思いがけず 銚子へ、また来たい 銚子に =前編=

2016/10/18 - 2016/10/20

絶対連泊したいって決めていた佐原への旅が、旅館が満室との事。
まさかの事でがっかりしすぎて、投げやりな気分になったけど、
おまけで訪ねようかなと考えていた銚子を旅の目的地に変更。
銚子で検索すると日帰りが多いから、
二泊三日の旅で退屈しないかな?なんて思いながら行ってきた。
ところが… 見所たくさんで大満足。また行きたい銚子へ。

エリア 銚子(千葉)

京成線の成田駅から歩いてJR成田駅へ。
１時間に1本の発車時刻を確認しキレイな駅前ロータリーで時間潰し。
10時41分成田発、11時58分銚子着の成田線での電車の旅。
銚子でも帰りの時刻表をさっそく確認。
いざ、銚子へ。
先ずは、改札を出てすぐ右横にあるレンタサイクル銚子事務所で
翌日のレンタル自転車予約。

昼食をどこでしようかと、市街を利根川に向かって歩きました。

定休日に訪ねてしまったらしく市街が閑散としており、
寂しげな雰囲気に包まれながら歩いていたら大きく綺麗な幼虫を発見。
わあっ。綺麗!!って気分を一気に明るくしてくれました。

利根川の広大な景色が目に飛び込んできました。
銚子大橋を眺めます。

また駅前に戻り、結局昼食は、呼び込まれたお店で天丼定食を。
美味しかった～。

銚子の子ども達に"こんにちは"って挨拶されて
嬉しい気持ちになりました。

昼食後は、ヒゲタ醤油工場の見学へ。
電話で予約について問い合わせた所、個人見学は予約必要なしとの事。
早速、工場に向かいます。

工場見学でヒゲタとヤマサ、どちらにしようか迷ったのですが、
建物の外観にひかれヒゲタにしました。
創業400年の記念すべき年。
歴史があります。

樽。
大きいのです。
高さ、2,4メートル。

いきなり訪ねても、待たせない様に計らってくれ 始めにビデオ説明。
その後、団体さんと合同で見学に行きました。

大豆の良い香りにつつまれながら、趣ある扉に胸わくわくしながら、
いざ工場内へ。
この工場が今後も長く引き継がれていって欲しいと
思いながら工場見学してきました。

工場見学の後はヒゲタ資料館へ。
色々な種類のお醤油があるんですね。
古い道具なども展示されてました。
売店をのぞいて、お土産でお醤油を頂いたけど
違う種類のお醤油をお土産に。満足なヒゲタ見学でした。

本日のお宿は、たいへん歴史ある大新旅館。
第一印象は、歴史って言うより 古いっ!!だったけれど
確かに、歴史ある建物って古いものだよと改めて思わされました。
逆に、今だに昔のままの物も多く、初めて見た!!!と嬉しくなる事も多々。

大新旅館＜千葉県＞ 宿・ホテル

廊下。とても静かでした。
お手洗いは洋式でしたが、タイルや洗面台、
扉の表示など昔を思わされ感激。

部屋の棚には古いラジオが取り付けられてました。
残念ながら、かなり雑音が…
でも、逆に音が今でも出るって凄い事ですよね。

棚を上げると鏡が。
良く出来てるなと感心。
小さな工夫が粋だなって思わされます。
作られた方の思いを感じました。

部屋の窓から眺める利根川。
朝には、漁船が見事にいなくなっていました。
道路に面した部屋でしたが音に起こされる事なく、夜はぐっすり熟睡。
こんなに寝心地の良い布団と枕の宿は、今までで一番だと言えます。

魚三昧の夕食を旅館でいただきました。
フライに煮付け、刺身と、さすが銚子ならではの美味しいご飯。
おかみさんが母親の様な雰囲気で
家に帰って来たような気分になりました。
食後は、近くの河岸公園(旧渡船場後)を散歩。
母子河童像を発見し、なぜに河童と笑ってしまいました。

広～い朝食会場で朝ごはん。
ごはんが美味しい。
生たまごをゆで玉子にしていただきました。

チェックアウトをし、9時30分にレンタサイクルを引き取りに駅前へ。

銚子事務所で観光パンフレットをいただき、
電動アシスト自転車の説明を受け、いざ出発。
まずは、銚子駅から２駅目のかんのんにある飯沼観音へ。
道中、ヤマサ醤油工場やヤマサ醤油レンガ蔵を横目にスイスイ進みます。

五重塔 (飯沼観音) 名所・史跡

飯沼観音の五重塔。
総高33.5mあるそうです。

飯沼観音(本堂)。
今回、ぜひ初御朱印帳をと思っており、
ここで気に入った柄の御朱印帳を発見。
なのに、受付が空で ご用の方は圓福寺までとの表示。
圓福寺を目指します。

圓福寺。
御朱印帳は、坂東三十三観音の物しかなく購入はしなかったのですが、
時間があるなら本堂を案内しますと。
親切なお坊さんに説明を受けながらお寺を案内していただきました。
これこそ、予定外の記憶に残る出来事。
良い思い出を有難うございます。

圓福寺(飯沼観音) 寺・神社・教会

お寺の方に、銚子が段々寂れてきて
何とか以前のにぎやかさを取り戻したいとの お話を伺いました。
色々と、活動されている様です。地域を思う心の強さを感じました。