バクー市内はお巡りさんがたくさんいて安心して市内観光ができました。

2016/10/04 - 2016/10/04

２０１６年月１０月４日（火）　～２日目～

アゼルバイジャンの首都バクーは、世界で１番大きい湖カスピ海に面しています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
カスピ海から掘り出された石油によって町はどんどん発展し、昨今のオイルマネーで今世界一バブリーな都市といわれています。

確かに、高級ブランドショップや貴金属店が立ち並ぶショッピングセンターを颯爽と歩くセレブは少なくありませんでした。

もう少しインフラ整備をして頂けたら他の観光スポットにも足を運びやすいので、更なる成長を期待したいです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

エリア バクー(アゼルバイジャン)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

市内観光する前に観光案内所に立ち寄りました。

地図は有料で３マナトかかりました。

ＢａｋｕＧｕｉｄｅと称する観光客向けの冊子や、シティツアーやレストランなどのチラシは無料でいくつか頂きました。

観光案内所は郵便局と同じ建物の隣にありました。

次に海岸公園に向かいました。

建設ラッシュでどんどんビルが建っています。

ただ、建つビルのほとんどがガラス張りの丸身を帯びた同じようなビルで代わり映えしませんでした。

この様子だと、右側の建設途中のビルもガラス張りになる事間違いなしです。

フェンス越しにカスピ海を覗くとかなり油が浮いていました。

実際、水はしょっぱいそうですがこれでは味見はもちろんの事、手を触れる事もためらわれます。

公園内は常に清掃員が複数いてとてもキレイでした。

ただ、油の臭いは常に漂っていたので、公園内の掃除をするのと同じくらい湖水をキレイにして頂けたらなぁと思ってしまいました。

パーク・ブルヴァール

中はショッピングセンターになっていて、映画館やフードコートなどもありました。

中の最上階まで吹き抜けになっているエスカレーターがあるところで写真を撮ろうとしたら、警備員に止められてしまいました。

１つ上の写真の、ガラス張りになっているところの回転扉から中に入ってすぐ近くにトイレがありました。

上の写真の右側にある奥の通路の先にあります。

トイレは無料でペーパーもあり、キレイで快適でした。

平日火曜日の１０：３０頃は、トイレだけではなくショッピングセンター内が全体的に空いていました。

公園内を歩いていると、上の写真の右側のように黒いガラス張りの簡易交番みたいなのがありました。

公園内は１００ｍに１人くらいの感覚で警察官もしくは警備員がいて、かなり治安が保たれている感じがしました。

他にも車の往来が激しい交差点や、観光名所などには警察官が高い頻度で巡回していたので、安心して街歩きができました。

バクーの象徴ともいえる炎の形をしたフレイムタワー

桟橋の先から撮りました。

町に溶け込むオブジェ

釣れますか？

キレイに磨いてね♪

乙女の望楼

地球の〇き方には料金が２マナトとなっていたのですが、８マナトに値上がっていました。

乙女の望楼 建造物

中はちょっとした博物館になっていて、この中にも４階辺りの長イスに警察官が３人ほどいました。

乙女の望楼 建造物

１９世紀頃の旧市街の様子

乙女の望楼 建造物

階段は狭いので１人しか上り下りできません

乙女の望楼 建造物

数年前に訪れた方の写真を見ると、こんなガラス張りにはなっていなかったと思うのですが、落下防止のために設けられたのでしょうか？

屋上へ出ると３６０度市内を見渡せます。

乙女の望楼 建造物

旧市街にはネコがいっぱいいました。

ごめんフラッシュ眩しかった？　

バクー旧市街 散歩・街歩き

乙女の望楼からシルヴァン・シャフ・ハーン宮殿に向かおうとすると少し迷ってしまいました。

旧市街の中はとても入り組んでいます。

バクー旧市街 散歩・街歩き

シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿

地球の〇き方には料金が２マナトとなっていたのですが、４マナトに値上がっていました。

シルヴァン シャフ ハーン宮殿 城・宮殿

神学校だったケイクバット・モスク

シルヴァン シャフ ハーン宮殿 城・宮殿

ケイクバット・モスクを通り過ぎた木の奥に、無料で入れるトイレがありました。

シルヴァン シャフ ハーン宮殿 城・宮殿

シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿の敷地内にあるトイレ

シルヴァン シャフ ハーン宮殿 城・宮殿

キレイでしたが、臭いは多少ありました。

シルヴァン シャフ ハーン宮殿 城・宮殿

シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿からシャマハ門に行く途中も少し迷ってしまいました。

今自分がどこを歩いているのか分かりません。

迷子なのに知らない土地でさまよいながら歩いている状態になぜかワクワクが止まりませんでした。　　　　　　

バクー旧市街 散歩・街歩き

シェマハ門

シェマハ門 建造物

シェマハ門

シェマハ門 建造物

シェマハ門の少し西側はちょっとした広場になっていて、ベンチで休憩するカップルが何組かいました。

ト〇ップアドバイザーでランキング２位のFiruzeというレストランに入りました。

店はＢ１にあります。

スタッフは親切で感じも良く、中はイスラムっぽい雰囲気の内装でオシャレでした。

１６：００までランチが食べられます。

ランチは、Ａ：メインディッシュ＋サラダ＋飲み物　Ｂ：メインディッシュ＋スープ＋飲み物　Ｃ：メインディッシュ＋サラダ＋スープ＋飲み物と３つのコースから選べました。

私はＡコースを選択。

更にメインディッシュもサラダも飲み物もランチメニューの中から選べました。

サラダはチキンサラダ、飲み物はコーラを選択しました。

コーラは炭酸が抜けてしまっていましたが、チキンサラダはマヨネーズの味付けがしっかりと付いていておいしかったです。

メインディッシュは肉とポテトの炒め物。

オリーブオイルでじっくりと炒めたレバーもポテトも味わい深く、ボリュームもあって大満足でした。

旧市街の南西に、殉教者の小道があるので行ってみました。

そこは高台になっているので無料で乗れるケーブルカーで一気に上まで登ろうと思ったのですが、動いていませんでした。

ケーブルカーは今日だけでなく、ずっと動いていない様子でした。

ケーブルカー その他の交通機関

仕方がないので自力で階段を登りました。

ビルの１５階分くらいはあるのではないかと思われる階段を息を切らしながら登って行くと、若者達が私をからかってきました。

悔しかったので、私はあえて皮肉たっぷりに笑顔を振りまいてやりました。

ケーブルカー その他の交通機関

最後の階段を登り切ると、目の前にはカスピ海が一面に広がっていました。

ここからの眺めは最高です。

高台の中央には慰霊塔があります。

燃え続ける炎は犠牲者を弔う永遠の灯のように見えました。

明るく眺めの良い高台からの景色とは対照的に、殉教者の小道に行くと、そこは常に手入れが行き届いているお墓が並んでいました。

墓石に犠牲者の名前と顔が彫られているのが特徴的です。

殉教者の小道 散歩・街歩き

ヨーロッパにも引けを取らないくらい豪華なイルミネーション

イスラム圏とは思えないほど、西洋の雰囲気がプンプン漂っています。

過去、世界一大きいケンタッキーフライドチキンといわれていたお店に入り、今日の夕食をテイクアウトしました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
中も広々としていてモダンな内装でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

バクーでの観光はここで終了。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
２０：３０出発の寝台列車に乗り、隣の国ジョージアのトビリシへ向かいます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

寝台車はコンパートメントになっていました。

敷布団や毛布や枕は、来た時から２段ベットの上にありました。

２等車両のコンパートメントは１車両につき１０部屋ほどあり、隣の車両への移動は防犯上の為か少なくとも動いているときはできませんでした。

１車両につき専用のスタッフが２名いて、私の乗った車両は２人とも女性で２人とも英語が話せませんでした。

ときどき１人、警官らしき男性が廊下を巡回していました。

本来このコンパートメントに、もう１人別の乗客がいて相部屋となる予定だったのですが、列車内はガラガラのため、その方は隣の部屋へ移動して行きました。

実質このコンパートメントは私１人。　

贅沢だわぁ～ 　

寝台は、布団も枕もシーツもあるので暖かく快適に過ごせました。

２段ベットの上にあがるときのハシゴは壁に収納できるタイプでした。

１部屋にコンセントは１つしかなく、列車が動いているときでないと電気が通りませんでした。

トイレは多少臭いがありました。

洗面台の水はもちろん飲めませんが、歯を磨くとき口に含むくらいなら大丈夫だろうと思ったのですが止めた方がいいかも知れません。

せっかくキレイに磨いたのに、口の中が錆びた鉄の臭いでいっぱいになってしまいました。

アゼルバイジャンの出国時とジョージアの入国時、合わせて２時間の間はトイレに鍵がかかっていて入れませんでした。