2016/05/26 - 2016/05/27
13位(同エリア82件中)
のまどさん
トールンを後にして向かったのはビードゴシチ。小さな町でこれと言って見どころはないかもしれませんが、素朴な中核都市をぶらぶらするのもいいものです。
数時間滞在した後に電車で2時間ほど移動して最終目的地ポズナニ。旧市場広場のカラフルな建物はこの町の象徴と言えるでしょう。ホテルは広場からわずか200メートルという好立地。
ポズナニ事件の博物館はいまいちピンと来ませんでしたが、城砦公園内の無名人の像や戦没者墓地は一見の価値があると思います。
ショパンが二つの街に立ち寄った記録はありませんが、BGMはチェロソナタにします。ショパンはフランショームというチェリストの友人を持ち、チェロ曲を何点か書いています。チェロと言えば私にとってジャクリーヌ・デュプレ、そのピアノ伴奏はバレンボエムの他にないでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=t29vc6PBey0
短調の調べが曇天に合うと思います。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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トールンのホステルをチェックアウトして、バス停に向かうが途中で道を尋ねたら間違った方向を教えられ、また走る・・・。そして、間に合った。
駅での切符販売は窓口のみ。しかもポーランド語オンリー。分かりやすいように説明してくれる人だったが、私はなぜ理解できない言語にこれほどの自信を持てるのだろうか。
ビードゴシチまでは30分ほど。駅内の観光案内所で地図と交通機関を教えてもらい、ロッカーに荷物を預けてGo! -
ビードゴシチ名物、川を渡る男。ポーランドのEU加盟を記念して設置されたそうです。ユニークと言えばユニークだけど。
ちなみにショパンがこの町を訪れたという記録はありません。 -
シブすぎる、この店構え。
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観光名所、ミルアイランドと呼ばれる中州。散歩やジョギングに打ってつけ。
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島の名前になっている通り、かつてここにはミルすなわち水引小屋がありました。こちらは「赤い穀物倉」と呼ばれ、18世紀に原型が建てられました。現在は現代美術館になっています。
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こちらの白い方も同じ時期に建てられ、穀物倉のみの機能を果たしていました。今は民俗博物館になっています。
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散策路沿いに地元出身の画家の作品が展示されています。こういった演出が時間の流れを緩やかにします。
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少し晴れてきました。偶然入ったのは聖マルチン・ミコワイ聖堂。
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中に入ってビックリ。ファンタジーの世界のような色使い。ベトナムのカオダイ教の教会を彷彿させる。
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2階のテラス部分にも上がれた。なかなかの絵。
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この町の観光名所、石鹸博文館。次回の英語ツアーは2時間後とのことで残念。
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なのでお昼を食べて次の街に移動することにします。
発酵小麦を使った国民的スープのズーレプ。 -
牛生ひき肉。ベルギーにも同じレシピはありますが、こちらの方が遥かに上品。
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晴れてきました。は言え、ビードゴシチ自体あまり見どころがないという結論に達したので、トラムに乗って中央駅に戻り次の目的地に向かうことにします。
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色々と興味深い車両がありましたが、時間通り電車が来て
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やや遅れてポズナニ中央駅に到着しました。
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ポーランドの主要駅には英語ができるスタッフが駐在している観光案内所があり、「荷物を預けてトイレに行っていい?」とききましたが、「このご時勢何が分かるから分からないからダメ」とのこと。事情は分かるけど、つれないよな。
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仕方がなく、トラムを間違えまくって
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2泊するホテルに到着しました。部屋にシャワーは着いているけど、トイレは共同というエコノミールーム。
http://hotel-solei.pl/szewska/ -
旧市場から200メートルと立地が最高なのです。
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曇っていると写真映りが格段に悪くなりますが。
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広場に面したカクテルバー。しめた、アペルティフだ。
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この盛り付けで25ズロチはお得。サーブされてじっと見ていると美形のバーテンに「全部食べられますよ」と囁かれ(←一人旅ならではの妄想)、飾りのフルーツにぱくつく。
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続いて夕食。脇道に逸れて見つけたお店。伝統家屋を模して雰囲気が素敵。
http://www.wiejskie-jadlo.pl/?p=english -
ローストポーク。お味はまあまあだけど、値段がね。広場から近いし、観光客向けだから仕方がないか。
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食後に果実酒を頼む。
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観光案内所でもらった無料のガイドブック。ポズナニはこれ一冊あれば大丈夫。軽いから荷物にならない。
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翌朝。晴れました。人がいないうちに広場を撮影しておきます。ポズナニと言えばこの一枚。
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くすんだパステルカラーの色使い。霹靂に映えます!
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朝食はスターバックス。世界中で思うこと、割が合わないんだよな。
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広場からほど近いファラ教会。イエズス会系のようです。
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内装も外装もなんていうかポーランドらしいなという印象を抱きます。
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市場へ。アスパラの季節も終盤です。きっと、ポーランドもおいしいレシピがあるでしょう。
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電卓片手に知っている限りの言葉でイチゴを数粒か購入。非常に美味でした。
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トラムに乗ってポズナニ宮殿までやって来ました。
なかなか壮麗な造りです。 -
その一角にある1956年ポズナニ事件博物館。
事件はソ連のフルシチョフが同年に行ったスターリン批判への反動で、 -
体制の綻びに民衆が立ち上がってデモを起こし暴徒化しました。
その日の午後にデモは鎮圧され、死者は100人以上とされています。 -
とても重要な事件ですが、やはりポーランド語だけの説明だとあまり得られる情報がなく、ワルシャワ蜂起博物館の二番煎じのような気がしました。
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ガイドブックに無料と書いてあったのに6ズロチの入場を取られたのも何だかな。
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道路を挟んだ反対側に犠牲者の追悼碑があります。
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その近くにはミツキエヴィチの像。どれも重厚です。
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像の背後に構える大学は彼の名前を冠しているようです。
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不安なので駅まで出て、明日の電車の時刻表をチェックします。本数もあり、ネットの情報と一致するので予約の必要はないと判断。
隣接するショッピングセンターはかなり大規模でした。 -
再びトラムに乗ってワルタ川の対岸にあるピョートラ・パヴワ大聖堂に到着。入場料を取るので外観だけ拝見します。
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敷地内にはもれなくヨハネパウロ2世の銅像。
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やってきたのはマルタ湖。このほとりにあるスパセンターに一人で行こうかと思ったのですが、トリップアドヴバイザーでサウナ通の観点からして不合格というコメントを見て断念。
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観光用の機関車も30分に1本走っているのですが、どうも乗り気になれず。とりあえず、湖沿いを少し歩いて街に戻ります。
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ホテルの近くで昼食。パティオでやはりお客は私一人。
ビールにストローは邪道です。 -
スモークサーモンのサラダ。なかなかでした。
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バスに乗って城砦公園へ。この公園もなかなかの広さです。
歩くだけでもかなりの運動になります。 -
敷地内には武器博物館もありますが、やはり入る気になれず。
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公園の南には広大な墓地があり、第一次世界大戦以降の戦没者が埋葬されています。こちらはソ連人墓地。
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こちらはイギリス人墓地。
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一番のお目当てはこれ。Nierozpoznani無名人というタイトルのモニュメント。かなりスケールです。
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頭のない体が彷徨うように歩いて見えます。やはり戦没者慰霊の意味が込められ、遠くからも近くで見ても圧倒されます。
ポズナニ後編に続きます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- yamayuri2001さん 2017/05/17 17:34:46
- のまどさん、はじめまして!
- ジャクリーヌ デュプレは 素晴らしい女流チェリストでしたね。
私も、彼女の演奏が大好きでした。
あの細身の身体のどこから あんなエネルギッシュな音色が
生まれるのだろうと、いつも感心していました。
彼女が演奏したシューマンのチェロコンチェルトは
私の大好きな演奏のひとつです。
ポーランドをとても丁寧に周られたのですね。
私も いつかのまどさんのように、ショパンの足跡を訪ねて
ポーランドに行ってみたいです。
これからも、音楽と旅を愛する仲間として、よろしくお願いいたします。
yamayuri2001
- のまどさん からの返信 2017/05/21 08:20:35
- RE: のまどさん、はじめまして!
- yamayuri2001さん、初めまして。
コメントありがとうございます。お返事遅くなってごめんなさい。
> ジャクリーヌ デュプレは 素晴らしい女流チェリストでしたね。
> 私も、彼女の演奏が大好きでした。
金髪の英国女性の情熱的な演奏方法は当時のチェロの世界でさぞ衝撃的だったでしょうね。
> 彼女が演奏したシューマンのチェロコンチェルトは
> 私の大好きな演奏のひとつです。
私が一番好きなのは代名詞のエルガーなのですが、シューマンもいいですね。一音一音が正確に演奏されている印象を受けます。シューマンも苦悩多き作曲家だったので興味深いです。
> ポーランドをとても丁寧に周られたのですね。
丁寧だなんて。一週間で計画を練った付け焼き刃の旅行です。しかもお読みいただいた最終章は飲み屋巡りが主という恥ずかしい内容で。それでもポーランドに興味を持っていただけるとは嬉しい限りです。
> これからも、音楽と旅を愛する仲間として、よろしくお願いいたします。
こちらこそよろしくお願いします。奈良旅行記、大変感慨深く拝読しました。お母様のご冥福をお祈りします。海外に住んでいる私は母親と会える機会もそれほどないと思うので、時間を大切にしたいと思いました。
では、また。
のまど
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