宿泊したことがないホテルに泊まってのんびりしよう旅パート２　５軒目｢高雄翰品酒店｣と山川琉璃吊橋(三地門）

2017/01/04 - 2017/01/06

５軒目のホテルは、高雄翰品酒店(シャトー・デシン）
ツインルーム、朝食無し
直接予約で3,000元x２泊(1500元/人/泊)

7階にあるラウンジは全ての宿泊客に開放。
(ルームキーカードを入口脇のセンサーにかざすと入れます)
その上、毎晩20:30～22:00はハッピーアワーとして、アルコール類も提供されます。

エリア 高雄(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

1月4日、今日は高雄に戻ります。
朝の散歩は港の南側海岸へ。

｢名も知らぬ、遠き島より・・・｣
という歌がありました。

団体の出発は早くて、8時には出て行きました。

団体が宿泊していたからでしょう、今日の朝食はブッフェでした。

かわいいカエルの顔のパンもありました。

のんびり朝ご飯を食べ、高雄に戻ります。

バス停に行く途中に、こんなトラックを発見。
どうやら、移動雑貨屋のようで、おばさんが箒を買っていました。
小さな村では、雑貨屋はないのですね。

明日、会う予定の友人へのお土産に屏東特産の黒珍珠蓮霧を購入。

採れたてのようで、みずみずしい葉っぱがついていました。

海口バス停に停まる、高雄空港行き臨918線のバスを待っていたのですが・・・

満員だったのか、運転手がだめだよと手を振って停まらずに行ってしまいました。
9188線を待つしかないか（≧･≦）

そこへタクシーが停車し、「高雄まで一人300元」と声をかけてきました。
このタクシーは乗り合いで、すでに中国人のカップルとドイツ人のカップルが乗車していましたが、乗客定員６名の豊田WISHなので、わたしたちも乗れるわけです。
運転手さんにすれば、二人600元の増収は大きいですから熱心な勧誘でした。
お誘いに乗ることにしました。(バスで高鐵高雄まで現金で278元、悠遊カードだと248元）

びゅんびゅん飛ばして北上。
あっ、マンゴーのオブジェ♪

1時間20分で、高鐵左営駅到着。高速から駅ビルに直接乗り入れできるとは知りませんでした(バスは途中で降りて一般道を走り、三越前で下車ですから)。
中国人カップルは台南へ、ドイツ人カップルは台北へ向かうそうです。

私たちは100元追加して、翰品酒店まで送ってもらいました。

KRTですと美麗島駅で乗り換えが必要で、けっこう時間がかかりますから。

部屋は8階。
午後1時ですが、チェックインできました。

ベッドは2つ。

ソファがベッドの足下にあって、その前に

テレビ、ポット、カップ、お菓子を置いた棚と冷蔵庫があります。

冷蔵庫はスケルトン！

冷蔵庫の横は、小さい引きだしが３つと荷物入れのような場所。

引きだしの1つには、大きなボールや長方形の平皿。

窓際には、ライティングデスクと電話。

コンセントなどコンパクトにまとめられています。

机の上には、ステープラーや定規、消しゴムなどの文具。
この下にも、荷物入れのようなスペースがありました。

クローゼットは、コートが掛けられる高さとジャケットが掛けられる高さの2通り。
ハンガーの数も多く、使いやすかったです。

バスルームも広くて、

アメニティ

その下がドライヤー。

そして、体重計。
帰りの便はピーチなので、荷物の重量チェックが必要なのです。

バスタブの向こうがトイレですが、磨りガラスの間仕切りがあります。

トイレは、ウオッシュレット

シャワーは可動式。

どういうわけかボディローションもシャワールームに。
部屋の確認が終わったので、ほかの施設の探検することにしました。

10階に無料のセルフランドリールーム。

全自動洗濯機と乾燥機が2台。
右側には、強力な乾燥機がもう1台。

洗濯用粉石けん。

アイロンとアイロン台。どれも無料です。

7階はラウンジ。部屋のカードキーをドア右側のセンサーにかざすと入室できます。

くつろげる雰囲気です。
左の光っているのは、ダーツ！

ハッピーアワー以外は、ドリップコーヒーマシーンとジュースが入ったポットのみ。
それとクッキーが二種類。

７階の廊下には自由に使えるPCが２台。
１台はプリンター付きで無料で印刷可。

地下には、トレーニングルーム
12月31日、1月1日に宿泊したハワードよりいいかも？

休憩とホテル探検が終わったので、散歩に出発！
KRT鹽[土呈]埔駅まで200mほど。
近くのバス停から60線バスにのれば、高雄駅や駁二藝術特区まで12元で行ける、交通の便が良いホテルです。
可愛いマスクのお店。

午後4時。
駅西の小籠包店。
小腹を満たそうと立ち寄ったのですが、まだ営業準備中だったので、散策してから出直すことにしました。

鹽[土呈]街を北へ。
大公路に突き当たったところで、面白い看板を発見。

鹽[土呈]老街賊仔市

1960年代に、高雄に入港した船員さんたちが勝手に持ち込んだ外国製品を取り扱う店でこの辺りは賑わっていたそうです。それでドロボー市と呼ばれていたとか。
今は安い服飾雑貨や日本のお菓子などを売る小さな店が並んでいました。

高雄でいちばん早くから開けたからでしょうか、この辺りには由緒ある廟が並んでいました。
三山國王廟　高雄市霞海城隍廟
沙多宮　　　壽山宮

富野路を西に進んで突き当たったところが「文武聖殿」

1921年創建だそうです。

いくつかの階層がある大きな廟は、他でもお参りしたことがありますが、エレベーターが設置されている廟は初めてです。

最上階の5階まで上がってみました。

ん？線路が見えます。
人や自転車が見えたので、降りて見に行くことにしました。

愛河河畔の鼓岩國小付近で台鐵本線と分岐して、旧高雄港駅まで続いていた貨物線･西臨港線が自転車道として整備されていました。

ぶらぶら高雄港駅まで歩いてみることにしました。
とても歩きやすい道です。地元の方がウオーキングしています。

榕樹の勢いはすごいです。アンコールワットやトムで、木の根に建物が覆われ崩壊しているところがたくさんありました。ここは大丈夫かなぁ。

街の方が育てているのでしょう。
日本で買うと高いですよね、胡蝶蘭は。

以前から気になっていた赤い鉄橋・・・

工事が行われていて、その看板を見たら、｢鐵道園區天空雲台｣と記してありました。

鉄橋をバッサリ切断した感じです。

調べたら鉄道の鉄橋ではなくて道路の陸橋跡でした。

GoogleMAPの空撮画像を見て納得。
※高雄貨物駅が正式廃止されたのが2008年ですから、それ以前の映像。

高雄で、散策にいい道をまた１つ見つけることができました。
今回は、ここまで。公園路を西へ曲がります。

左に折れて七賢路。

必忠街から堀江商場を抜けて

途中で・・・
また、店先の鶏にひかれ

便當を購入。

五福四路を渡って鹽[土呈]街へ。
永和小籠包に戻りました。

やっと営業開始。

先客が一組、たぶんわたしたちが二組目。

ひとセイロ60元！♪

酒の肴にお肉たっぷりの便當を買いましたが、野菜が足りないなぁと捜索。

路地を入ったワンタン屋さん。
なんと日本語メニューが！

ワンタンは買わずに、冷蔵ケースに並んでいた小菜を三皿買い込みました。
引き出しに入っていたお皿に盛って、乾杯♪

20:00過ぎからラウンジへ。
とりあえず珈琲を一杯。

入ったとき、席はガラガラでしたが・・・

20:30、ハッピーアワーがスタートする頃には満席になりました。
閉店の22:00までハッピー♪

明けて1月5日。愛河の河畔を散策。

高雄市電影館。

何を模したキャラクターなんでしょう？

鳩街灯・・・等間隔に整列していました。

今日は、台南に済む鄭小姐にドライブに連れて行ってもらいます。
高速１号線インターに近い、KRT技撃館駅前で待ち合わせ。

目的地はkyon2の希望で、三地門に2015年12月に開通した、台湾最長の観光吊り橋「山川琉璃吊橋」

高速1号線から88快速公路、さらに高速3号線と進み
高速を降りてから国道24号線を東へ。

kyon2の事前リサーチ不足で、吊り橋が一方通行であることがわからず、出口側の三地門郷三地村の方に着いてしまいました。

ボランティア案内係のおじさんが
「ここに車を停めて、連絡バスで入口側に行けばいいんだよ。帰りはここから乗れるからかえって楽だよ」

ありがとうございます。

屏東客運がシャトルバス(601線)を随時運行。
(客がいっぱいになったら出発らしいです)

経路は・・・
三地門端接駁站(ここです)～内埔側門站～内埔農工站～水門夜市站～原住民族文化發展中心
料金は大人1回20元。

台鐵屏東駅前から路線バスで行く場合の経路ですが・・・

屏東客運総站(屏東駅正面の光復路をやや東へ)から
■1日3往復だけですが、508線[台灣好行屏北線]が
　原住民族文化發展中心まで直行
■8227、8228、8229、8232、8233の各線
　内埔側門バス停で下りて、601線に乗り継ぎ
　原住民族文化發展中心へ
■8231線、内農食品科バス停で下りて
　水門夜市バス停まで歩き、601線に乗り継ぎ
　原住民族文化發展中心へ

バスツアーで来た団体客もいて、ほぼ満席でした。

隘寮渓を渡り・・・

４つ目のバス停が終点・原住民族文化發展中心(旧称原住民文化園區)。
団体は、ここまでバスで来て、橋を渡ってシャトルバスで戻ってくるようです。

開通してからしばらくの間は大盛況で、事前にネット予約しないと渡れなかったそうですが、1年以上経過したし今日は平日ですから空いていました。
月曜(祝休日を除く)は休業で、料金は大人50元です。
予約ページ
https://lioulibridge.pthg.gov.tw/shop/product/1

橋の入口までしばらく下っていきます。

山川琉璃吊橋

テーマパーク｢原住民族文化發展中心(與瑪家郷北葉村)｣とパイワン族が多く住む三地門郷三地村とを結ぶ、隘寮渓にかかる吊橋。
全長は262mで現在台湾最長の吊橋。河面からの高さは平常時で45m。
橋の欄干は、台湾原住民に装飾品として伝わる「瑠璃珠(とんぼ玉)」をモチーフにして装飾されており、琉璃吊橋と呼ばれています。

橋の両脇の白い板に、とんぼ玉をはめ込んでいます。

とんぼ玉の種類の解説。

２個ずつ並んでいました。

隘寮渓をずっと遡っていくと霧台です。

鄭さんに2014年10月に連れて行ってもらいました。
http://4travel.jp/travelogue/10943516

三地門側までもう一息。

到着♪
渡ってきた橋を振り返って見ました。

以前は左手の赤い吊橋が使われていましたが、2009年の八八水災で壊れて渡れなくなったそうです。

バス道路まで、この階段を登らなければいけません。

階段を上りきると、お店が並んでいます。
日本と違って、こういう場所でも台湾のお店ってそんなに高くないのです。
（台湾花博のときのレストランもそうでした）

店番のワンちゃん。
こっちだよと案内するかのように、出口近くまで付いてきました。

駐車したところに戻ってきました。おばさんが、小米などを売っていました。
地元の小米は、色が濃い黄色です。

店の横に何かの皮を薄くはいだものを見つけたので見ていると…

「あれを作ったんだよ」
と、後ろの店のカウンターを指さして教えてくれました。
すごいですねぇ。
（おばさんとの会話は、すべて日本語でした。）

昼食は高速インター近くの鶏料理店へ。

別有天・甕仔鶏庭園餐廳

高雄の六合夜市の近くの店にもあった窯。
さすがに数が多いですね。

余ったら鄭さんに持ち帰りしてもらうことにして１羽注文。

ビンロウジュの花サラダ
蛤スープ
ピリ辛モヤシ炒め

店の方が気を利かせて、半身は持ち帰り用に別に分けてくれましたのでこれで半身。
ぶつ切りで出てきました。しかも尾頭付き？

ちょっとグロテスク？

でもちゃんとしゃぶっていただきましたよ。

高雄に戻って、喫茶店でケーキタイム。
台湾にも、おしゃれなケーキ屋さんが増えました。
味は？

パン・クッキー・ケーキなど種類も豊富。

日本風の庭園もあっておしゃれ。

食器は、ウェッジウッド。

日本のデパ地下で売ることができる味！

鄭さんとは、ここでお別れです。また遊んでね。

お昼ご飯を食べ過ぎたので、夜は軽～く飲んで終了。

１月６日、長旅を終えて今日は帰国日。

商店街が設けた観光案内所のようです。
(朝しか見ていないので営業しているのかは不明)

朝ごはんは、ここで買うことにしました。

作り方は「蛋餅」なのですが・・・

先に焼いてある薄い生地は、ほんのり甘くクレープみたい。

(上)葱たっぷりで、こちらは蛋餅に近い味。

(下)でも薄切りチーズを挟んだこちらはまた違った味。

物足りないので・・・

こちらのお店で飯團をひとつ。
8種類から具が自由に選べるのがすてき♪

いただきま～す。

荷造りを済ませてから、LCCのPeachで帰るので、機内で食べる夕食用に
パンを購入。

高雄市内に15店舗を構えるパン屋さん「生力美食」
http://www.sunnycake.com.tw/Pro-Show.aspx?id=256

試しに鳳梨酥も1個買ってみたら、生地と冬瓜ジャムのバランスが良く
美味しかったので、次回の旅ではここで買ってみようと思いました。

お昼のお弁当には、こちらで炒飯を外帯。

予想通り、ホテルの周りは食べ物やさんが多く、どれを食べようと歩き回って探すのが楽しかったです。

Peachのチェックインカウンターは長い行列ができていました。

出国審査を受ける前にお昼ごはん。
パラパラ炒飯は美味しい。

関空からの便は５分早く到着。
定刻に出発できそうです。

関空到着。日本人乗客は少なかったので(1/5ぐらいかな)あっという間に入国審査終了。
荷物が出てくるまでしばらく待たされました。

帰国後、高雄で購入したDVDを鑑賞。
夏に復興航空の機内映画で見た作品ですが、何回見ても泣いてしまいます。