◎四国巡り（１）善通寺、琴平

2016/11/04 - 2016/11/09

（写真は善通寺、空海像）

先月北九州から出雲、鞆の浦を廻ってきた。　今回はその続きとなる。　特に祖谷渓谷はなかなかチャンスがなく、期待の場所でもある。　
ここは四国というだけあって阿波、讃岐、伊予、土佐の４国からなり、それぞれ特徴がある。
　
　大ざっぱに言えば、伊予は美人の国、土佐は剛健の国、阿波・讃岐は食の美味しい国ということになろうか、それぞれお国に対するプライドも高い。　天候が落ち着くのを待って、６日間の旅に出かける。

もともと四国はお遍路さんが多く、地元の方の親切さが行き渡っているのはうれしい限り。

　・南無大師遍照金剛四国ゆく

　・阿波てるないよ伊予讃岐土佐の国

エリア 香川

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 新幹線 JR特急

瀬戸大橋

　新幹線を岡山で乗換え、ＪＲにて瀬戸内海を渡る
瀬戸内海という天然の運河があることによって、いかに西日本が発展したか、あらためて感じざるを得ない。

善通寺；　東院、五重塔

　言わずと知れた空海の生誕地。　真言宗善通寺派総本山。屏風浦五岳山誕生院と号する。本尊は薬師如来。四国八十八箇所霊場の第七十五番、真言宗十八本山一番札所。高野山、京都東寺と共に弘法大師三大霊場に数えられる。大同2年（807）大師みずから創建。

善通寺２ 　西院

　観光客なら、ほとんど金比羅宮に向かってしまい、すぐ隣りにもかかわらずあまり寄る人はいない。ただ四国八十八か所を廻る者には必ず寄るところだ。

善通寺３、御影堂

　御影堂とはその寺を開山した者の像を安置、もちろんここは弘法大師を祀るので大師堂ともいう。胎内めぐりである「戒壇めぐり」ができる。

善通寺４、五百羅漢

金刀比羅宮

　階段７８５段で本宮、１３６８段で奥の院。
かつては二段ごとに飛んで登ったが、いまじゃ一段を二歩で、十段ごとにため息が出る始末。

金刀比羅宮２

ここは海の神を祀る。船舶航行の安全を願うところだ。主祭神の名は大物主神　西洋ではポセイドンということになる。　

金刀比羅宮３

　本宮から瀬戸内海（NNW）方向、かつては瀬戸内海もよく見えたのだろう。

琴平

　久しぶりに和風旅館に泊まる。　コスパもよく欧米人が半分ほど泊まっている。

明日はいよいよ祖谷溪谷に入る。