ラジコンヘリコプター２０１６年度日本選手権見学記

2016/10/08 - 2016/10/08

今年は日本選手権が久しぶりに関東で開催されるということで
片道４～５時間かかる宇都宮まで出かけてきました。
当日はすばらしい秋晴れで往路では筑波山がくっきりと見えました。

エリア 宇都宮(栃木)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

千葉県の九十九里～香取市～稲敷市～つくば市～
と走り、早朝の筑波山が眼前に。
いい天気になりそう。

宇都宮の鬼怒川河川敷での実施です。

数年前とは違う開催場所でわかりにくいところでしたが
ようやく発見。

妨害電波の入らない人里離れた場所で
おこなわれることが多い。

日本選手権だけあって全国からの車が。

FAI(国際航空連盟、F?・d?・ration A?・ronautique Internationale )
の旗の下で競技は行われます。

日本選手権ともなると各選手は
予備機として２～３機を持参しています。

一機の値段は２０万や３０万では買えませんよ。

風の抵抗を受けない流線型の機体が多い。

これはもう十回以上でしょうか、ほぼ連続で
世界チャンピオンに輝く伊藤寛規選手（浜松市出身）の機体。

以下の彼の演技をご覧ください。
正確な軌跡はまるで機械が飛ばしているようです。
https://www.youtube.com/watch?v=ejHUSnjzc8A

このすばらしい仕上がりの機体は
同じく世界チャンピオン経験者の土橋幸弘選手のもの。

ラジコンの受信機、送信機は日本製品が世界で圧倒的な
シェアを誇りますが、その中のトップシェアの会社、双葉電子の社員でもあります。

本番前の機体の騒音チェックを
受けなければなりません。
演技後には機体の重量チェックなどもあります。

審査員を前にして演技開始。
緊張の時です。

ほぼ無風でよい気候条件です。

これがFAIで定めたここ数年の演技種目。

マイナーな趣味の日本選手権なので
ギャラリーがほとんどいなくて寂しい。
（三日にわたって行われる選手権の
第一日目は平日の金曜日なのです）

演技種目の最後は着陸。

上空４０ｍでエンジン（モーター）を止めて
プロペラの惰性のみで２ｍの円の中に
降ろさなければなりません。

順番を待つ選手。
最近はバッテリーの持ちが良くなったために
出場機体はすべて電動です。

終了後に雑誌社の取材を受けます。

あともう２日間の日程です。
選手の皆さん、がんばってね。

掲示板に結果が次々に張り出されます。

さてビデオ録画を終えて帰ります。

帰りの二宮で道の駅へ立ち寄ります。
(現在は二宮町から真岡市へ合併)

写真でおわかりのように当地は
二宮尊徳ゆかりの地。

荒廃していた当地を立て直すように命じられ
一家ともども赴任したということです。

苺で有名な町のようです。

帰りは５時間くらいかかるかな。
安全運転でガンバロー。