2016/12/28 - 2017/01/03
1位(同エリア270件中)
おま。さん
ムダに長いので、
お時間のない方は後日お読みください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ここは上海の陸の玄関口、上海駅。
高速鉄道で近郊都市とつながるステイションでございます。
さて、これからかつての都・南京へと向かいますが、
切符は旅行会社を通じて予約しておきましたので、
早速券売所へ行って、切符を受け取りに参りましょう。 -
自動券売機、自動券売機・・・ 見渡す限り自動券売機しかございません。
自動券売機でも発券できるのでしょうか??
ダメです。 中国国民のIDカードを求められます。
私は中国国民ではございませんので、購入はできないようです。
外へ出て、辺りを見回してみます。
ありました!
駅の入口から2~3分のところに見つけました。
券売所に入ります。
窓口はたくさんあるのですが、係員がいるのはたったの4つ。
どの窓口も2人ぐらいずつ並んでいる状況です。
あっ、いけません!
左からおば様が横入りしてきました。
しかし、私も性格は若干良くない方ですので、
横入りのオバ様を左腕でしっかりとガード。
その効果もあり、待ち時間も少なめで私の番となりました。
さあ、今回の旅で使う切符をすべて発券してもらいましょう。
係員に3つすべての発券番号を伝えます。
係員は発券番号を手入力し、システムで照合して発券します。
しかし、1つだけうまく照合できません。
4回目の手入力でようやく照合完了。
これで無事に高速鉄道の切符を受け取ることができました。
事前情報によりますと、出発駅以外からの切符を発券してもらう場合、
1つにつき5元を支払うと書いてありましたが、
うれしいことに、係員は沈黙を守り通しております。
これは “別に払わなくてもいい” というサインでしょう。
気が変わらないうちに、立ち去ります。 -
駅では、入口で保安検査を受けます。
それをくぐり抜けますと、待合室で待つことになります。
上海駅では、乗車する列車により待合室が決まっておりますので、
電光掲示板で待合室がどこかを確かめて、該当する待合室へ向かいます。
改札は発車直前まで開いてはくれませんので、案内で待ちましょう。
案内は待合室の電光掲示板に表示されます。 -
案内がありました。
待合室にいる方々が一斉に改札を目指します。
ホームへ降りたなら、まずは切符を確認しておきましょう。
切符には車両番号と座席番号が記載されておりますので、
切符に記載された車両・座席を探します。 -
見つかりました!
しかし、自分の席の前にはベビーカーが置かれています。
もちろん、ベビー様付きです。
せっかく最高級の “特等席” にしたのでございますが、
足を伸ばすことも許されない状況なのです。
しかも、時々そのベビー様が足を動かしになるものですから、
伸ばせない足をポコポコお蹴りになるのです。
心やさしき自分としては、なんとか穏やかを装いましたが、
「この家族、早く降りろや!」 と心の中で呟いたりしておりました。
その甲斐もあり、発車から1時間後には降車してくださいました。
もちろん、ご迷惑をお掛けしました的なジェスチャー等もございません。
ございますのは、いくらでも足を伸ばせるスペースだけです。
残り40分限定ですが、“特等席” を堪能しましょう。 -
南京駅に到着しました。
地下鉄に乗り換えまして、お宿のある浮橋駅へ向かいます。
高速鉄道と違い、地下鉄の切符は簡単なものです。
中国国民ではありませんが、自動券売機で購入できます。
まずは、浮橋駅のある3号線を選びます。
3号線の路線図が表示されますので、浮橋駅を選んでください。
画面に料金(2元)が表示されますので、お金を投入すればOKです。
但し、50元札、100元札は使用できませんのでご注意ください。
改札の手前には、やはり保安検査がございます。
荷物はすべて保安検査を受けないといけないかと思っておりましたら、
小さなバッグであれば、別に受けなくてもいいようです。
荷物を受け取りましたら、いよいよ乗車です。
アレ・・・ 列車の中ですが、少年がビラを配っております。
座っている人ひとりひとりに対して、ねじ込むようにビラを置きます。
相手に断る隙を与えません。
私もねじ込まれるのでしょうか・・・ あっ、通り過ぎました!
立っている人間には、ビラをねじ込んでいただけないようでございます。
南京駅から3駅で、浮橋駅に到着。
お宿は駅近くにありますので、歩いていきましょう。
おっと、すぐ左を原チャリが通り過ぎました。
車道を歩いていたのでしょうか??
いえ、違います。 歩道を原チャリが駆け抜けていったのです。
原チャリはもちろん車道を走ることができますが、
歩道も普通に走ることができるようです。 -
本日のお宿(東方珍珠飯店)までは、徒歩2分。
1Fがスターバックスになっているようでございますが、
入口はぐるっと回ったところにあるのでしょうか??
建物に沿って歩きます。
お宿の1Fには様々なお店が軒を連ねておりますが、
お宿の入口らしきものは見当たりません。
行けるところまで行きましたが、皆目見当がつきませんので、
一旦スターバックスまで戻ります。
スターバックス右にある駐車場の係員に聞いてみましょう。
係員は遮断機の奥を指さしましたが、
駐車場の入口から行かなければいけないのでしょうか??
そう、いけないのです。
とりあえず、フロントでチェックインをします。
係員から1200元を請求されました。
税込みでも、2泊で1000元はいかないはずなのですが・・・
と聞きましたところ、“デポジット” ということでした。
4ツ星ホテルですし、信用するしかなさそうです。 -
既に5時を過ぎ、観光できる場所も限られておりますので、
夕食へ繰り出すことにします。
しかし、持っているのは、15年前の地球の歩き方。
そこには南京のグルメ情報が一切載っておりませんので、
繁華街があると思われる新街口駅に行ってみます。
パラダイスです!
駅を出ると、華やかに輝くビル群のお出迎えでございます。
これはかなり期待しても良さそうです。
が、そこに見えるのはデパートばかりで、
レストランと思われるのは、北京ダックのお店しかありませんでした。 -
そんな新街口をフラフラと散策させていただいていると、
地下へと下る階段の先に、レストラン街を見つけました。
南京での最初の食事は、もちろん南京名物を食べたいので、
メニューに “南京” と書かれたものを探すのですが、
西洋料理店や韓国料理店など、そもそも対象外のお店ばかり見つかります。
あっ、ありました!
1軒だけ、メニューに “南京” の文字が書かれております。
早速、その料理を注文します。 しかし、「できない」と言われます。
韓国料理を選ぶ訳にもいきませんので、他のメニューを注文したのですが、
“BEER” だけはどうしても伝わりません。
南京では “BEER” など簡単な英語が通じないのでしょうか?? -
夕食を終えましたら、新街口ではもうやれることがございません。
お宿に戻りましょう。
しかし、お宿でももちろんやることがございません。
あまりに暇を持て余してしまったため、洗濯をすることにしました。
これにより、完全にやることがなくなりました。
まだ10時過ぎですが、寝ることにします。 -
目覚めると、辺りは真っ暗。
南京の朝は、二度寝を許してはくれません。
お陰様で、日の出を拝むことができました。
こんなに美しい日の出を拝むことができるのは、
南京の空気が思った以上に汚れているからでございましょう。 -
今日は一番の目的地【 明孝陵 】へ参ります。
説明するまでもありませんが、明の初代皇帝・洪武帝のお墓です。
苜蓿園駅から歩いていけそうですが、道に迷わないかが悩みの種です。
しかし、それは心配ご無用。
駅を出たところ、道案内が私を導いてくれます。
距離は書いてありませんが、道に迷わなくて済みそうです。 -
やがて “明孝陵景区” と書かれた入口が見えてきますので、
そこで入場券を購入することになります。
明孝陵景区の入場券 70元
明孝陵景区、霊谷景区、音楽台、美齢宮のセット券 100元
明孝陵だけ行こうと思っておりましたが、
ついつい欲を膨らませてしまい、セット券を購入しました。 -
明孝陵景区に入ります。
まだ8時過ぎですので、観光客の姿はほどんど見かけません。
見掛けますのは、朝の散歩をしているおじ様とおば様ばかりです。
明孝陵まではそれなりに歩かなければいけませんが、
途中で歌碑があったりと、散歩を楽しませてくださいます。 -
動物の石像がありました。
しかし、明孝陵とは違う方向に伸びておりますので、
軽く写真を撮りまして、バイナラするしかありません。 -
正解は、人の石像の道です。
-
この道を道なりに進みますと、明孝陵に到着します。
門の横では、おじ様たちがバドミントンを楽しんでおります。
ここは “世界遺産” なのでございますが・・・ -
郵便ポストがありました。
ここに郵便ポストが置いてあること自体が不思議ですが、
エリザベス2世のマークの付いているのは、なぜでしょうか?? -
以上、明孝陵でした。
-
続いては【 霊谷寺 】です。
バスで行けるということですが・・・
係員に聞いてみましたら、バス停は明孝陵景区の外と言われました。
幸いにもバス停はすぐに見つかり、
窓口で切符(10元)を買い、バスの到着を待ちます。
・・・来ません。
バスはあります。運転手らしき方々もいます。
ただ、運行中のバスだけがないのです。
恐る恐るスマホ中の運転手らしき方に話しかけてみます。
彼女は一瞬困惑した顔を見せましたが、他の運転手らしき人に話し掛けます。
そしたら、話しかけられた方が私を案内し、バスは発車します。
バス停で待っていても、どうやらバスに乗れるとは限らないようです。
ちなみに、バス停は7号門出口の外にあります。
バス路線は1つ(5号線のみ)しかございませんので、
霊谷寺へ行く場合は、終点まで乗りましょう。(中山陵も通ります)
なお、セット券を購入した際に渡されたチラシに
どの路線に乗ればいいのか書いてありますので、ご安心ください。 -
霊谷寺に到着です。
大きな変化といえば、説明板から日本語が消えました。 -
おまけに、人も消えました。
観光客よりも作業員の方が多いぐらいです。 -
動かない人がいました。 孫文様御一行です。
英語ですので、説明文をいちいち読んではいられませんが、
孫文様御一行が行った辛亥革命について表現しているのでしょう。 -
突然ですが、仏像ファンニュース!!
ここ霊谷寺では、写真は撮り放題です。
ただし、ご祈願中の方もいますので、邪魔にならないようお願いします。 -
さて、霊谷寺名物・仏塔の前に来てしまいました。
せっかくですので、上ってみましょう。
ほぼ貸切状態だったことは良かったのですが、
らせん階段をぐるぐる上っていくので、目が回りました。 -
仏塔からの眺望。
森に覆われた霊谷寺界隈は、景色的には65点ぐらいでしょうか。 -
それから【 中山陵 】です。
今度は自己申告をしなくてもバスに乗せてくれました。
バス路線は4号線となります。(5号線だと少し離れた場所)
先程は貸切状態で乗せていただきましたが、今回はすし詰め状態。
いざ発車というときに、団体客が駆け込みで乗ってこられましたので。 -
それにしても、1点だけ気になることがあるのですが、
中山陵だけ観光客がやたら多いのです。
孫文様が愛されているからでしょうか??
それとも、中山陵だけ入場無料だからでしょうか?? -
【 音楽台 】があるのは、その中山陵のすぐ近く。
その名の通り、野外のコンサートホールなのでございますが、
困ったことに、ハトに占拠されております。 -
客席だけかと思いましたが、舞台裏の遊歩道にもハトがいっぱいです。
白いハトといえば、平和の象徴というイメージが先行しますが、
とてもそんな気分にはなれそうもありません。 -
更にバス(1号線)に揺られて【 美齢宮 】 です。
明孝陵の博物館になっているようですので、寄ってみましょう。 -
アレ・・・ 何か様子が違います。
見ず知らずのおば様の個展が絶賛開催中です。
改めて地球の歩き方を確認しましたところ、
私の勘違いであることが判明。
ここは蒋介石様の旧宅で、このおば様は蒋様の奥様なのでした。
これでセット券の4ヶ所すべてを見学完了です。
地下鉄の駅まではバス(1号線)も走っておりますが、
全くもって来る気配を感じませんでしたので、歩くことにします。 -
場所を変えまして、【 夫子廟 】へ向かいます。
最寄り駅は、地下鉄3号線の夫子廟駅となります。
早速観光をしたいところですが、腹ごしらえが必要です。
実は、朝から何も食べていないのです。
駅近くで見つけたお店で焼き小龍包などをいただきます。
今回は “BEER” が通じました。
ゴトゴトゴトゴト・・・!!!! -
天井を巨大イノシシが走り抜けるような音がしました。
しかも、音の途中で天井の一部が損壊。
あまりの出来事に、お客さんも店員さんも驚きを隠せません。
でも、隠しました。
イノシシ音から1分も経たないうちに、いつもの光景に戻りました。
その程度の出来事だったのでしょうか?? -
気を取り直しまして、夫子廟です。
こんな名前ではありますが、いわゆる孔子廟です。
それにしても、何でしょう?? この違和感。 -
それもそのはず、
ここは夫子廟ではなく、【 江南貢院歴史陳列館 】ですから。
科挙試験場ですので、当然ながら孔子様は祀られておりません。
入場料として50元も払ってしまいました。 -
こちらが本物の夫子廟です。
孔子さんも首を長くしてお待ちかねでした。 -
鐘を撞きたい・・・
おじい様が終わるのを待ちます。
・・・終わりました。
すると、何てことでしょう。
係員がケツで鐘を撞きながら、軽い口調で呼び込みを開始したのです。
有難みが一瞬にして吹き飛びます。
ここはソウルの格安コスメ店ではございませんので。 -
日本ではおなじみの顔ハメ看板を見つけました。
撮らずにはいられませんが、自撮り棒を忘れてしまいました。
そのため、どのような顔ハメ看板かをお伝えすることができません。 -
夫子廟を出ます。
外では人力車が待機中・・・ 仮眠中?です。
一同にお眠りになっておられますので、
人力車が走っているお姿を見かけることはありませんでした。 -
人々が集まっております。
イベントか何か始まるのでしょうか?? -
扉が開きました。
何かが書かれたプラカードとともに、子供たちが飛び出します。
飛び出した子どもたちはそれぞれ別の方向へ赴き、
人だかりの中にいる大人たちと合流。
そして、それが何度も繰り返されるのです。
この状況を勘案すると、これは “下校”。
ただ子供が学校から帰るためだけに、このようなイベント騒ぎになるのです。 -
まだ時間がありますので、【 鶏鳴寺 】へ行きましょう。
-
タイトルは、『 釈迦 in BLUE 』
青い空と青い海を彷彿させる世界の中で、お釈迦様が瞑想されております。 -
でも、こちらのお釈迦様はヒゲのいたずら・・・
-
そんなキッチュなお寺ではありますが、仏塔を上ることはできません。
-
五輪ピックマークを見つけました。
北京オリンピックは2008年だったと思いますが、
8年以上前のことをまだ引きずっておられるのでしょうか?? -
さて、ついでに 【 玄武湖公園 】も行ってしまいましょう。
-
この公園の見どころは、何といっても玄武湖。
湖畔に伸びる遊歩道、喧騒を忘れさせてくれ、心が洗われる思いです。 -
という場所なのに、派手な看板が目につきます。
この閑静な公園に、テーマパークをお作りになるようです!!
次回はいつ来るかわからない身ですので、
賛成/反対を言う立場にはありませんが、ただただ残念で仕方ありません。 -
そんな思いを抱えたまま、【 玄武門 】にたどり着きました。
この辺りで夕食を食べて帰りたかったのですが、
マクドナルド以外のお店が見つかりません。
不本意ではありますが、お宿の近くで探すことにします。 -
定食を食べられるお店を発見しました。
右奥の橙色の液体は、温かいオレンジジュースにツバメの巣を入れたものです。
お味はというと、まあ、オレンジジュースを温めた感じです。
明日は高速鉄道で三国志ゆかりの地・鎮江へ向かいます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- 前日光さん 2017/04/03 23:28:05
- これはおま。さんの旅行記とは認められません(-_-)
- だっておま。さんの旅行記の良いところは、なんと言っても写真の枚数が少ないとこ、時々理解不能のスワヒリ語なんかが出てくるけど、とにかくコメントも簡潔(うっかりすると私の書きこの方が長かったりする。でもそこがおま。さんの良いところ(^_^)v)
だったのに、これはいったいどうしたことなんだろう!
まるで世界の歩き方みたいに、丁寧な解説がついている!
もしかして次の旅行記も、そういう種類のものなんだろうか?
中国編だけは、どうしても長くなってしまうという悪癖があま。さんにはあるのだろうか?
前日光
- おま。さん からの返信 2017/04/04 15:52:14
- RE: これはおま。さんの旅行記とは認められません(-_-)
- ん〜、なんとなく。
おま。
-
- trat baldさん 2017/01/10 06:59:18
- 山の神の同行が無いみたい、叱られなかった?
- 一気に南の京とは随分と足が長いのね(^o^)確か前回は京都だったよね。
BEERの記述から察しておま。さんは南京語は苦手のようだけど度胸がイイねぇ、気合と根性で乗り切っている様だし、、、、
- おま。さん からの返信 2017/01/11 10:22:35
- RE: 山の神の同行が無いみたい、叱られなかった?
- 英語が通じない前提で行ってますからね。
いざとなれば、筆談もできますし。
でも、筆談が通じないと・・・逃げるしかありませんが。
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