チェコ・プラハ

2016/10/12 - 2016/10/14

中欧三ヶ国の首都を駆け足で巡りました。行程は以下の通り。

　１２（水）ジュネーブ→プラハ（国立美術館、ストラホフ修道院）【プラハ泊】
　１３（木）プラハ（旧市街広場、プラハ城）【プラハ泊】
　１４（金）プラハ→ブラチスラヴァ（ブラチスラヴァ城）【ブラチスラヴァ泊】
　１５（土）ブラチスラヴァ→ウィーン（シェーンブルン宮殿）【ウィーン泊】
　１６（日）ウィーン（国立図書館）→ジュネーブ

この旅行記は１日目～３日目のチェコ・プラハ、表紙写真はプラハの旧市街です。

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 交通手段: 鉄道

よく利用しているLCCのeasy Jetですが、ジュネーブからプラハ行きのフライトはありません。調べてみると、バーゼルからプラハに飛んでいると分かり、しかも一人片道29フランと画期的に安かったので、このルートを使うことにしました。（予約後に気付きましたが、ジュネーブからバーゼルまでの電車賃の方が高かった～）

早朝ジュネーブから電車とバスを乗り継いでバーゼル空港へ。電車が遅れてヒヤヒヤしましたが、なんとか間に合い、約１時間半のフライトでプラハに到着しました。

空港で公共交通機関の24時間券（110CZK）を購入し、100番バスと地下鉄B線を乗り継いでプラハ市街に向かいます。

地下鉄B線でプラハ市街に到着しました。地上に出てみるとレトロでかわいい路面電車が走っています。

まずはプラハで二泊するU Medvidku-Brewery Hotelにチェックイン。こちらのホテル、なんとウェルカムドリンクが自家醸造のビールです。

U Medvidku ホテル

これが自家醸造ビール。

さて、路面電車に乗ってヴェレトゥルジュニー宮殿 (国立美術館)にやってきました。

ヴェレトゥルジュニー宮殿 (国立美術館) 城・宮殿

国立美術館ではミュシャの「スラブ叙事詩」の特別展があり、この特別展（180CZK）のみ入場しました。

なお、このスラブ叙事詩、ちょうど2017年３月８日から６月５日までの期間限定で国立新美術館（東京・六本木）で展示されるとのこと。これは必見です。
http://www.nact.jp/exhibition_special/2016/alfons-mucha/

この「スラブ叙事詩」はスラブ民族の歴史を描いたとても大きな油彩画です。
奥行きのある絵はミュシャの一連の有名なイラストレーションとは雰囲気が異なります。

日本に運ぶのはものすごく大変そうですが、チェコ国外では世界で初めて、全20点まとめて公開されるものだそう。
こんなチャンスは滅多にありません。３月８日～６月５日、ぜひ六本木の国立新美術館へ。

さて、国立美術館で「スラブ叙事詩」を満喫した後、ストラホフ修道院にやってきました。

ストラホフ修道院 (ピクチャーギャラリー / 図書館) 寺院・教会

入場料は125CZK。ストラホフ修道院の見所は、中世の姿のままの２つの図書室です。こちらは「哲学の間」。

ストラホフ修道院 (ピクチャーギャラリー / 図書館) 寺院・教会

続いてもう一つの図書室「神学の間」。どちらも入口から眺めるだけですが、それでもこの美しい部屋は必見です。

ストラホフ修道院 (ピクチャーギャラリー / 図書館) 寺院・教会

観光を優先していて食事がまだでした。ロレッタ教会すぐ近くのレストランLORETAに入ります。

ビーフシチューのようなグラーシュスープ。ハンガリーのグヤーシュと同じ系統の料理です。

お腹も落ち着いたところでプラハ城にやってきました。

プラハ城の敷地自体は保安検査だけで自由に入ることができ、個別の建物に入るのには入場券が必要になります。
こちらは聖ヴィート大聖堂の正面。この日は時間が遅く、もう閉館でした。また明日出直すことにします。

こちらはプラハ城内の黄金小路。小さな家が立ち並びます。かつて錬金術師が住んでいたとか。

プラハ城から見たプラハの街です。少し曇り気味かつ日も暮れかけですが、その分中世の面影を残すプラハらしい雰囲気の写真になりました。

夕食はホテル併設のレストランにやってきました。

ウ メドヴィードクー (レストラン) 地元の料理

こちらのプラハハムが絶品！ホースラディッシュの辛味がよく合います。

２日目の朝、ホテルから歩いて旧市街広場にやってきました。

旧市庁舎には15世紀に作られたという天文時計があります。

天文時計 建造物

ちょうど12時に仕掛け人形が動くところを見ることができました。

こちらは旧市街広場にある宗教改革者ヤン・フスの像。

ヤン フス像 モニュメント・記念碑

旧市庁舎の塔に上ってみます（130CZK）。
旧市街広場で目立っている教会、勝手に「とーり教会」と呼んでいます。フォートラベラーのとーりさんがプロフィール写真に使っているから。本名は「ティーン教会」といいます。

プラハ旧市庁舎の塔 建造物

空はどんよりですが、雰囲気のある街並です。

プラハ旧市庁舎の塔 建造物

旧市街広場から歩いてヴルタヴァ川にかかるカレル橋にきました。歩行者専用の橋でにぎわっています。

さて、プラハ城に向けて歩く途中、昼食にU Tri Houslicekというレストランに立ち寄りました。３つのバイオリンが目印のお店です。

お店の公式HPはこちら。
http://www.utrihouslicek.eu/EN/Restaurant.aspx

ここでもグラーシュをいただきました。

再びプラハ城にやってきました。
プラハ城内の聖ヴィート大聖堂、旧王宮、聖イジー教会に入場できる共通チケット（250CZK）を購入します。

聖ヴィート大聖堂の公式サイトはこちら。
https://www.katedralasvatehovita.cz/en

聖ヴィート大聖堂 寺院・教会

一見シンプルな内部ですが・・・

聖ヴィート大聖堂 寺院・教会

いずれの窓も素晴らしいステンドグラス。

聖ヴィート大聖堂 寺院・教会

こちらはミュシャ作のステンドグラスです。

続いてやってきたのはプラハ城内の旧王宮です。この大ホールは完成当時ヨーロッパ最大だったのだそう。

旧王宮 城・宮殿

こちらは同じくプラハ城内にある聖イジー教会。城内最古の教会だそうです。

聖イジー教会 寺院・教会

プラハ城を後にして、川を渡って旧市街方面に戻ってくるとすっかり暗くなりました。
プラハは夜景も素晴らしい。こちらは国民劇場。

国民劇場 劇場・ホール・ショー

カレル橋とその向こうにプラハ城。

チェコで一番おいしい生ビールが飲めるというU zlatého tygraへ。
満席で立ち飲みでしたが、元祖ピルスナーをゴクゴク。

ウ ズラテーホ ティグラ バー

おいしい生ビールに満足し、U zlatého tygraのすぐ隣のレストランU Modrého hroznuに入りました。
ここでもおいしいシュニッツェルに満足。

３日目の朝、プラハ中央駅にやってきました。

プラハはまだまだ見どころがありそうだし、プラハ以外の町も魅力的。
再訪を誓い、ここから列車でスロバキアの首都ブラチスラヴァに向かいます。

スロバキア・ブラチスラヴァの旅行記
http://4travel.jp/travelogue/11224604
に続きます。

プラハ本駅 (プラハ中央駅) 駅