2016/11/13 - 2016/11/14
80位(同エリア393件中)
ゆずのはさん
2016年11月11日(金)から11月14日(月)までの群馬夫婦旅の続きです。
13日(日)、清流公園散策後、14時半に谷川温泉の別邸仙寿庵に到着。
前日、宿泊した水上山荘から徒歩でも歩ける場所にありますが、谷川岳と土合駅観光に時間がかかり、また清流公園にも寄ったため、14時半の到着となりました。(ちなみに、仙寿庵は13時からチェックインできます)
別邸仙寿庵、以前から泊まってみたかった憧れの宿ですが、噂通りの素敵な宿でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
11月13日(日)、諏訪峡遊歩道を散策後、車で10分の今宵のお宿、別邸仙寿庵に向かいました。
前日も通った谷川温泉方面への道路を走り、仙寿庵入口に到着。
さらに何もない道を走って駐車場到着。 -
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駐車場でうろうろしていると、若い男性スタッフが駆け寄って来ました。
高級車がずらりと並んでいるなか、我が家の13年も乗っているウィッシュちゃんじゃ、ちょっと恥ずかしい(笑)
玄関脇に鎮座するくまモンさんは、熊本の復興支援だそうです。 -
玄関で丁寧な挨拶を受け、靴を預けます。
畳敷きの廊下を少し歩き、こちらでスリッパに履き替えます。
大・中・小のサイズのスリッパが用意されているのは、さすがの心遣いです。 -
狐の嫁入りの人形が飾ってあるのを見つけました。
カメラ小僧夫ももちろんパチリ。 -
フロントもありますが、ラウンジに入り、ラウンジでチェックインの手続きをします。
最近、このようにラウンジで、ウェルカムドリンクとスィーツを頂きながらのチェックインが増えてきています。 -
こちらでチェックイン。
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反対側のラウンジ。
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ウェルカムスィーツは、あろえの餅。
アロエ独特の苦味を練乳がまろやかにしています。
ドリンクは数種類から選べるので、ちょっと珍しいプラムジュースを選択。
※チェックインの手続きに好きなペンを選べるので、ピンク色の素敵な物を選んだら、なんと万年筆でした。 -
ラウンジから見える晩秋の庭。
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噂の曲面廊下もチラリと見えます。
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担当のスタッフさんが来るまで、やや時間がかかりましたので、売店を見たりした。
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白雪花豆の甘納豆はおみやげに買おう。
みなかみ焼も気になる…(笑) -
品揃えもおしゃれな感じです。
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9月に泊まった宮城県の湯主一條でも売っていた素敵な花柄のマグカップを発見☆
5400円は高い気もするけど、自分用のおみやげに買おうかな。 -
ようやく担当のスタッフさんが私たちの元に来て、お部屋に行けることになりました。
私は待たされるのが苦手なので、申し訳ないけど、もう少しテキパキと対応して欲しいかも。
赤倉観光ホテルの時も思ったけど、やはり常連さん優先なのかしらねとか思っちゃいました。
…で、こちらがタイトルの写真としても使用した噂の曲面廊下でございます。 -
圧巻の曲面廊下にカメラ小僧夫のテンションも上がる、上がる!!(笑)
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約40mの曲面廊下が終わってすぐのところが私たちの今宵のお部屋だそうです。
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こちらの角を曲がると…
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ドアの向こうが私たちの泊まるお部屋『りんどう』。
写真などではさんざん見てはいるけど、ちょっとドキドキ…超庶民なもので(笑) -
ドアを開けると、素敵な組子障子がお出迎えしてくれました。
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仙寿庵唯一の洋室のお部屋です。(バリアフリー対応)
日頃、宿のお部屋には興味を示さないカメラ小僧夫も思わず「おっ!」(笑)
最近、この手の高級感のあるお部屋には結構泊まってるのにね、カメラ小僧夫的にも特別感があるのかしらね? -
座り心地の良さそうな椅子とカウチ。
手前の椅子は滞在中、カメラ小僧夫に独占され、一度も座れず…でしたけど。
スタッフさんが帰ったあとはしばし室内を探索しました。 -
寝心地の良さそうなベッドを違う角度でパチリ☆
実際、寝心地抜群でしたけど。
カメラ小僧夫は、床でも畳でもすぐに眠れちゃうようなタイプなので、私の最大のポイントであるベッドには関心無し。
ベッドの足元には個別に、浴衣や作務衣、足袋ソックスなどが用意されていました。 -
デスク回りも何気に豪華。
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エスプレッソマシンは、もはや高級な宿のお約束ですかね。
部屋で気兼ねなく飲めるのは、コーヒー好きにはやはり嬉しいです。
おつまみ、ロングライフ牛乳(なぜか1本のみ)も無料というのが、この部屋の特典とか。 -
冷蔵庫内の飲み物もフリードリンクとなっているのを見て、種類の多さにカメラ小僧夫もびっくりしてました。
二人ともアルコールは量的には飲めない方なので、飲み残した分、日本酒以外はすべてお持ち帰りさせて頂きました。
宿泊料金に含まれているとはいえ、この種類の豊富さは圧巻かも。 -
カップやソーサーは引き出しに入っていました。
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クローゼットには着心地ふかふかのバスローブが用意されていました。
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膝掛けに、なぜか筋トレセットも!
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デスクの引き出し内。
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ソーイングセットに救急セットも用意されていました。
至れり尽くせり。 -
今度は水回りを探索してみました。
トイレもバリアフリーとなっています。 -
車椅子でも対応できる広いトイレ。
欲をいうと、ウォシュレットのノズルが洗浄できたり、座った途端に除菌水が出る仕組みの最新式の便座だったら良かったかも。 -
トイレの洗面台。
写ってはいませんが、手拭き用意タオルは一人3枚用意されていました。 -
こちらは浴室の脱衣所。
タオルが豊富に用意され、タオルウォーマーもありました。 -
体洗い用にはヘチマが用意されていましたが、使用せず、お持ち帰りに。
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棚が写っていませんが、数種類の化粧品、歯ブラシなどが置かれていました。
デクレオールのフェイスミストとフェイスクリームの使い心地がなかなか良かったです。
仙寿庵さんは、お持ち帰りもできるシャンプー、コンディショナーなどのミニサイズの用意はないようです。 -
こちらがお部屋の半露天風呂です。
広々とした湯船に、広々とした洗い場、休憩用のベンチもある、8畳くらいはありそうな浴室です。
ドアが半自動となっているので、ふとした拍子に感知してしまい、すぐに開いてしまったりするのがやや難点かも。 -
室内探索後は、枝豆餡(?)のお饅頭と佃煮、漬物と一緒にゆっくりお茶タイムをしました。
ウェルカムスィーツも頂いたのに、お部屋でもお饅頭などの接待があるのは嬉しいですね。
今日は昼御飯を食べていなかったので、ペロリと頂きました。
いつもの旅行では旅館到着が16時くらいで、夕食が18時だったりするんだけど、今回はいつになく早めの到着、夕食も19時にお願いしてあるため、夕食前に大浴場でものんびりお湯に浸かれそう。 -
16時前に大浴場に向かいました。
お部屋からすごく近いのがいいです。
この曲面廊下、何度見ても圧巻☆ -
男女入れ替え制の大浴場。
深夜も気兼ねなく入浴出きるよう、夕食時の時間帯に清掃とは気が利いています。 -
スリッパは除菌機能のある棚に入れます。
他人も履いているスリッパだから、除菌はありがたい。 -
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手ぶらで入浴出きるよう、タオル類も豊富に用意されていました。
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三面鏡になっている洗面台にも、必要な物はほぼ揃っているため、余程のこだわりがない限り、備え付けの化粧品などで済ませることができるようになっています。
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脱衣カゴには風呂敷が設置され、バスタオルを掛けなくても、脱いだ浴衣類が他の客の目に触れないようになっているのも、さすがの配慮ですね。
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浴室へはここを通って行きます。
しゃれた趣向ではありますが、真冬は寒いんじゃないかと…。 -
内風呂。
割合、こじんまりとしています。
浸かった感触はというと、さらっと滑らかなのは悪くないけど、泉質は水上山荘の方が上かもと思いました。 -
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洗い場には透明のアクリル板できた仕切りがあるので、隣の人を気にせずシャワーが使えます。
最近では日帰り温泉やビジネスホテルでも、このように洗い場に仕切りを取り付ける所が増えてきましたが、他人のシャワーのお湯が掛かるほど不快なことはないので、やはり嬉しい配慮だと思います。
ちなみに、洗い場にはシャンプー、コンディショナー、ボディーソープが用意されており、羅漢和の物でした。 -
こちらが露天風呂入口にある一枚板のベンチ。
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温泉分析表。
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こちらが露天風呂。
紅葉を眺めながら浸かれますが、この日は意外に気温が高かったせいか、小さな虫さんが多数いたため、残念ながら入浴は断念。
水上山荘の方は、夕方も次の日の朝もいなかったのに。 -
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虫さんさえいなかったら、このきれいな紅葉を見ながら、ゆったりと湯浴みができたのに…。
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湯上がり処には谷川岳の水などのサービスが。
紙コップじゃなく、グラスなのは高級感がありよいけど、まめにスタッフさんが取り換えに来ていないためか、用意されているグラスの数が多くなく、また使用済みのグラスが溜まっていたのはマイナスポイントかな。 -
湯上がり処にはマッサージ機と足つぼマッサージ機が1台ずつありました。
背もたれの部分に擦りきれが見られ、バスタオルをヘッド部分に掛けて、しばしマッサージを。
だれもいない湯上がり処でのんびりとマッサージをしていると、突然、ドヤドヤと足音と複数の話し声が…。
「きゃあ、素敵!」「すごく豪華!」と妙齢の女性客のはしゃいだ会話が耳に聞こえてきました。
有名な高級宿だし、テンションの上がるのもわかるけど、寛ぎ重視で来ている私のような客もいるんだから、やはりこのような場所では静かにしてもらいたいな。 -
部屋へ戻る際の廊下などをパチリ。
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大浴場入口には待ち合わせ用にソファーも用意されています。
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曲面廊下にさりげなく置かれたオブジェや置物もおしゃれ。
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そろそろ戸外が夕闇に包まれ始めてきた曲面廊下も趣があります。
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19時少し前に「お夕食の準備ができました」とスタッフさんから電話が入りましたので、食事処へ向かいました。
お部屋に用意されていたお持ち帰り可能の斜めがけポシェットに貴重品を入れました。 -
こちらが食事処です。
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入口で部屋のスリッパを脱いで、案内されて個室へ行きます。
装飾の凝った廊下です。 -
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私たちの通された個室内部。
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嬉しいことにテーブルと椅子のお部屋でした。
予め用意されていた前菜。
上品に美しく盛り付けられ、山の幸が満載でした。 -
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お品書き。
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誕生日の近いカメラ小僧夫のために、宿がサービスで出してくださったスパークリングワイン。
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トリュフの乗った冷たいうどん。
さっぱりして美味。 -
上州牛はしゃぶしゃぶで頂きました。
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野菜を巻いて頂いてくださいとのことなので、たっぷり巻いてみたら、こんなに巨大になってしまいました(笑)
2種類の薬味をお好みで付けて頂きます。 -
炊き込みご飯のおこげにとろろ芋を掛けて頂きます。
おこげご飯がなかなかのお味で、わざわざとろろ芋を掛けなくてもよいかもと思いました。 -
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締めのデザート。
林檎のシャーベットが濃厚でおいしかったです。
すべて完食しました。
ごちそうさまでした! -
こちらで再び履いてきたスリッパに履き替え、お部屋に戻りました。
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部屋に戻ると、ベッドが就寝用に整えられ、冷水が用意されていました。
こちらの宿の冷水用グラスは切子硝子。
カメラ小僧夫、切子硝子が結構好きなので、欲しそうにじっと見つめてました(笑) -
夜食の粽用の蒸し器もセットされていて、8分ほどでできあがりました。また、冷蔵庫にはみかんも入っていて、本当に至れり尽くせり。
…ってか、夕食時にお部屋係が入室することをすっかり忘れて、散らかり放題のまま、夕食に出かけたことが恥ずかしい★
旅館だから、寝具を整えたり、冷水や(あれば)夜食の用意に入室するのは当たり前なのにね。
アルコールを飲んだらすぐ寝てしまうカメラ小僧夫、今回も早めの就寝のため、お部屋の半露天風呂に入ったり、一人でまたビールを飲んだりと、一人お宿ライフを満喫したのはいうまでもありません(笑)
今度は一人で来ようかな♪ -
11月14日(月)の朝。
8時半に、前夜と同じ個室で朝食を頂きました。 -
私は和食、カメラ小僧夫は洋食を選択。
今度来る時は、洋食にしようかなと内心呟く私。 -
和食もおいしかったです、海苔もパリパリだったし、卵焼きも美味でした。
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食後のデザートも牛乳も美味でした。
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個室から見える窓の景色。
いつもは慌ただしくチェックアウトするけど、今回は11時のリミットまで滞在することをカメラ小僧夫に宣言しているので、時間になるまで朝風呂に入ったりしてゆっくりするつもりです。
高級宿に泊まっても、チェックアウトが9時や9時半はないですよね(笑) -
食後は、ラウンジの外に出て景色をパチリ。
もう冬はそこまで来ているようです。 -
おみやげ処で販売していたバスローブの値段にびっくり!
買って帰る人もいるんだろうな。 -
お腹が落ち着いたところで、入れ替わった大浴場に入りに行きました。
今朝の脱衣所の風呂敷はこんな柄。 -
入口も前日入った大浴場とは趣が違います。
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こちらが内風呂。
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下りてはみませんでしたが、露天風呂の下の川縁に椅子が用意されていました。
で、肝心の露天風呂は写っていませんでした!
今回もスマホさん、ストライキを起こしたようです(笑)
私が出るのと入れ替えに、小さな女の子連れの女性がやって来ました。
…体を洗わずに、お風呂に入れるのってどうなの?(エチケットを教えるのも親の役目だと思うんだけどなぁ)
仙寿庵、泊まっている客はほとんどが大人ばかりだから気にならなかったけど、やはり、こういう宿は12歳以下はNGにした方がいいかもと思ってしまいました。 -
曲面廊下を通って、お部屋に戻ります。
さあ、チェックアウトまであと1時間とちょっと。
お部屋のお風呂にも入ったし、コーヒーを飲んだら身支度でもするかな。 -
仙寿庵最後のコーヒータイム。
いろいろ気になる点もあったけど、贅沢気分は満喫できたかも。 -
朝11時にチェックアウトを済ませました。
今回はおみやげ付きコースを選択したので、あろえの餅と仙寿庵の温泉の素、それから冷蔵庫にも入っていた仙寿庵オリジナルのミネラルウォーターを2本頂きました。 -
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チェックアウト後、昨日撮れなかった玄関内部をパチリ。
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仙寿庵のお庭。
散策している方も見られましたが、帰りがてらの観光が詰め詰めのため、車を出発させねば。
カメラ小僧夫は2度目だと大して撮るものがないためか、ココ・グランは別として、同じ宿のリピは好まないため、今度来るとしたら、やはり一人旅だなと心で思う私でした。
別邸仙寿庵の宿泊記は、これでおしまいです。
帰りがてら寄った名胡桃城、月夜野びーどろパーク、川場村田園プラザについてはまた後日。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- izumiさん 2017/07/24 15:56:42
- はじめまして☆
- 素敵な雰囲気の旅館ですね。お料理も個室がいいですね(*^^*)このような雰囲気の旅館は皆さん静けさもお金で買ってると思うんですよね。お写真見た感じ12才以下利用できませんって旅館だと思ってましたが違ったんですね(~_~;)旅館以外にレストランもそうですが、場をわきまえて、空気読んでほしいものですね。以前京都の星のやに泊まりましたが、子供(年齢は忘れましたが)不可でした。宿泊客は皆さんとても静かで、中国人ご夫婦も驚くほどマナーがよく、とても気持ちよく泊まれました(*^^*)そのような旅館やホテル増えてほしいです☆
- ゆずのはさん からの返信 2017/08/17 21:01:12
- 書き込みに気づかずすみませんでした。
- 改めまして、書き込みありがとうございます。仙寿庵はとても良い宿ですよ。気に入って、もう三回ほど宿泊しました。完全な大人宿ではないのが残念ですが、お子ちゃまは和室のみしか泊まれないルールがあるようです。どんな素晴らしい宿でも、宿泊客のマナーが悪ければ、嫌な思いをしてしまいますね。宿泊する側は選べますが、宿泊客の質を選べないのが、宿のつらいところでもありますよね。でも、仙寿庵さんはいつ行っても、ほぼ最高峰のおもてなしが感じられる宿なので、また秋にでも行ってみようかと思っています。私の記事がお役に立てたら嬉しいです。またぜひ、私の拙い旅日記を読みにお立ち寄りくださるとさらに嬉しいです。今後とも、どうぞよろしくお願いします。
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