初夏の花々がお出迎え～２０１７年始初のニュージーランド旅④

2017/01/02 - 2017/01/10

お花とガーデンが大好きな私が一度は見てみたいと憧れたのは、ニュージーランドのルピナスの花が群生する湖や山の風景。日本とは反対の季節のＮＺではその風景は１１～１２月が最適とは聞いていたのですが、仕事の関係で年始のお休みの時期にずれ込むことに。さて、私はあこがれの風景の中にに身を置くことができたのでしょうか？

今回も先回のスイス旅と同じくＪ社さんのパッケージツアーを利用させていただいて、次の日程でＮＺ周遊をしてまいりました。今回は日程順に旅行記を書いていきたいと思います。

１日目（２０１７年１月２日）　　１８：３０　成田発　ニュージーランド航空（所要時間１０時間３０分）
２日目（２０１７年１月３日）　　９：００　オークランド着→ワイトモ→ロトレア　　　<ロトレア泊>
３日目（２０１７年１月４日）　　ロトレア→トンガリロ国立公園→ウエリントン　　　　<ウエリントン泊>
４日目（２０１７年１月５日）　　ウエリントン→（国内線）→クライストチャーチ→テカポ湖　<テカポ泊>
５日目（２０１７年１月６日）　　テカポ→オマラマ→アロータウン→クィーンズタウン　<クィーンズタウン泊>
６日目（２０１７年１月７日）　　クィーンズタウン→ミルフォードサウンド→クィーンズタウン　<クィーンズタウン泊>　
７日目（２０１７年１月８日）　　クィーンズタウン→マウントクック国立公園　<マウントクック泊>
８日目（２０１７年１月９日）　　マウントクック→クライストチャーチ→（国内線）→オークランド　<オークランド泊>
９日目（２０１７年１月１０日）　９：５５　オークランド発→１６：４５　成田着　ＮＺ航空（所要時間１０時間５０分）

今回は5日目の旅行記です。

エリア クイーンズタウン(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

５日目の朝、テカポ湖畔の「ペッパーズ　ブルーウォーター　リゾート」での朝食ブッフェ。フルイングリッシュブレックファースト。パンケーキもありました。緑のジュースはスムージィだったかと。とても美味しくいただきました。

朝食をいただいたら、これで３度目の湖畔へのお散歩です。「善き羊飼いの教会」のすぐそばにある「バウンダリー犬の像」これは開拓時代の放牧地で柵のない境界線（バウンダリー）を守った犬たちの働きをたたえて造られたものだそうです。

着いた日は夕方で、すでに閉まっていた「善き羊飼いの教会」は朝には開いていて中に入ることができました。教会内は撮影禁止だったので、扉を出て、教会の外からズームで撮らせていただいた祭壇の向こうのガラス越しの風景です。気がとがめたので、ほんのちょこっと献金させていただきました。

テカポ湖の「善き羊飼いの教会」を群生するルピナスの花越しに見る…ことが憧れでしたが、残念ながらテカポ湖のルピナスはすでに終わって「豆」になっていました。その代り、こちらの紫の花が花盛り。一見してルピナスに似ているのですが、これは「バイパーバクロス」というお花でポリジに近いハーブだということでした。このお花の蜜を集めた蜂蜜も売られているそうです。表紙の写真はルピナスならぬバイパーバクロス越しの「善き羊飼いの教会」です。

「善き羊飼いの教会」の道路を隔てた反対側にはこんな素敵なイングリッシュガーデンがあり、

こじんまりしたコテージ風のその建物は宿泊できる施設のようでした。個人で来てこんなところに泊まれたら最高ですね。

この日はテカポ湖を立ち、クィーンズタウンに向かいました。その途中、まず立ち寄ったのはこちらのプカキ湖。ミルキーブルーの湖面がなんとも美しい。

次の立ち寄り先はオマラマの、羊の毛刈りショーなどの体験施設。食事もでき、お土産屋さんも充実していました。

ステージの上で、まるっと毛を刈られる羊さん。本日が初体験ということでしたが、ちゃんとおとなしく刈られていました。

毛刈りショーの後は外へ出て、子羊ちゃんへのミルクやり体験。勢いよく吸いついてくる元気な赤ちゃん。いっぱい飲んで大きくなるんだよ！

さらにはシープドッグによる羊たちの追い込みの様子をみせてもらえました。シープドッグの真剣な眼が印象的でした。頑張って働いている犬もいるんだよ、オレオちゃん（我が家のお気楽飼い犬）。

今回のツアー中、バスの車窓から牧草地で草を食べている羊たちはそれこそ見あきるほど見ましたが、結局、こんなに近くで羊を見たのはこの時だけだったかと。

ランチはＢＢＱ。牛肉のステーキでした。シンプルにマスタードをたっぷり乗せただけでしたが、結構やわらかく美味しくて残さずペロッといただいちゃいました。写真は撮らなかったのですが、このあと、甘いメレンゲのデザート「パブロバ」もしっかり頂きました。

こちらはそのあとトイレ休憩で立ち寄ったクロムウェルという街の果樹園、フルーツ販売店です。ツアー客は必ず立ち寄る場所のようです。色とりどりの美味しそうなフルーツやお土産用の蜂蜜やジャムなどがたくさん売られていました。

私にとっての興味はむしろこちら。このフルーツ販売店にはなんと併設された「バラ園」があるということでしたので、フルーツの味見もそこそこに勇んで行ってみました。さすがに、初夏のニュージーランド。バラがばっちり、咲いていましたよ！

奇麗に整えられた庭園は見ごたえがありました。実はここには翌日またお立ちよりしたのです。私にはとっても嬉しかったです。

次の立ち寄り先、アロータウンは１９世紀半ばに金が取れ、ゴールドラッシュに沸いた街だったとか。

今はメインストリート沿いにお店が立ち並ぶ小さな観光街。秋には黄葉が美しい観光地だそうです。

豪華に咲いたピンクのバラ。

クィーンタウンに着いた私達は、街の展望と夕食を楽しむために、「スカイライン・ゴンドラ・レストラン＆リュージュ」へ。

こんなゴンドラで一気に山の上に上がります。

展望レストランでのブッフェ・ディナー。お寿司などの和食もあり、お好きなものをお好きなだけ、のスタイルが嬉しい。お料理のクォリティも高かったです。

食事をセーブしてでも（どこがセーブしてるんだって感じですが）いただきたいのがデザート。種類豊富で、目移り。

食後、まだ明るい展望台からはクィーンタウンの街が一望できます。

翻るニュージーランド国旗、その向こうに山々。

この日と翌日はこちらに連泊。リッジズ　レイクランド　リゾート　クィーンズタウン。湖が見渡せるお部屋で快適でした。