2016/10/16 - 2016/10/16
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morino296さん
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川越の祭りは、慶安元年(1648)、当時の川越藩主松平信綱が氷川神社に獅子頭や神輿などの祭礼道具を寄進したことに始まり約370年の伝統があります。
新河岸川の舟運によって江戸との交流があった小江戸川越は、江戸天下祭の影響を強く受け、絢爛豪華な山車が曳きまわされるようになりました。
江戸の祭りは、明治以降、近代化に伴い山車が曳かれなくなり神輿主体に変わりましたが、川越では江戸天下祭の様式や風潮を伝えています。
平成17年には「川越氷川神社の山車行事」として国の重要文化財に指定されました。
また、文化庁では、川越まつりを含めた全国33件の祭礼をユネスコの世界無形文化遺産登録を目指して提案しているそうです。
私が、初めて川越まつりに来たのは2001年、それ以来、10回ほど楽しませてもらっています。
昨年も来たのですが、旅行記のUPは、2010年以来の久しぶりとなります。
2010年の川越まつりの旅行記はこちらです。
http://4travel.jp/travelogue/10512874
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川越まつり会場案内図
川越へは、東武東上線、西武線、JRが利用できます。
氷川神社の例大祭は10月14日(金)、神幸祭が15日(土)に行われます。
今年の山車行事は、15日に市役所前の山車揃い、宵山の山車揃いが行われ、
16日(日)には、市役所前の山車巡行などが行われます。
メインストリートは混雑するので、急ぐ時は比較的空いている道(水色部分)を歩きます。
(川越まつり協賛会発行「川越まつり」パンフレットより) -
川越八幡宮 12:40頃到着
この日は、午前中の用事を済ませてから出発したので少し遅い到着となりました。
東武東上線の川越駅で下車した後は、混雑を避けて八幡通りを歩きます。
川越祭りとは関係ありませんが、
こちらの神社は、長元3年(1030)に甲斐守源頼信によって創祀され、
総本社の宇佐八幡から勧請されたと伝えれられます。
祭神は応神天皇。
境内(写真の左)には、縁結びのイチョウが聳えます。川越八幡神社 寺・神社・教会
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川越八幡宮 縁結びのイチョウの前に飾られた恋むすび人形
縁結びのイチョウは、平成明仁天皇の生誕時に植樹された男イチョウと女イチョウの2本が、いつの間にか寄り添うように1本に結ばれたということに由縁されています。
若い人たちにも人気のスポットとなっているようです。
この神社の境内には、南通町会所がありますが、山車は巡行に出掛けていました。川越八幡神社 寺・神社・教会
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今年の山車行事に出た山車23台
川越まつりは、氷川神社の神事祭典と氏子町内が取り組む祭礼(山車行列)から成り立っています。
昭和43年に山車行事の主催者として川越まつり協賛会が発足し市全体のお祭りに発展しました。
現在、29台の人形山車がありますが、すべてが勢ぞろいする大祭は10年に一回程度となっています。
今年出なかった山車は、幸町・小狐丸の山車、末広町・高砂の山車、新富町・鏡獅子の山車、六軒町・三番叟の山車、中原町・重頼の山車、岸町二丁目・木花咲耶姫の山車の6台。
(川越まつり協賛会発行「川越まつり」パンフレットより) -
通町交差点にて 12:50頃
川越八幡宮から市役所方面へ向かう道を進み通町交差点に到着。
南通町の納曾利(なそり)の山車が道を横切って行きました。
山車の平均的な大きさは、人形が約1.9m、山車が約6.3mで総丈は約8m、重量は5~6トンもあります。
巡行では、電線に触れることから人形を下げています。 -
通町交差点にて 南通町の納曾利の山車
平成23年から建造に着手した二重鉾、四ツ車、回り舞台の新しい山車です。
人形(写真には写っていません)は、舞楽の納曾利を取材したもので今年がお披露目だそうです。
これから順次、彫刻などの飾りつけが追加されていくのでしょう。
山車の建造には巨額のお金が掛かるため、昔は大店がスポンサーとなっていましたが、今では町内で寄付を出し合って造るため、負担も大きくなるようです。 -
通町交差点から松江町交差点へ向かう途中
大手町の天鈿女命の山車がやって来ました。
山車の曳行は、先触れ方を先頭に、露払い、高張り提灯、手古舞、祭礼役員(世話役)に続き、警護方、綱先、山車の綱を引く子供衆や警護方など多くの人が参加します。
曳き綱の長さは30~40m、人数は100~200人前後となります。
町内を挙げての山車の曳行は、子供から年寄りまで、絆を固くすることでしょうね。 -
大手町 天鈿女命の山車
人形:明治5年仲秀英作の天鈿女命
山車:二重鉾の三ツ車。
全体に前傾斜で牛に曳かせていた江戸型山車本来の面影を残します。 -
大手町 天鈿女命の山車
お囃子は、鈿女会囃子蓮。
ポーズを決める狐の舞。
お囃子の踊りには、狐の他に、猿、おかめ、ひょっとこ、獅子舞などがあります。 -
松江町交差点にある鰻のいちのや 13:00頃
大人気の鰻、順番待ちのリストにサインしたら45番目でした。
暫く待つので、外に出て山車の巡行を楽しませてもらいます。川越 いちのや グルメ・レストラン
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松江町交差点にて 三久保町の頼光の山車
明治30年代に石田地区で作った山車。
人形:昭和24年作の源頼光
山車:二重鉾、四ツ車、唐破風付きの囃子台で回り舞台。 -
松江町交差点にて 三久保町の頼光の山車
交差点での方向転換は、山車をジャッキアップして回します。
三つ車(三輪車)の場合は、ジャッキアップせずに回すものもあります。 -
松江町交差点にて 松江町一丁目の龍神の山車
人形:能、歌舞伎からとった龍神。
山車:昭和26年の作った屋台を改造し昭和63年に完成。
二重鉾、四ツ車、回り舞台。 -
松江町交差点にて 松江町二丁目の浦島の山車
人形:浦島太郎、文久2年、仲秀英の作。
山車:大正4年に復活。
二重鉾、唐破風付きの囃子台で、四ツ車の回り舞台。 -
松江町交差点にて 松江町二丁目の浦島の山車
それぞれの山車には立派な彫刻や幕が飾られています。 -
松江町交差点にて
松江町二丁目も浦島の山車と南通町の納曾利の山車の曳っかわせ。
曳っかわせは、交差点などで複数の山車が集まり、舞台が回転して囃子の競演を行うことです。
特に、夜の曳っかわせは、提灯を乱舞させ、祭りは最高潮に盛り上がります。 -
松江町交差点にて 連雀町の皆さん
交差点を左折するため、曳き手の皆さんは直角に回りながら綱を曳きます。 -
松江町交差点にて 連雀町の道灌の山車
人形:川越城に縁のある太田道灌(写真は写っていません)。
山車:昭和27年作、二重鉾、四ツ車。 -
松江町交差点にて 連雀町の道灌の山車の囃子
猿神の三番叟でしょうか? -
松江町交差点にて 連雀町の道灌の山車の囃子連
狭い囃子台で大変ですね。
お囃子の交代メンバーも山車に乗り込んでいるので狭くて大変です。 -
松江町交差点にて 通町の鍾馗の山車
昭和2年に東京都世田谷区で原型ができたもので、昭和46年に通町と親交の深い川島町が譲り受けたもの。
二重鉾の四ツ車、唐破風付きの囃子台で回り舞台。 -
松江町交差点にて 通町の鍾馗の山車の囃子台
おかめの踊り
お面を取るとどんな人なんでしょうか?
案外、親父さんが踊っていることもあります(笑)。 -
松江町交差点にて 菅原町の菅原道真の山車
人形:菅原道真、平成20年完成。
山車:平成12年完成、二重鉾の四ツ車、唐破風付きの囃子台で回り舞台。 -
松江町交差点にて 菅原町の山車の彫刻
比較的新しい山車ですが、彫り物が見事ですね。 -
松江町交差点にて 仲町の手古舞の皆さん
かつて女子の祭礼参加には制約があったため、娘衆が男装をして祭礼に参加したのが始まりとされ、昔から川越まつりの華といわれます。
今は、可愛らしい小学生くらいの女の子が頑張っています。 -
松江町交差点にて 仲町の羅陵王の山車
人形は古代中国の英雄羅陵王、山車とともに文久2年に江戸神田の仲秀英の作。
二重鉾の四ツ車、唐破風付きの囃子台という形式では最古の山車。 -
松江町交差点にて 仲町の山車の人形羅陵王
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いちのやのうな重
川越に来ると、必ず食べたくなるうな重。
1時間以上待って、14:10頃に、やっと食べられました。
そういえば、山車まつりのある佐原、成田、川越などでは、何故か、美味しい鰻がありますね。川越 いちのや グルメ・レストラン
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松江町交差点にて 幸町の翁の山車
人形は明治3年に仲秀英の作。
人形を含め406両でできたという山車は二重鉾の四ツ車。
大正8年に唐破風付きの回り舞台に改造。 -
松江町交差点にて 元町一丁目の牛若丸の山車
昭和34年に復活した山車、白木造りで二重鉾、四ツ車、唐破風付き囃子台で回り舞台。
牛若丸の人形(写真には写っていません)昭和44年完成。 -
松江町交差点にて 元町一丁目の山車
鳶頭(二の拍子木)の合図で山車が動き始めます。
山車を停める時も鳶頭が拍子木で合図をします。 -
松江町一丁目の会所に挨拶をする元町一丁目の山車
会所の前では、山車の回り舞台を回転させて、お囃子の演奏で挨拶をします。 -
松江町で曳っかわせする山車
幸町の翁の山車と南通町の納曾利の山車 -
野田五町の手古舞の皆さん
お祭りも2日目でちょっとお疲れかな? -
松江町にて 野田五町 八幡太郎の山車
山車の屋根に乗っている人は、電線が引っかからないように操る役です。
結構、高さがあるので危ないですね。 -
松江町で曳っかわせする山車
幸町の翁の山車と野田五町の八幡太郎の山車 -
野田五町の八幡太郎の山車の見送り幕
この見送り幕だけでも、相当な金額なのでしょうね。 -
松江町にて 今成の鈿女の山車
人形の天鈿女命は明治22年作。
山車は天保年代の一本柱勾欄つきの貴重なもの。
鈿女の山車は、この今成と大手町の2台があります。 -
今成の鈿女の山車の後ろ姿
お巡りさんも山車と一緒に歩いてくれています。 -
山車が曳かれる松江町の街並み
道路には山車の轍が残ります。
山車の重さが想像できますね。 -
川越市役所
市役所の前には大きな広場があります。
前日には、この広場に23台の人形山車が勢ぞろいし、壮観だったことでしょうね。
一度にすべての山車を見られますが、その分、大混雑となります。 -
川越市役所前の川越市の猩々の山車
平成2年に地元の丸広百貨店が建造し、平成14年に川越市に寄贈したもの。
人形の猩々は能の祝福曲から取材したもの。
お祭りのホスト役となる川越市の山車は、市役所前を動かずに飾られています。、 -
川越市役所前の太田道灌像
太田道灌は、江戸城と川越城を築いたことから、川越にゆかりがあります。 -
市役所前の交差点にて 西小仙波町の素戔嗚尊の山車
昭和32年に出来た山車で、腰回りの大量の彫刻が特徴。 -
喜多町会所前にて 喜多町の秀郷の山車
俵屋藤太秀郷の人形は鼠屋五兵衛の作で文政9年以前のもの。
山車は明治30年に神田明神前の小倉作兵衛父子によって完成。 -
札の辻交差点
このメインストリート(蔵造りの街並み)は、
山車が運行しやすくするために電線は地中化されています。
また、お祭りの間は、信号機も邪魔にならないように回転してあります。札の辻とポケットパーク 名所・史跡
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札の辻交差点にて 元町二丁目の山王の山車
明治4年に完成した山車で、二重鉾の三つ車で囃子台は欄間仕立て。
人形の山王は猿神をあらわしたもので仲秀英の作。 -
蔵造りの街並み 15:50頃
そろそろ陽が傾いて、道路が影になってきました。 -
川越のシンボル 時の鐘
時の鐘 名所・史跡
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蔵造りの街並み 時の鐘から埼玉りそな銀行へ向かう途中
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幸町の翁の山車
山車の平均的な大きさは、
人形が約1.9m、山車が約6.3mで総丈は約8m、重量は5~6トンもあるそうです。 -
蔵の街通り
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幸町の翁の山車
夜に向けて提灯がセットされます。 -
志多町の弁慶の山車
人形は山伏姿の武蔵坊弁慶と草刈童子では安政3年鼠屋五兵衛の作。
囃子台が欄間仕立ての山車は迫り上げ機構がなかったが、昭和20年代に二重鉾、回り舞台に改造。 -
提灯を付ける仲町の羅陵王の山車
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連雀町の道灌の山車
人形は川越城に縁の深い太田道灌。
山車は、二重鉾の四ツ車、唐破風付きの囃子台で回り舞台、昭和27年の作。
他の山車よりも大きいそうです。 -
連雀町の道灌の山車の囃子連
獅子舞がおじさんの頭に噛みつく仕草で観衆を笑わせています。 -
連雀町の交差点のちかくにて 今成の鈿女の山車
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通町の鍾馗の山車
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野田八五町の八幡太郎の山車
人形:八幡太郎義家
山車:二十鉾の四ツ車
平成5年に幕類と漆、金箔を施して完成。 -
松江町一丁目 龍神の山車
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大手町 鈿女の山車
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元町一丁目 牛若丸の山車
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仙波町 仙波二郎安家の山車
人形は鎌倉時代の武将で仙波二郎安家。
山車は二重鉾の四ツ車、唐破風付きの囃子台で回り舞台。 -
元町二丁目 山王の山車
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元町二丁目 山王の山車に掛けられている囃子のお面
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駄菓子屋横丁
何年か前に、この駄菓子屋横丁で大火事がありましたが、所々、空き地のままになっているところもありました。 -
駄菓子屋横丁にある鰻屋「いも膳」の店頭にあった巨大な「五円玉とカメレオン?」
「良いご縁(五円)がありますように」と書かれています。
鰻屋さんとどう結びつくのか分かりませんが、インパクトはありますね。いも膳 うなぎ専門店 うなっ子 グルメ・レストラン
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薄暮の空に浮かぶ時の鐘 17:25頃
時の鐘 名所・史跡
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埼玉りそな銀行前 幸町の山車
提灯が点り、ナイトモードとなった山車の飾りつけ。
まだ皆さん休憩中ようです。 -
埼玉りそな銀行川越支店
埼玉りそな銀行 旧川越支店 名所・史跡
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蔵造りの街並み
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蔵造りの街並み
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埼玉りそな銀行川越支店前 幸町の山車 18:07頃
休憩を終えた囃子連の皆さんが演奏を再開しました。
この後、18:30~21:00まで、各所で夜の曳っかわせが行われ、
祭りは最高潮に達しますが、帰りの時間も考えるとそろそろ引き上げることにします。 -
松江町二丁目 浦島の山車
夜空に浮かび上がる浦島太郎。 -
連雀町 道灌の山車
太田道灌の人形もそろそろお出ましかな? -
仲町 羅陵王の山車
やはり人形が出ている方が様になりますね。 -
新富町一丁目 家光の山車
人形:三代将軍徳川家光(写真には写っていません)
山車:平成13年に山車の原型を譲り受け、平成14年初曳き。
平成24年、新調した唐破風に交換。
三十鉾、四ツ車、回り舞台、唐破風付きの囃子台を持つ。 -
野田五町 八幡太郎の山車 18:37頃
結局、この日は、23台の山車の内、19台を見ることが出来ましたが、4台は会えませんでした。
東武東上線川越駅までの道が大混雑なので、八幡通りに迂回して19時過ぎの電車に乗って帰りました。
東武東上線・メトロ副都心線・東急東横線が相互乗り入れしているので、川越から横浜まで乗り換えなしで行くことが出来ます。
今年の川越まつり、2日間とも雨は降らず、関係者の皆さんもほっとしたことでしょうね。
お祭りを見る方も、良い天きで楽しめました。
(おしまい)
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