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2016.10.14~15<br />枚岡まつり・秋郷祭<br />執り行われましたヽ(^o^)丿<br /><br />生駒山の麓、枚岡(ひらおか)の杜に 秋の訪れを告げる秋郷祭<br /><br />布団太鼓が勇壮に舞い、太鼓が鳴り響く<br />氏子が秋の実りや収穫に感謝!<br />23台の太鼓台を奉納! ~枚岡神社~河内国一ノ宮<br /><br /><br />23台の布団太鼓が太古の聖域へ奉納宮入<br /><br />枚岡神社(東大阪市出雲井町)<br />主祭神は、天児屋根命(あめこやねのみこと)です。<br /><br />天照大神(あまてらすおおみかみ)も、うっとりと聞き惚れて、ついに天の岩戸を開けてしまったという美声の持ち主。<br />御神徳(神様のご功績)は、「神事宗源」、「天孫輔弼」です。<br /><br />はじめてお祭りを行い、祝詞を奏上されたことから「神事宗源(しんじそうげん)」、<br />天照大御神(あまてらすおほみかみ)・高皇産霊神(たかみむすひのかみ)から、皇孫を助け斎ひ護るようにとの神勅により、その重責をはたし皇運の基礎を固め築かれたことから、「天孫輔弼(てんそんほひつ)」の神と称えられています。<br /><br /><br /><br />天岩戸神話で活躍し、天孫降臨にて瓊瓊杵尊に随伴した、古代日本において天皇家の祭祀をつかさどった中臣氏の祖神です。<br /><br />天照大御神の天岩戸隠れの際に、重要な役割を担う神です。<br /><br /><br />天照大御神を誘い出すために、思金神(オモイカネ)が周到な準備をしたあと、天児屋命が布刀玉命(フトダマ)とともに「太卜(ふとまに)」を行い、一連の儀礼を行うのに最もよい日時を決めました。<br /><br />太卜とは、牡鹿の肩の骨を焼き、そこに入った亀裂の形によって物事の吉凶を占うもので、きわめて古くからある占いのひとつです。<br />これによって神意を伺いました。<br /><br /><br />そして、いよいよ儀礼が始まると、天児屋命は美しい祝詞を奏上して、天岩戸から天照大御神を連れ戻すことに成功します。<br />この場面で、思金神が儀礼を統括する立場であるのに対し、天児屋命は、神官を統括する祭祀長(さいしちょう)の役割を果たしました。<br /><br /><br /><br />枚岡神社は、戦前は官幣大社で、全国でも29社しかないうちの1社です<br />藤原氏の祖神「アメノコヤネノミコト(天児屋根命)」を祀っています。<br />皇室の崇敬深厚なる神社でありました。<br />ゆえに、「官幣大社」に列せられることになりました。<br /><br /> <br /><br />太鼓台は、神社の近隣10地区から大小合わせて20台を数え、一台あたり約40人で担ぎます。多くて同時に3台の太鼓台が交替で登場して、およそ200mの坂の参道を何度か往復します。すれ違うときが大変です。 <br /><br />太鼓台は重さが2トン近くあるということで、これに坂の傾斜が担ぎ手の負荷を高めます。<br />

河内国 一ノ宮 枚岡神社 秋祭り「秋郷際」

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2016/10/14 - 2016/10/15

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2016.10.14~15
枚岡まつり・秋郷祭
執り行われましたヽ(^o^)丿

生駒山の麓、枚岡(ひらおか)の杜に 秋の訪れを告げる秋郷祭

布団太鼓が勇壮に舞い、太鼓が鳴り響く
氏子が秋の実りや収穫に感謝!
23台の太鼓台を奉納! ~枚岡神社~河内国一ノ宮


23台の布団太鼓が太古の聖域へ奉納宮入

枚岡神社(東大阪市出雲井町)
主祭神は、天児屋根命(あめこやねのみこと)です。

天照大神(あまてらすおおみかみ)も、うっとりと聞き惚れて、ついに天の岩戸を開けてしまったという美声の持ち主。
御神徳(神様のご功績)は、「神事宗源」、「天孫輔弼」です。

はじめてお祭りを行い、祝詞を奏上されたことから「神事宗源(しんじそうげん)」、
天照大御神(あまてらすおほみかみ)・高皇産霊神(たかみむすひのかみ)から、皇孫を助け斎ひ護るようにとの神勅により、その重責をはたし皇運の基礎を固め築かれたことから、「天孫輔弼(てんそんほひつ)」の神と称えられています。



天岩戸神話で活躍し、天孫降臨にて瓊瓊杵尊に随伴した、古代日本において天皇家の祭祀をつかさどった中臣氏の祖神です。

天照大御神の天岩戸隠れの際に、重要な役割を担う神です。


天照大御神を誘い出すために、思金神(オモイカネ)が周到な準備をしたあと、天児屋命が布刀玉命(フトダマ)とともに「太卜(ふとまに)」を行い、一連の儀礼を行うのに最もよい日時を決めました。

太卜とは、牡鹿の肩の骨を焼き、そこに入った亀裂の形によって物事の吉凶を占うもので、きわめて古くからある占いのひとつです。
これによって神意を伺いました。


そして、いよいよ儀礼が始まると、天児屋命は美しい祝詞を奏上して、天岩戸から天照大御神を連れ戻すことに成功します。
この場面で、思金神が儀礼を統括する立場であるのに対し、天児屋命は、神官を統括する祭祀長(さいしちょう)の役割を果たしました。



枚岡神社は、戦前は官幣大社で、全国でも29社しかないうちの1社です
藤原氏の祖神「アメノコヤネノミコト(天児屋根命)」を祀っています。
皇室の崇敬深厚なる神社でありました。
ゆえに、「官幣大社」に列せられることになりました。

 

太鼓台は、神社の近隣10地区から大小合わせて20台を数え、一台あたり約40人で担ぎます。多くて同時に3台の太鼓台が交替で登場して、およそ200mの坂の参道を何度か往復します。すれ違うときが大変です。

太鼓台は重さが2トン近くあるということで、これに坂の傾斜が担ぎ手の負荷を高めます。

旅行の満足度
5.0
交通手段
私鉄 徒歩

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