2017/02/08 - 2017/02/08
29位(同エリア235件中)
かっちんさん
都立中央図書館にて開催している「東京凸凹地形-地形から見た東京の今昔-」展示を見学し、実際に港区、渋谷区、目黒区の台地と低地を歩きます。
散策ルートは、麻布台地の端にある都立中央図書館から出発し、広尾の低地に下って渋谷川を渡り、恵比寿の高台を越えると目黒川が現れ、中目黒の低地に行きつきます。
恵比寿の高台(現、目黒区三田)には、江戸時代に大名屋敷があり、玉川上水から分水した三田用水を尾根伝いに掘削し、水を供給していました。
三田用水はその後、農業用水、エビスビールの日本麦酒にも利用され、昭和49年(1974)に廃止されました。
途中の恵比寿では山形名物の板蕎麦を昼食として味わい、中目黒では「めぐろ歴史資料館」に立ち寄ります。
表紙の写真は、南洋堂書店が制作した東京の微地形模型です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
広尾周辺の地図
都立中央図書館は有栖川公園の中にあります。
地下鉄日比谷線広尾駅から歩いて10分ほどのところです。 -
地下鉄日比谷線広尾駅
日比谷線は昭和39年の東京オリンピックに間に合わせるため、突貫工事で建設された地下鉄です。
ホームから水平に続く通路は珍しく、ホーム上部に改札口を設置できなかったことが想像できます。 -
外苑西通りに面している広尾駅改札口
階段を上がると大通りに面した改札口があり、この設置方法も珍しいです。 -
広尾橋交差点
外苑西通りを渡り、麻布台地の端にある都立中央図書館へ向かいます。 -
未来のある幼児たち
鎖状につながった黄色いわっかを子供たちが掴んで歩いています。
つなぐ手がいっぱいあるので安心です。 -
有栖川公園
この公園を通ります。 -
釣りを楽しむ人たち(有栖川公園)
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紅梅(有栖川公園)
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頭がボサボサのヒヨドリ(有栖川公園)
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青空に映える白梅(有栖川公園)
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湧き水(有栖川公園)
麻布台地の端から湧き出ています。 -
都立中央図書館に到着
-
東京凸凹地形展
企画展示を3ヶ月弱開催しています。 -
展示会場
東京の地形と変遷について展示から学ぶことができ、書籍も数多く閲覧ができます。
展示内容は撮影禁止です。 -
イチオシ
特別展示の微地形模型(この展示は撮影可能)
南洋堂書店が制作したもので、地形模型にプロジェクションマッピングの映像を重ね合わせます。
東京湾、東京の下町、山手の地形に、テーマごとに映像が解説していきます。
今は台地の名前を説明しており、都立中央図書館は淀橋台地にあります。 -
緑地(微地形模型)
黄色の部分が、明治神宮御苑、新宿御苑、明治神宮外苑、皇居など・・・
鉄道の解説では、山手線、中央線に小さな電車が映像で走っていました。 -
イチオシ
六本木ヒルズ
図書館を出ると、目の前に六本木ヒルズが見えます。
ここは港区の麻布台地。では、凸凹地形の散策を始めます。 -
木下坂
麻布台地から広尾へ向かって下ります。
有栖川公園の外を通ります。 -
広尾散歩どーり
外苑西通りを渡ると渋谷区広尾に入ります。 -
広尾散歩どーり
商店街の続く通りです。 -
狭い路地
通りの北側に昔の面影のある住宅地が少しだけあります。 -
東京タワー
通りを振り返ってみます。
東京タワーの隣は麻布台地に建つ「元麻布ヒルズフォレストタワー」です。 -
渋谷区路上掲示板
「なつかしき昭和の暮らし」を見つけました。
渋谷区郷土博物館で開催しているので、いずれ行ってみたいです。 -
恵比寿橋
渋谷川に架かる恵比寿橋を渡ります。 -
ハチ公バス
渋谷区のコミュニティバスです。
このバスは渋谷、恵比寿、代官山を循環しており、運賃が100円です。 -
隠れ家のような蕎麦処
恵比寿にある板蕎麦「香り家」です。 -
蕎麦メニュー(香り家)
蕎麦は太麺と細麺が選べます。 -
大きなテーブル(香り家)
-
イチオシ
蕎麦切りの大盛り(香り家)
ランチタイムサービスに、鶏と柚子の炊き込みご飯が付きます。
蕎麦切り800円、大盛り230円増しです。
歯応えのある田舎風の太麺は、香りがあり美味しい蕎麦でした。 -
大きなタケノコ(石塔)
線路沿いの道で見つけました。
頭に街路灯が載っているようですが、まわりに説明がありません。 -
恵比寿ガーデンプレイス
ここは恵比寿の高台にあり、エビスビール工場があったところです。 -
ガーデンプレイスタワー
山手線を越えたあたりからの眺めです。
中目黒方面へ行くには、恵比寿の高台をさらに登ります。 -
イチオシ
歩道に立つポール
坂道を猛スピードで下りてくる自転車を抑制するポールですね。 -
高台の頂上
ここから先は目黒区です。
右側に防衛省の施設、正面に目黒清掃工場の煙突が見えます。 -
新茶屋坂を下ります
左側は目黒区三田2丁目です。
三田というと慶応大学のある港区三田を思い浮かべますが、目黒にもあります。
右側は目黒区中目黒2丁目です。
昭和49年まで、坂の途中にトンネルがあり、その上に三田用水が300余年にわたり流れていました。 -
長い建物
これは防衛装備庁の艦艇装備研究所で、建物の中に大水槽があります。
艦艇等の模型を曳引車で曳航し、流体力学的な性能評価を行うための水槽試験施設です。
NHKのブラタモリ(2016年12月放送)でも紹介されました。
水槽には、三田用水の水が残されているそうです。 -
茶屋坂は向かって右側の先
新茶屋坂の途中に「茶屋坂バス停」があるのですが、茶屋坂は目黒区三田2丁目にある細い坂です。
茶屋坂の名前は、江戸の初め、坂上の眺望のよいところに1軒の茶屋があったことが由来します。
落語として創作された「目黒のさんま」は、茶屋に寄った将軍に脂ののったありあわせのさんまを焼いて差し上げ、ご満悦になった話です。 -
目黒川の中目黒方面
目黒川に架かる中里橋からの景色です。
正面の高いビルは中目黒アトラスタワーです。 -
目黒川の目黒方面
正面にMFPR目黒タワー、奥に目黒雅叙園アルコタワーが見えます。 -
目黒川の案内図
春になると、川沿いの桜並木が一斉に綺麗な花を咲かせます。 -
山手通り
目黒川と並行している通りです。 -
めぐろ歴史資料館
山手通りに面している目黒区清掃事務所から横道に入ったところにあります。 -
学校の校舎??
もともと中学校だった建物が、目黒学校サポートセンターになり、1階に歴史資料館があります。 -
宿山組道標(資料館の外展示)
寛政11年(1799)上目黒村の村組である宿山組(しゅくやまぐみ)の5人によって設置された道標です。
正面に青面金剛像が刻まれていることから、庚申塔と道標を兼ねて造られたものと考えられます。 -
「三田用水」境界石(資料館の外展示)
三田用水の用地境にあった花崗岩製の境界石で、正面に「用水境」の文字が刻まれています。
地上から出ていたのは約20cmですが、基礎部分は90cm以上埋められていました。 -
「陸軍用地」境界石(資料館の外展示)
正面には「陸軍用地」の文字、左側面には「239」と識別番号が刻まれています。
かつて目黒に合った三田目黒火薬製造所と白金火薬庫(現、自然教育園)との間に敷かれていた火薬運搬用の軍用線路の境界に沿って埋められていたものです。 -
イチオシ
馬繋ぎ石(資料館の外展示)
軍用馬を繋ぎとめるために用いた花崗岩製の石柱で、上部には綱をかける鉄製の環金具が残っています。
氷川遺跡(大橋2丁目)周辺には、明治24年から昭和20年まで軍関係施設が置かれていました。
この馬繋ぎ石は、コンクリート製が登場する昭和初期以前のものと推定されます。 -
「昔のくらしと道具展」(資料館)
冬の企画展が開催されています。
昭和初期・中期の家財道具や家電製品と、当時の町並みの写真が展示されています。
写真撮影禁止です。 -
イチオシ
GEの電球
山手通りにある「アトリエ366」です。
ちょうど休業日でしたが、案内にはアンティークシャンデリア修理と特注製作の工房となっています。 -
お洒落な電球
電球を灯すと、白鳥やハートの影が天井に映るのでしょう。 -
落ち着いた雰囲気の板塀
山手通りから1本裏に入ると、こんな町並みも残っています。
今日は東京の凸凹地形を展示により勉強し、麻布台地から広尾、恵比寿、中目黒まで4.5kmを散策しました。
次の機会に別の凸凹地形を歩いてみたいと思います。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- Akrさん 2017/03/12 11:25:27
- 東京は意外と坂が多いんですね…
- かっちん さま
はじめまして、Akrと申します。
東京凸凹地形歩きの旅行記、大変興味深く拝見させていただきました。
東北の仙台住みの私にとって表面しか知らない東京の新たな一面が垣間見れたようで良かったです。私は、齢50にして、専ら「乗り鉄」専門で旅行記も非常に偏った内容ですが、実は、街めぐりや神社仏閣にとても興味があります。また、坂に付けられた名前や町名の由来なども好きで色々と調べたりするのが楽しいですね。古地図なんかも大好きです。
東京は、意外と坂が多いんですね。○○坂とか名前がついている坂が多く、とても興味をそそります。たしか、「仙台坂」なんてのもあったような…
また、色々と拝見させていただきます。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
失礼致しました。
-Akr-
- かっちんさん からの返信 2017/03/12 12:11:00
- RE: 東京は意外と坂が多いんですね…
- Akrさん
こんにちは。
旅行記を興味深く読んでいただき嬉しいです。
乗り鉄なんですね。
旅行記を読んでいると懐かしい場面が多々でてきています。
東京の坂道歩きは遠出しないときのサブテーマにしています。
実は乗り鉄、撮り鉄を中心に日本全国の旅に出て、古い町並みや花・紅葉を追いかけています。第二の人生なんで・・・
これからもよろしくお願いします。
かっちん
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