2016/10/27 - 2016/10/30
722位(同エリア2824件中)
エムさん
スペインは2010年の秋、母と地中海&アドリア海クルーズに参加した折、クイーン・ヴィクトリア号に乗船したのがバルセロナでした。
出航前にグエル公園とサグラダファミリアを半日観光しただけです。
今回はプラド美術館鑑賞を主な目的にプランを立てました。
マドリードに到着後、2日間をフリーで過ごし、3日目から6泊7日の現地日本語ツアー「スペインハイライトツアー(ミカミトラベル)」に参加しました。
スタンダードプランとスーペリアプランがあり、一人335ユーロの追加でスーペリアプランを選択。
プランの違いはホテルが3星と4星、夕食の無有、高速鉄道は二等と一等の違いで、お得感満載のスーペリアプランでした。
マドリードからコルドバ・セビリア・グラナダ・バルセロナと世界遺産を巡り、ツアー解散後はバルセロナで3泊する11泊13日の長旅となりました。
表紙の写真はコルドバのメスキータ(モスクのスペイン語)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
1日目 2016/10/27 ANA NH217便12:30発、一路ミュンヘンへ。
ミュンヘン乗り継ぎでマドリード入りです。
欧州便はFクラス廃止が多く、Cクラスのシートです。
私のように特典チケットを使うよりCクラスを増やした方が効率が良いはず!
食事もシートも問題なく、むしろタダ乗りの気兼ねがなく、大いに寛げたし、アメニティーがコンパクトなロクシタンで、かさばらず重宝だった。 -
定時にミュンヘンに到着!ここでトランジットです。
入国審査を終え、ルフトハンザーのゲートを確認すると変更になっていた。
LH1806便ミュンヘン(19:05)→マドリード(21:45)
ミュンヘンで次男と待ち合わせ、搭乗ゲートで無事会えてホッとした。
遅延の場合、ホテルで合流する予定だったので良かった。
空港バスはこちら
http://madridman.com/blog-madrid/2012/01/madrid-airport-express-shuttle-bus/ -
23:27 ホテル パセオ デル アルテにチェックイン
タクシー乗り場は長蛇の列ができており、空港バスがすぐに来たのでアトーチャ駅までバスに乗りました。
料金は一人5euro、所要時間は道路が空いていたので30分で到着。
ホテルは駅から近くアトーチャ通りを真っ直ぐ行けばいいはずが、暗くてアトーチャ通りが分かりにくい。
通りがかりの女性に尋ねると、途中まで一緒に歩いてもらい、目印を教えてもらったので迷わずホテルが見つかった。
親切な人に助けられてスペインの印象はかなり良かった。 -
2日目 2016/10/28 8:40 アトーチャ駅
マドリードは朝7時半を過ぎてもまだ薄暗くて、テンションが下がります。
今日は夕方からプラド美術館に行く予定で、日中は特に目的はありません。
ホテルで朝食を済ませ、周辺を気ままに散策開始。 -
19世紀~20世紀初頭に建設されたアトーチャ駅は高速鉄道の開通に伴い役目を終えました。
旧駅舎は外観を保存し、プラットホームは熱帯植物園が造られ寛げるカフェがあり、珍しい駅です。 -
駅前広場には大きな子供の顔が二つあり、これは単なるオブジェなのか?
顔が地面に置いてあるのも気になるし、よく分かりません。
でも、とにかく可愛い! -
プラド美術館
世界三大美術館の一つといわれる美術館は、明日からツアー参加で入場することになっているけど、どうしても観たいモナリザの絵があった。
ここは平日18時-20時まで入場無料になる。
と、いうことでその時間帯に入る予定なので、ベラスケスとゴヤの銅像で記念写真を撮って次へ進みます。
巨匠ゴヤの銅像は足元に「裸のマハ」の彫刻があった。
写真を撮る時は全然気付かなくて・・・ -
9:56 プラド美術館からブエンレティーロ公園に出た。
マドリードで最も美しい公園といわれ、地図で見るとかなり広い。
ここでベンチに座って休憩。ベンチを見ると座らずにはいられない。
池の奥に見えるアルフォンソ12世の記念碑を写して先へ進みます。 -
ブエン・レティーロ公園のクリスタルパレス
1887年スペインの植民地だったフィリピンから植物を持ち帰り、展示するために造られた。
鉄鋼とガラスでできた優雅で美しいクリスタルパレスはクローズ、何とも残念でした。 -
絵になる美しクリスタルパレス
-
-
-
シベーレス広場、アルカラ門
この立派なアルカラ門はマドリードの東の境界線であった。
広い公園からアルカラ門へ行く道を二度尋ねましたが、皆さん親切でした。 -
シベーレス広場にそびえ立つ宮殿のようなマドリード市庁舎
1917年マドリード中央郵便局として建てられ、2007年マドリード市の所有となった。
広場でひと際目を引きます。 -
シベーレス広場から少し歩いたブエナビスタ宮殿で衛兵の行進に出会いました。
現在はスペイン陸軍司令部が置かれています。 -
朝から歩き通しで疲れがピークに達し、ホテルに戻ります。
メトロ1番線が工事のため、ソル駅からアトーチャ駅に行く駅は閉鎖。
遠回りを強いられ、2回も乗り継いで帰る羽目になり、立地で選んだホテルなのに、腹立たしいほど不便でした。
12:30 アトーチャ駅のカフェで軽くランチ。
オレンジ・フレッシュジュースを頼んだら、青臭く酸っぱくて失敗でした。
よく歩いたので、ホテルで足揉みをして暫く休憩です。 -
17:28 プラド美術館 ムリーリョの銅像
入場無料を狙って夕方ホテルを出て美術館に行くと、30分前には長蛇の列。
考えることは皆同じなのね~…と思いながら辛抱強く待つことにします。
無料チケットを受け取り、入場すると、それほどの混雑ではなく、じっくり回れました。 -
【モナリザの模写】作者不詳
レオナルド・ダ・ヴィンチが若い頃に描いた「もう一つのモナ・リザ」とされる「アイルワースのモナリザ」を模写したといわれる。
ルーブル美術館のモナリザと比べて、こちらのモナリザは明るい雰囲気があり美しい。
(写真撮影は不可のため合成) -
19:45 美術館を出て次に行くのはソフィア王妃芸術センター。
こちらも17時より21時まで無料なので行かない手はありません。
ホテルから歩いて近いし。 -
20:00 ソフィア王妃芸術センター(写真は昼間に撮影)
現代アートはあまり関心がないけれど、ピカソのゲルニカだけは見ておかなければ。
この時間は無料でも並ばずに入れた。 -
ソフィア王妃芸術センター
サルバドール・ダリの作品
【窓辺の少女】1925年【後ろ向きに座る女】1925年
ダリといえば、MoMAで観た「記憶の固執」の溶けた時計があまりに印象的で、凡人には理解できません。
同じダリの作品とは思えない「窓辺の少女」何だか癒されます。 -
3日目 2016/10/29 プエルタ・デル・ソル(太陽の門を意味する)
地下鉄Vodafone Sol駅を出ると目の前に広場がある。ここはマドリードの中心地で賑やか。
かつてマドリードを守る城壁の一部だった門があり、東を向いていたことから「太陽の門」と呼ばれている。
カルロス3世騎馬像
カルロス3世はアルカラ門やシベーレス広場を建設し、現在の街を整備した国王で市民に愛されていました。 -
「ヤマモモと熊」の像が青空に良く映える。
昔、この辺りに熊が現れ、ヤマモモの木に多くいたので街のシンボルにとして、マドリード市の紋章になっている。
マリオに扮した二人組に追いかけられながら地下鉄駅に駆け下りた。
1号線の駅が閉鎖されているので、アトーチャ駅までバスで行きたいと、案内所で尋ねた。
地図に印まで付けてもらったのにバス停が見つからず、地下鉄を乗り継いでホテルに戻った。 -
午後ホテル・パセオ・デル・アルテをチェックアウト、
ツアー参加のホテル(NH リベラ デル マンサナレス)にタクシーで移動。
中心から少し離れているものの、ツアーの送迎があるので特に問題はありません。
サマータイムが終わるので寝る前に時計を戻して休みます。 -
4日目 2016/10/30 10:10
今日からミカミトラベル6泊7日のツアーに参加、
午前はスペイン広場、王宮、プラド美術館鑑賞
午後はオプションのトレド半日観光をします。
写真はスペイン広場にあるセルバンテス記念碑。
記念碑の上にドン・キホーテの作者セルバンテス像、
下に馬に跨るドンキホーテと従者サンチョ・パンサの像 -
プラド美術館に入場、前日の復習のつもりで説明を聞いた。
最後にもう一度モナリザを観たかったけれど、ツアーでは時間的に無理でした。 -
昼食はスペイン名物パエリア
本場で頂くお味は、さぞかし美味しいだろうと想像していたら、さほどでもない。
魚介類は新鮮で美味でした。 -
午後はオプションのトレド半日観光へ
6世紀には西ゴート王国の首都として発展し、中世にはイスラム教・ユダヤ教・キリスト教の文化が融合し、共存して暮らしていたという。
そんな時代があったことに驚き、寛容な心を持った人々に感動しました。
展望台より望む旧市街はエル・グレコの『トレド眺望』の景色が広がる。
大型観光バスが連なって駐車スペースがなく、景色を味わうゆとりはありませんでした。
タホ川に架かるサン・マルティン橋(下)は13世紀に造られた橋で、石造りの塔が立ち、要塞の役目を果たしていた。
旧市街へ渡る橋は西側のサン・マルティン橋と東のアルカンタラ橋がある。 -
スペインのカトリック総本山、トレド大聖堂
-
トレド大聖堂の主祭壇
豪華な鉄柵の奥には煌びやかな主祭壇があり、柵の間からレンズを入れて何とか写せた。
高さ30mの主祭壇はキリストの生涯が描かれ、金ピカだったロシア正教に勝るとも劣らない豪華さです。 -
宝物室の聖体顕示台
高さ3m総重量200kgあり、純金と銀で造られた眩いばかりの装飾が素晴らしい。
年に一度の聖体祭ではキリストの身体を表すパンを収め、聖体行列で街中を練り歩きます。 -
良く見ると宝石が埋め込まれ、「凄い!」の一言に尽きます。
-
聖具室
正面に飾られているエル・グレコ「聖衣剥奪」
天井画はルカ・ジョルダーノ「聖イルデフォンソの昇天
一歩足を踏み入れた瞬間、キリストの赤い衣が目に飛び込み、吸い寄せられます。
聖具室とは聖杯や聖衣などを保管する部屋ですが、まるで美術館のよう。
周りの壁にはエル・グレコ以外にゴヤ、ティツアーノの絵が飾られて・・・
ツアーなので、じっくり見ることができませんが、こんなに凄いとは予想外でした。 -
こちらは主祭壇の裏側にあるトランスパレンテ
宝物室の豪華な聖体顕示台も凄かったけれど、この祭壇も負けてない。
数えきれないほどの彫刻が美し過ぎる。 -
聖歌隊席の中央に立っているのは、トレドの守護神「白いマリア像」
-
立派なパイプオルガンは17世紀に造られたもの。
聖歌隊の椅子はクルミの木が使われ、背の部分はグラナダ戦争の様子が彫られ圧巻です。
この後、サント・トメ教会で「オルガス伯爵の埋葬」を鑑賞。
写真撮影不可で画像はありません。 -
エル・グレコ『トレド眺望』
「もしスペインに1日しか滞在しないなら、迷わずトレドへ行け」
この格言は正しい!いつかチャンスがあれば今度はトレドに一泊したい。 -
5日目 2016/10/31 9:55アトーチャ駅に到着。
アトーチャ駅11時発のセビリア行きの高速鉄道AVEに乗車してコルドバへ移動します。
手荷物検査を済ませると、一等なのでSALA CLUBというラウンジが利用できます。
綺麗なトイレもあるし、飲み物と軽食が用意され、ゆっくり過ごせます。
スーペリアプランのツアーにして良かったとシミジミ感じました。
スーツケースはポーターに預け、自分で列車に持ち運ぶ必要もない。
やっぱりツアーは楽! ロンドン・パリのユーロスターでは列車の乗り口に階段が2段あって苦労したことを思い出しました。 -
AVE一等車は2席と1席で、ゆとりのある椅子は座り心地が良かった。
所要時間は1時間45分で食事のサービスがあります。 -
12:40 コルドバ駅に到着
迎えに来たバスに乗り込み、メスキータのある旧市街へ行きます。
古代ローマ、アウグストゥス帝の時代に造られた重厚な石橋で、戦争により破壊とと修復を繰り返してきた。
このローマ橋を渡ると旧市街で、対岸にメスキータが見えます。 -
13:20 お腹は空いていませんが、レストランで昼食
アンダルシア風鶏料理 -
旧市街を歩いて目指すはメスキータ
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711年ジブラルタル海峡を渡りイスラム教徒が侵入、3分の2を支配下に収め700年に亘りイスラム教徒に支配されます。
756年、コルドバを首都としてメスキータを中心に発展しました。
イスラム教時代は礼拝を呼び込むアザーンが流れるミナレットとして使われ、キリスト教になって鐘が取付けられ大聖堂の鐘楼に変身しました。 -
同じ建物にイスラム教とキリスト教が共存するというのが、説明だけでは理解できませんでしたが、なるほどー、よくわかります。
-
最初に建てられたモスクの身廊
馬蹄形の二重アーチは白い化粧漆喰と赤煉瓦で造られ、イスラム教徒達の礼拝の間として独創的な空間に仕上がっています。
ローマ時代や西ゴート時代の建物が再利用され、そのためアーチを支える石柱は色や形が異なり、高さを揃えるためアーチを二段重ねにしてます。 -
地下のモザイクタイルはメスキータの中で一番古い場所にあり、西ゴート王国の教会の遺跡が残っている。
-
一神教のイスラム教とキリスト教が融合した証しが・・・
不思議なことに、アーチの下にキリストの磔刑が見られる。
イスラム教は金曜日を安息日として合同礼拝をおこない、キリスト教は日曜礼拝と曜日を変えて祈りを捧げていたとのこと。
寛容な心が世界平和に繋がっていると、深く感動しました。 -
イスラム教が祈りを捧げるメッカの方向を示すミフラーブ
天井はミフラーブを強調した八角形のドーム型で、貝の形をした一枚岩で造られている。 -
ミフラーブの隣は礼拝堂の聖具室(宝物室)で、16世紀に造られた聖体顕示台があった。
トレドで見た聖体顕示台の方が豪華でした。 -
中央礼拝堂(マヨール礼拝堂)
カルロス5世が造った大聖堂
1236年レコンキスタでキリスト教の勢力が強まり、カトリック教会として使用された。 -
マヨール礼拝堂と天井
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壁に掛けられた木材は8~10世紀にかけて天井板として使わていた物で保存されています。
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15:23 旧ユダヤ人街にある花の小径
お花の時期は過ぎているけど、白い家並みが美しい。 -
小径を進むと小さな広場があり、ここで15分のフリータイム。
ショップでトイレを借りて休憩。
この後、セビリアまでバス移動です。 -
今夜宿泊する「メリア レブレロス」は2016年に改装されモダンで快適でした。
向かい側にデパートがあり、20時頃まで開いています。
日中は汗ばむ陽気なので、薄手のTシャツを買い足しました。
薄物はセールで安くなって、お得感一杯でした。 -
レストランでの夕食は「子羊のグリル」
子羊と聞いただけで食欲が無くなり、半分以上お残しでした。
この後、フラメンコショーがありますが、遅くなるのでホテルに戻ります。
それよりもデパートで買ったTシャツが大きくて、サイズ交換をしたかったのです。
レシートを見せてお願いしたら「OK!」と簡単でした。
面倒がらずに何でも言ってみるものですね。
ホテルの前がデパートで良かった!
明日はセリビア観光です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- KoKKoさん 2017/03/26 15:37:09
- スペイン
- 「もしスペインに1日しか滞在しないなら、迷わずトレドへ行け」
そんな格言があるのですね
スペインには二度行っていますが
1999.8.15に、トレドに行って、この時の旅行記(4トラベル以前のもの)にも、一番トレドがよかったと書いてあり
懐かしく読んできました。
もう、記憶も定かで無くなっていますが
機会があったら、もう一度訪ねてみたいとこちらの旅行記拝見して
新ためて思いました。
- エムさん からの返信 2017/03/29 09:20:43
- RE: スペイン
- KoKKoさん、ご訪問とメッセージをありがとうございます。
KoKKoさんさんも、やはりトレドが一番だと思われたのですね。
エル・グレコの描いた『トレド眺望』が素晴らしくて、あの格言が言い伝えられたのかと思っていました。
イスラム教・ユダヤ教・キリスト教が融合し、共存していた時代があり、
宗教を問わず、相手を受け入れるという寛容な心に感動しました。
ツアーで半日廻るのではなく、自分の足で歩いてみたいと思ったトレドでした。
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