今年の冬は加能蟹＠金沢

2017/01/21 - 2017/01/22

昨年は２月に星野リゾート界出雲に行き、鳥取の隠岐松葉蟹をいただいました。
これが、正式な（？）ブランドずわいがにデビューだったのですが、私はあんまり感動しなかったのです。

でも、夫は気に入ったようで、これからは「夏は北海道のウニ、冬は日本海のずわいがに」で行くという。

まあ、付き合う（と言っても、手配は全て私！）分には依存がないので、冬のずわいがにを食しに行きます。
本当は越前海岸や丹後半島の旅館や民宿に行ってみたいのですが、東京からだとちょっと行き難いですよね。

結局、新幹線でぴゅっと行ける金沢に決めました。

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

夜は「蟹づくし膳」なので、お昼は洋食にしましょう。
長町にある洋食屋RYOさんへ。

ほぼ口明けと同時に入店しましたが、お料理を注文するまでの間に、カウンターとテーブル２つ（２人掛け、４人掛け、各１）の店内は満席になりました。

事前にメニューも調べて、ハンバーグとカニコロッケのRYO定食に決めていたのですが、本日のお魚ランチ「七尾産鯵のフライと赤はちめのムニエル」というポップを目にしてしまって、このメニューを注文。

私、「〇〇産」という言葉に弱いんです。
鯵フライは美味しかったのですが、赤はちめのムニエルは甘塩っぱい味付けが想定外で、う～～ん・・・。

夫は能登のカキフライ定食。タルタルソースで食べるのね。
１つ横取り。美味しかったです。

この日はみぞれが降っていて、足元がとても悪かったのですが、せっかくなので、長町の武家屋敷跡界隈を散策します。
写真の水路は鞍月用水。

雨はやんで。濡れた石畳の路地が美しい。

カフェと休憩所になっているお家もあります。

雪や凍結から土塀を守るための菰掛けなされているのは、金沢ならではの景観だと思います。

大野荘用水。先の鞍月用水と共に江戸時代からの用水。
豊かな水のある街並みは素敵だと思います。

個人のお家でも雪吊りをするのでしょうか？
美しい町並みを維持していくのも大変でしょうね。

犀川を渡ってにし茶屋街へやって来ました。

ひがし茶屋街に比べるとなんともコンパクト。

その一角に知っているお店を見つけました。

カカオ・サンパカです。大好きなチョコレート屋さん。
２階がカフェになっているというので、一服していきましょう。

入って右側がショップです。
カフェを利用するにはショップの店員さんに声をかけて、２階に上がります。

お茶屋さんを改装したカフェは畳にお膳。

夫はアイスクリームとコーヒーのセットを、私はパフェを頼みました。

メニューの最後のページにワインリストが！
さすが、スペインのお店だなぁ。
直ちに追加注文。赤ワインとチョコレートのマリアージュ。

カフェスペースはいくつかの小部屋に分かれていて、私たちの通された部屋にはテーブルが５つ。
ゆったりしたスペースでくつろげますね。

２階から入り口を写した写真。
伝票を持って降り、支払いはショップで・・・という方式でした。

今日のお宿、旅館橋本屋。

２階建てで部屋数も少ない和風旅館です。

廊下にはお獅子の頭や九谷焼のお皿などが飾ってありました。

今回は、「11月7日解禁！活ずわいがにを使ったカニづくし会席」プランです。
「タグ付加能（かのう）ガニを、色々な調理法でご堪能ください♪」とのこと。
お部屋食です。

ゆで活蟹（半身）

八寸。
豆腐の味噌漬けや、からすみ、かぶら寿司などお酒の進むラインナップ。

カニ味噌豆腐とカニのきゅうり巻き

加賀料理「治部煮」
ここの治部煮は鴨ではなく鳥肉でした。

・カニ刺身と鮮魚3～4種盛
蟹の足は４本乗っていたのですが、写真を撮る前に２本食べてしまいました。
相変わらず、自制が効かない私の食欲。

鮮魚のお刺身も美味しかったです。

香箱かにの姿盛り（身だし）
外子も内子も美味しい。やはり雄より雌が美味しいなぁ。

名物＜活かに甲羅揚げ＞
甲羅の中に詰めてあるのは、蟹のほぐし身だけ。美味しい！
クリームで和えてあるのかと思っていたので、嬉しい驚きでした。

カニの茶碗蒸しが出され、活カニの陶板焼きも。

テーブルで焼きます。

最後にカニ雑炊と香の物。
お腹いっぱい～。なのに、カニ雑炊は入ってしまうから不思議。

デザートは果物とわらび餅とケーキ。

蟹丸ごと～！ではなく、「蟹のうま味を引き出したさまざまな調理法で味わっていただきます。」の言葉どおりの会席でした。
大満足！
　

ちなみにお風呂は温泉ではありませんが、男女別の大浴場があり、

夕方15：00～24：00、朝は6：00～9：00、入浴可能です。

朝食は大広間で。

カレイの一夜干し、ハムのサラダ、青菜のお浸しなど。

席に付いてから、熱々の「ひろうず（飛竜頭）」の煮物と、

出汁巻が運ばれます。
出汁巻・・・・、半分食べてから写真を撮りました。

デザートは林檎。コーヒーはセルフ（コーヒーマシーン）で飲み放題。
「おめざ」のお煎餅も一緒に写しました。

この日は、雨がざんざん降っていたので観光はなし。
近江町市場でお土産を買って、新幹線のなかでお弁当の昼食。

香箱ガニのちらし寿司。富山県産の香箱ガニ。

氷見港（富山県）産のブリのお寿司と海苔巻き。
それぞれお酒とビールを合わせて。

北陸新幹線ができて金沢は近くなりました。（乗車券＋特急券は高いけど。）
次は富山グルメ旅に行きたいな。

この旅行記へのコメント （4）

• すずかさん 2017/02/16 11:06:29

  カニカニカニかに＝＝

  れいろんさん、こんちはー。
  
  まさにカニ三昧っすね。
  夕食も帰りの電車のお昼も（＾＾）
  香箱がにって美味しいんですよね〜。
  実はまだ食した事なんです。
  カニすきな方は絶対香箱がにの方が美味しいとおっしゃるので一度食べて見たいんですよね〜。
  
  金沢って美味しいものたっくさんですね。
  かにも美味しいし、私の最愛ののどぐろさまも美味しいし。
  以前金沢にバスツアーで行ったんです。
  その時の夕食はかに食べ放題。ってもちろん、れいろんさん達のような素敵なかにちゃんではなくて、バイキング＠冷凍物。
  これでも美味しく頂いちゃいましたけど（＾＾；
  
  金沢は新幹線ができてアクセス楽になりましたよね〜。
  確かに新幹線代がもう少し安ければ気軽に行けるんですけどね・・・
  
  あっ、そうそう。
  びっくりしたのがパフェ。
  れいろんさん、パフェ食べるんだーっ。
  酒第一でパフェとか手をつけないと勝手に思い込んでましたよん。
  
  すずか

  れいろんさん からの返信 2017/02/17 16:22:24

  RE: カニカニカニかに＝＝

  すずかさん、こんにちは。
  
  私、食いしん坊なもので、何を食べるか？　が　旅行の重要な部分を占めています。
  今回は日本海のズワイガニが目的だったので、いっぱい食べました。
  
  実は香箱ガニ２杯、毛蟹３杯（一応、地物と書いてありました）をお土産に買って来て、帰京後の夕食も蟹三昧だったんですよ。
  
  香箱かにの魅力は何といっても卵、特に内子はお酒のアテに最適です。
  絶対、すずかさんも気に入りますよ。この冬の漁期は終わっちゃいましたから、来シーズンは是非！！
  
  私と甘いもの、似合わないですよね。
  でも、チョコレートが大好きなんです。パフェも食べますよ〜！
  でも、飲み物はワインというのが、私らしいでしょ？
  
  金沢は新幹線で時間距離が近くなりました。
  でも、すずかさんのおっしゃるとおり、運賃の価格がネックですよね。JR高すぎる！
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　れいろん
  

• kuritchiさん 2017/01/28 16:14:00

  加能蟹に目が釘付けです♪

  れいろんさん、こんにちは〜
  
  加能蟹ですか♪
  さすがブランド蟹の特別料理♪
  どれも美味しそうで、ヨダレものです♪
  
  香箱ガニも大好き〜♪
  地元の人間は高級なブランド蟹に手が出ないので
  香箱ガニや紅ズワイガニばかりですが…（＾＾；
  
  それでも冬が訪れると、美味しい蟹や氷見ぶり、プリプリのタラや白子が楽しみ♪
  
  金沢の魚も美味しいけれど、富山県のお魚もきときと♪なので
  お待ちしております、、
  
  実家が北陸のkuritchi
  
  
  
  

  れいろんさん からの返信 2017/01/30 17:30:32

  RE: 加能蟹に目が釘付けです♪

  kuritchiさん、こんにちは。
  
  北陸は富山、石川、福井・・・各県、性格が違う兄弟みたいですよね。
  
  kuritchiさんは富山がふるさとなのでしょうか？
  私は富山も大好き。冬のじゃっぱ汁や、ブリのお刺身、牡蠣も全部美味しいですよね。
  
  紅ズワイ蟹も活や浜ゆでは美味しいですよね。
  こちらだと、紅ズワイはほぼ１００％冷凍ものなので、美味しくないというイメージがあるのですが。
  
  島根に冬、２週間ほどの出張だった時は、毎晩ガ　親ガニ（香箱蟹）やベニズワイガニを買ってきて、ビジネスホテルの部屋で蟹ばさみをパチパチ言わせていました。
  
  季節の美味しいものを食べるって良いですよね〜。
  　　　
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　れいろん