小野商店街の「ひなめぐり」を始めます。２４店舗の店先にひな人形が展示されています。　
１月２８日から開催されていましたが、今日３月５日が最終日です。

小野商店街の「ひなめぐり」

小野商店街の「ひなめぐり」

小野商店街の「ひなめぐり」

小野藩大名行列が始まっています。

小野商店街ひなめぐり

外人さんもボランテアです。

小野商店街ひなめぐり

小野商店街ひなめぐり

小野商店街ひなめぐり

小野商店街の裏側では、子供たちと動物たちのふれあう広場が設けられています。

おの夢館

小野商店街ひなめぐり

小野商店街ひなめぐり

ＪＲ小野町駅内「ぷらっときすみの」で手打ちそばを頂きます。

著名人も多く訪れています、テレビ放映されたことも、私たちも今日で３度目です。

ぷらっと きすみの グルメ・レストラン

小野市浄谷町に位置する、国宝 極楽山 浄土寺に参拝します。

浄土寺塔中寺院跡

極楽山　浄土寺　浄土堂（阿弥陀堂） 国宝

創建年　鎌倉時代の建久年間（１１９０～１１９８）　開基　重源上人 本尊　薬師如来 阿弥陀如来　 宗派　高野山真言宗

浄土寺 寺・神社・教会

木造阿弥陀如来及び両脇侍立像　国宝　（案内書写真撮影）

浄土堂の本尊で仏師快慶の作、浄土堂創建当時につくられ安置された。阿弥陀如来　５ｍ３０ｃｍ　観音菩薩　３ｍ７０ｃｍ　勢至菩薩　３ｍ７０ｃｍ　　堂内は天井板が張られておらず、三尊は化粧屋根裏まで届かんばかりの大きさです。“ 背面の透かし蔀戸から差し込む西陽が阿弥陀三尊を西方浄土よりの来迎の姿として浮かび上がらせる”と説明がありました。
今日は曇っていますが、数年前の晴れた日、夕陽を受けたご三尊を拝ませて頂いたことを思い起こします。

浄土寺　御朱印

浄土寺薬師堂（本堂）　国指定重要文化財

浄土寺内の蝋梅

　関西もまもなく桜の季節を迎えます。

この旅行記へのコメント （2）

• わんぱく大将さん 2017/03/27 08:32:13

  黄色？

  Huumaさん
  
  ちょ〜お久しぶりで。　お元気でしたか？
  日本を離れていますが、一応兵庫県人、　なのに、小野市も知らず。　いや、中学の合宿でいったような？　
  
  黄色の梅？　初めて見ました。　　　大将

  Hｕｕｍａさん からの返信 2017/03/28 07:27:00

  RE: 遠いところから見て頂いてありがとうございます。

  大将さん
  
  ごぶさたしています。蝋梅はピンクの梅が咲く前、早い春に見かけます。大将さんに言われて調べてみましたが、中国、唐の時代に日本に来たようです。ピンクの梅はバラ科サクラ属ですが、蝋梅はロウバイ科・ロウバイ属だそうです。
  
  　スペインの壮大な景観を、拝見しています。また行きたいと思います。　Ｈｕｕｍａ