2016/12/03 - 2016/12/03
649位(同エリア2311件中)
櫻さん
旅行5日目。
今日で原付は返却します。
前日・前々日と長距離を走って少々疲れたので、この日は市街地から1時間以内の場所をぐるぐるしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 自転車 徒歩 バイク
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朝からイイ天気。
夏みたいな陽気です。
それでは本日も安全運転で出発。 -
到着したのはこちら。
「黒橋牌食品」というメーカーの本社工場。黒橋牌香腸博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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台湾では知らない人がいないと言われる、香腸の有名老舗メーカーです。
創業は1957年。
工場の敷地内には『香腸博物館』が併設。
香腸は好きな台湾フードの1つ。
その好物についてのアレコレを学びにやって参りました。 -
玄関では早速ゆるキャラがお出迎え。
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昔はこういう行商用の自転車で売り歩いていたようです。
荷台には懐かしいピンボールが乗っている。 -
入館。
太っ腹の免費。
またもゆるキャラが。 -
「3階から見学してね~」と受付嬢に言われるがまま、エレベーターで3階へ。
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黒橋牌の創業者・陳文輝氏が香腸作りをしていた厨房を再現。
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創業当時の店の様子。
今では台湾中の百貨店に商品が置かれているという全国ブランドの大企業ですが、最初はこんな小さなお店からスタートしたんですね。 -
1960年代からの風俗史年表。
左右のブース内には、それぞれの年代に流行したグッズが陳列されています。 -
まずは1960年代。
右上の新聞には、佐藤栄作氏が総理大臣に就任した記事が掲載されていました。 -
続いて1970年代。
マジンガーZにガッチャマン!!
台湾でも観られてたんですね~。 -
こちらは1980年代。
マクドナルドとかケンタッキーとか、アメリカの外食産業が進出。
漢字表記の「麥當勞」の読み方は「マイダンラオ」です。
関西人風に言うなら「マイダ」でしょうか。 -
飛んで2000年代。
台北101がオープンしたり高鐡が開通したり、私の知ってる台湾の時代になって来た。 -
2階へ移動。
いよいよ香腸の本質に迫ります。 -
「そもそも香腸とは何ぞや?」の説明。
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香腸作りには欠かせない、まずは香辛料。
世界各国の香辛料が並んでいます。 -
隣にはお塩。
やはり世界中の塩の数々。 -
腸詰めする道具などなど。
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世界中のソーセージたち。
スイッチが右端にあり、それを押すとご覧のように各パネルが点灯される仕組みです。
私がスマホを構えて写真を撮ろうとしてたら、そばにいた10歳くらいの女の子がわざわざスイッチを押してくれました。
その歳でそんな気が利くなんてっ!
将来いいお嫁さんになること間違いなしだわ。 -
現在は全てオートメーション化で香腸を製造。
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「香腸を使った料理がこんなにあるよ」という紹介。
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そして1階へ。
お土産などの物販コーナー。 -
香腸はもちろん、ビーフジャーキーや台湾各地の銘菓なども売ってました。
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買って帰れないのが悲しい。
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一番奥にはイートインスペースもあります。
この界隈は企業や工場が集まるエリアなので、お昼時になるとサラリーマンやOLの皆さんで賑わうそうです。 -
お弁当やホットドッグなどメニュー多数。
でも、ここはやっぱりシンプルに香腸を。
美味しいね。
安定の美味しさ。
後ろのマークと同じく「讃!」 -
バイクを走らせ『保安車站』にやって来ました。
保安駅 駅
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台湾に残る数少ない木造駅舎のうちの1つ。
同じ台南市内の「永康車站」の駅名と並べて「永保安康(安らかな生活と健康な体を永遠に保つ)」という吉祥語になることで有名です。 -
台南市民の皆さんの日常生活の足として、まだまだ現役続行中。
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この日は土曜日だったせいか、駅舎目当ての観光客が大勢いました。
撮りたい風景の中に人物が写り込むのがあまり好きではないので、人がいない瞬間を写すのが大変だった。 -
加えて、人混みの観光地を堪能できない性分なので、さっさと次の目的地に移動します。
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次の目的地の前に、ちょっとデザートを。
この日はホント暑くって、絶好のアイス日和でした。 -
“ソレ”しか目に入らない。
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最近はデザート類を買う時
「台湾だったら芋頭味が必ずあるのになぁ」
と思うようになってしまった。 -
そうして次の目的地。
『十鼓文化村』。
かつての台湾製糖工場を、「十鼓撃楽団」という台湾の有名な太鼓チームがテーマパークとして生まれ変わらせた場所。
先程のアイスクリーム屋さんは、ここの駐車場入り口近くにあります。十鼓文化村 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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入場料は399元。
カフェやレストランで使えるクーポン券付き。
一日数回行われるショーも観られます。 -
園内はこんな感じ。
工場の施設をそのまま利用。 -
倉庫一棟一棟が展示室や事務所になっています。
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園内の木々もチームのメンバーが一本一本植えたそう。
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まずは「鼓博館」という建物に入ってみましょう。
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神仏に捧げたりお祭りで使ったり、アジアの太鼓は用途は一緒。
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日本の太鼓も展示されていました。
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太鼓教室なんかも開かれるようです。
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△は鼓面、Xはフチを叩く印。
太鼓の達人とどっちが難しいかしら? -
太鼓の作り方を学べるスペースもあり。
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建物の幾つかは日治時代の遺構。
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『糖蜜糟』という砂糖の貯蔵庫。
半地下状態で、写真で見るよりもうちょっと薄暗い感じです。
誰かのMVに使えそう。 -
サトウキビを運ぶ機関車が走っていた線路もそのまま。
保安站からの引き込み線もあったそうです。 -
土曜だから家族連れで混み合ってると思ったけど、そうでもなかった。
緑も多いのでノンビリ散策。 -
ここにも安平樹屋っぽい光景が…と思ったら、園内を流れていた音楽が偶然にもラピュタ(のオルゴールバージョン)。
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『天井紅屋』。
こちらも日治時代から残る建物。 -
名前の由来は天井が自然災害などで崩れてしまったことから。
元はお茶などを楽しむ休憩スペースだったようです。 -
建物の裏側は、まるで童話の中の1シーンのよう。
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『糖蜜三連罐』。
内部はそれぞれカフェ・展示室・子供の遊技場。 -
カフェ内部の様子。
入場券についていたカフェのクーポン券はこちらでご利用いただけます。
壁に沿った階段を昇って屋上に上がれる。 -
屋上へ行く途中。
床がガラス張り。
高所恐怖症じゃないけれど、なかなか怖い。
パンツまる見えになる。 -
屋上に出た。
見晴らしバツグン。
しかし今日はホントに暑い。 -
糖蜜罐どうしは歩道で繋がっています。
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いったん地上に降りて、木々に絡まるように張り巡らされている『天空歩道』を歩きます。
おや? -
あなた、まさかトトロって言わないわよね?
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夜はこの天空歩道や園内アチコチがライトアップされて、とても綺麗らしいですよ。
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「まだ続くのか?」と思うくらい、結構長い。
枝も顔の高さに伸びてたりするから、ボーっと歩いてると要注意です。 -
延々歩いて行くと、工場内部に突入。
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製糖設備などがそのまま残っています。
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どういう工程に利用されていた設備か分からないけれど、浪漫を感じる。
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タモリ倶楽部で紹介されそう。
廃墟マニアには堪らないんだろうな。 -
戦時中の空襲にも耐え抜いた、ここのシンボル『百年煙突』。
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その隣の建物内には、全長13.5mの滑り台。
ここの名物らしく、滑り待ちの長い行列が出来ていました。 -
カフェやレストランなど、飲食施設も何軒か入っています。
こちらは『修護茶屋』。
実際に使われていた機械や設備をテーブルなどに変身させて再利用してるそう。
ヘルメットを使ったランプが素敵。
喉が渇いたので、こちらで暫し休憩。
でも、よく考えたら別のカフェのクーポン券があったんだ。
こういうところが私がお金貯まらない理由なんだろうなぁ。 -
午後2時、ショーの開演時間になりました。
平日は1日2回、週末は3回の公演です。
ちょうど12時に入園したので、2時間の園内散策。
広いのであっという間に時間が経ちました。 -
劇場内は軽く500人以上は収容できるはず。
各地の(日本風に言うと)町内会の皆さんや会社の慰安旅行など、団体さんが多かったです。 -
公演中は撮影禁止。
超かっちょえかった。
3曲とアンコール1曲。
「アンコール」の掛け声の発音は「(魚の)アンコウ」と一緒でした。 -
春節には国際太鼓フェスティバルなんかも開催されます。
日本とのコラボ、観てみたいなぁ。
さて、原付戻しに台南站に向かいます。 -
原付返してホテルに一旦戻って休憩。
そして自転車に乗って『武聖夜市』にやって来ました。
台南の夜市は何ヶ所かありますが、開催される曜日が決まっています。
週末はここと『花園夜市』が有名で、どっちに来ようか迷った結果、あみだくじで決めました。武聖夜市 市場
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早速飲み物を調達。
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ゲームコーナーが充実しております。
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山積みのおもちゃ。
遊戯具もあるし、子連れでも存分に楽しめる。 -
夜市でデコレーションケーキ!
初めて見た。 -
飲食エリアと雑貨エリアの2つに分かれていました。
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あぁ、ヘルメット。
買うつもりはないけれど、どうも品定めをしてしまう。 -
ワンコのお洋服が売られてた。
台湾も日本みたいに洋服を着たワンコをたくさん見かけるよなぁ。 -
鯉のコスプレ。
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グルッと一回りして、ぼちぼちお食事タイム。
胃も疲れて来たので薬膳湯などを。 -
お肉がトロットロになるまで煮込まれててウマー。
薬膳スープが五臓六腑に染み渡るわ~。 -
蝦仁炒飯があったので食べようと覗いてみたら、まるで冷凍のエビピラフのようだったので即却下。
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こちらは武聖夜市名物と紹介されていた涼麺屋さん。
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う~ん…。
麺がのびちゃってるのかムチャムチャしてる。
味付けも、なんか中途半端。
がっかりぽん。 -
夜が更けていくにつれ、人もワンサカ増えていく。
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他に惹かれる屋台もなかったので、夜市をあとにして運河沿いまでやって来ました。
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この辺りは高層マンションが立ち並んでいたり、ちょっとした高級住宅地なのかしら?
左のピヨッと船の帆みたいに飛び出てるのは『新臨安橋』。 -
対岸に公園があってクリスマスのオブジェが飾られていたんですが、光過ぎちゃって何だか分からない。
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やっぱりスマホのカメラじゃ夜景撮影は限界があるなぁ。
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こちらは『金華橋』。
運河沿いはちょっとしたイルミネーションスポットなので、ご興味がある方はどうぞ。 -
適当に自転車を走らせていると、何やら賑やかな音楽が聞こえて来た。
歌仔戯(移動歌劇団みたいなもの)が公演の真っ最中。 -
『良皇宮』という廟の前でした。
台湾では神様の誕生日には歌仔戯を招いて演劇をプレゼントする習慣があるそうです。
この廟に祀られている神様の一人のお誕生日だったのかな? -
こんなちっちゃい子がちゃんと拝拝してる~♪
さすが台湾。
生まれた時から信仰心が篤いのね。 -
本日の〆にかき氷。
西市場内の老店『江水號』にやって来ました。
時刻は閉店間際の21時ちょっと前。
さすが土曜日、結構混んでた。江水號 スイーツ
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中国語は発音が難しいので、オーダーする時にお店の人に「ん?」と聞き返されることが多いけど、ここ最近“芋頭”だけは一発で聞き取ってもらえるほど発音が上手くなった。
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ちょっと物足りないので〆直し。
ホテル近くに数軒ある水果屋のうちの一軒『阿田水果』。 -
綜合切盤の小80元。
大300元、中150元もあります。
中でもよかったなぁ。 -
ペンがあればPPAPだわ。
5日目終了~。
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