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今年は、8月、9月の長雨の影響で山の紅葉の色づきは今一つ。しかし、紅葉大好き人間の玄白としては、今年も一度は鮮やかに色づいた紅葉を撮っておきたい。そこで、山の自然のままの紅葉は不作でも、人が手入れしている庭園の紅葉は例年通りの美しい紅葉が見られるのではないかと思い、4年ぶりに鹿沼市の山深い草久地区、古峰ヶ原高原にある古峯神社付属の古峰園という日本庭園を訪れてみた。<br />期待に違わず園内は、鮮やかな赤と黄色に彩られた風景が広がっていた。まさに秋色鮮烈!

秋色鮮烈! 古峰園の紅葉

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2016/11/06 - 2016/11/06

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玄白

玄白さん

今年は、8月、9月の長雨の影響で山の紅葉の色づきは今一つ。しかし、紅葉大好き人間の玄白としては、今年も一度は鮮やかに色づいた紅葉を撮っておきたい。そこで、山の自然のままの紅葉は不作でも、人が手入れしている庭園の紅葉は例年通りの美しい紅葉が見られるのではないかと思い、4年ぶりに鹿沼市の山深い草久地区、古峰ヶ原高原にある古峯神社付属の古峰園という日本庭園を訪れてみた。
期待に違わず園内は、鮮やかな赤と黄色に彩られた風景が広がっていた。まさに秋色鮮烈!

旅行の満足度
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車

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  • 古峯神社へは鹿沼市中心部から県道14号、通称古峯ヶ原街道を北上する。しばらく行くと古峯神社一の鳥居が現れる。神社の手前4kmほどの所にある。<br />古峰神社と記すこともあるようだが、正しくは’古峯’神社で、’ふるみね’神社とと読む。また今回の訪問先である神社付属の’古峯園’は’こほうえん’と読む。<br />また、この神社がある地域は古峰ケ原高原というが、こちらは’こぶがはら’と読む。同じ漢字でも、読み方がすべて異なる。

    古峯神社へは鹿沼市中心部から県道14号、通称古峯ヶ原街道を北上する。しばらく行くと古峯神社一の鳥居が現れる。神社の手前4kmほどの所にある。
    古峰神社と記すこともあるようだが、正しくは’古峯’神社で、’ふるみね’神社とと読む。また今回の訪問先である神社付属の’古峯園’は’こほうえん’と読む。
    また、この神社がある地域は古峰ケ原高原というが、こちらは’こぶがはら’と読む。同じ漢字でも、読み方がすべて異なる。

  • 古峯神社に8:45頃到着。自宅より1時間強のドライブである。午後から所用があるため、昼前しか滞在できないので、いつものようにたっぷり時間をとって、ゆっくり撮影というわけにはいかない。<br />古峯園は9時オープンなので、まずは古峯神社境内の紅葉撮影だ。二の鳥居の脇にもモミジが良い具合の色づきをしている。

    古峯神社に8:45頃到着。自宅より1時間強のドライブである。午後から所用があるため、昼前しか滞在できないので、いつものようにたっぷり時間をとって、ゆっくり撮影というわけにはいかない。
    古峯園は9時オープンなので、まずは古峯神社境内の紅葉撮影だ。二の鳥居の脇にもモミジが良い具合の色づきをしている。

  • 鳥居正面から。奥に三の鳥居が見える。<br /><br />今回は時間がないので神社の方には行けなかったが、この古峯神社の権禰宜である石原奈央子さんが女子の射撃競技選手として初めてリオオリンピックに出場したのは記憶に新しい。

    鳥居正面から。奥に三の鳥居が見える。

    今回は時間がないので神社の方には行けなかったが、この古峯神社の権禰宜である石原奈央子さんが女子の射撃競技選手として初めてリオオリンピックに出場したのは記憶に新しい。

    古峯神社 宿・ホテル

  • 古峯園入口脇の紅葉

    古峯園入口脇の紅葉

    古峯園 公園・植物園

  • 二の鳥居と三の鳥居の間の境内の端に小さな湧き水が湧いている池がある。落ちたばかりのモミジが一枚浮かんでいる。来週には、この池は落ちモミジで埋め尽くされるに違いない。

    二の鳥居と三の鳥居の間の境内の端に小さな湧き水が湧いている池がある。落ちたばかりのモミジが一枚浮かんでいる。来週には、この池は落ちモミジで埋め尽くされるに違いない。

  • 狛犬の頭にはコケが・・・

    狛犬の頭にはコケが・・・

  • もう一体の狛犬と紅葉と。

    もう一体の狛犬と紅葉と。

  • 古峯園入口の門と入場券売り場の間にある橋の上からの眺め。<br /><br />なお、入場料は¥300.オープンは9:00~17:00

    古峯園入口の門と入場券売り場の間にある橋の上からの眺め。

    なお、入場料は¥300.オープンは9:00~17:00

  • 杉林の中の黄葉を見ながら進むと・・・

    杉林の中の黄葉を見ながら進むと・・・

  • いわゆる池泉回遊式庭園の絶景が広がっている。池には峯の池という名前が付けられている。

    いわゆる池泉回遊式庭園の絶景が広がっている。池には峯の池という名前が付けられている。

  • ズームアップして。<br />萱葺の屋根の建物は峯の茶屋。ここで、軽食を摂ったり土産物を買ったりできる。

    ズームアップして。
    萱葺の屋根の建物は峯の茶屋。ここで、軽食を摂ったり土産物を買ったりできる。

    峯の茶屋 グルメ・レストラン

  • すでに葉を落としている木もあるが、紅葉はまさに見頃を迎えている。

    すでに葉を落としている木もあるが、紅葉はまさに見頃を迎えている。

  • 峯の茶屋の対面の一本のイロハモミジが真っ赤に染まっていて、ひと際目を引く。決して彩度強調しているわけではなく、実物も本当にこんな鮮やかな紅色なのである。

    峯の茶屋の対面の一本のイロハモミジが真っ赤に染まっていて、ひと際目を引く。決して彩度強調しているわけではなく、実物も本当にこんな鮮やかな紅色なのである。

  • その鮮やかなイロハモミジの奥に大芦川から引き入れた水を使って滝が設えられている。峰の滝という。<br />この位置が、古峯園一番の撮影ポイント。開園したばかりだが、あっという間にここに三脚の列が並ぶのである。

    その鮮やかなイロハモミジの奥に大芦川から引き入れた水を使って滝が設えられている。峰の滝という。
    この位置が、古峯園一番の撮影ポイント。開園したばかりだが、あっという間にここに三脚の列が並ぶのである。

  • スペースの空きを待って、望遠で峯の滝を狙ってみた。

    スペースの空きを待って、望遠で峯の滝を狙ってみた。

  • 滝の右側に目を向けると、峯の茶屋の奥に丸く刈り込まれたドウダンツツジが植えられている。ドウダンの紅葉はすでにピークを過ぎている。ここのドウダンの紅葉はモミジより早く、同時に見頃になることはないようだ。

    滝の右側に目を向けると、峯の茶屋の奥に丸く刈り込まれたドウダンツツジが植えられている。ドウダンの紅葉はすでにピークを過ぎている。ここのドウダンの紅葉はモミジより早く、同時に見頃になることはないようだ。

  • 右回りに峯の池を一周してみる。かのイロハモミジは、どこから見てもとても目立つ。

    右回りに峯の池を一周してみる。かのイロハモミジは、どこから見てもとても目立つ。

  • 池の峯の茶屋と反対側の端にある静峯亭という休憩所

    池の峯の茶屋と反対側の端にある静峯亭という休憩所

  • 峯の池から流れ出た渓流。その畔の苔むした岩の上の落ちモミジ。

    峯の池から流れ出た渓流。その畔の苔むした岩の上の落ちモミジ。

  • 静峯亭向かいの紅葉。このモミジは黄葉。

    静峯亭向かいの紅葉。このモミジは黄葉。

  • 静峯亭にて。峰の池から流れ出た渓流に架かる橋。

    静峯亭にて。峰の池から流れ出た渓流に架かる橋。

  • 静峯亭にて。池の畔の石灯籠

    静峯亭にて。池の畔の石灯籠

  • 静峯亭の格子丸窓

    静峯亭の格子丸窓

  • 石灯籠を二又の松の木の間から眺めると、手前の紅葉が何やら猫かなにかの動物の顔に見えるような・・・

    イチオシ

    石灯籠を二又の松の木の間から眺めると、手前の紅葉が何やら猫かなにかの動物の顔に見えるような・・・

  • 池の水はとても澄んでいる。鯉が優雅に泳いでいる。

    池の水はとても澄んでいる。鯉が優雅に泳いでいる。

  • 池を回り込んで、くだんのイロハモミジの傍に行ってみよう。

    池を回り込んで、くだんのイロハモミジの傍に行ってみよう。

  • 峯の滝とイロハモミジ

    イチオシ

    峯の滝とイロハモミジ

  • ここも、良い撮影ポイントになっている。狭い場所なので、入れ替わりで場所を交代しての撮影だ。

    ここも、良い撮影ポイントになっている。狭い場所なので、入れ替わりで場所を交代しての撮影だ。

  • 峯の茶屋とイロハモミジ

    峯の茶屋とイロハモミジ

  • 木の下に入り込むと、逆光でモミジの紅が一層鮮やかさを増す。

    木の下に入り込むと、逆光でモミジの紅が一層鮮やかさを増す。

  • 太陽も入れて・・・

    太陽も入れて・・・

  • 真上を仰ぎ見て・・・<br />赤い葉を通して入り込んだ日の光が、幹まで赤く染めている。

    イチオシ

    真上を仰ぎ見て・・・
    赤い葉を通して入り込んだ日の光が、幹まで赤く染めている。

  • 落ちモミジとともに・・・

    落ちモミジとともに・・・

  • 落ちモミジ。まさに今が紅葉のピーク

    落ちモミジ。まさに今が紅葉のピーク

  • アップで。<br />このイロハモミジ、きれいに揃って紅葉している。まだ紅葉しきれずに青みが残った葉や枯れ始めている葉が全くない。

    アップで。
    このイロハモミジ、きれいに揃って紅葉している。まだ紅葉しきれずに青みが残った葉や枯れ始めている葉が全くない。

  • 峯の茶屋手前のドウダンツツジのモコモコと黄色のモミジ

    イチオシ

    峯の茶屋手前のドウダンツツジのモコモコと黄色のモミジ

  • 翠滴という茶室。ときどき、ここで茶会が催されるそうだ。

    翠滴という茶室。ときどき、ここで茶会が催されるそうだ。

  • すでにピークは過ぎたドウダンと黄色のモミジ、そしてくだんの真っ赤なイロハモミジ。

    すでにピークは過ぎたドウダンと黄色のモミジ、そしてくだんの真っ赤なイロハモミジ。

  • 11時。峯の茶屋。<br />ランチにはちょっと早いが、午後一番に所用で帰宅していなければならないので、ここで昼食を摂ることにしよう。

    11時。峯の茶屋。
    ランチにはちょっと早いが、午後一番に所用で帰宅していなければならないので、ここで昼食を摂ることにしよう。

  • オーダーしたのは茶屋定食。精進料理のような定食である。

    オーダーしたのは茶屋定食。精進料理のような定食である。

  • 池の周りをほぼ一周した。<br />杉林の中に、峯松庵という休憩所があり、抹茶をいただけるのだが、今回は時間がないのでパス。

    池の周りをほぼ一周した。
    杉林の中に、峯松庵という休憩所があり、抹茶をいただけるのだが、今回は時間がないのでパス。

    峯松庵 グルメ・レストラン

  • 敷地内には自由に入れるので、撮影だけさせてもらった。

    敷地内には自由に入れるので、撮影だけさせてもらった。

  • イチオシ

  • 敷地は、瓦を重ねた土塀で囲まれている。<br /><br />いささか、あわただしい紅葉撮影だったが、今年初めて色鮮やかな紅葉をカメラに納めることができた。

    敷地は、瓦を重ねた土塀で囲まれている。

    いささか、あわただしい紅葉撮影だったが、今年初めて色鮮やかな紅葉をカメラに納めることができた。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • j-ryuさん 2016/11/16 22:27:00
    素晴らしい!!
    こんばんは。

    本日は当方へのご来訪&コメント&投票ありがとうございました。


    古峯神社は福島県からも多くの信者が参拝に行き
    私の親も昔何年か連続で行きましたよ。
    ただ古峰園という紅葉 が素晴らしい庭園があるのは知りませんでした。
    紅葉の美しさは言うに及ばず
    緻密に計算され尽くした造園デザインも見事ですね。
    機会があればぜひ訪れてみたいです。


    週末の滝川渓谷、紅葉中心なら晴れがいいし
    滝や渓谷がメインなら曇りがいいし、両立はけっこう難しいんですよね。
    どんな切り口を見せていただけるのか楽しみです。

    どうぞお気をつけてお出でください。


    j-ryu

    玄白

    玄白さん からの返信 2016/11/16 23:02:14
    RE: 素晴らしい!!
    j-ryuさん、こんばんは

    書き込みありがとうございます。
    古峯園は、昔はそんなに知られてはいなかったようですが、何年か前に紅葉が美しい庭園だとカメラ雑誌で紹介されてから、参拝客だけでなく県外からも撮影目的で大勢訪れるようになったようです。観光バスで乗り付ける撮影ツアーの団体さんも珍しくありません。

    仕掛かっている旅行記が溜まってしまい、滝川渓谷の旅行記作成はだいぶ先になってしまいそうです。アップした節には、ご笑覧いただき、滝撮影の専門家のj-ryuさんに批評していただけるとうれしいです。

    玄白
  • こあひるさん 2016/11/15 15:40:20
    どこもフォトジェニック!
    師匠、こんにちは。

    庭園の紅葉・・・キレイですねぇ(月並みですみません)。

    大自然の紅葉も素晴らしいですが・・・庭園は、計算された位置や形になっているので・・・どこを撮っても絵になりますねぇ。

    真っ赤なもみじの色を通した光が・・赤を引き立てて美しいです。

    こあひる

    玄白

    玄白さん からの返信 2016/11/15 16:40:56
    RE: どこもフォトジェニック!
    こあひるさん、こんにちは!

    庭園の紅葉は、人が手入れしているし、設計された配置になっていますから、当たり外れは少ないのが良いですね。それと、10月下旬の紅葉は、9月の長雨が終わった後、日の光を浴びることができたのも幸いしたのかも知れません。
    毛越寺や中尊寺の紅葉も、Very Goodです。

    玄白

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