かけ足過ぎ？チャーター車でめぐるマルタ島【マルタ旅２日目/３泊】

2016/10/01 - 2016/10/05

現地ツアーサイトより申し込んだチャーター車。
半日なら３か所、１日だと７か所めぐってくれるそう。
最初は、現地でタクシーを見つけてもいいかなと思ったものの、
派遣されたドライバーさんが素晴らしかったので、
予約しておいて本当に良かったと思えた１日でした。

【総評】
スリーシティーズ、漁村マルサシュロック、イムディーナはこの３倍くらいは時間が欲しい。

【２日目旅程】
07:30　朝食
09:00　スリーマ出発
09:20　スリーシティーズ(1h20m)
11:15　漁村マルサシュロック日曜マーケット(1h10m)
13:00　青の洞門(運休)
14:00　ハジャーイム神殿とイムナイドラ神殿(40m)
15:00　古都イムディーナ(40m)
16:00　モスタドーム
16:50　セントジュリアン着
18:00　レストラン　グルル（Gululu）
※イムディーナのガラス工房に行く予定であったが、日曜だったので休みでした。

【全体旅程】
０日目 09/30 EK319　22:00成田発　03:40ドバイ
１日目 10/01 EK749　07:25ドバイ発 (チュニス経由)　14:40マルタ
　　　　マルタ島ヴァレッタ観光
　　　　マルタ　ザ・パレス連泊
２日目 10/02 マルタ島周遊
３日目 10/03 ゴゾ島観光
４日目 10/04 EK749　16:25マルタ発　23:50ドバイ
５日目 10/05 EK318　02:50ドバイ発　17:25成田
エミレーツ航空利用

【予算】　
　1人あたり　約14万円
ツアー(航空券＋3泊)　 　11万円
諸税　　　　　　　　　　 1万円弱
車１日チャーター(2日目)　77.5ユーロ(２人で155ユーロ)　　　
ゴゾ島ツアー・昼食付き　56ユーロ
食事(ディナーは1食2,000円程度)・神殿入場料(20ユーロ)等

エリア イムディーナ(マルタ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

7:30頃ホテルのレストランで朝食ブッフェ。
これから毎朝ここで食べられるのは嬉しい^ ^

9:00にチャーター車にピックアップしてもらう予定なので、それまでまったり朝食タイム。

ザ パレス ホテル ホテル

9:00　出発
この車がこの日一日のお付き合いとなった、チャーター車。（写真はイムディーナ）

日本語ドライバーさんは予定が合わず、予約できなかったのですが、
英語のドライバーさんもとても紳士的で、分かりやすい英語で話してくれてとてもよかったです。

9:20　スリーシティーズ

騎士団ゆかりの街「スリーシティーズ」
その名の通り、ヴィットリーオーザ、セングレア、コスピークワ)の3つの町の総称です。

スリーシティーズの最初の立ち寄り場所は「監視塔ヴェデッテ」

上の写真の通り、ヴァレッタの街を一望できるロケーション

ヴェデッテ 建造物

対岸に見えるのが、ヴィットリオーザ

ヴィットリオーザ 散歩・街歩き

スリーシティーズ

首都が内陸のため、海沿いの村に要塞を構えたそう。
１時間ちょっとかけて３つの町を巡り、次の町へ。

11:15　漁村マルサシュロック
カラフルで伝統的な漁村ルッツが湾内に浮かぶマルタ最大の漁村の町

マルサシュロック湾 海岸・海

マルサシュロックの日曜市

マルサシュロックの日曜市 市場

日曜午前中に開かれる日曜市では、
マルタ島近郊で採れた魚や野菜をはじめ香辛料、日常衣料品、お土産物などが売られています。

お手頃なものが多くて、夫はTシャツを買っていきました。

マルサシュロックは地中海のシーフード料理のレストランも多い。

今回、あんまりにも詰め込みスケジュールであったため、ランチをする時間が取れなかった^ ^;

船だけでなく、建物のアクセントカラーもカラフル。

カプリ島のは有名ですが、マルタにも青の世界を体験できる洞門があります。
チケット売り場＆船着き場を目指して、下ります。

13:00　青の洞門チケット売り場

小舟に乗って小さな洞門ををいくつもめぐり、美しい色彩の海水を楽しむことができる場所なのですが…
見ての通り、運休でございます。

ボートの運行率が高いのは4月-10月の乾季の間と聞いていたのですが、
乾季だけれど運休（T T）

青の洞門の出発場所付近では、海水浴をしている人たちもいる。

海、綺麗だもんね。

運休だったので、海の前で少し腹ごしらえ。

昨日ヴァレッタで買った、アーモンドのソフトクッキー(0.8EUR)を食べる。

これも昨日買ったお菓子。

ドライバーさんはてっきり遠くで休憩しているかと思ったら、
近くで待っていてくれてて、すぐ車に戻ることができた。

14:00 ハジャーイム神殿とイムナイドラ神殿

マルタには複数の巨石神殿群があり、世界遺産に登録されています。

入場料は20EUR

ハジャーイム神殿

現存する神殿群の中でも保存状態が良い遺跡です。

ハジャーイム神殿 史跡・遺跡

近年風化が進んでしまったため、現在神殿は巨大なテントで覆われ守られています。
内部は歩いて見学することができます。

隣接するイムナイドラ神殿へ移動

ハジャーイム神殿から徒歩５分程、坂を下った先にあります。

イムナイドラ神殿 史跡・遺跡

イムナイドラ神殿も保存状態が良いとされています。

ほんの５分弱の道のりですが、神殿の車に乗って戻る。
1EUR

古都イムディーナ

ヴァレッタが築かれる前のマルタの首都。
貴族はじめ多くの人々がこの町に住んでいた。

40分ほど時間を貰い、イムディーナ街歩きへ。

イムディーナ ダンジョン 史跡・遺跡

細い路地がたくさんある、中世の雰囲気が残る街並み。

どこを切り取っても、雰囲気がある街で、もっとじっくり散策したかったと思える場所。

カフェ、教会、貴族の館、眺望が楽しめる広場などを散策しながら

バスティオン広場(Bastion Square)

山のないマルタでは貴重な小高い場所から眼下の眺めを楽しめるポイント。
眺望を楽しむ観光客で賑わっています。

バスティオン スクエア 広場・公園

バスティオン広場からの眺め

晴れている時は遠くに地中海とヴァレッタが、
雨季には一面に広がる緑が、
そしてフェスタの時期には各市町村であがる花火を楽しむことができるそうです。

聖パウロ大聖堂

町の中心的建造物で、マルタで最初の聖堂。

何度も修復、拡張を重ねて、
現在の大聖堂は1702年にマルタの建築家によって再建されたものです。

聖パウロの大聖堂 寺院・教会

聖堂内では結婚式でもやるのか、素敵に着飾った人たちが集まっていました。

聖堂の天井画
マルタ騎士団の一員であり、聖ヨハネ大聖堂の天井画の作者でもあったカラヴァッジォ派の画家、マティア・プレッティの作品が5点展示されています。

本当は、カフェでほっと一息したいのですが、時間が限られているので、あっという間。

早々に、イムディーナの町をあとにします。

16:00　モスタドーム
モスタの町にある、世界３番目に大きいドーム型の教会。19世紀築。

この教会、モスタの奇跡と呼ばれるエピソードがあるそうです。

第二次世界大戦中の1942年に、ドイツが投下した爆弾がモスタドームを直撃し天井を突き破ったのに炸裂せず、中にいた人々全員が助かったというお話。
爆弾のレプリカは教会内に展示されています。

16:50　7時間近くに及ぶチャーターのツアーは終了。
夕食をどこで食べるか聞かれたので、セントジュリアンで降ろしてもらいました。

ご飯休憩なしで頑張ってくれたドライバーさん、本当にありがとうございました。
チップを10EUR渡してお別れ。

今日のディナーはこのスピノーラ湾に面したレストランで。

マルタの情報は、地球の歩き方も含め１冊も新しい旅行ガイドが出ていなかったので、地球の歩き方のイタリアの後ろ数ページについた内容くらいしか、日本のガイドブックからは情報が得られませんでした。

そんな折、TV番組「世界さまぁ～リゾート」でマルタ特集を発見。
そこで紹介されたお店を目指してやってきたのでした。

18:00　レストラン　グルル（Gululu）
オープンほぼ同時に入店したので、一番海側のテラス席に座りました。

グルール 地元の料理

ウサギ肉を使ったマルタの伝統料理が食べられる店として、紹介されていたので…。

・ラビットシチュー　17，85EUR
・タコのサラダ
・ビール×２
を注文

全部で33.8EUR　4,000円未満！安い

シチューは、ガーリックと一緒にウサギ肉を炒め、白ワインとハーブで煮込んだものでした。
サラダもどちらも美味しくて、
なによりも夜景がきれいで、良い思い出になりました。

レストランからの夜景

19:30にセントジュリアンからバスでスリーマまで、ひとり2EURで戻りました。
参考バスについて　http://www.mtajapan.com/transportation.html

充実した良い一日になりました。
翌日は、マルタ島から船でゴゾ島へ。