2016年秋の旅行　大阪の秘部　DEEPな飛田新地へ

2016/10/24 - 2016/10/26

　～現代の吉原はなぜ今も営業できるのか？～　
　
昔、むかしの大昔・・・
聖書に出てくるアダムとイブがリンゴを食べ、イチジクの葉っぱを使用するようになってからは・・・
　
人類史上最古の職業は春を売る仕事となったとか？
　
　
商いの街は大阪だけではないけれど、現代において、これだけ堂々と『春』を売る業界があるのは、ここ浪花の飛田新地だけ？
　
飛田新地の「飾り窓の街」を歩いてみました。
　
しょせん、♂はアホなのか？　(･･？
　

エリア ミナミ（難波・天王寺）(大阪)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

実は、私の知人にソープランドの支配人がいまして・・
一緒にゴルフをする時、泡姫を連れてくることも　( ;^^)ヘ..
　
彼曰く「一度きりの人生や！己の甲斐性で『太く！長く！』生きようや」って
　
もちろん、背中に脱ぐに脱げない弁天様のシャツを着てるので、表街道は歩けません。ゴルフ終了後は、ただ一人でトイレで身体を拭き汗を流してました。
　
連れてきた泡姫も同じ・・
別に、大きな借財がある訳でなし、変な男が付いているわけでなし・・
手軽に高給取りに成れる業界に浸かってしまっただけみたいでした
　
そう！裏道稼業かもしれませんが、汗水流して苦労することなく人生が過ごせる・・、それも一つの生き様かも？
　
　
　
そんな、彼らの生き様を「苦界」と呼んでよいのか？
でわ、銀座の雀さんたちが高額の料金を払ってホステスを口説く目的は？
　
『太く！長く！』生きるって、女性のお尻を追いかけること？
　
　
一歩手前で踏みとどまった私には縁のない世界です。
　
　

まだ夜が明けたばかりの６時半
　
この街をカメラを持って歩き回るには、この時間以外は無理！
でも、周りは高級マンション街！
　
Deepとされる大阪の下町は、こんな所に存在します。

時計台の横から、なにか囲まれている感じの場所に入ります。

出世地蔵大菩薩
　
止むに止まれず苦界に身を沈めた女性の願望なのでしょうか？

同じ店構えの料亭がずらっと並びます。
　
そう、ここは遊郭ではなく料理組合に加入する料亭の集まっている場所なんです。
客が料亭に上がると、仲居を務める妙齢の女性と「偶然に恋愛関係」になれる場所なんです。
だから、警察から飲食店として「風俗営業」の許可を得ているそうな
　

大阪万国博の時にソープランドを徹底的に壊滅させたため、ここは警察のお目こぼしに与かってるとか。
　
元大阪市長のトオルちゃんも、飛田料理組合の顧問弁護士を務めてた時期があったそうな。
　
　
♂はアホなもの！♀なしでは夢もない！
狼藉を働いて一般市民に害が及ぼすようでは為政者は失格。どこかに息抜きの場所を作らねば・・そう考えていたのが売春防止法以後の処置のようです。
　
だから従軍慰安婦などはある種の必要悪で、どの国の軍隊でも必ず合法的に用意されるもの。PKO要員でも現地で問題を起こしてるとのニュースを耳にします。従軍慰安婦問題で告げ口外交を繰り返したパク・ゴネも自国の軍隊のライダイハン問題を知ってるはず。
　
　
日本では、昔も今も「高給取りな女性」たちです。
ホステスさん急募集　20歳以上の方　固定給支給　委細は面談の上
　
それいけ！天安悶！
　

鯛よし　百番
　
そんな遊郭料亭の中にあって唯一「料理料亭」として残ってるのがここ！
文化庁登録有形文化財の指定を受けていて、内部は豪華絢爛！
　
「ちょんの間　料亭」ではなく、昔なら「太夫」「花魁」が待ってる超高級遊郭だったはず。
　
　
センスは良くないが、贅の極みの造りのようです。
http://matome.naver.jp/odai/2139796396505075401
　

この一間・一間がそれぞれ遊妓の部屋だったような。まさに高知の「陽暉楼」と同じ妓楼です。
　
「千と千尋の・・」に出てくる湯屋によく似た造りですが、風月に晒された建物はボロボロ！
料理料亭として建物の趣は最高ですが、料理の味は「？」がたくさん付くようで？
　
　
その他「飛田新地」でググれば次から次へと出てきます。

こちらも鯛よし百番に似た雰囲気ですが、れっきとした遊郭料亭。
　
かつて大門があった通りにあり唐破風の屋根づくりが優雅なため、かなり画像が拡散してます。
鯛よしよりもちょっと小ぶりな建物です。

飛田新地の一等地ですので、撮影禁止の札が２枚もあります。　( ^^)
　
まあ、私の写真は街角スナップですので・・
お姫さまを写したら、恐いお兄さまが出てくるのが請け合いです。　笑
　

同じく角地に建つ料亭ですが・・
こちらは、まだ新しい？
　
左横はエアコンが５台！じゃ、５部屋あり常時５名の売春婦・・もとい妙齢の仲居さんが待機してるってこと？　(^^ゞ
　

こちらの角地は・・完全に近代的？
　
もし、ぶら下がってる提灯の明かり灯っていたら営業中ってことです。
平日の朝の６時半から営業しても誰も来ないはずですが　(＾◇＾)

ぴゃ～

ぴぃ～

ぴゅ～

ぴぇ～

ぴょ～～～～～～～～ん！
　
いったい、何件の料亭があり、どれだけの女性が働いてるのか？

飛田新地料理組合
　
本拠地は常に明かりが灯ってます。
西成区ドヤ街の浮浪者から守り、ヤクザ関係者との関わりを一切持たないことが前提になってます。それゆえ、警察のお目こぼしに授かってます。
　
女のコを大切にする風俗街として、深く静かに活動してるようです。

新規参入者の店は、近代的建物に加えて玄関にはシャッターが備えらえてます。
　
ちょっと前に建てられた店は、現代的な玄関があります。
昔からの歴史あるお店は木造扉？　佇まいでもランクがあるような？
　

ただ・・
この狭い界隈の通りにも名前があるようで・・　　(･･？
　
大門通りは昔からの名前、現代では「青春通り」と「妖怪通り」があるそうで？
　
　
妖怪通り？？？？　　　はて？　はてっ？　はて？
♀の品ぞろえで妖怪？　どんな♀なの？　　
　
商いの対象になるのは妙齢の美め麗しき女性だけで、「妖怪」が商売になるの？
大阪商人・・恐るべし！　　( ;^^)ヘ..

新開筋商店街入口まで戻ってきました
このアーケード街を奥まで進み、もう少し行くと西成区のドヤ街
　
歩を進める勇気はありませんでした。
「苦界」ではなく「ドヤ」に身を沈めるには、逃げ回る人生を背負てる人たちがいる。
　
「太く、長く、生きようや」なんて甘い言葉に乗ると、「苦界」を泳ぎ回る人生が待ってる。私の義弟も逃げ回り、今夏、身体が腐って半分白骨化された状態で発見された。
　
目先の甘い生活に憧れると、泡姫たちも・・・

自分の人生は自分で決めるもの
　
江戸時代のように、娘を売る親などほとんどいない。
ヒモや男に売られる女性もいるようだが、自分の意志を持てば拒否もできるはず。
　
道頓堀の宗右衛門町に巣くう女性たちも同じかな？
買う♂が悪いのか？　売る♀が悪いのか？
　
と言う私くしめも聖人君子ではありませんので、買った経験がないと言う事はありません。　(~_~メ)
　
　
このような場所は日本だけでなく世界各地にあるのが現実！
一番有名なのは合法的娼婦のいるアムステルダムの飾り窓か？
　
人類史上最古の職業は絶対に無くならないモノでしょう。
　

見上げれば、あべのハルカスが目の前に見える。
　
超近代的ビル群のすぐ近くに、こうしたDEEPな場所がある。
このアンバランスさが大阪ミナミの特徴か？
　
夜、お金を財布に詰め込んで来れば楽しい街でしょうが、
カメラを忍ばせてのお散歩は、たとえ朝方とは言えちょっと恐怖感を覚えました。
　
　
さあ、ハルカスのホテルへ戻り大阪万博記念公園へ行きます。