2016/09/14 - 2016/09/14
38位(同エリア93件中)
つきじさん
1週間で道北と道東を回るのは、「ちょっと忙しくないかい」と言われたものの、決行。
時間節約のため、札幌から釧路までは飛行機を利用します。台風の影響で根室本線が不通になっている状況では、飛行機にしたのが大正解でした。
花咲線は全線乗りたいし、でも、車でないと行けない場所にも行きたいしということで、根室半島1日目は落石岬や、奥行臼駅跡をレンタカーで回ります。
JR北海道、JR東日本を中心に「普通列車」を利用した旅のブログを開設しています。
よろしければご覧ください。
http://futsuressya.tokyo/
- 旅行の満足度
- 5.0
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札幌から丘珠空港へは地下鉄で行ってみました。
最寄駅は、東豊線栄町駅です。 -
しかし、空港行バスの乗り場が分かりにくい。
上の写真の駅出口前のバス停は図の2番ですが、空港行の乗り場は4番になります。 -
道内専用のこじんまりとした空港です。
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8時発の釧路行に登場するのですが、台風による根室本線不通の影響で、ビジネスマンの方も多く、満席です。
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ショップもありますし、
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丘珠キッチンというレストランも併設されています。
なかなか旨そうな、そして良心的な値段のメニューです。特に丘珠カレーが美味そうでした。 -
プロペラ機に乗るのは何十年振りだろうか。
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プロペラ機のいいのは、飛行高度が低いから窓からの眺めがいいことでしょうか。でもプロペラ音がうるさいです。
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座席は1+2の横3列で、バス並みの狭さです。
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飛行時間わずか45分で釧路の街が見えてきました。
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釧路空港でレンタカーを借りて、一路根室方面へ車を走らせます。
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1時間ちょっとで厚岸の海岸が見えてきました。
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あっけし望洋台というパーキングで車を止めます。
厚岸の海岸は、明日花咲線の車窓からゆっくり楽しむ予定です。 -
厚岸駅です。
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厚岸といえば牡蠣、そして厚岸駅に立ち寄ったのは、駅前にある氏家待合所のかきめしを買うためです。
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店内には小上がりもあって、買ったかきめしをここで食事することもできます。
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やっぱり元祖かきめし弁当でしょ。
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最近は、百貨店やスーパーでも駅弁祭りとかで売っていますが、ここでは出来立てのかきめしがいただけます。旨いです。車じゃなきゃ、お酒のつまみとしてもいけます。
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ほたてのおにぎりも買ってみました。
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さらに車を走らせます。途中キタキツネを発見。
地元の方によると、観光客が食料を与えるので、車に近づいてくるのだとか。
そして、人から食料を貰うのに慣れたキタキツネは、自分で餌が取れなくなって、冬を越せないのも出てくるとか。考えさせられました。 -
落石駅の少し手前で花咲線を横切り、海沿いの道に出ると、素晴らしい風景が目に飛び込んで来ます。
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さらに車を走らせ、落石漁港を過ぎて、今日の最初の目的地である落石岬へ向かいます。
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岬へは車で進入できないので、手前に止めて歩くことになります。
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こんな感じですね。右側の施設は簡易トイレです。
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しばらく砂利道を歩くと、
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落石灯台の案内板と、左手にコンクリート造りの建物が見えてきます。
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旧落石無線電信局跡です。
地元根室出身の版画家のスタジオになっているとも聞きましたが、中には入れないようになっていました。 -
この建物の辺りから真っ直ぐ木道のある方向に進むと落石岬灯台へ、右手へ進むと岬の先端へ向かいます。
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木道が見えてきました。落石岬の一帯はサカイツツジの自生地だそうですが、時期が遅く見ることはできませんでした。
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原生林の間を木道が真っ直ぐ伸びています。
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羊歯が茂っていたりする辺りを抜けると、
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草地のような場所に出ます。
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蝦夷鹿が走っていてもおかしくないような景色です。
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20分程歩いて、木道が終わるその先に赤と白の綺麗な灯台が見えてきました。
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なかなかお洒落で、日本の灯台という感じがあまりしません。
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灯台の向こうはすぐ海です。下には降りられません。
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濃い青色の海と水色の空
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落石岬一帯は、ちょっと日本離れした壮大な景観です。行ったことはないけど、イングランドの海岸線のような感じでしょうか。
車を止めて往復1時間ほどですが、行ってみる価値のあった落石岬でした。 -
根室方面へ車を走らせます。昆布を干しているんですね。
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そういや、この近くには昆布盛という駅があります。
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一両編成の花咲線の列車が並走します。明日はこれに乗りまくる予定です。
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花咲線の花咲駅は、3月に廃止になりました。廃線が進むJR北海道、当面花咲線は存続のようですが、駅の廃止は進むかもしれません。
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日本の本土最東端、納沙布岬までやってきました。
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特にこれといったものもない岬ですね。
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小さな白い灯台が見えるので行ってみましょう。すぐ近くまで車で行けます。
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納沙布岬灯台ですが、なぜか立ち入り禁止になっていました。8月に連続して北海道を襲った台風の影響でしょうか。
さあ、根室市内の散策は明日にして、これから別海方面へ向かいます。
目的は、かっての標津線の旧奥行臼駅です。 -
途中、道の駅スワン44ねむろに立ち寄ります。
綺麗な施設で、お土産も充実しています。 -
珍しかったので、花咲がにラーメンをお土産に買いました。
食べた家人の話だと、結構いけたそうです。 -
道の駅スワン44ねむろは、風連湖を望むロケーションで、
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ガラス張りの建物からの眺望も素晴らしい造りになっています。
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本日二つ目の目的地、奥行臼駅跡にやってきました。明るいうちに無事到着です。
根室本線厚床駅から中標津駅へ向かうかっての標津線の駅で、厚床駅の次の駅が奥行臼駅です。 -
今でも列車が入ってきそうな、そんな雰囲気がそのまま残っています。
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過疎化で開発が進まない、開発する必要がないが故に、廃線、廃駅をそのまま残せるというのもなんか皮肉な気がします。
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木々に埋もれながらも線路は続いています。こういうのって、鉄道ファンにはたまりませんね。
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旧駅舎の中は現在は立入禁止になっています。
近くにある旧奥行臼駅逓所主屋保存修理工事に伴い管理人が不在となることから、平成30年度まで奥行臼駅駅舎内部の一般公開を中止しているとのことです。
このあとは釧路まで戻り、明日は待望の花咲線を乗りまくります。
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