２０１７年２月　チェンマイ下見旅行

2017/02/04 - 2017/02/10

今年こそチェンマイに行こうと決めて、早々と昨年の１０月初旬に飛行機とホテルの予約を完了。チェンマイを、冬の長期滞在場所の候補に考えているので、どんな街なのか見てみたい。今回はその下見に出かけたのでした。

エリア チェンマイ(タイ)

• 旅行の満足度: 2.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 2.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 2.5
• 交通: 1.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

チェンマイには、日本人の長期滞在者が多いらしい。
どこが人気なのか、それを体験してみたい。

毎年この時期の旅行は雪に遭遇するが、
今年は寒いながらも雪にならずにすんだ。
２月４日、午前９時の飛行機に乗るので、
最寄りの駅５時３０分発のリムジンバスに乗車。
バスの中がやたらに寒かった。

７時、成田第２ターミナルに到着。
キャセイパシフィックは４８時間前
からオンラインチェックインが出来る。
春節の帰国者で混雑を予想していたが、
たいして並んでいない。

ところが、出国には長蛇の列が出来ていた。
ほとんどが中国人のようである。

まず、香港に向かう。
機材は新しく、映画も種類が多い。
「君の名は」と「Hands of Stone」
の２本を観た。どちらも良かった。
機内食は今一。

香港からチェンマイに向かう。

約３時間でチェンマイに到着。

宿泊したチェンマイ・プラザ・ホテル。
中クラスのホテルです。
お湯はちゃんと出ます。
冷蔵庫もポットもあり。
セーフティーボックは無し。

フロントスタッフのレベルは低い。
何を聞いても分からないので
情報がまったく得られなかった。

まだ７時なので、
ナイトマーケットを見物。
ここはカレーマーケットのフードコート。

十数店の店から好きなものを注文する。

この３品を注文して、
１５０バーツ。
ビールは大瓶で９０バーツ。
ここは悪くない。

２月５日。
朝食後、明日の半日寺院巡りツアーをインペリアル
メイピンホテル前のハッピーツアーで申込んだ。
チェンマイ・プラザ・ホテルの前にH×Sがあると地図に
載っていたが、看板だけ残して撤退したようだ。

プアックハット公園へ向かう。
歩いて行けるとのことなので、歩くことにした。

この城壁の内側が旧市街。
堀沿いにスアンプルン門に向かう。

途中通りがかったチェンマイ門市場。

プアックハット公園に到着。

ここが年１回開催される
フラワーフェスティバル
の会場になっている。

蘭の種類も多い。

公園の中は大変な人出だった。

見所が多いが、混んでいるのでゆっくり
観ることが出来ない。

昨日の午前中に山車のパレードが行われた。
フラワーフェスティバルのことを知ったのは年末だった。
一日早い出発に変更しようとしたが、飛行機もホテルも満杯
になっていたので、残念ながらパレードは観ることができなかった。
いつものように『××の歩き方』は買わずに図書館で
借りてコピーしたが、フラワーフェスティバルについて
は何も書かれていなかった。

歩いてホテルに戻る途中のカフェで
マンゴジュース。
お金を払う前に、フレッシュではないと
念を押された。なかなか良心的なのである。

結局ホテルの側まで戻って、
清潔そうな店を見つけたので
ここで昼食。

この焼きそばと、野菜炒めのようなものを
食べた。
麺はインスタント麺のような味がする。
ここだけでなく、他の店の麺も同様だったので
この地域の麺は日本の焼きそばの麺とは違うようだ。

プールサイドで暫し休息。
チェンマイの日中は３０°近くになるが
湿気がないので過ごし易い。
木陰に入ると涼しい。
朝は少し寒いのでセーターが必要。

夜はターベー門そばで開かれている
サンデーマーマーケットに出かけた。
昼に通りがかった時には、人はあまりいなかった。
夕方になると露店が出て、歩行者天国になる。

フラワーフェスティバルと春節がかさなり、
ものすごい人出だった。

夕食を食べる場所もないので
今日も、ナイトマーケット内の
カレーマーケットのフードコート
に来た。
ここは衛生的で早くて安い。
味もそんなに悪くない。

二日目が終了。

三日目。
ホテルで朝食を済ませ、
８時半にガイドが迎えに来てくれた。
ホテルの前に洗濯屋があるので、
パジャマなどを出した。１ｋｇ５０バーツ。
頼むと夕方までに仕上げてくれる。

５カ所の寺院を３時間程度で巡る。
始めは、ワット・チェ・ディ・ルアン。

黄金の涅槃仏。

次がワット・プラ・シン。

本堂の黄金の仏像。

次がワット・スワン・ドーク。

本堂の装飾がすばらしい。

白い塔は歴代の王のお墓だそうだ。

次が郊外にあるワット・ウモーン。

古い寺院は洞窟の中に造られている。

最後がワット・チェット・ヨート。
ブッダガヤのマハーボディー寺院をモデルに
したと言われている。

小鳥を５０パーツで購入した。
これを逃がしてあげることで
功徳があるそうだ。

寺院観光が終わり、ホテルではなく
カオソイの有名店「カオソイ・イスラム」
まで送ってもらった。

魚介類のカオソイ、６０.８バーツ。

牛肉のカオソイ、５０．７バーツ。
量が少ないので昼食ではなく、
おやつといった感じ。

ホテルのプールサイドで過ごした後、
夕食はホテルのそばの
「ホール・アース」に出かけた。

エビの天ぷら。
これだけでもかなりのボリュームがある。

魚介類のスープ。
いろいろの香辛料が入っていて
複雑な味だが旨い。

キノコなどのサラダ。
これは失敗した。
香辛料がトイレの芳香剤のような臭い
がするので、ほとんど残してしまった

お勧めのチャーハン。
お腹が一杯で食べきれなかった。
ビールを２本たのんで、全部で
約１５００バーツ。

三日目が終了。

２月７日。
当初は、コンドミニアムやタイ語学校、
ゴルフ場、マーケットなど、長期滞在のための
施設を見学する予定だった。
しかし、ここに長期滞在したいとは思えなかった。
まず、公共交通機関が皆無なので、外出に困りそうだ。
街がどこかざわざわしていて、のんびり暮らすような
雰囲気がない。
残りの日程を観光に切替えた。

ホテルの側から出ている、２時間のボートクルーズ
に参加。一人５５０バーツ。
乗客はあまりいない。

右手に見えるのが、日本人の長期滞在者
が多いリンピンコンド。

３０分ほどすると、高い建物は無くなった。

こうした景色が続く。

折り返し地点で、フルーツと飲み物が出た。

ホテルに戻っていつもの様にプールに行く。
昼食に出かけるのが面倒なので、
プールサイドで食事をたのんだ。

ナイトマーケットまで散歩に出かけ、
夕食はホテルの前の中華風の店に入った。
料理は中華かと思ったが、タイ料理だった。
この鍋料理は辛いが旨かった。

四日目が終了。

２月８日。
観光に切替えたので、
ドイステープに行くことにした。
チェンマイに来たら、ここに行かなくてはならないらしい。

フロントで聞くと、タクシーで片道１０００バーツ
かかると言われた。他に方法はないと言う。
ＰＣを持って行ったので調べると、
チャンプアック門からドイステープ行きのソウテン
があるらしい。まずはトクトクでチャンプアック門
へ向かう。
料金を交渉したが１００バーツ以下にはならなかった。

ここがチャンプアック門前のセブンイレブン。
この前にソウテンが何台も並んでいて、
満席になると出発する。
インターネットで見ると、往復１００バーツ
払わないと乗せないとあったが、料金は片道
の５０バーツだった。

後ろに１０人と前に２人乗って出発した。
ドイツ娘５人が同乗して、はしゃいでいた。

３００段以上のこの階段を登る予定だったが、
ロープウェイの入場口に入ってしまったので、
数分で上に着いた。

この本堂も金色でまぶしい。
ここを３回廻ると御利益があるらしいので
英語で書かれているお経を唱えながら
廻ってみた。

ここの立地は、東京で言えば高尾山
といったところか。

山頂からチェンマイ市街が見えるが、
スモッグでかすんでいる。

帰りのソウテンは６０バーツ。
チャンプアック門までなので、
そこからターベー門まで歩いた。
途中で見かけた、ワット・チェンマイ。

本堂の装飾がきれいだった。

昼はターベー門の真ん前のカフェで食した。
写真はバッタイ。
日本で食べるような甘さがなく、
美味しい。１５０バーツ。

これは、骨付き豚肉の甘辛ソース添え。
旨い。これで満腹になった。
４５０バーツ。

プールサイドでのんびりして、
夕方になってナイトマーケットに散歩に出かけた。

子供が母親の店のお手伝いをしていた。
日本ではこういう風景はもう
見られません。

夕食は、ホテルの側に出来た
新たらしいホテルにした。

写真は前日の昼に撮ったもの。

ピン川に面している。
川があまりきれいではないので、
夜の方がムードがあるかもしれない。

バンを土台にしたオードブル。

チキンとヌードルに、いろいろの香辛料の
入ったソースが添えられている。
上品な味だった。

写真写りは悪いが、これはパスタ。
ここはタイ料理とイタリアンのコラボ
が楽しめる。

ワインと料理で１８００バーツ。
昼に食べ過ぎたので、沢山は食べられなかった。

２月９日。
今日の夕方の飛行機なので、昼は
ホテルの側のアナンタラで過ごさせてもらった。

観光に徹するなら、
ここか昨日夕食を食べたホテル
に泊ればよかった。

プールサイドからピン川が臨める。
ここで暫しのんびりさせてもらった。
２時からアフタヌーンティーがあるが、
出発の時間に近いので、残念ながら利用
できなかった。

チェンマイを静かなアユタヤのような所と
想像していたが、だいぶ違った。
空港まで送ってもらった日本人のガイドさんが
「中途半端な街です」と言っていた。
良いところがたくさんあるのかもしれないが、
私達の長期滞在の候補からは外した。