旅する乳幼児～瀬戸内海島めぐり1日目～

2016/11/21 - 2016/11/23

3日間ほどお休みが取れることとなり、どこに行こうか思案しました。

・子供が安心して歩けること
・アクセスが良いこと
・島に行きたい

これらを勘案して、広島の瀬戸内海に決定しました。観光地ではない細島やしまなみ海道の因島、さらにウサギで有名な大久野島などを訪問しました。
まず第1日目は、細島を訪問して、因島に宿泊しました。

エリア しまなみ海道（因島・生口島・向島)(広島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス 船 JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の始まりは羽田空港。

夜明けが遅い時期なので、外はまだ真っ暗。

子供は、いつもより早起きなのに、とっても元気で「飛行機だー」と大喜び。

飛行機の中でも「ジュースください」と、子供は慣れたもんで、あっという間に広島空港に到着。

この後、バスと船を乗り継ぐのですが、広島空港にて三原行きバス発車まで待ちます。待合場所の地面に広島の地図写真がありました。

この後、左上部の三原から船で右下の因島方面へ行くのです。

広島空港から三原駅までのバスは、普通の路線バス仕様でした。

途中、多くの方が下車してしまい、最後まで乗ったのは我々一行のみでした。

さて、この三原で船に乗り換えですが、少し時間があるので駅近辺で一休憩。

三原に来たのは、6年半ぶり。結構記憶に残っているはずなのですが、駅構内にあった「らっきー神社」は、見た覚えがありませんでした。

いつごろできたのでしょう？

高架下から外に出ると石垣が見えます。
三原の面白いところは、駅にお城（三原城跡）が隣接しているところでしょう。

子供も「お魚いるかな～？」なんて、覗き込んでいました。

三原城跡 名所・史跡

そんなこんなで時間が迫ってきたので三原港へ。
駅から歩いて5分程度で着きます。

さっそく待合室へ。駅にあるパン屋で購入したパンをほおばる子供。食欲旺盛です。

三原と言えばタコの町ですが、待合室にこんな自販機がありました。

余談ですが、三原で売っているタコ入りもみじまんじゅうは、本物のタコが入っており、それほど甘くなく、さらにレア度も高いので、来るたびに購入しています。

アナウンスが入り、船がやってきました。

この船の特徴は、テンポの良さでしょう。
高速船が三原港に着くやいなや、因島方面からやってきたお客様が降りた後、すぐに乗り込んで出発。せわしない感じでしたが、テンポよくて気持ちよかったです。


さあ三原港から船に乗って出港です！

三原港を出発してから約20分、重井西港（重井港）に到着です。島の間を縫うように進む航路良かったなぁ。

この港は、因島にあります。この後、もう一つ船に乗り継ぐのですが、港に隣接した待合所で少し待ちます。

さて、船がやってきました。尾道市営フェリー「こまたき」です。
平成27年4月に新しいフェリーになりました。

この重井西港と細島を結んでいる、車も乗れる船なのです。

細島に向けて出発！

この「こまたき」は、とてもゆっくり進むのです。色々な船があるんですね～。

船体の横に発生する泡を見て喜ぶ子供。

「あわあわあわ～♪」

重井西港を出港してから約15分、ようやく本日の目的地・細島に到着です。

いわゆる観光地と呼べる場所ではありませんが、そんな島にも生活している方がおり、歴史、文化、自然など、地域ならではのものがあるのです。

さあ、出発しましょう！

解き放たれた子供がいきなり走り始めます。

出発してすぐにみかんを発見。ここはみかんの島かな。

神社もありました。

浜田八幡神社です。
子供は神社を見ると、必ず立ち寄ります。
本殿にて、子供と一緒に「おじぎおじぎ、パンパン、おじぎ」

晩白柚（ばんぺいゆ）という大きな柑橘がありました。
子供の顔と比較しても、その大きさがわかります。

浜田八幡神社を後に、先に進むと海がありました。

写真ではわかりづらいですが、紅葉がとてもきれいでした。

この島は本当にみかんがたくさん植わっています。

撮影していたら子供がカメラの前をにっこり笑って通り過ぎました。

高台に神社がありました。
眼下に集落がひろがり、沖合には小細島が浮かんでいます。
小細島は無人島です。
島の方が、今年は色づきが良いと仰っていましたが、本当にとてもきれいに色づいています。

島の北側へ。

こちらもきれいに色づいています。

北側にもみかんがなっていました。

が、荒れている様子。
どうやらかつてのみかん畑のようで、みかんだけが今も実を付けているようです。

南側に戻ってきました。

大きく土砂崩れをしたところがありました。6月の豪雨で土砂崩れが発生したと、島の方にお聞きしました。非常に痛々しいです。

みかんがたくさん。おいしそう～♪

この後、島の方のご厚意で出荷できないみかんをいただいたのですが、すんごく甘くて、子供からもっとくれとせがまれました。

集落に戻ってきました。

恵比須さんを祀っている祠をみて、「何かいるよ？」

その後、地元の方とのふれあいもあり、約4時間の滞在もあっという間でした。

名残惜しいですが、島を後にします。

帰りは、お正月用？のだいだいを積んだトラックと一緒です。

出港。

島を見つめる子供。

また来ようね～。

重井西港に戻ったあと、宿の方に迎えに来ていただき、宿に到着。

本日は、因島にある白滝山荘に宿泊です。

楽しい1日もあっという間でした。天気が悪い予報でしたが、ふたをあけてみれば日差しも合って、快適な1日となりました。