名古屋の中村区　豊臣秀吉と加藤清正の故地を尋ねる

2017/01/28 - 2017/01/28

午前中は仕事、夕方から名古屋駅前の居酒屋で飲み会。名古屋駅前まで出かけるならちょっとどこかへ寄って見ましょう。んで、名古屋に住みながら一度も行ったことの無い中村公園へ。中村公園一帯は豊臣秀吉、加藤清正の誕生の地です。秀吉のお母さんと清正のお母さんは姉妹とか従妹という関係で、しかも家が隣り合っていたらしいです。

エリア 名古屋(愛知)

• 旅行の満足度: 4.0

名鉄と地下鉄を乗り継いでやって来ました。中村公園駅です。
地上に出ると豊国神社の大鳥居。
大正１０年完成で、当時は日本最大だったそうですけど、今では６番目か７番目みたいです。なんでも中村が名古屋市に編入された記念だそうですよ。

松並木の参道を行きます。ところどころ松くい虫の被害で枯れて柵だけのところがあります。

二の鳥居が見えてきました。豊国神社到着です。

太鼓橋を渡って本殿へ。

中村公園駅の鳥居から段々小さくなる三の鳥居です。拝殿・本殿は小ぶりです。

参拝客は次々に訪れます。
なんせ御祭神は最底辺から人臣最高位まで上った秀吉ですから、出世・開運の神様としてご利益があるみたいです。

鳥居の横に展示してありました。秀吉と関係あるのかな。

書置きでいただきました。
季節の御朱印

神社横のひょうたん池
静かです

池を過ぎて中村公園内にある秀吉清正記念館。
１階は図書館で２階が記念館になります。

秀吉 清正記念館 美術館・博物館

こちらの入り口からお邪魔します。

２階に上がって入場
色んな展示があります。

有名な秀吉の兜
一の谷馬蘭後立付兜
頭にかぶる部分が一の谷型で、後ろの光背のようになっているのが馬蘭（＝菖蒲）だそうです。

こちらは加藤清正着用の烏帽子形兜
「南無妙法蓮華経」とお題目を書いた数百枚の紙を張り合わせて長烏帽子をつくり黒漆の下地に銀粉を塗って作ったものです。側面の金の輪っかは清正の家紋、蛇の目です。

天正大判もありました。
重さが４４．１匁＝１６５ｇ
金１ｇが４７００円として
１６５ｘ４７００＝７７５５００
金の純度が７０％として
７７５５００ｘ０．７＝５４２８５０円になります。
せこい私はすぐこんな計算をしてしまいます。

次に訪れたのは加藤清正の出生地に建てられた妙行寺。
清正が名古屋築城のお手伝い普請の時の建物や余材を貰い受けて建設したそうです。

妙行寺 (名古屋市) 寺・神社・教会

清正公の像

妙行寺建設の由来が書いてありました。

あらい浄行菩薩さん

妙行寺のすぐ北にある常泉寺。
こちらは豊臣秀吉の出生地になるそうです。

常泉寺 寺・神社・教会

当然、秀吉関連のものが多多あります。
豊臣秀吉の銅像

秀吉の産湯の井戸

秀吉お手植えと伝わる柊
天文１６年（１５４７年）に植えたのだそうです。

むすびの輪って何？
最初はマニ車みたいなものかと思ったんですけど説明書きを読んでみると違ってました。
①先ず本堂にお参りをする。
②下の輪を回して、次に上の輪を回す。
③テープの位置が同じところで止まれば願いが叶う。
④二つまでのずれならあと少し、三つ以上は努力が肝要。
スロットルマシンみたいな感じです。

墨書でいただきました。

お寺を出て公園の中を通り抜けます。
少年期の秀吉をモチーフにした像がありました。
さあそれでは飲み会に向かいます。