2017/01/22 - 2017/01/22
149位(同エリア4782件中)
かっちんさん
金沢のひがし茶屋街は、文政3年(1820)に加賀藩がこの近辺に点在していたお茶屋をここに集めて町割りしたものです。
格子戸と大戸、2階の造りが高い町並みは、藩政時代の面影を今も残し、国の伝統的建造物群保存地区になっています。
ひがし茶屋街の背景となる卯辰山山麓には数多くの寺社があり、ボランティアガイドまいどさん案内の秘仏巡りツアーに参加します。
今日は「雪景色のひがし茶屋街」の町歩きを楽しみます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ひがし茶屋街周辺の地図
金沢駅から「城下まち金沢周遊バス(右回りルート)」に乗り、東山の橋場町(ひがし・主計町茶屋街)で降ります。
東山には、古い町並みのひがし茶屋街、卯辰山山麓に数多くの寺院があります。 -
ひがし茶屋休憩館
「卯辰山山麓寺院群 秘仏巡りツアー」に参加するため、集合場所の「ひがし茶屋休憩館」に来ました。
ツアーは5つの寺院巡りとティータイムがあり、9:00~12:30の半日コースです。
募集人員15名、参加費2,000円、ほとんど徒歩でまわり、山間部をタクシーで移動します。
このツアーは金沢市観光協会のHPにて内容を確認し、事前に申し込みました。 -
雨に濡れる石畳
9時過ぎに出発。ひがし茶屋街の人通りはまだ少ないです。 -
宝泉寺への子来坂
ひがし茶屋街を抜け、卯辰山に続く子来坂(こらいざか)に来ています。
すごい急坂なので、階段を一歩一歩踏みしめながらゆっくり登ります。 -
宝泉寺に到着
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宝泉寺
ご本尊の摩利支天は手違いにより別の仏像の拝観になりました。
宝泉寺では毎日、護摩を焚き供養をしています。 -
千手観音(宝泉寺境内)
境内に石仏があります。 -
東山の景観(宝泉寺境内)
高台の境内から、ひがし茶屋街の瓦屋根が連なる町並みが眺められます。 -
涅槃像(宝泉寺境内)
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蓮昌寺(れんじょうじ)
卯辰山山麓寺院群のほぼ中心に位置する寺院です。
山門は城郭の門に多い高麗門で、金沢城の石川門の一の門と同じ型をしています。 -
釈迦如来立像(蓮昌寺)
金沢三大仏のひとつに数えられる丈六の釈迦如来立像です。
丈六とは一丈六尺のことで、高さ約4.85mの木彫りの大仏です。
造像は元禄年間(1688-1704)です。 -
西養寺(さいようじ)
釈迦如来出山図を拝観します。
修行を終え下山される元禄期の絵図は、どの方向から眺めても釈迦如来の目が追ってくるようです。
この後、タクシーで山間部を移動します。 -
卯辰山の中腹にあるカフェ
喫茶「スカイ&ブルー」でティータイムです。
金沢市内を眺望できるところですが、あいにくの雪です。 -
イチオシ
幻想的な風景に走る北陸新幹線(カフェ)
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善妙寺の摩耶夫人像
お釈迦様の生母とされる優しげな表情で、鮮やかに彩られています。
善妙寺は無住のため普段見ることができません。 -
圓長寺の御輪堂
由来によれば三代利常が卯辰山周辺に鷹狩を行った際、小休憩所で利用したと伝えられています。
その縁により利常の位牌を守り現在も安置されています。 -
六角造りの一切経蔵(圓長寺)
お経を一同に集めた一切経が経蔵に収められていて、ぐるっと1周回すだけでお経を全部読んだことになります。
一人では回せず、何人かでようやく動きました。 -
ひがし茶屋休憩館に戻り、解散します
だんだんと雪が激しく降ってきました。
ここは藩政末期の町家(旧涌波家)を復元し、観光案内所・休憩所に活用されています。
正面の柱間の蔀(しとみ)が上がっており、町家の奥に箱庭が見えます。 -
旧涌波家の居間
ツアーを終え、これから冬のひがし茶屋街の町歩きを始めます。 -
雪のちらつく町家
1階の庇の下には日差しや風雪を遮るための板張りのサガリを付け、窓に格子を据えています。 -
ひょうたんがブラブラ
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レストラン「自由軒」
ひがし茶屋街の入口にある、1909年創業の老舗洋食屋です。
建物は昭和8年に改築された洋館です。 -
茶房「やなぎ庵」
ひがし茶屋街の広見の象徴である柳を眺めながら、和カフェを楽しめます。
広見とは藩政時代に火災が多く、火除けの目的で広く開けた空間のことです。 -
イチオシ
雪の降るひがし茶屋街
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志摩(国指定重要文化財)
文政3年(1820)に建てられたお茶屋の建物で、これまで手を加えることなく、江戸時代そのままに残っています。
お茶屋は、2階を客間とし、押し入れや物入れ等を作らず、あくまで遊興を主体とした粋な造りとなっています。 -
懐華楼(かいかろう)
ひがし茶屋街の中ほどにある金沢で一番大きなお茶屋です。
昼は一般に広く公開しています。
格子の上に欄間が見えます。 -
茶房「素心(そしん)」
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美しい模様の雨戸
雨戸の下半分は焼いたのでしょうか? -
茶房「一笑(いっしょう)」
元禄期に加賀藩を代表する俳人に「小杉 一笑」がいました。 -
イチオシ
芸妓が似合うひがし茶屋街
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日本料理「東山みずほ」
1階の格子に、2階の雨戸。
これがひがし茶屋街の町並みです。 -
手打蕎麦「ほやさけ」
赤いべんがら塗りの町家です。 -
小松うどん(ほやさけ)
外が寒かったので、温かい野菜かき揚げとなめこのうどんを美味しくいただきました。
なぜか蕎麦ではなく、小松うどんがお薦めでした。 -
旧中や
文政3年(1820)に建てられたお茶屋の建物です。
現在は、お茶屋美術館として公開しています。 -
東山ギャラリー・エッジ
路地にある蔵付きの町家をリノベーションしたギャラリーです。 -
麹の看板(高木麹商店)
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麹屋(高木麹商店)
藩政末期の建築と伝えられ、間口の広い大店の構えです。
1階の正面に伝統的な蔀戸(しとみど)を残し、2階は防火のために漆喰を塗りまわしています。
丈の短い軒の出、両端に差し出された袖うだつなど、典型的な古町家の様式をとどめています。 -
風情のある金沢の町家
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経田屋米穀店
表構えは、1階に蔀戸、庇下のサガリ、2階には格子窓、袖うだつ、大屋根軒先の風返しを持ち、建物は明治後期と伝えられています。 -
浅野川大橋詰「火の見櫓」(城北大通り)
大正13年建築、昭和46年改造の金沢市内に現存する最古の火の見櫓で、国の登録有形文化財になっています。
三角形平面の鉄骨造で、柱や横材等は山形鋼を用い、筋違は鋼棒とし、一部にアーチを使う櫓です。 -
通りの町並み(城北大通り)
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イチオシ
雪国の外灯(城北大通り)
町家居酒屋「東山やつはし」です。 -
木造3階建ての綿谷小作薬局(城北大通り)
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イチオシ
雪道を歩く金沢のおばあちゃん
この後、主計町茶屋街、尾張町の町並みなど、町歩きを続けます。
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