晩秋の裏妙義・麻苧の滝自然公園に訪れてみた

2016/11/29 - 2016/11/29

晩秋の裏妙義・麻苧の滝自然公園に、周辺に広がる紅葉色に染まった風景探しの旅に訪れてみました。

エリア 安中・妙義(群馬)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝のJR信越線横川駅にやって来ました

横川駅 (群馬県) 駅

JR信越線の横川駅と言いますと、峠の釜めしはもちろんのこと、周辺には「碓氷峠鉄道文化むら」や「旧丸山変電所」～「めがね橋」などの碓氷峠に存在する貴重な鉄道遺産など、歴史的に興味をそそられる風景がとても多い場所でも有名でありますよねｗ

でも、今回はそちらには向かわず、横川駅から歩いて15分ほどのところにあります、「麻苧の滝自然公園」にやって来ました

実は、「麻苧の滝自然公園」の中に以前からちょっと気になっていた場所がありまして、今回訪れてみた次第であります
それでは、公園に繋がる吊り橋を渡っていきましょう～

吊り橋を渡ると、すぐ目の前にある弁天池が早速お出迎えしてくれました
「麻苧の滝自然公園」という名称であるだけに、公園内には立派な滝が存在しており、滝から流れ出る清流のせせらぎを見ることが出来ましたね

奥妙義の地から生まれた清流を横に眺めながら先に進んでいきます
後で調べてみますと、公園内には滝が７つもあったらしく、今回はそのことを全く知らないで訪れてしまいましたので全部の滝を見ることは出来ませんでした、残念・・・

公園内はハイキングコースがきちんと整備されており、ハイキングコースの途中にも休憩スペースが設置されていました
ちょっとした紅葉散策するにはちょうどいい場所なのかもしれませんねｗ
（ただしかし・・・）

岩に佇む毘沙門天様を通り過ぎると、その先には・・・

晩秋の紅葉風景と一緒に「麻苧の滝」を一枚パチリ☆

当日の奥妙義の紅葉は“晩秋”と言うよりかはもう終わりかけな秋の風景でもあったのですが(笑)、でも「麻苧の滝」の近くに残る素敵な紅葉色を見つけることが出来ました＾＾

そして・・・
おおー！こりゃ圧倒的な風景じゃありませんかー、素晴らしい！＼(^o^)／

「麻苧の滝」の迫力ある風景を間近で一枚パチリ☆

滝の落差が40ｍもあるらしく、近くで見ても圧倒的な滝でありましたねｗ
しばし、この迫力ある風景を目の前に魅了されていました

奥妙義の紅葉とのコントラストも見事にマッチした、「麻苧の滝」に広がる紅葉美を十分に満喫した素敵なひとときでありました
それでは、先に進みましょう

「麻苧の滝」近くにある吊り橋を渡って先に進みますが・・・
ハイキングコースとしてはここまで！
この吊り橋を渡った先からガラっと風景が一変します

はい、ココを登っていきま～すｗ
・・・分かりますかね？この鎖を伝って登って行くんですよ！

・・・てか、恐っ！！！！！
もう、これハイキングコースじゃありませんから！もう完全に登山ですから！！

足の踏み場は僅かしかなく、更に足元は滑る岩場が続きますので、次の一歩をどこに置くか？を考えながら時間をかけて先に進んでいきます
ま当然ですけど、訪れる際に軍手、登山靴は必須ですよ！

ここが私的に一番のビビりポイントでありましたなあ～(^_^;)
右側は何もない断崖絶壁であって、落ちたらマジで洒落にならない！
・・・こんな呑気に写真撮っている場合じゃないしｗ

と、手足をガクブルさせながら、急勾配な登山道を慎重に登っていくこと１時間・・・
急に視界が開けて、目の前に青空が広がる場所に到着しました

そして、眼下に広がるは上州ののどかな街並みが地平線の先まで続く圧倒的な絶景・・・
これは素晴らしい！＼(^o^)／

ここは、「鼻曲り（通称：ザンゲ岩）」と呼ばれる、「丁須の頭」に向かう途中にある場所であります
この標高640メートルからの眺めを以前からずっと気になっていて、今回遂に目の前にすることが出来ました

いやいや、ここまで恐い思いをして登って来た甲斐があるってもんですよ～！
だって、裏妙義に広がる晩秋の紅葉風景がこんなにも近いんですもん♪
いやもうほんと圧倒的！

この場所からですと、眼下に広がる「碓氷峠鉄道文化むら」もほら、こんなにもミニチュアチックな素敵な風景に様変わりですよ～

碓氷峠鉄道文化むら テーマパーク

ませっかくですので、ミニチュアモードに切り替えて一枚パチリ☆
これも一度やってみたかったんですよね～
「碓氷峠鉄道文化むら」の車両達、めっちゃかわええ～(*´∀｀*)

「碓氷峠鉄道文化むら」で外せないのが、やはりEF63形電気機関車
かつて碓氷峠で大活躍していたこの電気機関車のお姿が見れるのも、ここ「碓氷峠鉄道文化むら」だけですよね

碓氷峠を元気に駆け上る当時のお姿をイメージしつつ、奥妙義・碓氷峠の紅葉と一緒にEF63形電気機関車を一枚パチリ☆

そして、EF63形電気機関車の先には、「旧丸山変電所」の当時のままの姿も見ることが出来ました

さて、基本的に“鉄”な私がこんなにも眺望のいい場所に訪れているんですから、やはりやることはただひとつ！
「鼻曲り」の上からスタンバってみます

折しも、当日はJR信越線のDLハンドル訓練が実施されていて、ちょっと珍しい横川駅の風景を見ることが出来ました

横川駅を出発するDLハンドル訓練列車を一枚パチリ☆

当日のJR信越線沿いの紅葉も“晩秋”と言うよりかはもう終わりかけな秋の風景でもあったのですが(笑)、僅かに残っている紅葉色の風景を探しては一枚パチリ☆してみました～

奥妙義の僅かに残っている晩秋の紅葉風景を後にして、DLハンドル訓練列車は上州の街並みの中に消えていきました

JR信越線でやはり外せないのがこの列車ですよね～
さあ、カボチャ色が特徴的なあの列車がやって来ましたよ！

奥妙義に広がる晩秋の紅葉風景と一緒に、JR信越線115系を一枚パチリ☆

これまでJR信越線の顔でもありました、国鉄型車両115系
しかし、近年では車両の置換が進んでおり、この国鉄型車両115系も次第に姿を消していく悲しい運命でもあるんですよね
だから、このカボチャ色の車両をこうして目の前に出来て・・・とても貴重です！

横川駅周辺に広がる晩秋の紅葉風景と一緒に、JR信越線115系を一枚パチリ☆
来年もこの素敵なカボチャ色と一緒に沿線の紅葉風景が見れるといいなあ～と、ちょっと複雑な気持ちになりつつも、眼下に広がる晩秋の紅葉美を十分に満喫したひとときでありました

でも、高所恐怖症な私にとっては終始ガクブルなひとときでもありましたね(笑)
そろそろ下山するとしましょう

尚、登山時のときよりも下山時の方がちょー危険です！
細心の注意を払って、登山時以上に時間をかけて慎重に下山していきました

ふう、今回はなんとか無事に下山出来ました～
（ただ、翌日は激しい筋肉痛に襲われて・・・(^_^;)）

ちなみに・・・
目の前にそびえ立つ山の山頂あたりに、お鼻のように飛び出た岩が見えますけど・・・分かりますかね？
あの岩の上あたりが今回訪れた「鼻曲り（通称：ザンゲ岩）」だったんですよねｗ
（改めて・・・ひょええぇぇぇぇぇ～！！！！！Σ(ﾟдﾟlll)）

さて、峠の釜めしでも食べてこのまま帰宅の途にでも着こうかと思っていたのですが、この後にDLハンドル訓練がまたやって来るとの情報を聞きつけて、慌てて沿線にスタンバります

JR信越線沿線に残っていた晩秋の紅葉風景と一緒に、DLハンドル訓練列車を一枚パチリ☆

JR信越線沿線に残っていた数少ない紅葉風景でありましたが、とても綺麗な紅葉色を醸し出していましたね
車両に映る紅葉美も、一瞬のことではありましたがとても見事な絶景でありました

今日は裏妙義・麻苧の滝自然公園に広がる紅葉風景から、JR信越線沿線に広がる素敵な晩秋の風景をたくさん見つけることが出来ました～(*´∀｀*)

【ちょっとだけ延長戦・・・】
前日、JR信越線に普段あまりお目にかかれない特別な電車が走りましたので、それをお見送りにスタンバってみました～

JR信越線を走る、E655系『和(なごみ)』を一枚パチリ☆

“お召し列車”としても運用されているこの車両をこうして目の前に出来て・・・とても貴重です！
JR信越線で見つけた、特別な秋の風景でありました