日帰りで渚にまつわるエトセトラ～ホテル金波楼・城崎マリンワールド編～。

2016/12/01 - 2016/12/01

■かにカニ日帰りエクスプレス
https://www.jr-odekake.net/plan/kanikani/

■ホテル金波楼
http://www.kinparo.com/

■城崎マリンワールド
http://marineworld.hiyoriyama.co.jp/

■齋藤製菓堂
https://tabelog.com/hyogo/A2808/A280801/28023613/

■お宿とお土産 こぢんまり
http://www.kojinmari.com/

■喫茶ゆしま
https://tabelog.com/hyogo/A2808/A280801/28020681/

■本と温泉 Books and Onsen
http://books-onsen.com/

■山本屋醸造 城崎ビール
http://www.kinosaki.com/beer/

エリア 城崎温泉(兵庫)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JR特急 徒歩

毎年この時期になると駅構内がカニだらけになり、まんまとカニが食べたくなるんだが、遂に、遂に行く時が来た！
小食なので一番安いプランでいいやと『和み』プラン12800円にしたんだけど、普通に特急はまかぜで城崎温泉まで行こうとすると往復（指定席）で10540円かかるんですけど、どういうことなんですかね？お得にもほどがあるだろーーー！
長年やってるけど、JR西日本大丈夫なの？と、心配しつつ。

かにカニ日帰りエクスプレスシーズンは特急はまかぜが其の名もかにカニエクスプレスとして増発されてるんだけど、そんなに早起きはしたくないので普通のはまかぜ1号に乗って行きます。
いざ、カニ！！！

特急はまかぜは大阪発だけど、大阪からだったら特急こうのとりに乗るって手もあるので空いてますね。

海側を押さえてたんだけど、あいにくのお天気。雨予報じゃなくなっただけマシだけど。

キハ189系気動車ってどうなのかなー？って思ったけど、駅発着以外はかなりスムーズ。普段新快速が爆走してる区間のレールは大丈夫だろうとは思ってたけど。寧ろ新快速と同じくらいの速さで走るのすごいな！

姫路駅停車。ここから播但線に入るので進行方向が逆に。
運転士さんが移動してる間、停車時間がちょっとあるので外に出てパチリ。

増結もしてるよ！（逆に3両で走ってるの見かけたことないけど）

気になったので探索。
結構無理矢理なんだなぁ（笑）割と新しい車両なのに。

席に戻って座席を反転させて、いざ出発。

ずんずん山奥に入ってる感じはするものの、高低差そんなにないのか揺れが酷いとかはなかったな。
寺前からは非電化区間に突入なので、寺前には電車がちょいちょい停まってた。播但線はこの色だよね！（テレビで見て知ってた）これは103系かな？（詳しくないので曖昧）

ラッセル車がスタンバイしてた！！！
そうだよね、このへん結構積もるよね。

12時半前に城崎温泉駅に到着。

出たらすぐ宿の送迎車が停まってたので急いで乗り込んだのに、1組なかなかやってこなくて出発できず。
おーなーかーすーいーたーーーー！（ドンドン）
おばちゃん団体、一体どこでなにしてたんだよう（ドンドン）

ようやく出発。
川沿いを走り、カニの看板攻撃に遇いつつ（何枚カニ看板を見ただろう・・・）10分もかからなかったかな？ホテル金波楼に到着。すぐさま館内に入ったので外観の画像はなし。

お値段アップだとカニも増えて個室とかだったけど、別にテーブル席でもいいよいいよ食べ切れないし。寧ろテーブル席がよかったし。

お酒もあったが昼からは無理だ。
中に入ると平日でまだカニ解禁されて間もないからか（間もなくもないか・・・）もうすぐ食べ終わる客が2組くらいだけで静かだった。
テーブル席といっても仕切りあったし、ここにしてよかったかも。

既にスタンバイしてたカニたち！いただきまーす！
食前酒代わりの柚子ジュース美味しかったなぁ。柚子ラブ。

甘エビが子持ちだったので食べるのに苦労した・・・しょっぱなから手がべとべとに。美味しかったけど、どう食べるのが正解だったの？
カニ刺しも甘くて美味しかった・・・。念願のカニ刺し・・・。
それから奥の茹でガニを。無心になって無言で食べたよね。

宝楽焼き、ぷりっぷりで美味しかったーーー！

鍋ーーー！カニつみれしか見えてなかったんだけど、カニの身がまだあった。果てしなくカニ。
懐石的なものだと赤みそのみそ汁がでてくるけど、我が家は赤みそとは無縁なので、みそ汁よりこの鍋の汁の方がカニ出汁出てるし美味しい・・・って飲んだよね。この出汁で雑炊を作りたい。

しかし雑炊ではなく釜飯なのであった。ここでもカニ！
もうごはん食べれないよ！って思ったので、カニがあるあたりだけ食べた。おこげおいしい。

最後、水物は果物くらいでしょ？って思ったら謎の夏みかんジュレin杏仁豆腐で、量多かった（笑）
私にしてはかなり健闘した方かと。
しばらく動きたくないというか動けない・・・温泉なんて無理だよ！足湯があればよかったのに・・・。

帰りのバス時間聞かれて迷わず16時に。帰りのバスもあったのはラッキーだったなぁ。片道だけかと思ってたから。
お腹いっぱいすぎるので、館内をちょっとうろうろしてみた。土産売り場を冷やかしたり。

どうにも温泉は無理な胃だったので、私は水族館へ（母はロビーで休憩）
みんなよく満腹で温泉に入れるな・・・。

と、いうわけで温泉がどんな感じだったのかレポ出来ないわけだけど、露天風呂から日本海が見れるらしいよ。ロビーから見えるくらいだから露天風呂からも見えるだろう。

ショートカットできなかったので、ゆるゆると歩いて城崎マリンワールド。外にカフェとか土産物屋さんとかあるんだねー。
目玉にしてるプールを改修中なのに入館料そのままってアンタ・・・って思いつつ、2470円（！）払って中へ。
パンフレットもらったけど館内図なくて、そりゃ検索しても出てこないわけだよ・・・（遠い目）

入ったらまずはありがちな地域の川とかの再現水槽。
オオサンショウウオさんは見つけられず。

写り込まないところまで下がってズームで撮る！

そうか、真ん中の水槽を中心に段々下がっていく順路なのか。エレベーターあるけど一気に降りると途中の階の水槽が見れないので順路通りに階段を降りることに。

大水槽、3階分くらいの高さがあるんだけど、全くテンション上がらない中身！びっくりだよ！このあたりの海再現っぽいけど。

コバンザメが白い（多分白く見えるだけ）

ひとつ下のフロアに降りたらナポレオンフィッシュ。チラ見された。
見てる時は気づかなかったけど、奥の方にゴマモンガラっぽいのがいるね。

あとちょいちょい気になるのがいるものの、そういうのに限ってプレートに名前出てなくて何か分からず。

穴の中に入ってるのは誰なんだ？

ウツボ先生、でかすぎて気持ち悪かった！（誉めてる）

うぉぉぉぉ！ハナヒゲウツボがいるーーーーー！
そこそこ水族館巡りしてるのに、はじめて見れたよハナヒゲウツボ。
見たかったのは青色にやつなんだけどまぁいい。
しかし黒過ぎて撮れない！ピントが合わない！微妙な位置にいたし。ぐぬー。

この構造、上の水槽が結構な高さにあって離れないと見えないんですけど！

変なイソギンチャクがちょいちょいいるけど名前が分からない。

イロカエルアンコウが壁に手をついていた（笑）

それから小型の家庭用サイズの水槽がどかどか置いてあって、その水槽がイソギンチャクやサンゴもいろいろいたしキレイだったという・・・いいのかそれで。

タテジマキンチャクダイ。

ナイス水槽。こういうのがもっと見たい。

なんかへんなのいた！

イバラタツ。

ちっこいハコフグがいた！かわいい！でも大きくなるんだよなぁ。
動きが速いし小さいので難しかったな。明るかったのが救い。

もう1フロア下へ。

タカアシガニ先輩、珍しくおとなしい感じ。

オオカミウオ先輩、なかなかの迫力ですよ。

＞＞＞突然のペンギン＜＜＜

フンボルトの子かなー？

＞＞＞突然のセイウチ＜＜＜

この巨体が2頭この大きさのプールは狭いのでは？
結局中心の大水槽に近づかないまま外へ。

手前のはタッチプールだったのかな？やたら浅かったけど。海に向かって視線の流れはいいけど、よく分からないゾーンだった。
ここの館内部分では手作り体験みたいなやつを開催してた・・・っぽい（ぼんやりとしか把握してない）
奥のプールにはイルカが泳いでたけど、かなり濁っててよく見えず。

タッチプールっぽい場所も海側にはそれなりの魚が。うみたまごの外を思い出す作り。

チューブっていう海獣ゾーンでは解説が始まってて、そこそこ人が集まってた。

明るいとギリギリなんとか撮れるよね、カリフォルニアアシカ。

アトラクションスケジュールによると『アザラシのロッククライミング』だったっぽい。

あんまり時間がないので、横のフンボルトペンギンを見たり。

下に降りたらもの凄い速さでアシカが泳いでた！速過ぎて撮れない！！

いやほんと速過ぎでしょ・・・。
ISO2500でこれだよ？無理だよ！

諦めて上に上がったらペンギンのお散歩タイムが始まった。
ペンギンにピント合わせようよ私・・・（まだPEN-Fに慣れてないという言い訳）

ぺたぺたぺたぺた。ペンギンはかわいい。

次へ急ぐ。
雨降ってきた・・・こんなこともあろうかと折りたたみ傘を一応持ってきてたけどね！でもさすほどじゃないしなー。
ホテルから見えてたけど、釣り人が柵の外に普通にいるんだけど、それは・・・？？？

いい海岸なんだけど近づけないのがなんとも。

折角の岩場もモニュメントで台無しな例、其の壱。
何故亀を置いた・・・。

あとバス乗ってた時から気になってたんだけど、これはなんなの？竜宮城なの？？

折角の岩場もモニュメントで台無しな例、其の弐。

イルカとアシカのショーまでまだちょっとだけ時間があったのでドルフィンタンクへ。

ここでもイルカショーあるっぽいけど、今もやってるのかな？スケジュールには中止とか書いてなかったけど。ここではイルカの親子がスイスイ泳いでた。
土産売り場があったので一周して見たり。その先にエスカレーターがあったので気になりつつも、ショーが始まりそうだったので引き返す。

・・・うーん、背景がごちゃごちゃしてるせいか見辛い。

アシカもおにいさんもいろいろがんばってた。

しかしアシカがショーしてる間、イルカが暇すぎるのか、サブプールでひとり遊びをしてた（笑）浮上しでプハッ！ってのを繰り返してたよ。

そろそろ時間切れ。さらばショー！
ドルフィンタンクの外側を歩いてたんだけど、うーーーーみーーーー！
ザ☆山陰の冬の海っぽいこの感じ。

晴れてたら青いんだろうけどねぇ。

階段ざくざく上がってアクアパレスに入ったら、あーここに大型ビジョンがあるのね！と思いつつ素通りでまっすぐ出口へ！そう、出口っぽいものが見えたのだ！よかったーーー！
自動改札っぽい出口を出ようとすると金波楼の館内に入るのはちょっと意味が分からなかったけど、さっき土産物冷やかしてる時にあっち側はなんやろねー？って思ってた通路がまさにこれだった。これ、ホテルと繋がってるって知らない人がたどり着いたらびっくりするわ！
おかげで帰りのバスに間に合ったけど。

城崎温泉駅まで戻って、まだ電車の時間まで時間があるので散策。

鮮魚店を冷やかしつつ、お目当てのお店へ。
看板が『かに最中 柚もなか』って！店名目立たない（笑）

普通サイズのかに最中もあったんだけど（それはバラ売りしてた）それじゃズワイガニ具合が出ないので『大かに最中』を。大かに最中は3個入りからしかなかったんだけど仕方ない。でかい・・・思ったよりでかい・・・。

それから母と別行動して、城崎温泉といえばこの風景だよね！ってところまでてくてく。
しかし雨降ってきたぞ。そしてまだ私はお目当ての城崎限定本を捕獲出来てないぞ！！
焦ってうろうろしてたら中川政七商店みたいなオシャレな雑貨屋さんがあり、ここなら絶対城崎限定本売ってるに違いないと飛び込んだら、レジ前にあった・・・よかった・・・。
店を出たらいよいよ雨が降ってきたので途中で諦めて折りたたみ傘をさし、母と合流。

あとで調べたら雑貨屋さんは『お宿とお土産 こぢんまり』というところだった。

喫茶ゆしまで雨宿り。

看板のyushimaの書体がとてもよい！

壁面上部のアール具合とか色具合ナイス！外観のイメージ通り。

どうにも喉が渇いてたのでクリームソーダを。
母は珈琲を注文。美味しかったらしい。よかったよかった。

カウンターのイスは当時のままなんだろうなー。
旅先でナイス喫茶店に入る楽しみ。

ほどよい時間に出たら雨は上がっていたけどそこそこ暗くなってた。
あと店じまい早いね！17時前だったんだけど、もうほとんど閉まってた。

駅前のカニモニュメントを入れてようやく駅をパチリ。シルエットになっちゃったけど（笑）

ペッパーくんがいた（浴衣仕様）
って、その桶の中に入ってるのはさっき私が探し求めてたやつーーーー！盗られたりしないんだろうか？
土産を物色し、ちょちょっと購入。要冷蔵じゃなければねぇ・・・ってものが旅先には多いよね。要冷蔵の食品の誘惑。

帰りのはまかぜは香住発のだったので、城崎から乗った時にはぼちぼちの乗車率。
入線の音楽がPUFFYの「渚にまつわるエトセトラ」だったの、ふふふふふってなったよね。

カニ食べ行こう～♪はにかんで行こう～♪

・・・カニ食べて今から帰るわけだけど。

帰りは疲れて爆睡しつつ、20時前には帰還。
今回は播但線を完乗出来たのがよかったなぁ。
山陰方面も日帰り距離だということが分かったので来年は鳥取方面に行きたい。

万城目学さんの『城崎裁判』と湊かなえさんの『城崎へかえる』捕獲出来てよかったーーー！

カニの身みたいに出てくるの楽しい（笑）
落ち着いたら読もう。

地ビールどこでもあるんだなー。数種類あったけどどれもラベル可愛かったよ！
黒ビール好きとしては黒ビールを買いたいところだったけど、黒ビールだとラベルがクジラだったので諦めてカニラベルにした。やっぱカニでしょここまで来たら。
カニ味ではない。

大かにもなか、ほんと大きい。メジャーで測ったら18cmもあったよ！

ほんとのカニみたいに足と胴体をぺきっと出来て、ちょっと嬉しい。ぺきっと。
で、中身！左から抹茶餡・小豆・柚子餡だった！そう来たか、大かにもなか・・・。
この大きさでしょ？無理無理！って思ったものの、意外と重くなくぺろっと食べれて美味しかった。おそるべし大かにもなか。
茶がすすむ。オススメ。