2017/01/17 - 2017/01/17
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j-ryuさん
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☆寒波も大雪も好きじゃありませんが、写真素材的には願ったりです。
1/16に須賀川市郊外の“八流の滝の氷結”を堪能できたので
翌日は二匹目の泥鰌(氷結)を狙って平田村の“山鶏渓谷”に行ってみました。
“山鶏渓谷”は“八流の滝”より標高が150mくらい高く寒いのですが
水量が多いので“八流の滝”より氷結しにくいんです。
なので“八流の滝”の氷結がいい目安になります。
ただ1/17の天気予報は快晴なので渓谷に陽射しが射し込む前に撮り終えたいので
早朝に到着しなければなりません。
そうなると、まだ融けきっていな道路の雪の凍結が心配です。
いっそのこと道路全線が圧雪状態なら我が家からチェーン装着もありなんですが
雪の無い道路でのチェーン装着走行はかなり厳しいです。
我が家前の道路には雪はなかったのでとりあえずチェーン無しで出発。
氷結や雪景色は美しいんですが道中の足元がいつも不安です。
道中アイスバーンでないように願いましょう・・・・
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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-
☆福島県平田村 山鶏滝渓谷へのルートマップ。
※Google Map に加筆
https://www.google.com/maps/@37.2166961,140.5013177,8759m/data=!3m1!1e3
山鶏滝渓谷へは“あぶくま高原道路”の母畑石川インターチェンジor平田西インターチェンジで降り約5,6分です。
または県道42号線(矢吹・小野線)から4分ほどです。
“あぶくま高原道路”は東北道矢吹インターと磐越道小野インターを結ぶ高速道路ですが、玉川IC~小野IC間は現在無料で利用できます。
というか、東北道と連絡する矢吹町以外の全区間無料です。
“あぶくま高原道路”は首都移転構想があったころ阿武隈高地に首都を誘致しようとしたインフラ整備の一環でしたが、バブル崩壊ともに首都移転構想も頓挫し、人口の少ない阿武隈高原でやや浮いた存在の道路になってしまいました。
我々は便利なので重宝していますが、正直もったいない立派な道路です(^_^;)。 -
☆福島県平田村 山鶏滝渓谷ルートマップ拡大版。
※Google Map に加筆
https://www.google.com/maps/@37.2166961,140.5013177,8759m/data=!3m1!1e3
あぶくま高原道路を利用した場合は、石川母畑インターで降り、福島県道42号矢吹小野線に入ります。
インター出口に平田村&母畑方面への標識があるので指示通り直進します。
途中、母畑温泉方面への右折道路をやりすごすと母畑湖(千五沢ダム)が見えてきます。さらに県道42号を1km直進すると平田村の表示板があり、そこが山鶏滝方面への右折道路です。
右折し道なりに進むと母畑湖に架かる1車線の橋があり、渡ってさらに道なりに1kmほど行くと左手に山鶏滝への案内板があるので、左折します。
細いながらも舗装道路を500mほど進むと北須川に架かる橋にでます。
橋を渡った左手が山鶏滝遊歩道の駐車場で、10台くらい止められ、簡易トイレもあります。
橋の左手(上流)が北須川沿いの山鶏滝遊歩道で、入り口には絵図案内板があり、コンクリートの遊歩道が山鶏滝まで250mほど続いています。 -
☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
前日、八流の滝に出かけたときは道路は圧雪やアイスバーンだったのでスタッドレスタイヤの上にさらにチェーンを装着したが、山鶏渓谷へ行く日の早朝、
我が家の前の道路に雪は無かったのでスタッドレスタイヤだけで行くことにしました。
県道42号線(矢吹・小野線)までは道路に殆ど雪は無かったものの
山鶏渓谷への細い道路に入ったとたん圧雪状態。
でも山鶏渓谷はもうすぐそこなので、あせらずゆっくり走行すれば問題ありません。
山鶏渓谷の駐車場には轍はあったものの私以外誰もいません。
遊歩道には足跡さえなくバージンスノー状態でした。
凍結具合はと言うと、全体の1~2割程度でまだまだって感じでしたが
山鶏渓谷くらいの水量があるとそう簡単には凍結しないので
1~2割程度でも良しとしましょう。 -
☆大寒氷雪の山鶏滝
山鶏滝渓谷は入り口(駐車場前)に橋があり
渓谷の左岸右岸どちらからも山鶏滝まで行けますが
一般的にはコンクリート舗装された左側(河川学的には右岸)を行きます。
右側は藪を下刈りした程度ですが、右岸と左岸では印象がかなり違うので
今回は右岸(見た目の左側)から進んで周回することにしました。
徒歩10分ほどで山鶏滝に到着。
途中の渓谷も氷結し始めていましたが
陽射しが射さない内にメインの山鶏滝を撮ろうと
いきなり山鶏滝から撮影開始です。。 -
☆大寒氷雪の山鶏滝
山鶏滝の真正面に架かる、山鶏の滝橋の上から眺める山鶏滝。
遊歩道の入り口から渓谷沿いを250mほど上流に歩いてくると
山鶏の滝橋&山鶏不動堂が見えてきます。
ここまでは多少のUPダウンはあるものの、コンクリート舗装されているので、
車椅子やご年配の方も来られると思います。
(車椅子の場合、サポートが必要かも) -
☆大寒氷雪の山鶏滝
山鶏滝は阿武隈山地を源流とする北須川にあり、滝幅、落差ともに約8mと大きな滝ではありませんが、四方から眺められので豊かな表情を見せる優美な滝です。 -
☆大寒氷雪の山鶏滝
凍結的にはまだ1割程度でしょうか。
これだけの水量があると中々全面凍結とはいかないようです。
袋田の滝の凍結も有名ですね。あちらは滝の落差も幅も日本有数の大きさですが
滝幅が広い分、水流が弱いので山鶏滝よりずっと南の茨城県ですが、
大きさの割りには意外と凍結しやすいようです。 -
☆大寒氷雪の山鶏滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝
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☆錦秋の山鶏滝
春夏秋冬、いつも見ても美しい山鶏の滝ですが、
やはり紅葉時と氷結期が見応えがあります。 -
☆大寒氷雪の山鶏滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝
ここには古くは修験の場であったそうで対岸に見えているのが山鶏滝不動堂。
大宝元年(701)文武天皇の時代に修験者が子安堂を建立したのが開基とされ、
弘和3年(812年)に高野大師が湯殿山を開基した際にこの地でも修行を重ね、
後に弟子の弘法大師もこの地で護摩焚き修行したと伝えられています。
本堂は文化9年(1812年)の建立され明治40年(1907年)に焼失し、
翌明治41年に再建されました。 -
☆大寒氷雪の山鶏滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝
北国ですから厳寒期になれば多くの滝は大なり小なり凍結しますが
同じ福島県でも奥羽山系は雪が多すぎて
通行止めだったり、除雪がしてなかったりと見られる滝はわずかなんです。
その点、阿武隈山系は寒さは厳しいものの積雪はそう多くないので
厳寒期でもほとんどの滝や渓谷は観ることができます。
でもさすが厳寒期に訪れるのは写真愛好家くらいです。 -
☆大寒氷雪の山鶏滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝
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☆錦秋の山鶏滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝
けっこうな水量があるので
おそらく全面凍結するには氷点下10度以下の日が4,5日は続かないと
無理ではないでしょうか。
厳寒期に何度も訪れていますがまだ全面凍結は見たことがありません。 -
☆大寒氷雪の山鶏滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝
滝の落ち口にせり出した岩盤の上にも上がれるので
滝を見下ろすようにも撮影できます。
ただ凍結期の岩場はかなり滑るので十分気をつけて。 -
☆大寒氷雪の山鶏滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
山鶏滝の落ち口から上流を見た構図です。 -
☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷 女滝
山鶏滝から90mくらい上流に見えてきたのが女滝です。
女滝は細い部分の落差4mほどですが、
その上の渓流瀑を合わせると落差は8mほどあります。
川幅10mほどの北須川が一気に狭まり最も狭い場所ではわずか1mの幅で落下します。名前こそ女滝ですがそばで見ると名前とは裏腹にけっこう荒々しい滝です。 -
☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷 女滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷 女滝
ここも水流がキツイので本流そのものは中々凍結しませんが
周囲の岩壁は滝のしぶきが凍る“飛沫氷”で覆われています。 -
☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷 女滝
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☆錦秋の山鶏滝渓谷 女滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷 女滝
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷 女滝
飛沫氷の氷柱がびっしり付いています。 -
☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷 女滝落ち口
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷 女滝落ち口
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷 女滝落ち口
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷 女滝落ち口
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷 女滝落ち口
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷 女滝落ち口
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷 女滝落ち口
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷 男滝
女滝の落ち口から50mくらい上流に見えているのが男滝です。
どうみても女滝の方が大きく荒々しいのですが小さい方が男滝なんです。
小さな滝がどうして男滝で、下流の豪快な滝が女滝なのか良く分かりませんが、
私が勝手に想像するに女滝の細く落下する部分を産道に見立てのではと思います。
山岳信仰では岩石の隙間や穴をくぐり抜けるのを女性の産道に見立て霊界と現世の境界とし、それをくぐることにより穢れが浄化される信仰を『胎内くぐり』と言いますが、この山鶏滝も古来より修験場だったことからそれらに習ったのかも知れません。 -
☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷 男滝
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☆山鶏滝渓谷 男岩 (2015年撮影」
男滝の山側にある威風堂々とした男岩。
もしかしたらこの奇岩が男滝の由来かもしれませんが
由来記などはないので真相は不明です。 -
☆大寒氷雪の山鶏滝
男滝の上流にも小滝が幾つかあって取水堰まで渓谷は続いています。
ただ遊歩道というより獣道ていどです。 -
☆大寒氷雪の山鶏滝
再び山鶏滝に戻って橋を渡り、左岸からの渓谷を見ながら
スタート地点に戻ります。 -
☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
山鶏滝渓谷や山鶏滝は阿武隈山地を源流とし、平田村を流れる北須川の標高400mほどの場所にあります。
渓谷というといかにも山奥のイメージですが、平田村役場のある村の中心地や村の主要道路の国道49号線は山鶏滝渓谷の上流にあり標高は470mと渓谷より高い場所にあります。
渓谷全体は素晴らしい景観ですが、渓谷が生活圏の下流にあるため所々に生活ゴミが少し見られ清流とは言い難い川かも(^_^;)。
北須川は石川町で今出川や社川と合流してから阿武隈川に流れ、宮城県で太平洋に注ぎます -
☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
凍結や氷結は同じものが2つと無いので
見ていてあきないし、写真の撮りがいがあります。 -
☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆大寒氷雪の山鶏滝渓谷
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☆福島県石川町 母畑温泉八幡屋(写真は八幡屋HPより)
※八幡屋HP http://www.yahataya.co.jp/
山鶏滝渓谷(北須川)は少し下流で千五沢ダム(母畑湖)に流れ込み
その少し下流には母畑温泉郷があります。
山鶏滝から車で15分ほど。
母畑温泉は開湯900年にも及び東北一のラジウム含有温泉で
打ち身などに良く効くと言われ、名力士が多く湯治に訪れたことでも知られています。
温泉宿6軒ほどの素朴な温泉郷ですが、なんとその中の1軒、八幡屋が旅行業界紙の「旅行新聞新社」が実施している「2017年度、プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で総合1位に選ばれました。(調査は全国1万6000の旅行会社の投票で)。
昨年まで36年連続1位だった石川県和倉温泉の加賀屋に代わってトップになり
地元はもとより福島県はまさかの快挙に話題沸騰でした。
私も2度ほど利用したことがありますが、けして高級旅館ではないんですよ。
庶民的な値段なのに値段以上に上質なのが人気の秘密なのかも。
一泊して山鶏渓谷など周辺観光の拠点にするのもいいと思います。
※旬刊・旅行新聞 『プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選』
http://www.ryoko-net.co.jp/?page_id=149
※日刊ゲンダイ『“何もない”から日本一に 福島の旅館「八幡屋」快挙の理由』
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/195965
八幡屋の回し者ではありませんが(^_^;)、嬉しい話題なのでご紹介しました。
いつも最後までご覧くださりありがとうございます。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- てんとう虫さん 2017/01/23 09:02:31
- 綺麗な風景をありがとうございます
- j-ryuさん、お早うございます。
そして初めての書き込みです。
山鶏滝渓谷の素晴らしい風景を拝見させて貰いました。
綺麗な画像を撮るには大変ですね。
チェーンを行きはまかなかったようですが帰りは大丈夫だったかななんて心配してしまいました。
そしてフォローさせてもらいました。
これからもお付き合い、宜しくお願い致します。
- j-ryuさん からの返信 2017/01/23 13:51:47
- RE: 綺麗な風景をありがとうございます
- てんとう虫さん、こんにちは。
ご来訪&コメント&投票
さらににフォローまでありがとうございます。
旅行記はけして競争ではないと思いますが
少しでも感嘆していただけるよな写真が撮れればいいなと思っています。
ま、理想と現実はかなり違いますが意気込みだけは一人前です(^_^;)。
当地は雪は度々降るものの道路が根雪になることはないので
スタッドレスとチェーンの選択が悩ましいです。
山鶏滝渓谷からの帰り道はすっかり雪解けしていて問題ありませんでした。
お気遣いありがとうございます。
海外旅行は年一くらいで、いつもはローカルな写真ばかりなので
我ながらマンネリ旅行記の繰り返しなのでお恥ずかしい限りですが
フォローしていただくのは身に余る光栄です。
こちらこそ宜しくお願い致します。
j-ryu
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