2016/11/19 - 2016/11/21
174位(同エリア386件中)
mickさん
博多のホテルがどこも満室で予約が取れなかったので、この機会に以前から行ってみたいと思っていた柳川に行ってみよう、と思い立ち、柳川に1泊して観光と名物料理を楽しむことにしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 新幹線 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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柳川の観光といえばまずは川下り、ということで、駅から歩いて乗船場に行ってみましたが、他の客は誰もおらず、30分待っても誰も来なかったので、結局乗客1人の完全貸切状態で出発することになりました。
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舟はいくつもの橋の下をくぐって進みます。低い橋だと、乗客も身をかがめて通過しなければなりません。
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舟の上は、市街地とは思えないほど静かで、のんびりした雰囲気です。天気予報は良くなかったのですが、意外と早く天気が回復し、日も差すようになって、一層良い雰囲気になってきました。
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舟の幅ギリギリの狭い水門を、船頭さんの技術で通り抜けて行きます。水門は川から城の堀への入口になっていて、ここから先が堀ということになります。
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堀を進んでいくにつれて、辺りはより静かになり、古い建物も多くなってきます。古い建物には舟で乗り付けられる入口があるものも多く、舟が生活と密接に関わっていたことを感じさせます。
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岸辺には様々な植物が見られますが、やはり一番存在感が大きいのは、何本も並ぶ柳の木々です。この柳の姿によって、独特の柔らかな雰囲気の景観が作られているように思います。
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こんなに狭くて低い橋の下も通り抜けて行きます。
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時折紅葉も混じる景観の中を、舟は約1時間かけてゆっくり進み、観光名所の柳川藩主立花邸「御花」が終点となります。
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そして、実はその「御花」こそが、今回の宿泊先です。宿泊先に舟で乗り付けてチェックイン、なんていうのはなかなか無い経験です。宿舎自体は改装されていて、特に普通の旅館と変わりはありません。
柳川藩主立花邸 料亭旅館 御花 宿・ホテル
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柳川の名物料理といえば「うなぎのせいろ蒸し」です。個人的には、うなぎは脂っこかったり小骨が気になったりしてあまり好きではないのですが、柳川まで来て一番の名物を食べないわけにもいかないので、「御花」内のレストランで食べてみることにしました。食べてみると、さすがは本場、という感じで、脂の乗りは丁度良く、小骨も全く気にならず、うなぎが苦手でも「美味しい」と思える味でした。
御花 グルメ・レストラン
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夜、風呂に行くついでに(宿泊客は近所の「かんぽの宿」の入浴券がもらえます)、辺りを歩いてみました。「御花」内の代表的な建物、「西洋館」はきれいにライトアップされていました。
柳川藩主立花邸「御花」 名所・史跡
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到着したのが夕方だったため、初日には「御花」自体の見学はできなかったので、翌朝に見学します。敷地内には「松濤園」という立派な庭園があり、有料エリアからしか見られませんが、こちらの庭は普通に無料で入れるエリアにあります。
柳川藩主立花邸「御花」 名所・史跡
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昨夜ライトアップされていた「西洋館」の外観です。
柳川藩主立花邸「御花」 名所・史跡
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開館時間になったので、中に入ってみました(宿泊者は入館料が無料になります)。明治時代の建物なので、さすがにやや古びてはいるものの、西洋風の凝った意匠が各所に施され、豪華な建物であったことが窺われます。
柳川藩主立花邸「御花」 名所・史跡
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和室もあります。ここは小さな部屋ですが、100畳もある大広間もあります。ただ残念ながら、大広間は修復工事中で、見ることはできませんでした。
柳川藩主立花邸「御花」 名所・史跡
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そしてこちらが「松濤園」です。庭園内に入ることはできず、外から眺める形になります。
松濤園 公園・植物園
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名前のとおり、沢山の松が、池の周りに効果的に配置され、美しい庭園を形作っています。
松濤園 公園・植物園
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「御花」の見学を終えて、帰りはバスで駅まで戻ることになりますが、バスが来るまでに時間があったので、また付近を歩いてみました。ここに柳川城があったようですが、城の建物は残っていません。
柳川城阯 名所・史跡
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実は元々柳川に由来するものではなかったらしいのですが、どじょうを使った「柳川鍋」も、柳川の名物料理になっています。時間は11時前、もう博多に向けて出発しなければならないのですが、どうしても柳川鍋は食べておきたかったので、駅前の「古蓮」という店で、早めの昼食にすることにしました。
古蓮 グルメ・レストラン
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もう見るからに「美味しくないわけがない」という感じです。もちろん実際の味も期待どおりで、宿でのボリューム充分な朝食を食べてからあまり時間が経っていないにもかかわらず、どんどんご飯が進んでしまう濃厚な甘辛さで、淡泊な味のどじょうとの相性も抜群でした。滞在の締めくくりに美味しい料理が食べられたおかげで(もちろんそれだけが理由ではありませんが)、柳川についてとても良いイメージを持ったままで柳川滞在を終えることができました。
古蓮 グルメ・レストラン
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