古都ジョグジャカルタを旅する 2-1 （街を散策する～観光編）

2016/10/19 - 2016/10/24

ジュグジャカルタでは３泊しました。遺跡ボロブドールと遺跡プランバナンは勿論！よかったですが、散策の中でジュグジャカルタの古都としての良さを感じることができました。
王宮（王宮北と南、タマンサリ）を中心に古都としての情緒を残す街並を紹介します。
特にマリオボロ通りから西に入った縦の通りを南下し、タマンサリ周辺の路地、歴史の遺産の中で息づく生活ぶりに懐かしさを感じた散策になりました。

＊まずは、観光編です。次の旅行記ではあくまでもひたすら個人的な街散策での発見を紹介します。

エリア ジョグジャカルタ(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

街の中心はやはりマリオボロ通り。街散策では少し遠いところはこのトランスジョクジャを使います。早くて安い！値段はRp3,000～3,800程度でしょうか？停留所によって違います。

トランスジョクジャは、空港やプランバナンなどちょっと遠いところはおススメします。なぜならコースが決まっているからです。近いところならベチャ（自転車）、オジェ（バイク）、タクシーでRp10,000～20,000で気楽に乗れます。
写真では向こうを向いてすわっているお姉さんに行き先を言って、お金を払ってカードをもらいます。カードを入口の機械に入れて手前に入ります。
立っているお兄さんに行き先を言っておくと、該当するバスが到着すると教えてくれます。

マリオボオ通りは、北から南へ一方通行の通りです。歩道も広いですが、屋台も多いので、時間によってかなり混雑します。

夜も賑わいます。

マリオボロ通りの北の端は、鉄道の踏み切りです。車は踏み切りを渡れないため、迂回して通りに入ります。

勿論、踏み切りを東に行くと数分のところに駅もありますが、わかりにくく、地味です。

マリオボロ通りの南端は、王宮（北広場）です。

上の写真を振り返ると、正面に王宮が見えます。手前には運動場のように広い空き地があります。

正面が王宮です。正面を右手に行くと入口があります。

王宮（北）に入ります。

内部は、ジョクジャカルタを支配してきた王侯の歴史を紹介する博物館です。

メンテナンスをしている人もいました。

王族の人々の説明をしています。

王宮（クラトン）は北と南にあり、南の方が展示の量が多く、王侯だけでなく、ジョクジャカルタの産業や文化も紹介されています。王宮（南）を訪れました。

影絵芝居をやっていました。手前に数十の座席があり、自由に見ることができます。

裏側では、生演奏で物語のバックミュージックをしています。

この王宮内でも王侯の偉業や所有物などが展示されていました。

伝統工芸であるバティックについて展示説明をしている部屋もあります。

王宮周辺の通りは、このような塀に囲まれています。
ここまでは歩いてきたのですが、疲れてきたので、声をかけてくれたベチャに乗ります。

水の離宮タマンサリ、

1765年に建設された離宮です。真ん中にプールがあります。

エキゾチックな雰囲気です。

ここがベットのようです。下はオンドルになっています。

インドネシアと思えない雰囲気。

ちなみに、このタマンサリに入場するとガイドさんがつきます。事前にガイドブックでは「ガイドに注意」と書いてありました。断ってもよかったですが、ここはお願いしました。本人は「インクルード（入場料に含まれている）」と言いましたが、最初からRp10,000渡そうと思いガイドをお願いしました。
1人旅だと何人もの人に声をかけて写真を撮ってもらうのですが、今回はこれで楽です。
影絵芝居の道具について説明をしてくれました。

広くはありませんが、王宮に比べると建物が魅力的で写真撮影にも最適な建物でした。