お年寄りのポケモン追っかけ顛末記！（都内、名古屋、九州）　（*^_^*）

2016/09/18 - 2016/12/28

巷に盛んに喧伝されているポケモン－ＧＯを年寄りもやってみむとてチャレンジした。家の近くからのモンスター追っかけから都内の公園、名古屋、福岡、長崎と各地を迷走して足が壊れるひどい目にもあいながら、３ケ月でついにレベル31まで到達した記録である。

昨年（２０１６）70歳を超えているぱぶさんも i-Phone 6sと言うスマホを妻とともに2月下旬に入手した。それまでガラケイで、しかもほとんど使って来なかったものとしてこの際スマホを使いこなすべくチャレンジを誓ったものである！((＠_＠;)　従って、その使い方についてＡｐｐle の講習会に参加したり、娘やパソコン・ボランティア仲間等と相談しながらその色々出来る性能（ネット、メール、カメラ、SNS、テレビ電話、GPS等々）について大いに感嘆したものである。

有る程度スマホにも慣れた8月頃に、巷で盛んに喧伝されたポケモン-ＧＯについて、どんなものか周りに聞くと色々なモンスターを捕まえる(ゲットする)面白そうなゲームで年寄にはモンスター追っかけで外歩きするので健康にも良いのだと言う話であった。(画像はポケモン-GOでスマホに現れたクリスマスの頃のピカチュウの姿である。)

エリア 池袋(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0

• 交通手段: タクシー JALグループ ANAグループ 新幹線

無料のポケモン-GOのソフトは娘にたのみダウンロードして貰ったが、なかなか威勢の良いBGMとともにモンスターが今いる場所にあらわれるとスマホが振動する。モンスターには名前があり150程もの種類があるが、どこにどの様なモンスターが出るかは予測できない。画像でも2匹いるが狙うモンスターをタップすると背景と共にモンスターが飛び跳ね、モンスターボールでこれを狙い上手く当たるとそのモンスターをゲット出来、そのモンスターに対応したポイントが得られる。ボールの当たり方で Nice(+10)、Great(+50)、Excellent(+100) と点数加算もある。

ポケモン-GOはGPSと連動していて、何かと煩わしいゲームで、折々“GPSの信号をさがしています”と画像がフリーズ状態となる。この様な時はスイッチを切ってゲームの再スタートをする。また、近くに隠れているモンスターは画面の右下のコーナー・スペースをタップするとそれが表示される。（モンスターにはでんき、くさ、どく、ドラゴンと言ったような色々なタイプがあり、ジム・バトルの際、繰り出す特徴あるワザを有している。）

ゲットしたモンスターは図鑑に登録される。影絵のモンスターは未補足のものである。ぱぶさんは今回図鑑に登録しているのは128匹。見つけたモンスターの数は146匹。トータルのモンスター数は150匹程度。同じモンスター（もちろん強さは異なるが）も含めた延べモンスターキャッチ数はおそらく２千を超えるも、あまり強くないモンスターは”博士に贈る”でアメに交換してもらい、手元に残さないので今保持しているのは301匹。

モンスターのゲットやそれに伴う経験値（ポイント）を集め、出来るだけ高得点を積み上げるにはゲームに供えられている色々な道具を上手に使うことである。例えば“しあわせタマゴ”を使うと３０分間にゲットしたポイントが２倍になる。レベルが１２以上になるとモンスターボールより１．５倍強力なスーパーボールが、またレベルが２０以上になると２倍強力なハイパーボールがポケ・スポットといわれる場所で得られることがある。他に“おこう”を使うと３０分間モンスターを呼び寄せることでゲットの確率があがる。道具は課金システムから購入するか、レベルが上がる際に色々な勝手な組み合わせでご褒美的に得られる。

ポケモン-GOのゲームでは色々なところ、特に公園や児童遊園、お寺・神社、図書館、モニュメント等にポケ・スポットと言う場所があって、ここで画像の様な場所が表示されるので円形の所を回転させると色々な道具がバラバラとプレゼントされる。ズリのみを使ってモンスターを弱めてゲットするのも面白い。さてここまでゲームの基本を話したのでいよいよ外に出てポケモン・ゲットだ！

都内でもポケモンの巣と言われるような沢山のポケモンが出る場所がある。新宿御苑、池袋芸術劇場、上野恩賜公園と言ったところでは２時間くらいで３０匹くらいのモンスターをゲットできる。ポケモン-GOのゲームは電池の消費量も大きいので、予備の充電バッテリーも持って行くと良い。娘にインストールして貰ったポケモン-GOであったが、特にGPSとの相性が良くないのか、レベル５とかレベル２０とかに達しながらもゲーム御破算となり泣く泣くソフトを今度は自分でダウンロードして再スタートを切った。スマホも一度壊れてしまい新台での全て御破算、再々スタート！(?_?)　この様な当初の試練を経て、９月１８日(日)スタートのものが現在に続いている。

ぱぶさんは板橋区に住んでいるので、家の周りのポケ・スポットは毎日巡回して道具やモンスターをゲットする。週一回ボランテイアで千石(文京区)にも行くので、途中巣鴨のとげぬき地蔵にもおまいりする。ここでのプレゼントの道具に色々なキズ薬（名前がふざけているようで楽しい：キズぐすり、いいキズぐすり、すごいキズぐすり、まんたんのくすり、げんきのかけら、げんきのかたまり）が出たことには驚いた！このゲームには心理学者も動員されており、色々な場面でこちらの心理を読んだ様な反応が有るのにはびっくりである。ここではどこかのテレビの取材を受けたが、どこのチャンネルだったのか、また、何時放映されるのか確認とらず、どうなったのか解らずしまいであった。

ポケモン-GOではトレーナーと呼ばれるお兄さんを選定して、肩に乗る相棒と言われるマスコット・モンスターも選定する。相棒と一緒した距離も記録される！ぱぶさんの相棒はピカチュウである。

ぱぶさんは名古屋に良く行く。そこでは、東山公園やポケモンの巣と言われている鶴舞（つるま）公園もモンスター・ハントで何度か出掛けた。

鶴舞公園１　沢山モンスターをゲット出来るので点数が稼げる。（これは噴水塔）

鶴舞公園２　ここではＮＨＫのポケモン-ＧＯの取材陣につかまり、ぱぶさん、３０匹くらいゲットしたよと話す。しかし、ＮＨＫの取材目的はポケモン-ＧＯで歩くことが健康に良いとの話をお年寄りから聞きたかったようで、ぱぶさんの話は没！(?_?)　他の人の話が翌日夕方の番組で放映されていた。

鶴舞公園３　大勢の皆さんがポケモン－ＧＯしている。

鶴舞公園４　ポケモンをゲットしたり、モンスターを強化したり、更にはボタンのタップで別のモンスターに変身して大きな加点も得られる！　また、“ふかそうち”を使い、歩き距離、2km、5km、10ｋｍでモンスターのたまごをふかして、新たなモンスターをゲットしたり、距離の大きいものほどふかの高得点を得られると言った面白さもある。遺伝子組み換えの様な変化がカレイドスコープの様な転回と共に起こる。例えば、ピカチュウはライチュウと言うもっと強力なモンスターとなる等。この変身に伴っておまけの特典加算も得られる。

名古屋東山公園の紅葉シーズンにポケモン・ハント

大学の同窓会で訪問した福岡の大濠公園でもポケモン追っかけ！(＠_＠;)

夕方の同窓会に先だって昔の会社の同僚とランチ会。その後、こうろ館跡、黒田城、大濠公園とどこでもポケモン・ゲット！

福岡の後は同級生の一人と長崎散策の旅に。どこでもポケモン・ハントだよ。

長崎の坂本龍馬ゆかりの海援隊や亀山社中は坂道の登り下りでへとへと！ポケモン・ハントだけでなく、名物長崎ちゃんぽんも元祖・四海楼でいただく。

長崎稲佐山展望台でポケモンゲット。

名古屋に帰って東山動物園をポケモンで廻る(昼)

同じく東山動物園（紅葉真っ盛り）園内でも沢山のモンスターをゲット出来る。ぱぶさんはここでスマホをポケットから落として慌てたが、名古屋の人は良い人ですね。出口で届けて有り、スマホに再会！感謝。

夜の東山植物園も同じ日、ポケモン・ハントで廻る。

持病の病院診察を受けての帰りに名古屋の日泰寺を訪問。ここまででぱぶさんに大変な事が起こる！ポケモン-ＧＯのモンスター・ハントで歩きすぎ、左足がおかしくなり、歩けなくなる！外科で診断を受け、骨は折れてないものの股関節の頭頂部が筋肉とこすれ腫れが出たもの。杖と妻のサポートで何とか東京に戻り、紹介を受けた東京都健康長寿医療センターに雪の中、福祉タクシーで出向く。何とこの様な雪の日でも病院は大勢のお年寄りで混雑！幸い、足は名古屋の診断と同じで３～４日歩かず静養と言うことで解放された。

１２月のクリスマスが近づくとピカチュウもサンタ姿でチャレンジを訴える。ぱぶさんは１２月９日でレベル２９に到達！２９→３０にあがるには３５万ポイント。（モンスター1匹捕まえても100～新種のゲットでも最高500ポイントなので35万点を集めるには大変な根気と努力がいるのだ！）　効率良くしかも足を壊さない様モンスターを沢山ゲットするには新宿や池袋に頻繁に通い、またクリスマス特別セールのポケモン・ショップでの道具の買い入れで“ふかそうち”“しあわせタマゴ”他をセットで購入。１２月１４日にはレベル３０に到達した。レベル３０→３１にあがるには５０万点！！。それで家の近くのポケ・スポット１７ｹ所ばかりを自転車で朝・昼・晩と巡回して点数稼ぎする。もちろん池袋、新宿、上野には通う。この様な努力の成果も出て１２月２８日（水）ついにレベル３１に到達、万歳！だ。ちなみに12月28日の成果はポケモン・ハント時間　１６：４２→２０：３２でモンスターゲットは28匹、2匹に逃げられ道具60ｹ（主な有力道具はモンスター・ボール２２、スーパー・ボール７、ハイパー・ボール３、ズリのみ２、モンスター・たまご３）をゲットした。この様な事はぼうけんノートに記録されている。ぱぶさんはすっきりした気分で2017年のお正月を娘家族（2歳の孫も一緒）で祝う事が出来、とても幸せを感じた。

ポケモン-ＧＯはレベル３１で一応一休みすることとした。ポケモン-ＧＯをやっている人にはレベルを聞くがまだ３１のものはいない。それで、再開はレベル３２以上の人の確認が出来たらぱぶさんはボチボチの再スタートとしよう。ポケモン-ＧＯの内容や遊びのルールはこの本が非常に役立った（￥694+税）。今回記述しなかったが、ポケモン-ＧＯでのもう一つのお遊びはジムでの自分のゲットして育て上げた強力なモンスターと相手のポケモンをファイティングさせるジムバトル・ゲームである。こちらもぱぶさんは近くのポケモン・サイト（ジムのある場所でしか出来ないので、自宅では無理）で戦いをしたが、余り高得点が得られないのとジムに置かれているモンスターが一般的にはレベルが高く、中々勝てない。負けたり怪我したモンスターを入手したキズ薬で完全回復させる良心的（ゲットして強く育てたモンスターを失う訳では無い）なものであるが、加算的な要素が低くバトルが単調に終わり余り面白みが無い。ポケモン-ＧＯには色々なストーリーもあり進化させたり、名前も面白くゲームを工夫し多くのモンスターをゲットする。得点を着実に上げて行き実感しながらレベルアップする愉しさが大きい。この旅行記を読まれた読者もまだポケモン-ＧＯを始めてなかったらチャレンジ下さい。