2016/11/09 - 2016/11/10
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rimanoe_hirooさん
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4月に突然札幌に転勤になり、すっかり道民生活に慣れてきました。
が、11月というのは一番やることのない季節なのですよ。
道路を運転するにも危ないし、かと言ってスキー場はまだやってない(雪を見るなら黒岳あたりに行かないとダメ)し…。
そう思っているのは昨今大挙してやってきている海外の皆さんだって同じハズ!だから航空券だってオフシーズンで安いハズ!
ということで、今回は台湾に行ってきました。
いつもながら、ちょっと視点が屈折してます(笑)。
見たのは、大陸と台湾との微妙な関係と、台湾での日本資本の尋常ではない定着ぶり。
そして、トランプ大統領誕生を着陸と同時に知るという、ちょっと不思議な経験も。
札幌を歩いただけではわからない、北海道人気の真相もなんとなく分かったような気がしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エバー航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
これが新千歳空港(新千歳機場)の国際線ターミナルです。
北海道観光のオフシーズンなんで、混雑はこんなもんでしょう。
できたばっかりなんで、さすがにきれいです。 -
制限エリアへ。
それにしても、見事なまでに中韓台便だらけ(笑)。 -
新千歳空港はショッピングエリアや国内線エリアは散々行っているのですが、国際線エリアは当然初めて。
何と、サッポロクラシックが6缶800円弱で売られていました。さすがDUTY FREE!
ちなみに、釜山便の出発前だったせいか、アニョハセヨと店の兄ちゃんに挨拶されましたよ。 -
テレビでは大統領選の途中経過を伝えています。
トランプが南部の保守層が多いエリアを固めて優位な模様。
A321で出発します。 -
さすがにオフシーズンの平日ど真ん中だけあり、5~6割程度の入りでした。
それでもこれだけ客がいるのに驚き。
(以前乗ったアタテュルク~ウィーン便なんて4割くらいしかいなかった気が)
さすが美食の国、エバー航空の機内食はクオリティ高いです。 -
起きたら、宮崎の海岸に差し掛かってきました。
どうやら、中国四国を横断していたようです。寝ていて気付かなかった。 -
桜島の火口の上空にて。
こんなことは、沖縄便とかじゃ無理です。超貴重な体験です。 -
開聞岳も雲の合間から顔をのぞかせてくれました。
-
鹿児島からは東シナ海をひたすら通り、曇りの桃園国際機場へ。
エアポートバスの車内で、周りの日本人の方が「トランプに決定ですよ!」と知らせてくれました。
フロリダとオハイオ両方がまさかトランプになるとはねえ…世界はどうなるんでしょうか。
まあ、とりあえずTWD下がってくれたから万々歳!というのは糠喜びでした(翌日からなぜか円安相場に)。 -
ようこそ台湾へ。
-
現地通貨は、今回もATMキャッシングで調達。
ヨーロッパに行った時にあった「WITHDRAW」のボタンが無かったので、少し焦り、スマホで手順を確認ました。 -
今回はwi-fi電波が欲しかったので、ルータをレンタルすることに。
ivideoのルータを予約してあったので、2Tのセブンイレブン(地下)で手続きをしました。
動画とか見るわけじゃない(見るならホテルの電波拾えばいいし)ので、3Gで十分ですね。お世話になりました。 -
バスで松山機場まで行き、そこからマニアック路線(汎航通運とかいう超ローカル会社)の基隆行バスに乗り、基隆に無事に到着。
にしてもこの汎航の2002路線、右も左も地元民ばかりで、観光客感ゼロ。
トランクを開けてくれるか不安だったので、Google翻訳で「トランクを開けてください」という意味の繁体字を運転手に見せて開けさせました。
いやー難易度高い。
それもそのはず、後で調べたら、病院の送迎バスが原型で、それが一般客向けになっていったそうです。
基隆港は結構雰囲気のあるところです。 -
今夜から2泊する永豊旅社にて。
バックパッカー宿らしく、4階までエレベーターなし。スーツケース軽めにしといてよかった…。
部屋は意外と快適そうです。 -
ただ、シャワーはこのとおり(笑)。
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さて、基隆にわざわざ滞在した最大の理由、夜市に行きます。
この宿の最大の利点は、降りたらすぐそこに夜市という環境です。 -
台湾で初の夜市。
食べまくりましょう。 -
基隆名物、カニスープと天麩羅。
とにかく、初夜市の雰囲気とパワーに圧倒され、あまり写真を撮っていませんでした。(汗)
いやーすごいです。
ナイトマーケットだけ楽しめれば暑い昼の観光は適当にのんびりしてればいいんじゃない?というくらいに、何回でも行きたいと思えますね。台湾の夜市は。 -
2日目。
基隆は今日も雨です。 -
宜蘭行きのバスに乗ります。
基隆のバスターミナルはやや分かりにくく、結構ウロチョロしました。 -
新北市内でラッシュにつかまり渋滞はしたものの、高速道路に入ればあっという間。日本の関越トンネル並に長い雪山トンネルを抜け、ほどなく宜蘭平野に入ります。
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宜蘭のバスターミナルから街を2kmほど歩いたところにある「正好鮮肉小籠包」。
台湾で3位になったらしい小籠包で、超人気店です。
朝早かったせいか、注文してから10分で出てきました。 -
これが小籠包(60TWD)。激安です。
おばちゃんが作る超のつく薄皮と、この辺の名物のネギのお陰で、ジューシーなのに信じられないくらいにさっぱりとした味わい。
これは何個でもいけそうです。噂通りの名店でした。 -
小籠包で小腹を満たした後は、宜蘭酒廠で酒見学。
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日本統治時代からの歴史があるようです。
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こういうのを見て、何となく意味が分かるのは漢字文化圏の恩恵ですね。
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ほどなく、地元の小中学生の団体とかち合ってしまい、ゆっくり見学どころではなくなりました。
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売店にて。
ここの酒造会社、何と日本酒も造ってるらしいです。さすが旧日本領。 -
これは酒銀行といって、古酒をボトルキープというか保管できるスペースらしいです。
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酒工場見学を終え、宜蘭市街へ。
スクーター多いですね台湾は。地方都市でも変わりません。 -
駐車場のタイムズ。
こんなところにも日本資本が。 -
宜蘭市街にあるショッピングモール「新月広場」にて。
台湾の書籍事情を探りに来たら…
海外旅行の棚4つのうち2つが日本のコーナーで、しかも他国の観光客があまり行かない山陰や四国、東北あたりのガイドまで普通に置かれています。これ、普通の地方都市での話です、念のため。
というか、日本のガイド(ことりっぷとかるるぶとか)の繁体字訳です。
いや、恐るべし台湾での日本旅游の人気ぶり。 -
ユニクロや無印もあります。
それなりに大きいショッピングモールです。 -
ほどなく宜蘭設治記念館へ。
日本統治の面影を色濃く残す施設です。 -
まさしく日本家屋そのもの。
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西郷菊次郎。かの西郷隆盛の息子です。
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日本庭園ですが、どことなく植物のせいか南国ムードが漂っています。
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記念館を後にし、昼になったので腹ごしらえ。
今回はできるだけ多くの店を回るつもりなので、名物の排骨麺ではなく、あえてジャージャー麺で。 -
大成羊排麺さん。かなりの繁盛店です。
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これがジャージャー麺。
まあそこそこかなあ。 -
隣の店でマンゴーかき氷も。
かなり量が多く、食べきるのに苦労しました。 -
駅前に停まっていたバス。
ドラえもんは台湾でも大変人気があり、至る所で目にしました。
そういえば、基隆の夜市でもドラえもんのうた(大山バージョン)が流れてたような…。しかもまんま日本語で(汗)。
ドラえもんパークがなぜ新千歳にあるのか、これで理解できました。 -
宜蘭駅前は台湾の有名な絵本作家の世界になっていて、ちょっと非日常感を味わうことができます。
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次の目的地、礁渓温泉に向かいます。
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礁渓温泉の駅前から歩くと、普通の台湾の街並と変わらない感じです。
温泉街という感じがしません。 -
しばらく行くと、足湯がある公園がありました。
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入浴は今回はパス。
ついでに、角質を取る魚の足湯もパス。 -
ここの足湯はかなり熱かった!
ほどなく、聞きなれた歌が流れてきました。
なんと、西野カナの「トリセツ」です。どんだけ日本文化浸透してるんですか台湾…。 -
足湯公園の前には、有名な洋菓子店があり、かなりの人出で賑わっていました。
味は正直それほどではなかったかな。 -
バスターミナルの横にも足湯公園があり、そちらも大勢の人で賑わっていました。
足湯に入っていると、何とチノパンにヒルが一匹!
あわてて取り除こうとしていると、隣のおばちゃんが「すみません」と日本語でティッシュを差し出してくれました。
いやー、ありがとうございます。謝謝。 -
こういう廃墟があるところなんか、熱海っぽさ満点ですね礁渓温泉。
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駅前で評判の「有麺煮」さんにて海鮮ワンタンを。
受付の小姐に英語が通じなかったのですが、奥のおばちゃんがなんとか対応してくれました。
味はもちろん好吃。 -
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駅にて。
台湾でも振り込め詐欺は深刻な問題のようです。 -
これが礁渓~瑞芳(九份の最寄り駅)間で乗った特急列車(自強号)。
それにしても、1時間弱とはいえ500JPY程度で乗れるなんて、台湾はありがたい国です。 -
東シナ海を横目に。
天気よくないので当然与那国島は見えません。 -
瑞芳に着くと雨。九份でもこの通りの雨模様でした。
それにしても、狭い山道なのにバスの運転が超豪快(笑)。
ヘタな遊園地のアトラクションよりもスリルを味わえます。 -
これが有名な基山街。
平日だというのに各国の観光客でごった返しています。 -
基隆港方面の景色。
さすがに絶景です。 -
有名な展望スポットにて。
本当にきれいな場所なのですが、それ以上に人が多すぎます。 -
ただ、ちょっと外せばこんな感じの所にも出会えます。
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有名な茶寮の横で。
ここも人、人、人でした。(ほとんどが日中韓ですね。日本人の団体もいました)
ここは一回でいいかな。
泊まるとまた違う風情があるんだろうけど、荷物持っていくのが大変そう。 -
バスで宿に戻る途中、再び廟口夜市へ。
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運よく、雨は上がっていました。
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やっぱり、自分には九份よりこっちの方が面白いです。
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炒めビーフン。
何でこの味が出せるんだろう。ビールとの相性抜群。
これがたったの30TWDです。 -
海鮮スープ(60TWDくらいだったかな)と魯肉飯(20TWD)。
魯肉飯も台湾料理を代表するB級グルメなんですが、このB級感がたまりません。 -
ちょっと食事を休んで、港を散歩。
ちょうどクルーズ船が泊まっていたようです。 -
夜市に戻り、シメをおでん屋さんに決め(野菜不足もあり)ました。
注文するとびっくり!
なんということでしょう、おばちゃんが大根や竹輪をザク切りにして、パクチーやチリソースと一緒に盛り付けたではりませんか。
これはこれで南国ムード満点の料理で、個人的にはありです。パクチーも意外と合ってました。
基隆は台北からの日帰りや九份からの帰路に寄る人が多いみたいですが、是非滞在して楽しんでいただきたい夜市です。
そんなにグレードのいい宿はないですけどね…。
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