Wonder of Asia - 光り輝くスリランカで年越し！　＃３　スリランカにもモンキー・テンプルがあった！　＠ダンブッラ

2016/12/30 - 2016/12/31

スリランカ旅行記の3回目。
キャンディを慌ただしく出発し、石窟寺院で有名なダンブッラに1泊しました。
シーギリヤ・ロック観光を挟んで石窟寺院を見学し、ローカルバスでポロンナルワへ向かうまでのレポートです。
石窟寺院の参道には大量の猿がいて、ネパールのカトマンドゥから30分ぐらい掛けて行った「モンキー・テンプル」を思い出さずにはいられませんでした。


□12/29　羽田→（バンコク）→コロンボ→キャンディ
■12/30　キャンディ→ダンブッラ
■12/31　ダンブッラ→シーギリヤ・ロック→ダンブッラ石窟→ポロンナルワ
□1/1　AM：ポロンナルワ、PM：国立公園のサファリ
□1/2　ポロンナルワ→コロンボ　　※鉄道移動
□1/3　コロンボ→（バンコク）→成田


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《Wonder of Asia - 光り輝くスリランカで年越し！　目次》

＃１　予想外の大都会にビックリ！　＠キャンディ（前編）
http://4travel.jp/travelogue/11203109

＃２　紅茶の国スリランカでセイロン・コーヒーを飲みたい！　＠キャンディ（後編）
http://4travel.jp/travelogue/11203732

＃３　スリランカにもモンキー・テンプルがあった！　＠ダンブッラ
http://4travel.jp/travelogue/11203735

＃４　入場料4350Rs、それでも一度は登りたいシーギリヤ・ロック
http://4travel.jp/travelogue/11203738

＃５　田舎町で、ゆる～い南アジア旅　＠ポロンナルワ（前編）
http://4travel.jp/travelogue/11203739

＃６　スリランカは野生動物の宝庫だった！　＠ポロンナルワ（後編）
http://4travel.jp/travelogue/11203747

＃７　スリランカ鉄道の旅（ポロンナルワ→コロンボ）、＋αでバワ建築
http://4travel.jp/travelogue/11203750

エリア ダンブラ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

引き続き【旅行2日目：12/30（金）】

16:00頃にキャンディを出発し、車窓から見える景色も日が暮れてきました。
歩き方によればキャンディ→ダンブッラはバスで約2時間、18時ごろと考えれば合点が行くので、たぶんここがダンブッラだったのでしょうが。。

終点がダンブッラだと勘違いしていて、ターミナルに到着すると思い込んでいたので、あまり深く考えずに下車しませんでした。
そうしたら、絶対にここで降りるのだろうと思っていたらしい周りのスリランカ人がおかしいと思ったようで、5kmぐらい行き過ぎたところで「ダンブッラ通過したけどいいの？」という感じで話し掛けてきた。
結局、促されるままに真っ暗なところで降りました。

降りたところにはトゥクトゥクが何台か停まっており、ダンブッラはどこだと聞くと、ここから南に5km強だと言う。
マジか！本当に通過してしまった。。
価格交渉しようにも、こんな真っ暗な場所に放置されても困るので、実質的に言い値を飲まざるを得ない。結局、500Rpぐらい取られました。安くはないけど、日本人の感覚的には法外な値段ではないので、仕方ない。

事前に確保していた宿に到着しました。
具体的な目的地が決まっていたからまだ良かったけど、こんな真っ暗な状況から泊まる宿を探していたら、いくら治安が良いスリランカとはいえ、ちょっと危ないかも。。
これだからやはり宿は事前に押さえざるを得ないんですよねぇ。。

宿はSandra Guesthouse。
Booking.comで押さえた時点では18ドルでしたが、夕食・朝食をつけたら結局30ドルぐらい行きました（ルピー換算だったので概算ですが）。
海外のホステルはどこもそうですが、具体的にいくらかを言ってくれないので困る。
しかし、ここは高評価なのが頷けるホステルではありました。

夕食は、手作り感溢れるスリランカカレー。
到着して3食連続のカレーなんだけど、それぞれ違う趣があっていいです。
正直に言うと、この時点でちょっと飽きてきましたけど。。
そんなにたくさんの量は食べられないけど、体に良いものを食べてるなぁ、という感じです。

部屋は水周り含めて清潔で開放的でした。
これで18ドルなら十分。
小汚いドミトリーに10ドル払うなら、プラス8ドル出すだけの価値は十分にあります。
ちょっとメインロードから中に入った場所にあるので、トゥクトゥクを使うと100円ぐらい必要でしょうが、たぶん電話したらバスターミナルとか石窟寺院までは来てくれるのではないかと。

【旅行3日目：12/31（土）】

夜が明けました。
降水量が少ないベストシーズンだけあって、この日も良い天気です。
前の晩は真っ暗でよくわからなかったけど、こんな緑に満ちた中庭だったんだ。

ホステルの前は、何もない田舎の一本道です。
とても静かです。

中庭に面した部屋の前のテーブルにノートが置いてあったので開いてみたら、

旅人がメッセージを書き残していく日記帳でした。
世界中のツーリストが泊まっていました。
もともとオランダ、イギリスの入植があった場所だけあって、やはり欧米系が多い。
日本人はあまりいなかった。まだスリランカは内戦のイメージが残っていてそんなにメジャーじゃないのかな。

朝食はアーッパというスリランカ版のクレープでした。
左はプレーンタイプで、ジャムを付けて食べました。
右は真ん中に卵を落として焼いたビッタラ・アーッパ。
優しい味です。
歩き方の解説によれば、私が大好きなココナッツミルクが入ってるんだとか。

さて、この日はまず宿至近のダンブッラ石窟寺院に行き、それからシーギリヤロックへ向かうつもりでしたが、宿でそれを相談したら「シーギリヤロックはめちゃくちゃ混雑するから朝早く最初に行ったほうがいい」とアドバイスされました。

というわけでダンブッラ観光は後回しで、このバスターミナルまで宿のオーナーにトゥクトゥクで送ってもらい、ここからバスでシーギリヤロックに向かいましたが、それは旅行記を分けて＃４に書きます。

というわけで、ここからはシーギリヤロックから帰ってきたあとのダンブッラ観光です。

シーギリヤロックからの帰りはトゥクトゥクを使い、そのまま石窟寺院まで行ってもらいました。確か1,000Rs以上は払った。
バスだと100Rsも掛からないので迷いどころですが、発着頻度がわからないのと、この日のうちにポロンナルワまで辿り着かないといけないこともあって、確実に最短の時間で移動できるトゥクトゥクを選ばざるを得ませんでした。
問題が起こったら今日もダンブッラに連泊すればいいや、と割り切れる旅程だったら絶対にバスを使うんですけどね。
弾丸の日程を組むと、移動にもお金が掛かります。。

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

ダンブッラ石窟寺院の入口です。
といってもお目当てはここではなく、向かって左側にある階段を登った上の石窟です。

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

Rock Templeという意味が、この時点ではあまりイメージできていませんでした。

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

道沿いには物売りがウロウロしています。
いつも思うけど、こういうところでお金を落としていく人っているのかな？
観光客、地元民問わず。

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

大量の猿を発見。
ネパールのカトマンドゥのモンキー・テンプルを思い出した。

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

こんな道をひたすら登っていきます。
傾斜が厳しいわけではないけれど、ゆっくり登らないと汗がすごい勢いで吹き出してくる。

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

ようやく入口に到着。
奥の5段ぐらいある階段の向こうで靴を脱いで預けます。
50Rs回収してるおっちゃんが目を離した隙にちょっと離れた場所に置いてみたけれど、帰ってきたらしっかり靴箱に移動されていて、50Rs回収されましたw

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

この高台から見渡すダンブッラの町。
一面見渡す限り緑で、何も無い。

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

石窟寺院の外観はこんな感じです。

何となく洞窟って地下にあるようなイメージを持っていたので、散々登った上に洞窟があるって、すごく不思議な感じ。

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

大量の仏像。

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

全部同じかと思いきや、よく見ると少しずつ表情が違っていたりします。
その細かい意味はわからないけれど、とにかくまぁこれだけのものを今から何百年も前に作ったなぁと思わずにはいられません。

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

カメラを使いこなす技術がないのでうまく撮れなくて残念ですが、天井含めた壁画が見事でした。

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

サイズが半端なく大きいので、写真に収めるのに難儀します。

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

なんか日本にもありそうな景色。

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

帰りに、また猿をパチリと撮影。

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

さぁ適当になんか食べてポロンナルワへ向かおうか、と思ったところでココナッツジュースを作っている兄ちゃん（orおっさん？）を発見したので、1つ頼みました。
80Rs。
安いけど、これでも原価を考えるとボロ儲けなんだろうな。

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

100Rsでバスターミナルまでトゥクトゥクで移動。
途中、携帯電話に着信があったとき、ドライバーは路肩に車を止めていました。
ながら運転が見つかると、高額の罰金を請求されるそうです。

ポロンナルワ方面のバスはターミナル発ではなく、この広いA9号線沿いのバス停にしか停まりません。
トゥクトゥクの兄ちゃんが教えてくれたので、迷わずに助かった。
こういうのがホントわかりにくい。

来るバス全てに「ポロンナルワ？」と聞いていたら、5台目ぐらいで「そうだ！ポロンナルワ！」と言うので、飛び乗りました。
しかし車内はすでに満員で、おしくらまんじゅうのように詰め込んで何とか運転席の真横に陣取れるという混雑具合。

バックパックの荷物は運転手席横のスペースに置かせてもらい、こうやって立ってました。
考えようによっては特等席かもしれません。

バスターミナルでトイレに行こうと思っていたものの、そのバスターミナルが単なる道端のバス停だったので行けずじまいで、このままポロンナルワまでノンストップだとちょっとヤバいなぁと思い始めたところで、タイミングよくトイレ休憩がありました。

この辺の計算が全く立たないのも、結構ストレスではあります。

トイレ休憩した空き地にあった商店。
これは何だろう？

※時系列的には、この続きは＃５のポロンナルワ（前編）となります。
http://4travel.jp/travelogue/11203739

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＃４　入場料4,350Rs、それでも一度は登りたいシーギリヤ・ロック　へ戻ります。
http://4travel.jp/travelogue/11203738