2017/01/07 - 2017/01/09
22565位(同エリア46463件中)
ベル さん
1月7日からの3連休を利用して京都に出かけた。出発前にイベント情報を調べると、いろいろな新春行事が予定されていた。いい機会だと、上賀茂神社、京都ゑびす神社、新熊野神社を訪ねた。どこも地元の人たちや観光客らでにぎわっており、「さすが、京都」と感心。伝統を受け継ぐ心意気とともに、新たな試みも取り入れてさらににぎわいをつくりだそうとする前向きな姿勢も感じた。
7日に訪れたのは「白馬奏覧神事」が行われていた上賀茂神社。宮中儀式を神事化したもので、年の初めに白馬(青馬)を見ると1年の邪気が払われるという。境内にはその白馬がつながれ、希望者はニンジンのエサやりもできる。七草粥の接待もあり、長い行列ができていた。白馬を眺め、春の七草と餅が入った粥をすすると今年1年、穏やかに、健康に過ごせそうな気がした。
京都ゑびす神社の十日ゑびす大祭は8日から。初日は午後から雨が降り出したため、お参りは翌日に回したが、境内をのぞくと雨にもかかわらず、早くもにぎわっている様子。「祇園のえっべさん」が9、10日の開かれる八坂神社も、近くを通ると「笹もってこい」のテープが流され、雰囲気を高めていた。
翌日、あらためてゑびす神社へ。四条から続く道沿いには露店が並び、にぎやかだ。招福マグロが備えられた神殿に参拝し、多くの人が笹飾りを買い求めていた。巫女の奉納の舞もあり、華を添える。
締めくくりは新熊野神社。毎年、成人の日に小正月の火祭り神事「左義長」を行っているそうだ。青竹を束ねて立て、それにしめ縄などを巻き付けて神火で炊きあげる。九州の鬼火たきのようなもので、規模は小さいが、地元の信者らでにぎわっていた。神主はサービス精神旺盛。マイクで神事をひとつひとつ説明してくれたほか、見物者の間を回ってお祓いをしてくれた。2年前から神事の前に地元の子どもたちのよる神舞を復活させているそうで、この日は本殿で女の子たちが舞を披露してくれた。
下賀茂神社の七草粥は初穂料500円。七草も売られ、馬のえさには志しが必要。ゑびす神社の笹はそれなりの値段がするし、左義長は観光客を増やしたいとの思いが垣間見える。「京都人も商売人やなぁ」と思うが、工夫し、少しずつ形を変えながら、伝統行事を毎年変わらずに開くための努力なのだろう。これが現代の京都をつくっている。悪くないと思う。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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上賀茂神社の境内には、馬をかたどった神籤結びもある
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七草粥。初穂料500円。量は多くて食べ応えあり。すぐきの漬け物とお茶つき。午前中のみ提供されるそうだ
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自宅用に七草、すぐきの漬け物も売られている
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京都ゑびす神社。初ゑびすでは招福まぐろがお供えしてある
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巫女の舞も行われる
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多彩な笹飾り。自由に選べるようだが、それなりの値段がつけられている。
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新熊野神社の境内に立てられた「左義長」。九州で行われる鬼火たきに似ている。
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神火が着けられ、しばらくはくすぶっていたが、一気に燃え上がった。
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本殿で、地元の女の子たちが舞を奉納。最近取り入れられたという。
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おまけ。8日午前に訪れた大原。
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民家の軒先に揺れるナンテン。大原ではよく見かける
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三千院に向かう道を外れると、柚子が実っていた
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京都ゑびす神社から新熊野神社へ向かう途中、東山通りから八坂の塔を望む
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新熊野神社の境内にたつご神木。
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新熊野神社近くのバス停から京都タワーが見えた。
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