2014河内国一宮　枚岡神社 と 酷道 暗峠

2014/01/26 - 2014/01/26

酷道として有名な暗峠を
大阪サイドから越えて見ようというショートトリップ。

河内国の一宮、枚岡神社への参拝では
滝行を行う行者集団にもお会いすることに…

エリア 東大阪市(大阪)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 1.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

大阪市内から軽く半日ドライブ
東大阪にある河内国一宮・枚岡神社へ参りました。

まいどのバイク巡礼です。
鳥居前には近鉄の駅があるので参拝には困らないでしょう。

枚岡神社 寺・神社・教会

武神・建御雷之男神を奉るだけに矛が立ってますね。

枚岡神社 寺・神社・教会

石段を登ると拝殿。

枚岡神社 寺・神社・教会

拝殿を横から。

枚岡神社 寺・神社・教会

奥に見えるのが本殿。

第一殿：天児屋根大神
第二殿：比売大神
第三殿：武甕槌大神(建御雷之男神)
第四殿：斎主大神

以上、四柱をお奉りしております。

枚岡神社 寺・神社・教会

門に矛と盾があるのが武神崇拝らしい構えですね。

枚岡神社 寺・神社・教会

拝殿向かって右にあるのがお札などの授与所。
この裏から水が沸いており滝行が行われているそうです。

枚岡神社 寺・神社・教会

境内には湧き水も(出雲井)

枚岡神社 寺・神社・教会

摂社　若宮社。

明治２０年に建て替えられた物で水の神様だそうです。

枚岡神社 寺・神社・教会

その先は公園になっていました。

枚岡神社 寺・神社・教会

これがその滝。

枚岡神社 寺・神社・教会

観光客が覗き込んでいる…のかと思っていれば。
実は皆さん、滝行をするために集まった方々。

毎月第四日曜日に滝行に集まるそうです。
ただ、その日だけと決まっているわけではなく
いつでも行えるそうですが、そういった集まり…
いわゆる“講”が行われるのが今はその曜日となっているそうです。

枚岡神社 寺・神社・教会

扉の前までは撮影しても何も言われません。

若い滝行参加者がスマホで中をパシャパシャ撮影してアップロードしていましたが指導者と思われる方は何も注意していかったです。非参加者(観光客)の私がカメラを構えると注意しに小走りできました。仰る内容は正しいのですが、行動が伴っていませんね(苦笑)

神職の方か、地元の行者の方かと思い故事や口伝など聞ければと話しかけましたが奈良から滝があるというのでやってて来た、地元の者でも神社関係者でもない…という事でした。

よく分からない話でしたが(苦笑)
『触らぬ神に祟りなし』見るだけ見てサッサとその場を離れました。
(見に行かれる際には回りにいる行者と称する方に注意)

枚岡神社 寺・神社・教会

さて…気を取り直してＲ３０８。
酷道、暗峠を目指します。

この細い間が実は国道です。
(この後ドンドン細くなります)

暗峠 自然・景勝地

国道標識も見落とすくらいのサイズに…
行き過ぎて引き返したら看板発見。

暗峠 自然・景勝地

ここの曲がった道が正解のようです。

暗峠 自然・景勝地

所々、国道を主張する立て看板はあります。

暗峠 自然・景勝地

気温計に注意。凍結すれば登れないこと必至。

暗峠 自然・景勝地

ほとんど私道。

暗峠 自然・景勝地

歴史がある街道なだけに神社やお堂が随所にあります。

でも夜中走ったら怖いだろうなぁ…

暗峠 自然・景勝地

道標

暗峠 自然・景勝地

カーブもきついです。
すれ違う際には要注意。

暗峠 自然・景勝地

遊園地かレース場のような勾配と角度…もうバンクです。

暗峠 自然・景勝地

途中にあったお堂。

暗峠 自然・景勝地

異常気象だと通れません。

てか、道路そのモノが異常だろ？(笑)

暗峠 自然・景勝地

左の農道…

じゃなかった国道が３０８号線です。

暗峠 自然・景勝地

国道です。

どうみても国道です。
心の目で見ましょう。

暗峠 自然・景勝地

暗峠。

大阪サイドから到着です。
この標識から向こうが奈良県です。

ココだけ見ると奈良県が、ものすごく田舎な県な気がしてきます。

暗峠 自然・景勝地

峠を示す石碑。

暗峠 自然・景勝地

安政年間の道標

暗峠 自然・景勝地

今度は奈良サイドから。

江戸時代からの石畳がそのまま残る国道。

暗峠 自然・景勝地

こう見ると、大阪も別の町に通じてるような気がしてきます。

暗峠 自然・景勝地

峠の民家に、謎の張り紙が多数。

山賊でも出るんでしょうか？

暗峠 自然・景勝地

【推測】がさらに謎を呼ぶ。

暗峠 自然・景勝地

この峠で信貴生駒スカイラインと立体交差しています。
横の崩れかけた石段から登れます。

暗峠 自然・景勝地

スカイラインから暗峠を望む。

暗峠 自然・景勝地

茶店は冬季休業でした。

暗峠 自然・景勝地

小型二輪でもなんとか登れます。

一時最大出力で１５キロくらいしか出なかったけどね(苦笑)

暗峠 自然・景勝地

大阪側の石畳

暗峠 自然・景勝地

奈良側へ抜けます。
段々畑の農村風景が続きます。

暗峠 自然・景勝地

奈良側の方が道が整備されているようです。
(と、言っても若干幅が広い、無茶な急勾配がないてだけですが)

暗峠 自然・景勝地

それでも、このヘアピン急坂です。

暗峠 自然・景勝地

ほとんど村の路地裏。

暗越奈良街道 名所・史跡

ここで一方通行のため左へ。

暗越奈良街道 名所・史跡

大きな道に出ました。

暗越奈良街道 名所・史跡

左へ１キロほどで第二阪奈道路。
さらに２キロほどで阪奈道路へ出ます。

帰路はスイスイ(笑)

暗越奈良街道 名所・史跡

この旅行記へのコメント （2）

• コタさん 2014/02/18 21:37:08

  懐かしや　

  今から数十年前の小学校時代にこのあたりハイキングしまくってました。
  それにしても数十年前と何にも変わってないですね。枚岡神社がきれいに
  なったくらいか。暗峠あたりは歴史的にみてもいろいろあったところだと
  思います。石切から登る辻子谷とならんでこの暗越えは好きな道でした。
  漫才の大輔花子師匠が峠から少し奈良側に下ったところに住んで、半農半笑
  の生活を送られているはずですが。

  康さん からの返信 2014/02/26 20:55:38

  RE: 懐かしや　

  コメントありがとうございます。
  
  逆に私は大阪に来て１０年弱…
  元々大阪の者ではなく最終的には故郷に帰る人生設計。
  そんな私に大阪のある人が『毎日旅行に来てるみたいなもんや、
  今大阪に居るうちに見られる物は全部見といたほうがエエ』
  見たいな事を言われましてね…
  
  暗峠やその近辺も家から１時間ですが
  未知の世界への旅行気分です。
  ほんとうに、映画村みたいな場所もありましたね(苦笑)
  
  神社は確かに綺麗に整備されていましたよ。
  完全に公園みたい。
  
  奈良サイドに大輔花子邸があるんですか！
  んー観光情報には、まず載らない話ですね〜
  大阪に通勤圏で田舎生活するなら千早赤阪村より便利そうですね(笑)